2013-10-28

耳栓のルーアン

ボリスの故郷である、ルーアンに来ている。

家族の用事で数日滞在予定。
ルーアンに来る度、ボリスの旧友がわんさか集まる。

なんなんだ、この友達の輪の強さ。
彼らがパリやルーアンに居るから、集まるのが物理的に簡単だというのもうなずけるけど、本当みな友達が好きだなぁとハタから見てて思う。



今回はポールが Musique expérimentaleのコンサートを、あるバーで開いた。
それを見に行ったのだが、、、
心臓が、骨が、脳みそが、指先が、
震えて震えて、オカシクなりそうでビックリした(*o*)

こういうコンサートには一度も来たことがない。
あまりに大音量で低音を流すので、もう耳が耐えられないと思ったけど、耳をふさぐのは流石に失礼だなぁと思って、チラと周りを見渡すと、みんな耳塞いでた(笑)

しかも耳栓を受け付けで配っていた(・o・)

だから耳栓をしたけど、それでも私の耳は
これでもかと言わんばかりに 震えたし、ビックリしていました。



でも、我が友ポールの演奏は、本当に格好良かった!
とても素敵でございました。




ルーアンでとても有名な遊園地。
世界最大級の期間限定遊園地!
横通っただけ、今夜にでも行けるかな?

2013-10-25

うれしい

人の親切さに助けられて、Musée des Beaux-Arts de Nantes(ナント美術館)で行われる裸婦デッサンの講師(といっても2日のみ)のお仕事を頂いた!(*o*)

来年1月26日まで美術館で行われる
"La lyre d'ivoire"(象牙の竪琴)という展示の一環で、2日間限定で展示会場で裸婦デッサンが行われるのだ。金沢美大で4年やり続けた裸婦デッサンが今になって私を助けようとは。
展示自体はHenry-Pierre PICOUを中心に、その周りのアカデミック派の画家の作品がずらりと並ぶ。



そもそも Galerie Guido Romero Pierini
で作品の紹介を販売はさせていただいているのだが、
やはりアーティストは楽では無い(・_・)

そこで、仕事を探していると色んな人に言ってまわっていたら、運良くご紹介いただいたという話です。


履歴書を送って、美術館の担当者の方に会いに行ったのですがとてもフレンドリーで、しかも事務に日本人で研修生をされている方もいらして、あれやこれやとしている内に1日が経ってしまいました。

一般人は立ち入れないプレスリリースにも立ち会えて、ほんの少し美術館の内側を見れたような気がしました。



その日の夜はフランス人友達カップルが家にご飯を食べに来る予定になっていたので、美術館のオープニングパーティもほどほどに帰宅。例のごとく巻き寿司を即行で作りましたとさ。(いい加減他のモノも作りなさいという感じですが笑。そういえばこの間は天ぷらを作って喜んでもらいました)


彼らが帰った後、他にちょっとした朗報もあったりして、最近気分がガガーンと落ち込み気味でしたが持ち直しました。ほー(´д`)



今日からまたちょっとだけ遠出をしますので、いっぱい写真載せまーす


2013-10-23

運転免許証ゲット

運転免許証の切り替え(日→仏)が、やっと成された。

長かった・・・


フランス自動車免許切り替えへの道 (7/24)
自動車免許の続き (8/2)

申請をしようと県庁に行った日から数えて約6ヶ月かかりました。

申請してすぐConvocation(召喚状)をもらい「意外にスムーズなんだなぁ」と気楽に県庁へ行ったのは良い思い出・・・。
アレがない、コレがない、と書類の提出を求められ、数ヶ月。


ブログには書いていなかったのですが、
9月にはフランスの自動車運転免許証のシステムが変わったそうで(知らんがなー)、
県庁に私の書類は今どうなってるんやと聞きに行けば「システムが変わったせい」で 事務所がワタワタしていて遅れている。と窓口で言われることもあった。
それがあんたらの仕事やんかーー



書いているうちに怒りが涌いてきたので腹いせに、この間おもちゃ屋さんで見つけた怖いベイビーの人形の写真を載っける。



県庁に行けば行くたびに「郵便で召喚状が届くはずだから待ってて」と言われる。でもいっこうに手紙が届く気配が無い。
なので思い切ってまた県庁に行った。


窓口でワケを話すと、お姉さんが
「分かった。ちょっと待ってて」と言って奥に消える。
私の書類らしきものを持って同僚に話しに行く。
しばらくしてお姉さんがちょっと顔を出して
「県庁から、最近手紙か何か届かなかった?」と私に聞く。
「NON」
と言うとまた奥に消え、しばらくしてまた頭を出して
「今、あなた日本の運転免許証持ってる?」
「ウィ」と返事。


するとまた数分してすぐにお姉さんが戻ってきて
「はい」とくれた。


そんなんでいいんかいーーー


ま、くれたしいいや。
で、最近日本大使館のサイトで見たけど、フランスの免許システムが変わったので(紙じゃなくカードになった。5年更新になった)、日本の運転免許証は大使館に変換する必要がなくなったと。でも県庁の人はそのことを知らなくて、私の日本の免許を大使館に送るという。
私がこのシステム変更を説明しても、お姉さんはそんなの知らないとばかりに「でも大使館に送ることになっている」と言うし。
でも大使館は持ち主に送り返してくれるそうなので、いいや。



もう書類関係は勘弁。無駄に労力使うよーー



2013-10-16

CLAP

1月にナントで行う展示 "Chasse aux fauves" の助成金申請の審議会が今朝行われました。

ナントにはCLAP(クラップ)といって、25歳以下の若者の活動を支援する助成金のシステムがあります。各々が持つプロジェクトを実現するために、市に助成金を申請することが出来ます。


私たちの場合、展示を行うメンバーは皆大体26歳以上だけど
アレクシーとアンヌソフィーがまだ25歳なので
申請を実行しました。
書類作りやら、市のclap担当職員に会いに行ったり、審議会でどんな風にプレゼンをするかなど話したり。今考えると、私たち頑張ったなぁ(*o*)
(というかボリスが。。)



審議は朝の9時から。
打ち合わせのお陰もあって順調に進み、
何とか助成金受け取りの許可が出ました^^


あ〜〜〜よかった〜〜




にしても、このCLAP関係で知り合った市の職員の方々は
皆とっっても感じが良く、ノリが若かった(*o*)
(そういう人たちだからこそ、こういう仕事をしているのかもしれないが・・・)


フランスの行政関係にくたびれている私に、この対応はとても暖かく、めっちゃ嬉しかった。感謝の気持ちをもって、助成金を有効に有難く使わせていただきます◎



2013-10-15

シュー・ア・ラ・クレーム

シュークリームは、もう お手の物だ!
 そして一瞬で無くなる。
普段はカスタードクリームを作って中に入れるけど、
中にアイスを入れて、溶かしたチョコをかければまた美味しい。
Profitrolleは食欲の秋にピッタリだー


2013-10-13

近況

最近、会う人会う人に「髪伸びたね」と言われる。

(↓この写真は8月にボリスが撮ったもの。大好きな一枚!)
オープニングパーティに行けば、
しばらく会ってなかった友人達に「伸びたネー」と言われ、
この間パリではミキティに
「マキコ・・・・・!(*o*)」と、
下ろした髪(の長さと量?)を見て驚愕され

そんな急にびょーーんと伸びたわけではないのだが
これだけ言われるって事は ワカメを食べ過ぎているのだろうか。

??


昔からバスケットをやっていて
髪をこれだけ伸ばしたことはないので、
今では毎日が人生最高新記録!

シャンプーが面倒くさいのですが、世の中の髪の長い女性は日々これをこなしているかと思うと私もやらねば、と思います。




そして痩せたねと言われることも実は最近すごく多いのだが、
体重計が家に無いし ここ数年体重を気にして食事制限などもしていないので、なんだか「へー」という感じで、あまりに人ごとです。


でも
髪が伸びて + 痩せた ということは=マキコ、日々辛いのか?
という数式が出来てしまい、
皆さまに無駄なご心配をおかけしないか?(´д`)
ということが、むしろ心配。

相変わらずニュテラ(チョコとヘーゼルナッツのペースト)は食べるし、いっぱい毎日笑ってて元気なので、ご心配なくー!!

制作は常に悩みながら
それでも楽しく続けています!^^


これからも続けるなり!


雑記

いつも利用するBickoo(市のレンタル自転車)だけど、
ずっと前から気になっていたこの一台。
芝生の生地で、すごく綺麗にデコレーションされている。
数多く設置されているBiclooのなかで、
1人注目を浴びているコイツ・・・



誰がやったんだろう??
乗ってる人が見る度に「いいなーー!!!」と思っていた(*o*)
まだ乗る勇気は無いのだが、絶対いつか乗ってみる。






高野豆腐を揚げてみたら、めっちゃ美味しかった。
ちなみにふりかけは、食卓の永遠のスター!



 9月に日本に旅行へ行っていたフランス人の友達が帰ってきた。
お土産にくれたのは何と、これ。
私は広島に行ったことが無いのだけど、色んなフランス人に「絶対行くべき」と言われる。


2013-10-09

パリそのた

第一日曜日は美術館がタダです。
人が多いのを覚悟で行ってみた。
オルセー美術館の裸婦ならぬ裸夫(?)展。
Masculin / Masculin.
- L'homme nu dans l'art de 1800 à nos jours -
1800年から現在にかけての、男性の裸体表現を主題にした展示。
美術学校時代の学生証で、なんと2分で入れた。。。
本来ならきっと2時間は待たなければ入れないところ。

撮影禁止でした。
それにしてもムキムキだったりつるつるだったりする男の体が、会場にわんさか集まってて暑苦しそうで、もう本当異様な空気。ゲイカップルも多くて、こんな不思議な展示会場初めて。

これだけの作品が世界中から集められることも、
オルセーの力だと思った。やっぱ国の力はすごい。


階を重ねるごとに増える美術作品の量・・・
もう足ガクブル。。。帰り際フランス人の友にばったり遭遇したけどすぐに「顔やばいよ」って言われた。
 テラスに出れた。きれい!奥に見えますはサクレクール。


帰りはCovoiturage(相乗りシステム)でナントまで帰宅。
パリからナントまで25ユーロはやっぱり安い。
日曜の午後は電車が高いので、若者カード使ってもさすがに25ユーロまでは下がりませんね。


車で乗り合わせた人たちはとても良い雰囲気の人ばかりで、
楽しい帰路となりました。
元気だったのでいっぱい話したけど、普段は静かなアジア人を装う私。
今回はボリスも居ない一人旅だったので私の代わりに話をしてくれる人もいないので、少し日本の話をしたら皆すごい興味深く聞いてくれた。


美術学校を卒業した外国人が、一体フランスで何をしているんだろうと、そりゃ皆さん疑問に思うんだろうなぁ。


作家活動に決まってるやないかーい!

パンの作り方を学んだ人が、
修行が終わったらすぐにファッションデザイナーにでもなるんかーい!

Boring à 6B Saint Denis

話は前後しますが、4日の夜、Second Kissが企画するパフォーマンス・ナイトを見に行きました!

Boring #4 Truculence Vanille
@ 6B à Saint Denis

Second Kissは、ナント美術学校の卒業生数名が集まってつくりあげたアソシエーションで、今までにもパフォーマンス・ナイトを企画してきた。
現在は拠点をパリにおき、とてもアクティブに活動している。

 
 ナントの美術学校生に関わらず、多面で活動するアーティストを集めて進化していっている。面白い。


パフォーマンスも面白かったのだけど、
何より懐かしい友達がわんさか来てて、それに興奮する私。
些細な同窓会みたいになっててテンションが上がる。

大好きな大阪オバチャンのポーリーヌはなんとこの度ナントに戻ってくると言うし、色んなハッピーに包まれて私は嬉しかったです。




ちなみにだけど、このイベントが行われた6Bというのは
パリ北部にあるSaint Denisという所。
ミキティにも言われたけど、かなり治安が悪いところだ。
ましてや1人でRERのD線には絶対乗ってはダメ! と言われたので、急遽一緒に行ってくれる友達を探した。
パリに引っ越した友達にメールを送りまくる。そしてフランス人、返事遅(;_;)そして返事もなし。

ギリギリになって友達を1人見つけ、一緒に現地まで向かったけど
怖がる私に彼女は少し呆れていたのではないだろうか。
でも「そんなの大丈夫大丈夫」なんて、
何かあってからじゃ遅い(*o*)

帰りも心配だったけど、何とかポーリーヌもゲットし、
終いには黒人の強そうな友達()もゲットしたので
3人で仲良く帰りました。(ほっ)



D線内では3人で話が盛り上がって、怖い路線だというのも忘れて笑った。




2013-10-08

パリで見たもの

Pierre Huyghe @ Pompidou
ポンピドゥーセンターではピエール・ユイーグの展示を見ました。

蜂。
石。

この展示を見に行かれる予定の人は、
行く前に写真を見ない方が良いかも。
何も知らない状態で行った方が楽しめるかも!
 

展示会場に入る時、入り口に立っていた人に
「名前は何ですか?」と聞かれたので
「マキコです」と答えると、その場で

「マッキッコォッッ!!」
と叫ばれた。(*o*)

その後も10分間、その男の人は入場者の名前を呼び続けた(笑)
展示会場に入ってくる人はお互い皆知らないのに、名前が皆にバレる。親近感がわく。面白い。
このほかには前足の一つがピンク色の犬もいた。
犬がうろちょろ。
犬に夢中で写真撮るの忘れた(*o*)



ギャラリーもいくつかまわったので、写真をば。


Michael Salistorfer @ Perrotin
チューブがギャラリー内を占拠。
と思ったらその端には小さな女神が
まわる!

Claude Rutault

Sun Yuan & Peng Yu


2013-10-07

Nuit Blanche à Paris

ブログの更新が滞っており、すいません。
一体どうやってこのブログにたどり着かれるのか、
毎日(この小規模なブログで、私にしては驚くほどの)多くの方が見ていて下さっていて、恐縮です。



今週末は、パリへ行っていました!
with ミキティ(*o*)

(ギャラリーにて、ミキティ↓準備中)

ILYAURA(イリオラ)というアートアソシエーションが立ち上がったと聞いて、その創立イベントを見に行きました。


→詳しくはミキティのブログをご参照くださいまし。

春から彼女にずっと会っていなかったし、今週末空いているなぁと思ってすぐ行くことに決めました。幸いにも低価格の電車切符も見つけ(帰りは車の相乗りだったけど・・・) 、
急遽。


ILYAURAによるNuit Blancheが行われたThe Windowの前の通り。
(この文章横文字多っ)
パフォーマンス中の石井くん
 ミキティと来場者の皆さんはアソシエーションの生誕0歳を祝うケーキを制作した。
 人がいっぱい来られました!
私はアソシエーションのメンバーでも何でも無いのですが、ミキティのお手伝いとして参加。気づけば記録係として写真をば。少しはお力になれましたことを祈っています。

パリに住む日本人のお友達が偶然このイベントに 来てくれてて嬉しかった^^ 楽しいソワレでした!



5日の Nuit Blancheはパリの町中大騒ぎ。
Place République では中谷 芙二子さんの霧がーーー
 Rue de vieille templeではプロジェクションが見れました

普段歩き慣れないパリで、色んな人に出会っていっぱい歩くと
もう私のキャパは限界を超える・・・


でもやっぱ地方に留まってはいけない。




2013-10-03

アルティショ

最近のアトリエ。


 実家から、幸せがつまった小包が届きましたーーーーーー!!
相変わらず詰まりに詰まっていて(笑)、
一度全部出してしまうと
もう全部を箱に入れることは出来ない(*o*)

キッチンに今保管してあるのだが、
箱を見る度に顔がほころびます^^
ありがとう古市家の皆さま! 大事にします^^




この新学期から、ナント美術学校には2人の日本人学生が派遣されてきている。
東京芸大からマスミちゃんと、金沢からはチヨちゃんが。
それぞれ滞在期間は違うのだが、ナントで少しでも多くのことを学んで身の肥やしにして欲しいです!
ということでその2人と、ご飯をば。
チヨちゃんが、なんと!とり野菜みそを持ってきてくれてたー!ひょーーぅ!
と、Artichautというお花みたいな野菜を食べてみたいというので、一つみんなで買って試食。
 この野菜、実はこの間市場で買ってボリスと家で食べたのだけど、ゆで時間が足りずに何とも失敗!なのでその経験を生かし、今回はしっかり茹でてお二人に食べてもらった。

でも横に並ぶのがとり野菜みそだから、なんか可哀想でした(´д`)味のインパクトが違いすぎる。
花びらのようなものを、外から一つ一つ剥がし、根本を食べます。
これだけデカイのに、食べられる量は本当に微量。

面白いひとときでした^^


 
コルテオ 太陽光発電