2023-10-28

両親と旅行⑦

これまで旅は全て順調で、申し分ないくらいだったのだけど、さすがフランス。やっぱり変化球来た。予定ではアンジェまで電車で行き、そこからパリ行きの電車に乗り換えるつもりだったが、1本目の電車が消去された。しかも当日の朝。
 
どうするかなーと、まずは両親に知らせず(言うと心配するし)策を練る。車でそのままアンジェ行こうか。レンタカー会社に電話すると、そうすることも出来るが追加料金がめちゃくちゃかかる、と言われた。そこで一本早めの電車に乗ることにした。ソミュールの観光時間が1時間減るけど、なんとか行けそう。
 
ソミュール駅で電車を待つ二人。 
2本目の電車が普通通りに動いて本当に良かった。
アンジェで1時間待つことになったけど、そんなの屁の河童だもんね。待ち時間も3人だと楽しいしね。
 
そしてやっとパリ行きの電車に乗り込んだら、小学生の研修遠足(どう訳していいのかわからん。オリエンテーション?)のグループと乗り合わせた。おそらく30人くらいの小学生で溢れかえっており、私の父が座った隣にアニマターといういわゆる監視係(というか先生の補助係)の人が座っていた。
話して見ると、彼は定年退職してもう5年経っているが、どうしてもこの仕事が好きでやめられないという。
そうそう、たまにいるよねフランスにもこういう仕事好きな人。バカンスやリタイア後の話をする人が多く、なんとなく仕事は悪みたいな主張をする人が多い気がするけど、フランスにもこういう仕事大好き人間がいる。彼は厳しい目で子どもらを監視しつつも、時々子どもたちのところに言って話をしていた。すごく優しい話し方で、だから私もすぐに話しかけようと思った。父も母も、私が突然彼に話しかけたのでびっくりしていたと思う。

そのあと予約していたパリのモンパルナス駅近くのホテルに。少しあたりをブラブラして、そういえば今回食べなかったガレットを食べた。
 
ホテルの人に
翌朝のシャルル・ド・ゴール行きタクシーも予約してもらって、完璧。朝早くにホテル出発だったので朝食はホテルの部屋で食べた。
事前に買っておいたピスタチオのケーキをみんなで分ける。(ナイフがないので、父がケーキの包み紙で切る、の図)
テレビをつけたら今朝はRERのC線が動いていない、と放送していた。電車が消去されたり、ローカル線が止まったり、たしかに不便なことが多い国だよなーと漠然と思った。(いまさら)
 
雨が降っていたが、こちらはタクシーで楽々移動。
無事空港にも早く着いて、
ゆっくり美味しいカプチーノを飲み、
2人は無事日本へ旅だった。

そしてのちに無事飛行機に乗ったよ、と連絡が来て安心。
直行便なので飛行機に乗っちゃえば、日本。
よかったです。
 
 
 
RERのB線に乗って パリ市内に戻る間、何の苦労もなくサーと今までの日常に戻っていく感じを受けて、正直悲しかったなー
しかしそんな感情もちょっとの間だけで、すぐ今までモード。
もっと感傷的になると思っていたけど。
仕事やアポイントメントやメールの返事がわんさか溜まっていたので そのせいかもしれない。忙しいことは時々人を楽にする、のかもしれない。それがいいのか分からんけど。
 
 
今回は声を大にして、とにかく両親に、こんな遠くまで来てくれたことを感謝したい。年齢的にも体力的にも簡単じゃないだろうに、それでも私がしていることに興味・関心を持ってくれることを本当にありがたく思います。あと、本当に純粋に3人の時間が楽しかったなぁー
 
また来てね、そしてありがとう。

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