2013-12-26

解体

 クリスマスに何をしているだーという話ですが、

皆でマックブックを、解体してみました。

上の写真のように外したネジは無くさないようにテープで留めて、どの順序で外したかメモしながら、そして何より慎重に!



ボリス母のマックブックと私のソレは同じ型なので一緒に挑戦。

解体の順序を英語で説明したサイトを見つけ、
それをボリス妹が彼女のパソコンで見て我らに訳してくれる。




ネジが小さいので、毎回無くさないか神経使う。

やっと開ける。、、、恐怖(*o*)
汚いこと汚いこと・・・!

特にファンの出口が汚れていてビックリ。
エアーダスター無しで掃除したけど、
あった方が良かったかもしれない。




全部戻していざボタンを押すと無事動いた。
そのときの安心と言ったら・・・




結果、
電力を消費する速度が格段に減った。
ファンの音がめっちゃ静かになった。



1人では出来なかったかもしれない解体。
無事出来て良かった^^ 感謝!



2013-12-25

勉強は一生続く

 ニームの市内をブラブラ散策〜
あまり寒くないので快適^^
南ってそれがいい。
 carré d'art
素敵なカフェの前で、くたびれた動かないサンタ(*o*)
これ子どもの夢を壊すよ。よくないよ
本当食べて寝て遊んでのクリスマス。


 でも、遊ぶって勉強と一緒だと思った。

今年はボリス家族とカードゲームなんかをしている。
やってみて気づいたけど、私の単語発掘時間であった。
(恥ずかしながらトランプ用語は今まで知らなかったし、Black Stories というカードゲーム(人物当てクイズ?)などをしているが、これが怖くて面白い。)


家族が集まる貴重な時間でもあるので、とにかく起きている間は誰かと話してばかり。だから私にとってヴァカンスといえど、言葉の上達にはもってこいなのだ。何より、いつもボリスや友達と交わすフランス語の種類が違う。ナイス!


それにしても日々思うのは、勉強は一生続くということだ。





Chou Romanesco。
ロマネスコ と日本語で呼ぶのですね、
この不思議な見た目に 圧倒されて、今まで一度も料理したことなかったロマネスコ。ボリス母にレシピを教えてもらって、今度料理に挑戦〜!

2013-12-24

助けて!

日本のホラー映画はフランスでもけっこう有名らしく
「リング」や「ダーク・ウォーター」などは皆見ている。


その影響もあってか、私の周りには
「タスケテ」の意味を知っている友達が多い。
(カワイイとかアリガトとかと同様に)





そこで、今回クリスマスのため同じく帰省中の妹2に
ボリスが暗闇で

「タ ス ケ テ 〜〜〜〜〜 !!!!!!!!!!!!!!」

と脅かしたならば



「は?スケート?」(´д`)




とすっとんきょうな返事が返ってきた。笑






T'as skaté
(スケートした?)

と聞き間違えたらしく、
その間違いが可笑しくって笑った^^





日本で言う年末のような時間を送っていますが、
やはり日本の正月が本格的に恋しいです。
 

2013-12-23

ニームで運転

4年ぶりの運転!


クリスマスのため、南仏はNîmesニームに来ている。

ボリス母の車を運転。
フランスでは珍しくオートマだったので安心^^
(日本でマニュアルで免許をとった私だけど、4年のブランクは大。)

それにしても意外に運転って忘れないものだ。Rond Point(日本語では何というのか、ロータリー?)も、日本ではお目にかかったことがないのですがクリア!左ハンドルも大丈夫だった。
長い間運転してなかったけど、友達とかの車に乗っているから
体がすこしずつ慣れたのだろうか?





クリスマスを家族で過ごすフランスでは、毎年各々にプレゼントを用意する。今回ナントからニームまで、格安飛行機で移動。

追加料金を払えば大きなスーツケースを預けられるけど
そんなことをしたくない私たち。(´д`)

40×55×20cm、そして10kgを超えない
手荷物の持ち込みが認められている。
ボリス母に買ったプレゼントの日本刀はもちろん通らないので、事前に郵送。(・_・) 気づいて良かった。


でも、飛行機で何が良いかって
やっぱり早いこと。


離陸して1時間足らずでニーム着。
酔い止めが効いたのか眠くなって、離陸後すぐに寝た私。ふっと起きたらもう着陸準備で、びっくり。



車の相乗りだったら8時間、電車でも6時間ほど。

だんだん移動が簡単に、そして費用もかからなくなっていくんですね。



車も運転できて嬉しい〜〜〜^^

次は楽しいマニュアルに挑戦したいけど、出来るかな。




2013-12-21

シュシュ chouchou

ボリスは2人妹がいて、1人は医者の卵である。

彼女は美人で頭も良い。
うじうじした私とは違い、はっきりモノを申す女性である。


先日彼女の家にお茶をしに行った時、髪の毛の話になった。

私の髪が伸びた事。剛毛であること。クリスマスに家族みんなで会った時、彼女が私にまとめ髪をしてくれるなどの話をした矢先。。。

「マキコはシンプルな髪ゴム、使わないの?」
と聞かれたので
「もってるけど使ってない。私シュシュが好きだし」
と答えた。


すると、、、一変してすごい剣幕で
「あのね、一言言っていい?」

と突然切り出す彼女。

「何?」と私。

「怒らない?絶対怒らない?」
「?」



「それ(シュシュ)、、、、ダサイよ!!!!」




えーーーーーーーーーーー!!!

まじーーーー っていうか、
何、今さらーーーー???!!!!(*o*)



私2年前からつけとるっちゅーーーねーーーーーーん



(↓wikipediaより、シュシュです。いわゆる髪飾り。)





彼女曰く、シュシュは
おばあちゃんが付けるモノだと。


そこで、私も反撃。


「ででで、でも(´д`;)
シュシュは日本ですごい流行ってんだよ」



「でもフランスでは若い子はシュシュ付けないよ
マキコのフランス人の友達も、シュシュつけてないでしょ」




「・・・・・・・・・・・・・・(゜_゜)」


あ!ホントやん!Σ(*Д*;







その後、ショックの傷を労りつつ
まわりの友達にさりげなく
「シュシュってダサいと思う?」という質問をしてみた。

男の子は大体決まって「別に?似合ってればいいんじゃない?」
という反応だったけど女の子は
「うーん。ダサくはないけど、ちょっと子どもっぽい感じはするかも。」「確かに今フランスでは流行ってないかもね」

との意見が多かった。(当然だけどみんな正直)





私自身、シュシュがダサいとは全く思わないけど
(むしろ可愛いと思うが)
シュシュブームを見てきた日本人にとっては
ボリスの妹のような意見があることがすごく新鮮で驚いたという話。



でも、ほんと、当人に似合ってたら
それでいいのではないでしょうか。



ジョニーとマットレス

きのう、ジョニーと一緒に私のアトリエに行ったら・・・

悪ふざけもいいとこ!
私の絵の真ん前にマットレスがーー(*o*)

(フランスでは道端にマットレスが捨ててあるのを
けっこう頻繁に目撃する。
本来なら廃棄場まで持って行かなければならないが、
大きくて車に入らない。→道路に捨てちゃえ
となるのか。
他にも家具とか、時々普通に捨ててある。。。)



これには怒りを通り越して笑ってしまった。

そして急遽写真撮影開催。
with ジョニー。

ショーウィンドーには
今度の展示のポースターも貼ってあるので
こりゃいいや、ということで
ジョニーと一緒に宣伝写真。


向かいに住んでいるムッシューに
「Porno chicだね」とナイスなコメントも頂いた。笑



みなさんカム!

午後には撤去されちゃいましたが。。。


2013-12-20

告知。

"LA CHASSE AUX FAUVES" の展示は1月9日から!


9 janvier - 1er février 2014
Venissage : le 8 janvier à partir de 18h

DULCIE GALERIE
place dulcie september, 44000 Nantes
ouvert du mardi au samedi de 14h à 18h



ナント美術学校付属のギャラリーで展示します。
オープニングパーティは新年早々の1月8日18時からです。

9月にストラスブールで行った展示 "Salve pour un temps présent"の続編とでもいいますか、今度は会場をナントに移していざ!


年末って忙しいイメージがあるけど、この展示のお陰でよりいっそう・・・


メンバーは全員で10人。
+ 批評家(というか、友達のアレクシー(ジャーナリストの卵)が前回のストラスブール展示を元に文章を書いてくれたので、それをポスターにして皆さんにお披露目する予定)

この大人数。コミュニケーションはほとんどメール。
住んでいる場所がナント、ストラスブール、リール、ブリュッセル、そしてドイツのとある町・・・と離れているからやむを得ないのだが、このメールのやりとりが予想外にとても大変だったのだ。
全員が集まって話し合えば10分で結論が出る話も、1週間ほどかかったり。働いている人はしょっちゅうメールチェック出来ないし、数人で一斉スカイプしようにも時間帯が合わず。






でもまた同じメンバーで集まるんだなぁと考えると、
やっぱりそれでも楽しみだ。
ちーさんはいつナントに来てくれるんだろう?楽しみ^^



2013-12-15

クロエ

友達でアーティストの、クロエのアトリエに行きました。


広っ!

そして暖かい!

彼女は昨年、若いアーティストに贈られるナント市賞というものを獲た。市は彼女に2年間アトリエを無料で提供している。彼女のアトリエは郊外にあるものの、広くて素敵であった。

工芸作品を作っている彼女はマイ釜を持ってる。
上の写真の左に見える銀色のがソレである。

今度は私のアトリエに来てくれるというので、楽しみ^^





忙しい人も暇なひとも、ゆっくりコーヒーでも飲んで一休み。
ぐいっとな

2013-12-14

アレルギーとアート

突然ですが、
アレルギー疾患で悩む子どもは、20年前に比べて増えているらしい。


一説によると、漂白・殺菌剤が出回ったことによる(もちろんそれだけじゃないと思うけど)、環境の超清潔化。
様々な種類の細菌に対しての免疫が出来ないまま大人になった子どもは、細菌に適応出来ずアレルギー症状を起こす・・・とか。


先進国で生まれ育った子どもにアレルギー患者が多いとの報告も出ているそうです。

(これらはあくまで仮設なので確証はありませんが)



で、何が言いたいかと申しますと
ナント美術学校で同じ学年に居た友人Jが、あるアソシエーションを立ち上げました。

おおまかにいうと「病院とアートを結ぶ」
アーティストとしてメディカルな世界(病気、医学、研究者や患者など)とどう接するか・何を表現出来るかをいうことを模索していきます。




メンバーにはアーティストだけでなく研究者もいます。
アソシエーションの最初のとっかかり・活動として、
彼らが扱っている「喘息」「アレルギー」といった研究テーマを、
アソシエーションのテーマとしてそのまま扱うことになりました。



夏前から会議を重ね、春に研究棟で展示を予定中。

アレルギーをテーマにした漫画を描く予定の人もいる。実際にアレルギー患者の方に会って話を聞いたり、食物アレルギーを持つ子ども達が通う教室みたいなのに参加したり。
食物性アレルギーの簡単な構造を見せた人形を作って子どもに見せるとか。アレルギーに関してのお話を書いたり。皆さまざま。





展示とは関係ないけど、こういうのもある。
食物アレルギーを持つ子ども用のレシピ本。
昔はこういうものが無かったそうな。


アレルギーの度合いは患者によってもちろん大きく異なるし、症状も許容量も違う。

アーモンドのアレルギーを持つある患者さんの話を聞いたけど、その人はとても繊細で、食べるなんてまだしも、数メートル離れた所で誰かがアーモンドを食べるだけで酷い発作が起きるそうな。アーモンドの微粒子が空気を伝って彼を脅かすらしい。

食べ物の問題って、その人の交友関係をも難しくする。
知り合いに食事に呼ばれても、食べ物に少しでもアレルギーをもたらすモノが入っていれば食べられないし、子どもに至っては完全に隔離された状態で食事をとらなければならない子もいるそうだ。
両親とビズ(ほっぺにするキス)をしたくても、子どもにアレルギーを引き起こす食物を両親が食べたあとでは不可能で、毎回顔・歯を洗ってからでないとビズ出来ないなど。。。

モー大変!

アレルギーの繊細さ・恐怖を知ってもらうべく、活動も増えてはいるそうだけど。。

私たちも何かお役に立てるよう頑張ります。




2013-12-10

ふゆ

地面が一挙に黄色くなる、貴重な季節!

そして
クリスマスプレゼントに頭を悩まされる季節でもある。
ボリス家族1人1人に、どんなものが喜ばれるか考える。
これがなかなか骨の折れる仕事なのです。


そして、Vin chaud (ホットワイン)が美味しい季節^^
 つくる人によってアルコール分が強かったり、やたら甘かったり色々あるけど、今回頂いたものは私の大好きな味だった!!これは嬉しい大発見だ。

さすがにまだ雪は 降ってないけど
やっぱし寒い!乾燥しているから尚更、寒さが肌にささるぜ


2013-12-06

ぶるぶる

最近のアトリエ。
寒いけど、昨年いた共同アトリエより全然まし!
セーター2枚にマフラー、ジーンズの下にタイツで何とかいける。


ナントのイリュミネーション。
今年なんかがらっと変わって、私は好きです!

これは昨年と同じ↓



今夜、特定秘密保護法が成立してしまった。
恐ろしいほど早い展開で驚愕した。
知る権利はいずこへ・・・。怖い国になってしまった。

フランスと日本では政治と国民の距離が違うと思う。とても簡単な例だけど、フランス大統領選挙では国民が直接候補者を選ぶ。でも日本では国民は総理大臣を選べない。知事や市長や議員など、代表者を選ぶ。なんか遠い。

3.11以降 声をあげてきた日本国民。一生懸命政府に訴えかけ、距離を近づけてきたようにもとれるけど、今回の秘密法で一気に、今回は政府が国民を遠ざけたと思う。デモも無視だ。


怖いよ、日本。
今後どうなっていくのかな。


 

2013-12-03

2回目

第一日曜日は、美術館が入場無料。
それと同じ日に、ヌードデッサンの2回目が行われました。
(→1回目の話)

(c) musée des Beaux-Arts de Nantes


今回は朝ということもあって(10:30-12:00)、光が入って明るく、しかも前に比べ倍の参加人数だったため、より賑やかな雰囲気のもと行われました。
デッサンをしに来た皆さんのやる気がムンムン!
ポーズが始まってからの真剣な眼差しが素敵でした。




前回の反省を踏まえ、モデルさんがしているポーズの由来だとか色々準備。そのお陰もあって前回よりか心に余裕があったような気がします。

しかし何より"教える"仕事は 難しい。
美術学校の予備校でもなければ、絵画教室でもない。
参加して思ったのは、私も一緒にデッサンしたかった・・・!(*o*)



繰り返しになるけど、
やっぱりこういう公共の場で人が裸になるというのは
すごいこと。

ナント美術館は残念ながら、数年前から改装工事中。
美術館が再開する2017年までは、
シャペルを改装したChapelle la l'oratoireでの限られた展示。

ホワイトキューブ ではないシャペルの後味を残した空間で、
しかもアングルやジェロームの絵の前でポーズをとるモデルさん達は本当に美しかった。



 
コルテオ 太陽光発電