2024-04-25

50メートル道路画

たまたま別件で博物館に来ていたクレーン車?に乗せてもらったー!!!

壁画ならぬ道路画?制作合間に、フランスの兄とコーヒー。なんとここ、床屋兼カフェ!しかもコーヒーがめちゃくちゃ美味しい!
作業は順調にすすみ、道路画は26日の時点でほぼ完成しています。でも書き込みが必要なところがあるのと、絵の具の厚みを増やすところがあるので、また来週舞い戻ります。
私の腰を心配して、ミシェルが腰に巻くやつ持ってきてくれた!
E2のお母さんから、オヤツの差し入れ!ありがとう!
身体的にもちろん大変なのですが、何が大変って「人」。
 
集中して描いている時にめっちゃ話しかけてくるし、なんならより近くに寄って見ようと思ってバリケードを押したりする人もいる。
 
話しかけてくる人の99パーセントは絵を賞賛するもの。それはとても有難いことなのだけど、私のようにその場その場で絵を変えちゃう即興タイプの人間にとっては、これだけ話しかけられる頻度が多すぎるとまじで集中できない。。。
私が通行人だったら、絵を描いている人にこんなに気さくに声かけられないんだけど、ナントの人って一体???それかアジア人で女だから(ごつくて強面の男じゃないから?)話しかけやすいんだろうか。
 
素直な笑顔で対応できない自分に嫌悪感を抱いたりした。。

なにより反応はとてもいいので結果オーライ。
今週末はゆっくり休もう。

2024-04-21

道路壁画プロジェクト

道路の絵、進んでます!
土曜日は、こどもたちに協力してもらった。
絵のうえに飛び石のようなイメージで石や生物の足跡をステンシル?してもらった。絵が出来上がったらここを歩きながら子どもたちにジャンプして遊んでもらいたい。
 
エヴァが私の代わりにステンシルの型紙を準備してくれている。
エヴァとオスカールのこどもたち、その友達が6人集まってくれた。
館長がたまたま通りかかって、一緒に写真とったどー

 
あまりに身体的に疲れるので、さすがに日曜日はお休みに。朝からご褒美というか癒しのためにハマム・サウナ?行って来た
ぽっかぽっかになって帰ってきたら、オスカールがめちゃくちゃ美味しいご飯作って待っててくれた!エヴァとオスカールはギャラリーの人で、今回の道路壁画プロジェクトを一緒に進めている。彼らの家にずっとお世話になっている。

天気はいいけど、風がめちゃくちゃ冷たい!


2024-04-18

放牧 後半

南から北上し、またナントに戻って来ています。
 
自然史博物館Muséum d'Histoire Naturelleからの注文で、月曜からナントのRue Voltaire(博物館の裏)で絵を描いています。とにかく人通りがめちゃくちゃ多く、絵を描くだけでもかなり体力を使うのですが、話しかけられたり忙しいです。
 
時間ができたらもっと詳細描きます。今は写真だけ。
(c) Galerie MIRA Nantes
全部で50メートルある。
幅は3.50メートル?長い旅ですが、これはこれで最高に面白い挑戦です!床に描くのも初めてだしね。

頑張るぞ〜!!!

2024-04-14

しばしの南 もう夏?

久々の自分のアトリエ、やっぱりここで作業するのが好き。

アトリエを共有するレオとも久々に会えてめちゃくちゃ嬉しい。大好き!イケメンすぎて、彼の写真をインスタにあげたら色んな人からモテモテ。でも彼氏いるよー!!
https://leofourdrinier.fr/
その彼氏とその友人と。イケメンたちとみんなで一杯飲みに行った。みんなに久々に会えて嬉しすぎる!!ナントももちろん最高にいいけど、トゥーロンもめちゃくちゃいい!
数日しかトゥーロンにいられないので、彼らと出来るだけ時間を過ごすのだ!この日は天気が良すぎてもはや夏。予定にはなかったがレオとソニーに連れられて海へ。といっても散歩だけで中には入らないけど
タルタル食べる。
 翌日もみんなで会う。どんだけ仲良し!!笑
バイカーたち。
4月なのに夏みたいに暑かったー

2024-04-12

ホテルの絵、放牧一旦終了

アーティスト・ホテルでの壁画は2〜3日であっけなく終わってしまった。この部屋に絵を描いたのは5年前。5年経って思ったけど、自分、本当に絵を描くのが早くなった!
 
浴室の絵は残して。黒色背景に白をベースに描く。
 
ホテル全体が今改装中なので、そこら中に電線や保護剤、ペンキなど散らばっている。そして何より一番気になったのが、完全男社会なこと。女性を一人も見なかった。工事現場で働くおっさんたちは、基本、私らの仕事に一切興味関心ないのです。ただ今回は何人か興味深い人がいて、絵を見に来てくれた人もいた。嬉しかった〜
 
 
ランチですぐ隣にあるオペラのオフィスへ行く。ランチがてらスタッフの人と来年度のプログラム用絵の打ち合わせ。
いたるところに今でも昨年・2年前の私のポスター貼ってあって、みなさんの愛を感じたー!ありがとう。
昼間は新しいホテルの一室で絵を描き、
夜は泊まっているホテルの一室でオペラの絵を描く。。。
これぞ完全ホテル生活!笑

泊まってるホテルの廊下。
無事壁画は終わり、予定より早く南に帰ることにした。
といっても来週からまた別のプロジェクトがナントで始まるので数日しか居られないけど。
 
 
パリへ電車で。
次は南行きの電車に乗り換えるのだけど、その時間を利用して、とある場所に預けてあった絵を取りに。いそがし
大きいスーツケース持ってパリ市内移動するの、しんど。時間は多めにとってたので、階段の上り下りが激しい地下鉄ではなく、移動は全てバス。
リヨン駅ついた
それから3時間50分の電車の旅。
この前ジェナからプレゼントされたLe Convoi de l'eau(水の葬列)吉村 昭を読む。電車の中が一番読書進む。
やっと家ついたーーーー
1ヶ月ぶりだーーーーなつかしーーうれしいーー!
放牧の前半戦はいったん終了。
仕事が押してておちおち休んでられないけど、なるべく全力で休むべし!

2024-04-07

週末ー

兄と、兄の庭でゆっくり時間を過ごしていると、目線の先に突然猫が現れた。びっくり
近所に住む猫らしい。

春なので特に仕事が多い、庭。兄は朝から晩まで土にまみれて一生懸命仕事をしている。こんな広い庭を一人で世話しているなんてあっぱれだわ、というと 彼曰く庭いじりは「麻薬」らしい。毎回最高に癒されるし、彼にとってとても大事な存在だ。

別の日。
今泊まっているホテルで朝食を取りに行く。従業員が私の存在を全然気にせず、ホテルに対して悪口を言ってた。全部丸聞こえ。その根性というか気の利かなさというかどうでもよい感じにかなり驚いた。

そのあと彼は私にoeuf à la coque(日本語でなんていうんだろう。卵を3分茹でるだけの、半熟卵?)を作りましょうかと聞いてくれた。わたしは「ぜひお願いします」というと、3分ほどで出来るはずのものが、なぜか15分かかって出てきた。。。
しかも「殻、割りましょうか?」って。そんくらい自分で出来るわーい!笑
今は飲食業・ホテル業と人手が足りないから、こういう風にその手の研修を受けていない人しかいないのかもね。そういう私もど素人の状態でフランスでウエイトレスをやったことがあるのだが(そしてめちゃくちゃ大変だった)。

友人宅でアペロ。
ラゴンダン!!!のパテ!!!!😱😱😱
見つけちゃったから買わざるを得なかった!そしてみんなで食べた!
ラゴンダンって、沼に住んでいる動物でビーバーみたいな見た目。野生でもロワール川なんかにうじゃうじゃいて、あまりいいイメージがない動物。だからこそ、そのラゴンダンのパテ!なんて、聞いただけで「うげぇー!」というフランス人がいっぱいいるのだ。
このパテ、もう10年以上前から「ヴァンデ県にはラゴンダンのパテがある」と話は聞いていたけど見つけられなくって、なぜか昨日ナントで偶然見つけたのだった。

結果美味しいけど、ヴィジュアル的になんかどうしてもガツガツ食べられず。でもよく見たらラゴンダンは54%しか入ってない。残りは豚。

子どもたちが可愛い巻き寿司作ってくれた。8歳でこんなりっぱな巻き寿司作れるなんて本当にすごい!


その夜はリュ・ユニークへ。E1から「チケット余ってるから一緒に行こう」と言われて。こんなに多くの若者を見たのはいつぶりだろうか。めちゃくちゃ驚いたー
大量の人間と爆音で、すぐに疲労。
だんだんこういう環境に長いこと居られない体質になってきた。歳かな、なんでかな。

2024-04-06

Le Voyage à Nantesとホテル

Le Voyage à Nantesのドンであるジャン・ブレーズ氏と、写真を撮ってもらった〜 めっちゃ嬉しい!!ジャンは本当に素敵な人で、何より言動すべてがかっこいい。まさにカリスマである。
2019年に私はLe Voyage à Nantesのアーティストルームのプロジェクトを行ったのだが、2023年秋にホテルの所有者が代わった。私が絵を描いたホテルはそのまま消されるかと思われたが、ジャン始めLe Voyage à Nantesがすかさず介入し「部屋を残しましょう」と交渉してくれたのだった。
 
その後大々的にホテルの工事が始まり、私がまた部屋を描き直すことになったのだった!ホテル経営陣とジャン、Le Voyage à Nantesのジェナ、私のみなさんでお食事をしました。
美味しい料理だけど、それなりに緊張する会。

この主菜、お肉も魚介類も入ってないニョッキなんだが、最強の最強に美味しすぎて、夢中で食べてたらすぐに終了した。。おそらくきのこがこの美味しすぎる味を出していると思うんだけど、何が入ってるとか考える間も無くお皿が空っぽになった。。

Café des Expos
14 Av. Carnot, 44000 Nantes 
 
このレストランはLE MANOIR DE LA RÉGATEのシェフであるマチューが監修していることもあり、とても質の高い料理を低価格で楽しめます!
翌日はホテルで仕事開始です。
関係者っぽい!

 
制作期間中、同系統のホテルに宿泊させてもらっている。案内された部屋に入った瞬間、びっくりした!私宛のウェルカムレターあったよ😙
ありがとうございます!!!絵、がんばります!!
 

おまけに別日。
こちら兄が作った食事。色がいい!
めちゃくちゃ美味しくてペロリと平らげた。
彼曰く「意味のわからない食事」らしい。

 
コルテオ 太陽光発電