2024-02-14

リフジンな世界

「どんだけフルーツサラダ食べるんだ弁当」
ポテサラと フダンソウ・ナスたっぷりのパスタ。色のアクセント用に生ハム。サラダ。
 
 

この間知り合いのフランス人アーティストから突然電話がかかってきた。なんだろう?と思って出ると
「日本で展示をしたいんだが、牧子のオススメのギャラリーを教えて欲しい」「日本でとにかく展示がしたい」と言われました。

この手の相談、本当に難しい…!
 
だって私、日本のギャラリー事情をそんなに知らない。
日本の交友関係めちゃくちゃ狭い。
美大を卒業してからすぐにフランスに来て、そのまま学業を経て活動しているので日本でアーティスト活動なるものを卒業後ちゃんとしたことがない。
そもそも知り合いがいたとて、わたしの力なんてこれっぽっちも有効ではないだろう。
 
 
東京のWish Lessギャラリーで時々展示させていただいているけど、相談して来た彼の作風とは全く合わない。そもそもWish Lessギャラリーだけに限らず、世の中のギャラリーと名のつく場所はどこも毎日ものすごい量のメールが届くから、私のお願いなど聞き入れてくれるはずもない。そもそもその相談して来た彼だけど、知り合いであって友人ではない。。彼の作品もそんなによく知らない。それなのに私に連絡してくるなんて単純にすごい!ガッツリしている人全く嫌いじゃないけど(むしろ好きだけど)、今回の彼の場合は本当に手助け全く出来ない。。。

 

そこで私はどのような過程を経て今の作家活動が出来ているか考えた。考えれば考えるほど、このアート世界は曖昧すぎて説明不可能だと思った。アートに限らず、どの世界もそうなのかもしれないけど。

小さな偶然や出会いや失敗、展示などが奇跡的につながっていき、今に至る。人にはその人のやり方・生き方・進み方があって、確固たるアドヴァイスなんてないのかもしれない。私は数年前からやっと、いちおう経済的にも自立出来ているけど来年はどうなるか分からんし。そんな偉そうなことも言えない。
 
秩序を守ってきっちり仕事をしていても報われない人もいるし、かといってそんなこと考えず好きなようにやってうまく行く人もいる。そんな理不尽な世界があっていいのか、と思うけど、まさにこの世界がそうだよね。。。ザ・リフジンなワ〜ルド。
 
 
でもそこを嘆いたってしょうがない。
 
 
嘆いている時間があるなら、わたしならプールに行くか、絵を描くか、本を読むか、好きな友達に会いに行くか、美味しいもの食べるか、散歩するか。
自分が好きなことするしかないし、そうしないと時間がもったいない。
私はちゃんとできているか分からないけど、自分の機嫌をすぐに直せる人はけっこう強いとは思う。それは言い換えると自分の「好き」「嫌い」が分かっている人のこと。


昨日ナントに住む、さちさん(ちぐまさん)と電話でお話をさせていただいて、上記に書いたことを考えていました。
 
ちょっと勝手に宣伝ですが、
さちさんは
SAYACCという会社を立ち上げました。
(フランスで中小企業を経営する日本人のみなさまをサポートする財務・経営コンサルティングサービスです。)
なので思い切って、わたしもこの際思い切って色々相談してみたのです。おだやかで聞き手上手なさちさんのおかげで 、かなりスッキリできました。ありがとうございました!世間話もいっぱいしてしまってすみませんでした。貴重なお時間が。。。
 
行政関係の仏語って難しいし、税金とか経理とかってちゃんとできているか不安ばっかりなんですよね。だから彼女の存在はとても心強いです。インスタでさちさんの投稿見た時、これ私のためじゃん!って一瞬思ったくらい。笑(自己中で申し訳ない)

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