2011-08-27

Nantes→Paris

ナントを出発。パリに着きました :)小さい頃から別れというのが自分の中でとても重要らしくて、

お盆に遠く離れたおじいちゃん・おばあちゃんのお家に行って金沢の自宅に帰ってきては泣いていた私・・・。楽しい時間が終わる、という現実を受け入れたくなかったみたいで、楽しい思い出を思い出しながら猛烈に
「時間が戻らないなんて、嘘だーー!!!」
とか思いながら号泣した思い出があります。


そういう、普通は思春期が終われば無くなりそうな感情が
24歳の今でもものすごく強く残ってて、
私、時が過ぎるのが どうしても耐えられないのです。



お金と時間さえあれば誰にでも会えるし、
一生会えなくなるわけでもないのにね。
ただ今の私はお金も時間もない。
1回1回の出会いや別れがやっぱり大事なんだ。


ここ2日間相方のお父さんがナントに来てくれて
色々お話をしたけどこれまたいい出会いでますます嬉しかった。

出会い方がたまたま「恋人のお父さん」という形だけど、
そういう関係なしに なんだか人として出会えて良かったなぁ面白かったなぁと思えた。


これは自分で自負しているんだけど、
私は人の出会いに大変恵まれていて
とてもラッキーな娘なのです^^
これはきっとご先祖様が私にくれた特典で、私はそのご厚意に恥じないような生き方をしたいと思っている。


ここ数日間ナントを出発するのがどうしても辛かった。
でもいざ出てしまえば、
日本の皆に会えるのがとても楽しみになってきた。
(なんて単純な娘・・・)



相方のお父さんに「出発が不安・・・(*o*)」
と嘆いていたら

「ハイヒールを履くみたいなもんさ。」

「???」

「ハイヒールを履くと足が長く見えて美しく着飾れるだろう。
 それで女性は嬉しくなる。ハッピーになる!
 でも同時に時間がたつと足が猛烈に痛くなる。
 するとハイヒールを脱ぐ喜びがまた生まれる!
 ほ〜ら、2度嬉しい!!」

「(笑)!!」

たしかに!2度嬉しい^^
日本に行って家族や友達に会う喜びと、フランスにまた戻って
友達に会う喜びと2度味わえる。

たしかにお得だ!


相方父のおかげでかなりホッとして、
こうして無事出発に至りました。

2011-08-25

ナント最終日

ナントを明日去ります〜
そしてパリに数日滞在してから日本へ3週間ほど!

(これはミルクジャム〜!ものすごく美味しい!ので紹介。)
ウチには動物人形がいっぱいいるので、
牛さんも応援にかけつけてくれました。
2年ぶりの日本を前に、ちょっと不思議な気分です。
日本には家族が居て友達が沢山いて、私の大半をもちろん日本が占めていたのだけれども、2年もフランスで過ごしてしまうと気づけばこちらにも友達がいっぱい(*o*) 相方も居るし、大好きな先生もいるし、仲の良いお店の店員さんだったり・・・私の中で少しずつこちらの重要度が増えていっている。


自分のベースがある街に帰るのは
怖い、とは言わないけど
何とも言えない思いがあります。


ま、また約1ヶ月後には戻ってくるんだけどね。
人に言わせればそれだけ、って感じかもしれないけど
私にとっては1回分の渡航は本当に大きい。


2011-08-23

大雨ナント!

ナントに帰ってきて、
来年の準備とか日本に帰る準備とか。
もうすでになつかしい「Da i su ki」(;_;)
地面にぺたりと座る君は可愛かった・・・
実は数独にはまってる私。。
SUDOKUと呼ばれ、フランスでも結構ポピュラー!
よくTGVの中でおじちゃんがやってる。
でも本の数は少ないね。(・o・)
私も負けじと、コインランドリーで数独に励む!
洗濯機はあっても、天気が悪くて
大きなシーツが乾かないので久々にやってきた。
そうそう、昨日の豪雨はすごかった!!!
道が川になってたよーーーー

2011-08-21

⑥南にお別れ

南仏のゆっくりした生活も終わり・・・


アヴィニヨン→ナントまで電車で
6時間かけてお家に帰宅。
インターネットの繋がりが悪く、
ブログの更新が遅れています。
今は昔のお家に来てインターネットしている。


さてさて帰りの電車。
電車に乗ってるととにかく見えるのは畑・緑・たまに家。
大きな街と隔離されたこういうお家に住んでいる人たちの生活は一体どんなものなんだろうね(・o・)


相方のママが住んでいるのもアヴィニヨン近郊の田舎。
そうそう、彼女宅の近所に住んでいる人(田舎に生まれ育った人)
と話す機会があったんだけど、
まずその訛りが凄くてそりゃぁ驚いた(*o*)。
ドイツ人で翻訳の仕事などしている女性(彼女も長いことそこの田舎に住んでいる)とも話したけど、彼女も南の訛り全開!!

例えば「元気?」っていう
ça va bien?(サヴァ ビアン?)

が、

「サヴァ ビエェ〜ン↑???」

に(*o*)。

"いっぱい"っていう意味のPlein(プラン)って単語も

「プレぇ〜ン↑」

となってたもんだから、もうもうカルチャーショック!
すごいぜ南の訛り!!!!注意して聞かないと分かんない(*o*)
それでも分かんないけど(笑)


相方ママによると、田舎で育った人でも本当さまざまらしく、
全然訛りの無い人とめっちゃ強い人と。それぞれだ。
どうやってこの違いがでるんだろうね。

私が今回田舎の人と話した時、彼は最初あんまり訛り無かった。
でも段々お酒が進むにつれて隠しきれなくなったようで、
本来なら打ち解けて話しが進んでいくはずが
少しずつ彼の訛りが強くなって
話が続かなく・分からなくなっていってしまった(笑)



これだけ田舎に生まれ育つことは結局どうなんだろう
という話に戻るけど、
私が今回出会った田舎の人は皆自分たちの村が好きだと言ってたけど、しきりに「冬はすごく寂しい所だ」と言ってた。夏は気候が気持ちいいしヴァカンスで人も川に泳ぎに来るし良いけど、冬になればガクーんと人気は去るらしい。
「南仏の田舎」と聞けばなんだかのんびりして、豊かで、そりゃぁ素敵な生活を送っていそうだけどそれは夏の間だけらしい。

それを聞いてすぐに思い出したのがモロッコの男性陣。
彼らは、彼らの住む所が世界で一番だ、と言い切っていたから。
いつ来たってここは美しい。最高の場所だ!と。


自分が住んでいるところをそういう風に言えるのって
素敵だなぁと私は思う。

自分を大好きな土地に身を置いて生活を楽しむ。
最高の贅沢。最高の祝福。。。(*o*)


色んな生き方がある。
一つの場所に家を構えて住んだり
色んな所を転々としたり。仕事をしながら探したり。
好きではない土地でも仕事の関係で住まなきゃいけなかったり、色々。



私はフランス語を少し習得したことで
私の知らない異国に育った人と話が出来るようになったわけだけど、
モロッコの男たちや南仏の田舎の人、ボローニャの生き生きした若者達やもちろんナントの友達から聞く話は本当めちゃくちゃ面白い。そして彼らなりにシビアな問題を抱えていて、人生を楽しみながらも戦っている、悩んでいる。 

英語がもっと出来ればいいんだけど…
まぁ、少しずつ。



旅っていいけど、私の中で今はもう
「何かを見に行きたい」から旅をするのではなく
「誰々に会いに行くから」っていう理由にシフトされつつある。


実は今回、相方ママとの話が一番面白かった。
相方がどのように育ったとかそういう話もそうだけど、
何より彼女の考えや生き方にとても興味をそそられた。
女は強いぜ。


色々言いたいことをザクザクと書いたから
結局何を言いたいのかよく分からないけど
久々の日本帰国を前に、色々思いは巡ります。



今はもう懐かしい南の写真。







「アヴィニヨンの橋の上で」
で有名なサン・ベネゼ橋
駅。


2011-08-16

⑤HARIBOと田舎

Uzès には HARIBOの工場があるんです!
工場見学も出来るらしいけど、
時間がなかったのでブティックだけ。
にしても、HARIBOの山!
日本でのHARIBO普及率はどのくらいか知らないけど、こちらではBonbonボンボンと呼ばれて子どもも大人も大好き。色んな種類があるけど固いグミみたいなものかしら。
私はしょっちゅう食べないけど、
たまに無性に食べたくなる時がある。
でで〜ん
20時近かったたけど人がいっぱい。
店のまわりはHARIBOのキャラクターでいっぱい。
この黒いやつと一緒に写真撮ってる人1人もいなかった(*o*)
人気無い!
8月は特別に20時まで開いてるんだね。
これは新種かも(*o*)
中にキャラメルクリームが入ってる!
めっちゃうまい!!!

田舎をまたもや散策〜
緑で覆われた教会。素敵^^
窓際族!?

近くには川が流れていて、
水はとても冷たいのだけど多くの方が
田舎でのゆったりした夏休みを過ごしにやってきます。
川沿いを歩くも、緑に段々飲み込まれていくよう。
空気が澄んでいる〜自然がいっぱい^^
日本はお盆だったのよね。
こちらにいるとそういうのをすっかり忘れてしまう。
いけないいけない
思春期の雄、
散歩の後はしばらく動きません(*o*)

④Pond du Gard etc

南仏の田舎を散歩(・o・)

木が駐車禁止マークを食べてる。

木はここの駐車に賛成なのか?
8月15日(月)は祝日でした。聖母被昇天祭です。

でも近くの大型スーパーは開いてた!
なので皆で買い物^^
相変わらず天気が良いです。
でもちょっと気温が上がってきた。暑い・・・
人が多すぎ(*o*)
お盆の渋滞ならぬ、カートの渋滞 多発!
一度写真を載せたいなぁーと思っていた
フランスのスーパーのヨーグルト売り場。
チーズもそうだけど、量と種類が半端ないんですよ。
うちの相方ママがお誕生日だったので、
もうこの2年の間に何度人にふるまったか・・・
太巻きを、いざ^^
うちの相方も段々作るコツを覚えてきて、
二人して出張寿司職人(偽)みたいだった(笑)。
今回は普通のスーパーで売ってるジャポニカ米を使ったんだけど
やっぱ何か違う。
中華食品店で売ってる「Pour SUSHI」(寿司用)とか書いてある
イタリア米だか中国米だか不明なものの方がやっぱりいいかも。


「ボクにもちょーだい!!!お願いお願い!!」
(ゴクリ・・・)←生唾を飲む音
そしていつもの「フガフガ」

毎年8月15日は、Pont du Gardという
UzèsからNîmesへ水を運ぶための水路にかかる橋を挟んで
コンサートが開かれる!
一方は若者用、もう一方はお年寄り用(って、失礼です)

これ若者用、テクノ。
写真がうまく撮れない。
伝わりにくいけど、すごい盛り上がっていたのです!
人、そして爆音!
橋に向かっている時に出会った
何千年も前からの古い樹木。
これです Pont du Gard. ポン・デュ・ギャール
3階建て。
照明の色がちょこちょこ変わる。
見えた向こう岸。お年寄り用コンサート!
着いた〜 ん?
なんかすごい盛り上がってる!
そしてみんな楽しそう〜!^^
盛り上がり方は違うけど、
それぞれ特徴があって何かこちらも良かった^^
おばちゃんたちの腰がよく振れてて、
「むむむ、フランスのおばちゃんやるな・・・!」と思ったよ。
みんな肌の出し方を知ってるよね。
そしてずっと女を忘れない。

いやはや女性は強いわ。。これは世界共通!?

 
コルテオ 太陽光発電