2020-10-08

いろんなご縁

用があって、Hotel Amiralに行ってきた。
去年私が手がけたホテルルームで打ち合わせのようなものを。
 
そのとき聞いたのだが、ついこの間この部屋が公に一般公開された日があった。昼12時から22時。その間合計で60〜70人くらいの人が来てくれたそうだけど、このホテルのディレクターの方がつきっきりで各訪問者に解説をしてくれたそうだ。
この日は他のホテルプロジェクトも一般公開されていたそうだが、ホテルによっては何も説明なし。それでは流石に寂しかろう!ということで、ディレクターの女性が休日返上?でわざわざご好意で、各訪問者に丁寧に説明をしてくれたらしい。
私はその後知り合い2名から連絡を受け
 
「牧子の部屋、よかったよ!そしてあのディレクターの人、すごい熱くて最高に良い人だね!」
 
と言われたのだった。
まさに彼らの言う通りディレクターの女性はめちゃくちゃ熱い。私もけっこう自分で熱い人間だと思ってたけど彼女には到底叶わない。この日も私が手がけた部屋への熱い想いとかを語ってくれて、もう顔が真っ赤になったし最高に嬉しかった。
このホテルプロジェクトを実行出来たことだってすごいけど、このホテルのスタッフのみなさんと出逢えたこともすごく幸せなことだ。ありがとう。
 
 
 
今日のアトリエ。
 
ところで来年、ナントでの個展が決まった。 

これも不思議なご縁のおかげでお話をいただいたのだが、毎日本当にいろんなことが起こるなぁと思った。全く寝耳に水だったから。
ギャラリーを経営しているのはスペイン人とフランス人のカップル。旦那さんの方が日本文化にめちゃくちゃ詳しいのだが、展示のテーマについていろいろ話をしていたとき彼は「ニヤリ」という単語を言った(日本語で)。
私は学生時代「ニヤリ」について思考を巡らせていたことがあって、彼からその言葉を聞いたとき心臓の奥底からゾワゾワしたものを感じたのだった。(そもそもそんな単語を知ってる欧州人いる?)
 
 
私は真顔になって
「え?ニヤリって言った?私の作品の文章読んだことあったっけ?」と聞いたら彼は「え?最近の文章は読んだけど、ニヤリについては書いてなかったと思うけど」と言った。
そうなのだ。
ニヤリについては全く封印していたので、彼の言う通り。
こえー!でもすげ嬉しー!!
 
(ちなみに彼はDrスランプが大好きらしい。「おじょじょ〜」と言っていたけど、ごめん、それ「ほよよ」だわ…笑。でもそれを訂正する勇気なく。しかもおじょじょの方が可愛い)
 
 
 
前からもそうだけど、ここ数ヶ月そういう不思議なことが起きる。
実は最近仲良くしているAが住んでいるアパートは、ナントで初めて私の絵を買ってくれた人が経営するホテルの真横だった。
とか
Aの大親友の家は、私が通っていた前・美術学校の真横で、校舎の中までも見えるようなところに住んでいた。とか。(私は感動のあまり、しばらく校舎に目が釘ずけになった)
 
他にも数え切れないくらいたくさんこういうのがあって、すごく「生かされてる」と感じるのだった。
(勝手に私がそう感じてるだけかもしれないけど、いいよね)

 


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