2017-03-31

八王子ラーメンとか

兄夫婦から送られてきた小包の中に、こんなものが!

ずばり、八王子ラーメン!
嬉しすぎてボリスと小躍りしながら食べたけど、すんごい濃厚だった(*o*)
ボリスも私も口にした瞬間、「これは重いね」「これはこってり系だね」とブツブツ喋りながら、それでもペロリ完食。んまかったーーーー(´Д`)
後日兄から受け取ったメールには、八王子ラーメンは「あっさり系の醤油ラーメン」「がっつりとしたラーメンが好きな人には物足りないかもしれない」などと書いてあって笑った笑った(笑)
それでも美味しかったことに変わりはないので、みなさんも是非機会があればどうぞご賞味ください。あっさりしているかこってりしているかはみなさんのご判断で。



実はこの間から両親や姉からもいろんなものが届いて、ただいま我が家は日本食パラダイス^^
賞味期限とにらめっこしながら、たくさんの美味しいものを味あわせてもらってます!サンキューみんな^^





道端で拾った木の実の皮(?)が、あまりにカツラみたいで皆で爆笑!うちにあるフィギュアたちで試着。笑

しかも立派な金髪。笑



こんな気味悪いものをショーウィンドーで見つけた。
そういえば、日本でいう「高い鼻」はフランスではあまり「美しく」ない。
ただここまでくると例外。高いっていうか、でかい、ね。

2017-03-27

高校のときの記憶

サマータイムへの変更がありましたので、日本との時差は7時間になりました。

20時くらいになってもけっこう明るいので、晩御飯を食べる時間がぐっと遅くなりました我が家です。



最近、なんでだか自分でもよく分からないのですが、高校入学〜美大卒業までの7年間をよく振り返っています。もう考えたくもないような失敗したエピソードをつい思い出しては、クゥーーーー(;_;)と一人悔しくなったり、恥ずかしくなったり、楽しかったことを思い出しては一人ニヤッと笑ったりしています。(幸いなことに、悲しかったことはあまり無いかも)時々路面電車に乗ってる時もやっちゃうから、はたから見たらめっちゃ怪しいかも。いつも妄想に耽っています。



そうそう、大学に入って数ヶ月して、高校の時の記憶を一気に忘れたことがあります。美大での毎日がものすごく刺激的だったからだと思いますが、絵を毎日描けるなんて・絵を学校で学んでいるなんて、なんてすごいことなんやー!(*o*)私はこれがしたかったんやー!!って感じですごく脳がピチピチしていた。バスケ部にも入っていろんな学部の先輩方と交流するにつれてそのピチピチ具合は加速して、本当に高校生活のあれこれが記憶の中からごっそりと抜け落ちたのでした。今でも覚えてる。「あれ、高校で何してたっけ」って、ハッと驚いたあの感じ。
自分で決めて入った偏差値の高い高校、自分の意思で入ったバスケットボール部。でもどっちも性に合わなくて、すこしずつうまくいかなくなった。そのせいもあって、美大に行くと決めるまでの私の高校生活はすこし苦いものだったので、思い出すたびに梅干しを食べた時のような顔になります。

そんな昔のこと考えずにもっと制作に集中しなさーいって言われそうだけど、幼少期や青春時代の経験こそ、制作にめちゃくちゃ影響を及ぼしていているので重大(だと私は思っています)。ボリスともよく子供のころにあった話をよくします。自分の手や頭から生まれるものって、結局自分で経験したすべての総合物の一部だと思うのです。だから記憶は大事にしたい。


今だからこそ大学に入って欠落した高校時代の記憶、もっと蘇って欲しい。高校のときの友達にあって、あったこといろいろ話して欲しい。そして思い出させて欲しいよー

2017-03-25

新しい本

Blessure magazine 2が出ました!(直訳すると「傷本」です笑)
chambre charbonのコレクティブ・ブックです。中身はサイトで見れますし、購入だってできます!どうぞごらんあれー
印刷の仕上がりもいい感じです。発売記念イベントとかも今考え中。

ボリスが悩みに悩んで選んだ参加アーティストたち
国際色豊かな、ナイスなみなさんです^^
参加してくれてありがとー!!
François Van Damme
Félix Decombat
Danny Steve
Antoine Orand
Akira Takaishi
Volvulent
Elena Yanshina
Yu Pol
Lomé Lu
Anton Auster
Makiko Furuichi
Galya Fadeyeva
Tom Davis
Irma Kalt
Boris Détraz






少しずつ暖かくなってきました。
そんなときは友人のアトリエにお邪魔をしちゃおう^^



本当は今日中心地ではbraderie(いわゆるフリマです)が、もうあの人ごみの中をずんずん歩いてく元気ない。。友達とだべっている方がいいです。っていう歳になりました。

2017-03-21

フランス人の時間感覚

先日ピザをピザ屋に買いに行きました。デリバリーを頼むと高いのでお持ち帰りで注文。店員さんに「出来上がりまでに10分かかります」と言われました。こういうとき、悩むのがこの10分。。。
本当に10分キッカリなのか、あのフランス人的10分なのか?

悩むのです。


フランス人はよく「あと2分待って」というのですが、
この2分はぜぇったいに2分じゃありません。だいたい5分かかります。

彼らの手にかかると5分は10分。
10分は15〜20分。
20分は30分ほどになります。
(ですよね、フランスに住んでいる皆様?)



彼らは「2秒待って」とも言いますが、この2秒はだいたい30秒から1分だし、そもそもこの2っていう数字はどこから来るんだろう?と、フランスに来た当初からずっと思っています。(今も。でも自分でも言ってる時があって、しまったー(*o*)と思います)

わたしはそこまで細かい人間ではありませんが、2分待ってと言われて20分待つこともよくあるこの国では、そういうことを気にしていたら生きていけないことくらいは学びましたよ。


そんなことを考えていたらピザ屋で10分経って、その10分が本当にきっかり10分だったので感動しましたとさ。

2017-03-19

3月生まれ

自分も含め、3月生まれの友人がたくさんおり
合同誕生日会をしました〜

祝っていただいて、嬉しいでーす!ありがとう!
本当のことをいうと、パーティなどの主役になるのは苦手です。なるべく避けたい事柄ですが、今回は私以外に3人も主役がいるというので来させていただきました〜

ちょっときつめのスカートを履いて行ってよかった。笑
リミットがないとずっと食べ続けていた可能性が。みんなの持ち寄りで本当毎度美味しいものが食べられます。皆さん本当ありがとう!


2017-03-16

アトリエにお邪魔


ボリスが自分のおすすめの本について、講義しました。
友達アーティストの企画の一環でお話をいただいたんですが、何十人もいると思って超緊張していたみたいだけど結局10人程度で、いい雰囲気でした。



地域のこどもたちとワークショップをしているそう。

これは「英語の授業」だったらしい。
あとは、、よくわかりません。

30歳


この度私事ですが、30歳を迎えました。
30歳ってもっと大人な感じをイメージしていましたが、なんだかまだまだ私は大人になりきれていないように思います。

2017-03-13

mon oeil

実は先月、グループ展の搬入でワタワタしている間に
とある番組の撮影に参加しました。

Mon Oeil (モンノイユ・「私の目」という意味)というこのテレビ番組は、ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏で活動しているアーティストの一作品をとりあげ、子ども2人と一緒にその作品について話す。というものです。撮影場所はアーティストのアトリエや展示会場です。



実は、私、まだこれ見てなくて。。。

自分が出ているビデオなんて、なかなか見れるもんじゃありません。しかもなんだこの赤い古びた靴下はー!(*o*) もっと可愛い靴下あったのに!



フランス語のわからない方のために言いますと、
最後の方に私の作品の値段を話している部分があるそうで。
(と見た人に聞きました)

女の子たちが「っていうか、この絵いくら?」と私に聞いてきたので、そのまま値段をいうのもなんだかつまらないので私は「この絵の値段で、洗濯機がいくつ買えると思う?」と質問し返しました。
まさか洗濯機の値段を8〜10歳の子どもが知っているとは思いもしませんで、回答に困るだろうなぁと、しめしめ思っていたのですが、子どもたちは私よりもうわてでした。笑
結局おおよそですが、本来の絵の値段を言い当てられました。あー面白かった!




実はこの撮影のお誘いを受けたはいいものの、どんな子で何歳の子が来るのかさっぱりわからない中、ものすごーく緊張していました。でもいざ当日に会って撮影が始まると2人ともしゃべるしゃべる!!(*o*) (編集でカットされたみたいですが、彼女たちは絵に勝手にタイトルをつけ笑、ロボットダンスを踊っていたんですよ。)

スタッフの方が2人いらしたのですが撮影中はほとんど無言で、私に丸投げでした。(さらに焦る私「どーせーちゅーねーん」)
終わったあとに聞いたのですが、普段はスタッフの方が色々質問をして撮影進行するんだそう。子どもがこれほどしゃべる撮影は初めてだと言われました。
それはきっと私が2人と同じように子どもなので、きっと彼女たちはリラックスしてくれたのだろうと、勝手に都合よく捉えました(-_-)

スタッフの方も子どもたちも、ありがとうね!
あ〜楽しかった^^

2017-03-12

帰りの電車

ルーアンからナントへ帰るにはパリを経由しなければならない。パリに着きメトロに乗る。サンラザール駅からモンパルナス駅に移動し、無事ナント行きの電車に乗り込んだ。

外は稀に見る土砂降りで、ガラスを拭いても拭いても曇って外が見えない。外の見えない電車移動など退屈だなと思っていると突然睡魔に襲われた。30分くらい経った頃だろうか、車内アナウンスが私の眠気を覚ました。

「昨夜の暴風雨による影響で電車が遅れております。」

またか。
フランスの電車が遅れるのは毎度のことだか、今日こそは早く家について休みたかった。大した遅れじゃなければいいのにとうつらうつらしながら思い、また眠りについた。次に目を覚ましたのはほんの数分後のこと。電車は完全に停止していた。

「暴風雨によって折られた木々が線路に散らばっており、しばらく運転を見合わせます」

そのアナウンスのあとすぐ、
斜め向かいに座っていたおじさんが

「なんだと!チェーンソーはどこだ、切りに行くぞ!」

と言い、乗客の笑いを誘った。ため息やイライラで車内の空気が淀むことなく、一気に場が明るくなった。こういうことが言える人は本当にすごいなと一人感心しながらも、私はまだウトウト夢見がちだった。
ボリスが座るはずだった隣はもちろん空席で、その席以外満席だった車内で私は一人孤独を感じた。

隣の車両がバーだったので、飲み物や食べ物を求める乗客がドタバタと行き来するのが見えた。電車が止まっていつ再発進するか見通しもたってないというのに、客はなぜか楽しそうに見えた。あちらこちらで携帯電話がなり、着信音のオーケストラが始まった。ボリスはルーアンで葬式の準備などで忙しいだろうから、私は電話は使わなかった。

数十分がたちやっと電車が動いたと思えば、数分たってまた止まった。もういいかげんにしてくれと半ば諦めているとまたもやアナウンス。朝からの出来事に疲れ切っていた私にさらに追い討ちをかけるように、

「電力がなくなりましたので、電気を切ります。」


これには一同騒然。斜め向かいのおじさんも言葉が出ない。電気は完全に切られ、電車特有の機械音がなくなり完全なる沈黙が続く。バーでは、電気がないので暖かい飲み物がなくなり、乗客はそろいもそろって缶ジュースばかり買っていく。私はそれを横目で見ながら、ここ数時間起こったことをぼんやり考えていた。
ボリスのおじいちゃんは4人もの子宝に恵まれていながら、一度も子供を抱かなかったらしい。子供の世話はすべて妻に任せていたそうだが、それを聞いて誰がおじいちゃんの味方をしようか。妻であるおばあちゃんは老後に別居を始めた後も、週末には夫に会いにいき身の回りを世話していた。おじいちゃんをまだ愛しているの?なんて、そんな幼稚な質問は完全にタブーであったが、何かの機会にむしろ聞いてみたいと思った私はなんていじわるなんだろう。身内の人間が一人この世を去ったのに涙ひとつ出ないなんて、やっぱり世の中変だなと思ったりもした。


結局2時間半遅れでナントに着いた。
その頃にはすっかり空は青く、むしろ暑かった。いきなり違う季節にやってきたようだった。

家に着いてすぐに私は洗濯をし、お風呂に入った。歯もいつも以上に念入りに磨いた。その日起こったことを整理するように、でも何かがやりきれなかった。


2017-03-11

ボリスのおじいちゃん



ボリスのおばあちゃんおじいちゃんはルーアンに住んでいる。二人はいろいろわけがあって別居している。私とボリスがルーアンに来るときはいつもおばあちゃんの家にお世話になっている。
おじいちゃんは、数週間前から「もう先は長くない」と医者に言われ入院していた。

ブックフェアを終えた日曜日、翌日ナントに戻るため帰る用意をして床についた私たち。朝3時半ごろおばあちゃんのけたたましい話し声で目を醒ました。私は半分寝ぼけていたのだが、珍しくサッと起きたボリスを見て「あ、おじいちゃんに何かあったのだな」とすぐに察しがついた。

二人でおばあちゃんの部屋に行き、そっとドアを開けると電話を片手に泣いているおばあちゃんがいて、私たちを見るなり「おじいちゃんは私たちを去ったよ。」と一言いった。おじいちゃんの容態が悪くなったのは1時間ほど前だったそうで、そのときも看護士さんはおばあちゃんに電話をしたのだけど、新調したばかりの電話は音がならなかったそうだ。だから結局最後の姿を家族に見せることなくおじいちゃんは逝ってしまったのだ。


沈黙の中、息子たちに電話をかけるおばあちゃんの声が響き渡る。もともと声は大きいけど、静寂の中でこだまする彼女の声はやたら大きく聞こえる。朝4時過ぎ、3人でタクシーに乗って病院へ向かった。おばあちゃんは自分の家の鍵を掛けるのを忘れていたくらい動揺しており、彼女に「鍵はいいの?」と思い切って言った私は、こんな些細なことでも役に立てればと一生懸命だった。

タクシーの中はよく分からないダサい音楽が鳴っていたけど、沈黙をかき消すのにすごく助かった。自分の安いボロ車に比べてシートがふかふかだな、なんて本当にどうでもいいことを思ったりもした。


ボリスはおじいちゃんとあまり親交がなかったようで、そのせいか私は彼に2回しか会ったことがない。それに比べおばあちゃんにはいつもお世話になっている。たくさん話もしているし、彼女の料理がとびきり美味しいことも、彼女がどんな男性を好きかなんてことも、1日何本タバコを吸うかも知っている。おじいちゃんが死んで悲しいというよりか、おばあちゃんが悲しんでいるので悲しい、と言ったほうがしっくりくる。



ボリスのお父さん、アレクシーに引き続き、また今回も亡き人の顔を見なかった。おばあちゃんの泣き顔で胸はいっぱいだったし、見る気は全くなかった。見ても、こんな見ず知らずの娘に顔を見られておじいちゃんは嬉しいだろうかと思ったりもした。フランスは亡くなった人の顔を見たくないといえば見なくていいのが本当に便利だと思った。今回は後悔もない。





起きて急に行動したので私は少し頭がふらふらしており、お水がほしいと看護士さんに告げると、わかりましたと言ってオレンジジュースとお菓子をくれた。隣の個室でおばあちゃんが辛い思いをしているのに私は廊下でジュースとお菓子なんて食べて一体何しているんだろうと何度も思った。ボリスが常に横にいてくれたのでよかったけど、私はなんて罰当たりなんだと思った。


おばあちゃんの息子の一人が病院に着いた。亡くなったおじいちゃんと対面したあと、一旦おばあちゃん家に引き返すことになった。おじさんの車にみんなで乗ったが、さっきのタクシーよりさらに何十倍もふかふかでピカピカした車だった。むしろ宇宙船みたいだった。人生で初めてこんな高級車に乗って正直とても変な気持ちがしたが、ダサい音楽は先ほどと共通していてとても安心した。家に着くまでの10分間、誰一人言葉を発しなかった。スターウォーズに出てくるような乗り物の中でフランスのダサい音楽を聴くなんて滑稽だななんて、私以外誰も思っていないだろうなぁと自分を馬鹿らしく思った。





おばあちゃんの家に着き、コーヒーを飲むことになった。もう一人の息子も合流し、皆で話をすることになった。おじいちゃんの葬式について一通りの話をしたあと少し沈黙が続いた。朝6時半。普段顔を合わすことのないメンツで、しかもなぜか次の議題は私たちの作っているアート。何もかもがちゃんちゃらオカシかった。コーヒーメーカーはいつもよりのろのろコーヒーを作るので、私は確認のため5回ほどリビングとキッチンを行き来し、その間におじさんたちはチョコレートをバリバリと食べだした。このチョコレートはおばあちゃんが人に頂いたもので、クリスマスツリーのような型をしていた。私だったら1週間以上かけて食べていくこの山は、皆の手によってガタガタと崩れていき、コーヒーの登場をより催促させた。


早朝からのアート議論に耐えられなくなり部屋に戻って一休みすることにした。結局そのまま私はボリスを置いて電車でナントに戻り、お葬式には出なかった。一度も涙を流さなかった。とても不思議な感じがした、月曜の朝のことだった。

2017-03-10

ルーアン②

せっかくだし、ルーアンの大聖堂の前でー
幽霊みたいになったった笑

こちら、ブックフェアの隣
José Parrondo et Nina Coscoの展示です!

Ninaがオッサレーな女性で、話している最中終始ドキドキしました。そんな彼女は今ブリュッセルに住んでいるらしいのですが、生まれも育ちもナントの郊外だそう。意外!(*o*)



私たちのブースは、ボリスの旧友が訪ねてきてくれて終始にぎやかでした。



今回のブックフェアは全部で8ブースしかなく、とても小規模のものでした。ブックフェアのテーマが「建築」だったのと、しかも開催場所がノルマンディー建築家協会だったので、来る人来る人建築関係者。(ちなみに私たちchambre charbonが審査に通ったのは名前にchambre(部屋)が入っていたからだとかそうじゃないとか笑)なので正直本はいままでよりあまり売れませんでした。でもそれは別にどうでもいいことで、むしろ違う畑の方々にわたしたちの作っているものを見せることが出来て、大成功だったのでした^^

主催者側の皆さんはとてもアットホームだし、ものすごーく暖かい方々で癒されました。パリの、有名どころが集まるピリピリしたブックフェアもいいけど、こういうのもいいですね^^

帰り際主催者の方に「ではもういきますね。ありがとうございました」と一声かけたならば、それはそれは大きな声で
「Chambre Charbonが帰りまーす!またねー!ばいばーい!!!!(+両手で思いっきりのバイバイ)」と、みなさんにお送りしてもらいました笑



Microphasmeの主催者HSH CREWのブース。



ルーアンといえば、ビール。。。(個人的な感想です)
ノンアルコールカクテルも飲みました。


あっという間の週末。
みなさんありがと!

2017-03-08

Rouen

ルーアンでのブックフェアMicrophasmechambre charbonとして参加しました。

Rouenをフランス語で発音すると「フゥァン」という感じになって、カタカナで発音する「ルーアン」とは程遠い。実際Nantesも「ナント」ではなく「ノォント」という感じですしね。


こちらが会場。
一歩アシを踏み入れて驚きました〜!
めっっっっっちゃ綺麗!(*o*) 広い!(*o*) 明るい!(*o*)そして何より、暖かーーーーーーーい!!!(*o*)

フランスのブックフェアに参加しはじめて4回目。はじめて、私とボリスのために椅子が2脚与えられました。
これまでは一脚しかなく、二脚めを借りれたとしても私がボリスの後ろに構える(狭いから)というスタイルだったし、ちょっとトイレに席をたてば椅子は別グループに取られるというサバイバル。それが、これを見てくださーい!↓
本が全部置けるという、テーブルの広さ(*o*)




オープニングパーティは沢山の人で賑わっていました。

コーヒーも無料で頂いちゃって、至れり尽くせり。
快適すぎて申し分ない。。

こちらは別の展示会場。シルクスクリーンのコレクション展でした。

お昼は最強に美味しいご飯がいただけました。
初日はカレーで、翌日はラザニアでした。あまりに美味しくてすっかり写真撮るのわすれましたが、ついこの間ラザニアを作ったばかりだったので、自分の料理の才能のなさにちょっと愕然としたよ…デザートもムースショコラにチーズケーキ。天国でしたー

参加アーティストがデッサンをその場で描いて、それをシルクスクリーンで刷るということをしていましたよ。





ルーアンにはボリスの友人がたくさんいるので、みな集まってくれた。そして食べたものといえば、、またガレットかーい笑

ガレットは絶対ナントの方が有名なイメージだけど、ルーアンにくるたびに食べている。なぜだ?
ある友人がお酒を飲まないので、こんな可愛いものを頼んでいた。


ポールの猫、ジン。
全然触らせてくれない可愛くない猫。でも可愛いんだな、これが。



2017-03-07

美大ショック

話は前後しますが、ルーアンに発つ前のことを。

サトミがナントに滞在したのは1週間ほどでとても短かったのですが、田舎に行ったりナントを歩き回ったり、美術学校を歩いたり、私たちの友達に合わせたり。あっという間でした。
現役の金沢美大生と話をすることは普段できないので、私の10年前の記憶と照らし合わせながらする話はとても面白かったです。

アドリアンがchoucrouteを作ってくれました〜
超美味しかったーー 本当にありがとう!
ガレットも食べた^^


ここからは私の独り言です。興味のない方は飛ばしてくださーい

ただひとつ、彼女は油画専攻の学生なのですが、彼女のポートフォリオを見て驚きました。なぜなら、私が在籍していた10年前と授業内容が全く同じだったからです。。。金沢美大の1〜2年生は石膏像や裸婦描写をみっちりやるのですが、構図やら何から全てが変わっていなさすぎて。ちょっと大げさかもしれないけど、頭を軽い鈍器で殴られたような衝撃でした。
今は、外部から現代アートやアニメーションその他諸々に通づる作家の方々を招いて学生と話をする機会が増えているようです。そういった学校側の努力も見て取れるのは喜ばしいことですが、その傍ら10年前と同じことをやってると思うと、声になりませんでした。そんな授業内容が嫌ならそもそも受験するな、と言われればそれまでかもしれませんが笑。それにしてもこれだけ基礎を学ばせることが本当に必要なのかなと、考えさせられました。私自身金沢美大で学んだことは今も生きていますし感謝していますが、それはただの結果論であって、違った内容の授業を受けていればまた違う制作の展開が出来ただろうとも思います。

(そういえばこういう話、私が大学にいた頃も先輩がたと話していたような!笑)

フランスの大学は学部が3年です。フランスの美術学校3年生の卒業試験は自分の作品で空間を作り、審査員の前で数十分自分の研究について話をします。そういったことが、金沢美大の油画3年生や4年生はできるのかなと疑問に思います。日本の大学は、先生が学生に話す時間以上に、学生が先生に話をする時間があまりないように思います。
基礎デッサンをがっつりやることは悪いことでは全くないと思いますが、基礎的なこと以外の、学生が自ら興味を掘り下げるそちらの矢印が、あまり尊重されてないように思えて少し悲しいなと思いました。私は金沢美大しか日本の美大を知らないので他大学のことはなんともいえませんが。



短期派遣の2週間という期間も短く、テロの影響で不安をぬぐえない気持ちもわかりますが、学生のことを思うと本当にそれでいいんだろうかと思ったりもしました。テロがあったパリにはたくさんの人が今も不自由なく生活していますし、警備をする兵士もたくさん配置されています。いつどこで起こるかわからないテロです、そこまでパリを特別に怖がることは無意味のように思います。

ということで独り言でしたー。

2017-03-06

パリで展示

パリの展示に参加します!お近くにお越しの方は是非。
会場は2箇所あります。

"Mémoires suspendues"(私的な訳だと「宙ぶらりんな記憶」。。でももうちょっとシリアスな感じかも?)
galeries Detais (10 et 39 rue Notre-Dame de Lorette, Paris 9) 

Vernissage : le 8 mars à partir de 18h.
Du 9 au 31 mars 2017, du mardi au samedi de 11-19H.

avec 
Makiko Furuichi
Jean-Pierre Ruel
Marion Tivital
Davor Vrankic
Samuel Yal


2017-03-04

ルーアン microphasme

ルーアンに来てます。
またもやchambre charbonとして、ミニプレスのブックフェアに参加してます。

その名もmicrophasme。
たくさんの人が来てくれますように。


 
コルテオ 太陽光発電