2022-02-28

流し込みから南へ

流し込みが無事終了し、あとは1週間ゆっくりじっくり冷やす。
 
感動の余韻に浸っていると、職人たちは次々にお昼ご飯を食べに自宅に帰って行った。早朝からおよそ2トンものブロンズを溶かして大仕事を終えたはずの彼らが、何事もなかったかのようにものすごく軽い口調で「じゃあね〜」「よい週末を〜」といって去っていく様を見るのは誠に滑稽であった。
 
 
関係者と一緒にお昼ご飯を食べに近くのレストランへ。
さすがにみんな大プロジェクトを終えたばかりなのか、美味しそうにビールを飲んでいらっしゃった。わたしは実はその午後にも仕事があったのでビールは遠慮した。(なんでこんなときに別の仕事があるのか!と100万回思った)
 
 
打ち合わせがあるので皆んなをレストランに残し、わたしは車を走らせた。
向かう先は Vitré(ヴィトレ)。Rennes(レンヌ)から東に20〜30㎞ほどいったところ。
ここに造形美術学校(一般市民や高校生以下の学生に向けた美術の授業をするところ)があり、そこで週末2日に分けてワークショップをする仕事があったのだ。
 
学校に着いてびっくり。校舎っていうか設備がすごくて、綺麗。画材も豊富に用意してあって、すごく良い環境だった。わたしはそこの先生たちと軽い打ち合わせをし、そして用意してもらっていたホテルに直行。

そして夕方、オンラインで別の壁画プロジェクトのプレゼン。これが決まればまた大きな壁画を描くことになる。なんかここ1年でわたし壁画専門アーティストみたいになってきている。。でも大きな壁に絵の具を広げていく感覚はやっぱり大好きで、体力の続く限り実行していきたいな。
 
 
それにしても我ながらめまぐるしい日だった。。。
 
 

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