2017-08-31

ひとっとび

夏休みはまだ終わらせない!ということで、これからドイツに行ってきます。ボリス無し(厳密には違いますが)の単独旅行なんて6年ぶりくらいかも?😱




2017-08-29

残暑のトラムで

仕事が終わってその足で友人の家へ行き、気づけば4時間ほどビールを片手に過ごした。今日はものすごく暑い日で、といっても日本ほど湿度がないのでそこまで地獄ではないのだけど、とりわけビールが美味しい日だった。
久々に会う友人との会話には花が咲き、それぞれこの夏何をしていたか報告。ほろ酔いできもちがよく、楽しい気分でトラムに乗って家路に着いた。


自分が降りる2つ前の駅にトラムが止まったとき、子供を二人連れた母親が「おりるわよ!」と子を急かしてドアに近づく。降りる人も乗る人も少ないこの人気のない駅は、運転手がそう判断したのも無理もなくドアがいつもより早く閉まる。子供がぐずぐずしていたのもあり、その母親はついに下車できなかった。

私はそれを見ながら「あぁ、逃しちゃったんだ…。次降りて、一駅分歩くんだろうなぁ」
とそれくらいに軽く思ったが、 母親は血相を変えて
「ちょっと、ムッシュー!ドアをあけてよ、早く、ドアをーーー!!!!」
と叫び出した。

私達がいたのは最後尾車で、もちろんその叫び声は運転手に届くわけでもなくドアは閉まったまま。トラムは発車したのだった。


あまりに気が動転している母親の様子を見て周りの人も不思議に思い
「ムッシュー!とめてくれー!」と援護。またある乗客は
「発車しちゃったんだから、無理だよ」
と母親をなだめようとした。

ところが母親は
「私の娘が外にいるのよ!どうしてくれるのよ!!娘が、娘がーーーーー!!!」


と叫び出した。
そこにいた誰もが気づいていなかったのだが、小さな女の子が外で泣きそうになりながら動き出したトラムを見ていた。

母親は必死に窓から顔を出し、たまたま娘の横にいた女性に
「マダム、娘から離れないで、お願い!お願い…」
と泣きながらさらに叫ぶ。

周りの人はみんなで緊急ボタンを押しトラムは停車。
この数秒の間に母親は怒り狂ったように泣き叫び、私はただただ口を開けたままそれを傍観していたのだった。


運転手は事態を察したのかドアを開けた。母親はすべてをけなしながら外に出て行く。息子たちもそれに続く。娘を抱きかかえ、そのまま誰に何も言わず、ただただ世の中を罵りながらまっすぐ歩き始めた。


他人の、気が狂ったように叫ぶ姿を見たのはいつぶりくらいだろうか。

緊急時に鳴らすアラームだけがトラムに響き渡っていた。


2017-08-28

新作に取り掛かる

数ヶ月前に見た夢があまりに怖くて印象的だったので、夜中に飛び起きてすぐメモったことがあります。先日パラパラとノートを見ていたらそのときのメモが出てきて、ちょうど自作コミックも作ってみたかったので、早速作画に取り掛かりました。

セリフはまたジョンにお願いすることにして、いい絵ができるといいんだけど!



おまけ
これは先日ロンドンから帰ってきて、クローゼット開けたらまさかのサプライズ…笑

2017-08-27

運動

とある昼下がり。
チャーミングなフランス人カップル笑




最近ランニングを始めました。

仕事がないある日の朝、たまたま早起きをしてメールチェックなどしていたら窓の外は快晴。なんだかなーと思ってぼーっと外を見ていた。

で、なぜか

「走るか!」と突如思い(笑)


Tシャツ短パンに着替えランニングシューズをこさえ、まずは15分ほど走った。 好きな音楽を聞きながら走ると景色が違って見えました。


もともと小・中・高とバスケットボール部で
思春期は運動をして過ごしてきた私ですが、この年になって運動はあまり好きじゃなかったと気づいて長いことやってなかった。むしろ私がやっていたのは運動っていうか労働っていう感じだったかも。
けど、誰にも強制されずにするスポーツはとても気持ちが良いのだとわかった。
日数を重ねるうちに少しずつ走れる距離が伸びてくるのがわかって嬉しかったり、汗をかきながら見る景色が綺麗でいいなぁと思ったり。当然だけど、好きなときに休んだり歩いていいんだから…


某大学で骨格筋の研究をしている兄の助言を聞きつつ(ありがとう!)、無理のないように細々続けていこうと思います。



2017-08-22

車で30分

日曜日は最高に天気が良くて、みんなでピクニックへ。
 今ごろになって少し暑くなってきた!

キャロットケーキ

ロンドンから帰ってきてから、なんだか頭がフワフワして変な感じだった。あれほどまで楽しみにしていた旅行が終わってしまったんだから。

ということで、とあるカフェで見つけたあの美味しかったキャロットケーキを再現。


自分でいうけど、ちょーーー美味しかった(*o*)
実は最近ズッキーニ(!)をお菓子にいれるのにハマってまして。
始まりは とある友人がズッキーニ入りのガトーショコラを食べさせてくれて、ズッキーニの味が全くしなくてびっくりしたこと。バターの代用になるとかでとてもヘルシーだし、早速自分でも試したのですがこれが美味しかった!(*o*)

(仏語だけど)→これオススメレシピ

なので今回キャロットケーキにも試しに入れてみたら美味しかった。

味がかなりカフェのものと似てしまったので、
さらにロンドンが恋しくなったよ…(;_;)


2017-08-20

ロンドン回想 ⑨

Victoria and Albert Museum
初めて行きました。 
スケールが違いますー


「おいーっす!」
 これ私の一番のお気に入り
 ギンギラ銀の世界
 試着コーナー笑


たくさん歩いて疲れたのでカフェへ。
これAmericano。どこのカフェも、このサイズが大きすぎて胃がたぷんたぷんになるよ。でも良いのは絶対ミルクがついてくること。 ミルク入れる派としてはありがたい。フランスはcafé au lait とかcafé crèmeとかわざわざ頼まなきゃいけないしね。
 それにしてもロンドンで会った友人は皆ずっと何かを「飲んでいた」。コーヒーもこれだけ多い量をごくごく、お茶もごくごく、水もごくごく、夕方くらいになるとビールをごくごく。。。トイレ大丈夫なのかな?フランスよりトイレは多くあった気がするけど、あれだけ飲むのはすごい。

でたー ただのマフィンを頼んだのにカスタードクリームのぶっかけ(*o*)

夕暮れ時には3人とも疲れちゃって、公園でだべってました。
するとうっすら虹。
その後インド料理を食べたのだけど、疲れ切ってて写真撮るの忘れた。



最終日は仏語しか喋ってないし、なんとなくもうフランスに戻ったような気になってました。帰りのユーロスターは何も問題なく普通に終わり、あっという間にパリについちゃった。北駅について地下鉄に乗ったら、ロンドンのそれとは比べものにならないくらい揺れるし、汚いし、あーフランス帰ってきた。。。って思った。笑
これだけ近いのだけどね、なんだろうこの違い。


思い出に残る夏でした。
あぁ楽しかった!


2017-08-19

ロンドン回想 ⑧


今回やっと会えた英国人のみなさんとは泣く泣くお別れをして(本当に!)、ロンドン最終日は現地に住んでいるフランス人の友達と一緒に過ごしました。
彼女はロンドンに住んで7年。もう完全なるバイリンガルで英語の発音も完璧。大学に所属して論文を仕上げている最中で、最近イギリス国籍もゲットしたとか。
私は今後どれだけ長くフランスに住み続けても、例えば初対面の人と30秒以上話せば私が完全なバイリンガルではないと分かるし(やっぱり日本語のアクセントが残る)、日本国籍を所持している以上フランス国籍は手に入らないし、滞在許可証も10年が限度。なんかすごく違いを感じたよ。。。

日本はなんで多重国籍を認めないのだろう。
それさえ認めれば、日本人が海外で活躍する場がどれだけ増えるか知らないのだろうか…グローバル化がどうとか、世界で勝負するとか何とかいうなら、そっから変えていくべきなんじゃないのかなと思うけど。。独り言です。




朝の待ち合わせギリギリ。
久々に彼女と会ってハグ。(イギリスではみんなハグなのね。フランスは頬にチューだけど、体は触らないからなんか抵抗…)
朝ごはんを食べる時間がなかったので、カフェでお菓子とコーヒーを買ってみんなで河原で食べる〜
ここで買ったキャロットケーキが激ウマ!!!!で、写真撮るのも忘れて貪った(笑)このお菓子の名前忘れたけど、これも美味しかった。

ここは彼女が通う大学の敷地内で、ユダヤ人のお墓だそう。




街中を散策。


デザインミュージアム。
3Dプリンター
この美術館、大きくて新しくてきれいなんだけど、常設展本当に面白くなかった…なんか、何も特徴がないっていうか何がいいたいのか、さっぱり。有料の企画展にはいかなかったから、行ったらおもしろかったんだろうか。



腹ごしらえ。
これ、シェイク!にマシュマロ?

2017-08-18

ロンドン回想 ⑦

打ち上げが遅くに終わったのでその日は友人の家に泊めさせてもらう。翌日は遅くに目を覚まし、少しお酒の残る頭を無理やり起こして英語を話させようとするも、着いていかない(笑)
その時飲んだコーヒーはインスタントだったけど、ものすごく美味しかった。

 そのあと宿に帰ってシャワー浴びて、また同じメンバーでピクニック。
ジョンのサングラスかけてみた。ヤクザっぽいな
アサヒがけっこう簡単に手に入る。
外国人は私たちだけ。
到底10人超いるネイティヴの会話に着いていけず、もー疲れてるし芝生でジョンと話しながらゴロゴロしていたが、それが本当に気持ちよかったのだった。

そういえば今回の滞在中、フェスティバルのオーガナイザーのみなさんに私とボリスは「こんにちはフランス!」とか「フランス人の彼ら」と言われ続けた。
よく考えれば世間一般には英語の方が仏語より数倍簡単なのに、英語はいまいちだけど仏語は話せるアジア人を見て不思議に思ったことだろうよ。 私もなんで英語がうまく話せないのかよくわかりません。笑



そのあとジョンとレオンと、 キティーに会いに行く。

キティーは2015年の冬、ナントで展示をした。当時ジョンとネットで知り合ったばかりだったが、彼が「友人がナントで展示をするから是非見に行ってやって」と連絡を受けて喜んで会いに行った。
キティはジョンやレオンの大の仲良し。今回もロンドン行くよってメールしたら是非ご飯でも一緒に食べようと返事。こういった友人の輪に入れてもらえたのがものすごく嬉しい^^


食べたもの。

キティが食べたクランブル…↓
なんて豪快な盛り付け方(*o*)…フランスだったらもっと美味しそうな盛り付け方なのになぁと、目が点になった。このカスタードクリームの量も半端ねー!それを問題なく平らげる美人な彼女。(後ろで親指がしっかりたってるのが見えるでしょう)

最後にみんなでパチリ。
あまりに全員が変な顔をしているので、隠しました笑 あははは 
本当はみなさんもっと美男美女なのですよー

ロンドン回想 ⑥

 SAFARI FESTIVAL 2017 !

普通、こういったミニプレスのブックフェアは2〜3日(時には4日)続く場合が多いのですが、safari festivalはなんとたった一日。11時始まりの18時終わり。短いよー

いよいよスターに会うことが出来た^^
大喜びでいそいそと走る私↓(笑)
知る人ぞ知るスターたち。。。感動(T_T)
マジ泣きそーーーー
そしてこんな田舎者に優しい彼ら。泣けます。


festivalではあまり売上がなかったけど、なんとなくわかっていたことだった。だって全体のレベル高すぎ!今までインターネットで見ていたすごいものたちが横に続々並ぶ世界。しかもブースにはアーティスト本人たちがいる。
誰が私たちの本を買うのだよ。。。
でも私たちが「スター」と呼んでいた人たちと会話をするうちに「友達」になる。彼らが私たちの本を買ってくれる。

ジョンと一緒に作った本 Tank N' Shineだけど、私たちは報酬という形で20冊ほどを彼にあげた。それを彼自身が売ることでお金をゲットしてください(1冊7ユーロだから、全部売ると140ユーロにもなる)と伝えた。けど彼はなんとその20冊全部を、今回フェスティバルに参加していたアーティストたちや出版社のみなさんにプレゼントしてまわっていた。(*o*)
けっこうびっくりしたけど、顔の広い彼だからできること。つまり彼のお陰で私たちの作品はいろんな出版社のみなさんの手に渡り、世界中に分散されたのだった。


夢を見ているようだった。
本当に楽しい一日、ソワレだった。。。

 
コルテオ 太陽光発電