2015-07-29

アヌシー

アヌシーはナントから電車でおよそ7時間。
リヨンでローカル線に乗り換えると、車長さんがやってきて「アヌシーに行く方は次の駅でバスに乗り換えて下さい」と言った。

私たちが乗っていたその電車はアヌシー行きで、たくさんの人で賑わっていた。次の駅ではアヌシーに行く人が多く降りた。駅を出て、流れに乗って私たちも近くの長距離バス乗り場へ。アヌシー行きのバスを探すも、無い。
おかしいなぁと思って、また駅に戻って駅員の方に聞くと
「アヌシーですか、ではA番線の電車です!」と言うので
訳が分からずとにかく戻り、電車に乗り込む。

自由席なので適当なところを見つけ着席。ホッとして、アレと気づいたんだけど、この電車、、、さっき乗ってた電車(・_・)

数分後何事も無かったように電車は動きだし、30分後くらいにフツーにアヌシーに着いた。。。


(駅が全面改装されていました)
電車、本当嫌い(*o*)
そういう意味の分からないことも起こるし、説明も一切無しだし。
ほんと、なんなん!!(`0´)


腑に落ちないことは多々あるが、無事に着いて良かった。
ボリスのおじいちゃんとおばあちゃんにも無事駅で合流しました。

 相変わらず綺麗な所だこと〜

滞在自体は短かったけど、本当行けて良かった^^
相変わらずの観光客の多さだけど、やっぱり可愛い町。
日本人が想像しているザ・フランスって、こういうところなんだろうな。

ということでつづく〜

2015-07-24

ヴァカンス。

金沢美大の4年生の夏、そういえば誰かが
「長い夏休みは、学生最後の今年で終わりかー」と言っていた気がする。

確かに日本でいわゆるサラリーマンをしている方々は、夏休みがお盆に1週間だったりするから、確かに大学4年の夏というのはみんな遊ぶんだろうなぁと思う。
でも当時それを聞いた私はあまりピンと来なかった。
ナントに留学することが決まっていた身だからからもしれないけど、留学後のことを考えても、本当に「長い夏休み」がこれで人生最後になるとはサラサラ思えなかったのでした。(そもそも某テレビ局で大学4年間バイトをしていた身としては、卒業後日本の会社で働くことにあまり希望をもてなかった。そこで知り合った方々は本当にいい人ばかりで面白かったけど、目の前で繰り広げられる厳しい上下関係や色々な意味の分からない日本的な"規律"を見て、気づかぬうちに絶望していたのかもしれない。でもものすごく良い経験になったのでとても感謝はしています!)

そして現在。。。
3週間の夏休みをとることが常識の国に、
まだ居座ってまっせ(´д`)


職場では、6月終わり頃から同僚たちはチラホラとヴァカンスに。
だいたい3週間が普通だけど、確かに日本じゃあり得ない。
(子どもの夏休みは2〜3ヶ月だし。)

あの蒸し暑い環境で極端に少ない休み。更に残業・休日出勤のオンパレード。なんで日本人はあれだけ頑張れるのだろうかと、私も思うしフランス人もよく私に質問するけど。。。なんて、日本でちゃんと働いたことのない人間がどうこう言えた話ではありませんが!


ちゅーことで、週末を利用してアヌシーに行ってきます!

2015-07-21

ボルドーに返り咲き

 北から帰ってきて、1週間働いたら、再びボルドーへ!

やっぱ電車は遠い・・・

ヴァカンスシーズンならではの家族連れが多くて、車内は
子どもたちがあちこちで泣き叫んでて
私も泣きたいよーと思いながら、の、長い片道4時間。


ボルドーでの個展が終わったので、作品撤去に来たのでした。

こちらが展示概要。
 

5UN7(サンセット)ギャラリーの概要。
展示空間の先に中庭があります。
 その奥にはアーティストのアトリエ。

奥にながーい建物で、とても広いのでした。



やっぱりまた暑かった・・・

ということで、無事に終了しました!
ありがとうございました :)


2015-07-20

リールでばーすで〜

楽しいブリュッセルの滞在のあとは
フランスに戻って、リール。Lille.
の、近郊の町に住んでいるルーシーとダヴィッドのお誕生日パーテ〜に参加しました。
ルーシーが30歳になりました :)
おめでとう!

北に行くたびに、一度は胃に入れる強いアルコール達。

ダヴィッドはついこの間まで、ローマでアーティストインレジデンスをしていたし、その話を聞いて面白かった。彼曰く「しばらくイタリアはいい。」とのことで、気温も高ければ電車などのその他諸々のいいかげんな感じが、とても大変だったみたい。でも、ローマのど真ん中で3ヶ月も制作に集中出来るなんて、本当羨ましい限り。





楽しい時はあっという間にすぎるもので、彼らの家に一泊して、翌日ナントに帰りましたー


2015-07-16

クドさんチーさん

ゲントからブリュッセルまでは電車で30分。
お腹が減っていたので、クドさんを前に、口周りの汚れも気にせずケバブをほおばりながら。


ブリュッセルでは今クドさんの展示がやっている(いた)。
鳥肌が立つくらいすべて精巧に出来ていて、ボリスと共に心から感心した。そりゃグランパレ(パリ)のアートフェアにも出るわ。
我らがクドさん、まじカッコイイ!(*o*)

クドさんもそうだけど、ちーさんも、金沢美大の頃からの仲間。(元々2人とも私の先輩なんだけど、今じゃー私もだれてしまって、タメ口じゃん・・・笑)
そんな彼らはベルギーで活躍している。
妥協が無い彼らの作品。まじで、尊敬する。
彼らの活動がこうやって認められているのは、私はものすごく嬉しいし、もっと頑張れー!と心底応援している :)
だから私も彼らに少しでも着いていかなければと頑張れる。

金沢美大の在校生の人とかに、もっと彼らの活躍を知ってほしいです(´д`)





関係ないけど、
荒れ荒れのため しわしわの手。



 WIELSへ。

もうブリュッセルで観光的なことはしなくなってしまった。
町を歩いても写真を撮らなくなってしまったのは残念だけど、その分仲間と過ごす時間が本当に楽しい。ちーさんとぴえ〜るの2人やボリスの妹に会うことが第一の目的だし、他にも会う人がいて(本当はもっともっといるけど、全員に会ってたら時間無い!)、意外に忙しいのだ。


住めないのは分かってるけど、好きすぎるーブリュッセル!
でも仲間が全員いなくなっても、それでも好きかな・・・などと思ったりして。


2015-07-15

ナント→ゲント


夜通しのドライブは、28歳の身には少し辛かったのであった。
どんなに寝まいと思っても、段々目が細くなって気づけば閉じているという現象は、高校時代の化学の時間を思い出させた・・・。


中学生の時は何をどうすれば授業中に寝ることが出来るのか理解できなかったけど、勉強頑張りすぎて入学できた進学校のI高校は、私にとってレベルが高すぎて、授業で寝るなんて簡単にマスターしてしまった。

などと考えていたら、着いた!ゲント。

ゲント市は金沢市と姉妹都市なので、こんなものがあります。
ムキムキなクドさんに会うのと、現代美術館S.M.A.K.に行くのが目的だったので、ゲント着いてソッコーSMAKに向かう。
(どーでもいいけどSMAKってSMAPに似てる。)


道で犬の散歩をしていたオジサンに出くわしたので
英語で道を聞く。普通に、正しい英語で返事が返ってくる。
ベルギー人が3〜4カ国語簡単に話してしまうのを忘れていた。
フランス人や日本人とは全然違う人種だったの忘れてた。

無事着いた。けど、
朝7時半から開いてるカフェが、この辺り無い(;_;)

鴨ばっかり写真に収めたり、少しウトウトしたり、ボリスの肩をもんだりしながら開館の10時を待ちます。

こちら展示内部だけど、光が綺麗だった。
作品じゃないけど。

Sol LEWITTの作品。(とボリス)

このあと2年ぶりくらいにクドさんに会って、一緒にブリュッセルへ行きます。

2015-07-12

べるぎー

ベルギーに来てます!
(これはベルギーのゲントに住む工藤さんの筋肉。笑
風景の写真はデジカメで撮ったので、それはまた帰ってから。)


相乗りで、金曜夜22時にナントを出発。
夜道を走ること9時間。ゲントに着きました。

運転手のフランス人はこの週末オランダに遊びに行くそうで、初めての相乗り制度利用。その他の乗車者はアラブ人のおっさん1人とフランス人の女性。ゲントまでしめて55ユーロほど(安い!)。夜道の運転は大丈夫かなぁと思ったけど、1時間半ごとにコーヒー休憩を入れて、無理せずの旅。

1人年配の人がいるだけで、なぜか安心感倍増。
会話も弾んで前から友達みたいな感じになる。

相乗りすると、会話の中でいつもに日本の話になるけど、
いつも自分のバックグラウンドを有り難く思う。
日本って、本当話題がたくさん。
フランスでも興味のある人が多いし、話すことないなーって困ったとき助かる。


てな感じで、ほぼ徹夜でゲントに着く。
smakで展示を見て、工藤さんと合流してブリュッセルまでやって来ました。

つづく




2015-07-09

シャンボール

ボルドーから帰ってきて、その日の夕方から
ナントで参加している展示のオープニングパーティがあった。
その話はまた改めて書きますが、

その翌日の週末。仕事のあとすぐにシャンボール城へ!
オルレアンから近いとあって、養母がみんなをシャンボール城で開催されるピアノコンサートに招待してくれた^^

ナントから2回も電車乗り継ぎ。。。
それでもコンサートが良かったので、来た甲斐がありました。
時間があれば早く来て、お城見学でもしたかったな・・・(;_;)

帰り道。↓これで22時半くらい。

その日はオルレアンに住む故養父の家に泊まり、翌日はのんびり過ごしました。

電車に乗りまくってる今週でした。


2015-07-08

ボルドー続き写真

来ましたDisparate(ディスパラット)!


新しいエディションも置いてもらってまーす。



やっぱり大好きジャンクフード!をむさぼったあと、、、

夜の町をみんなで散歩〜

有名らしい水の鏡 le miroir d'eauで、暑いのでみんな足浴び。


それにしてもあの暑さは尋常じゃなかった。
夜襲ってくるあの蚊の「ぶ〜〜〜〜〜〜〜ん」も耐えられなかった・・・全然寝れないので疲れ取れず。
今はもう涼しくなったけど、異常気象もいい加減になってほしいです。


2015-07-07

ノルタルジーボルドー

ここに以前書いたけど、ボルドーは私にとってとても大事な町です。

今回実際に滞在した期間は4日間ほど。
フランス語で言うCANICULE(キャニキュル)という、酷暑の期間がドンぴしゃに当たって、毎日超暑い日が続きました。
最初の2日は、ポリーヌの家とギャラリー5UN7(サンセット)の往復。やっと一息したのち、町に出てみた。

こちらは駅。
今工事中。鉄組がカッコイイ!

駅から出て、
行き先はそう!語学学校の界隈です。

毎日乗ったトラムの音とかまで覚えている。
1回しか入ったことのないカフェまで。

クラス全員で時々通ったカフェは、今は全く違うカフェになっていた。
しかもそのカフェ、私が今働いているファーマシーのすぐ隣にあるチェーン店で、本当によく行く。
何もかも新しく素敵に見えたあの町に、現実が食い込む(笑)
ただそれだけのことなのに、すごいショックだった・・・(*o*)

ヴィクトワール広場にある亀。

エクスカーションで訪れたサンタンドレ大聖堂。
当時、大聖堂を管理するおじさんが1時間かけて大聖堂の概要・歴史や造りなどを説明してくれたのだが、さっぱりわけが分からずスペイン人の友達とこっそりふざけあっていたのを思い出した(笑)今となっては本当に情けなーい!でも本当に悲しいほど分からなかったんだもの。

語学学校の目の前まで行くも、
なぜかあまりジーンとは来なかった。
私にとってボルドーに滞在した1ヶ月、一番何が印象に残ったって、町と出会ったヒト。学校ではなかったのだね。

ボルドーを美化したいわけではないが、2007年に物の見方が180度変わったあの感覚を、私は一生忘れたくないなぁと思っている。無理だろうけど、でもそれは大事なこと。



個展のオープニングパーティに、ヴェロニックが来てくれた!
彼女が当時、私を1ヶ月間ホームステイで受け入れてくれたんだけど、本当に私このマダム大好き^^ 彼女の友人クリストフも一緒にいらっしゃった。
ヴェロニックの話→① →②


まさか人生初の個展をボルドーで出来るとは、本当に思いも寄らなかった。更に私のフランス語初期状態を知る人物を、ここにご招待出来るなんて本当に自分でも信じられないほどだ。
「フランスに行きたい!」と強く思ったのは大学2〜3年のころで、今は特にそういう熱意もない(・_・)毎日をどう生きるか、どんな作品を作ろうか、そんなことを考えているので特にフランスがどうとか日本がどうとかは考えません。

ただ、


こういう不思議なご縁があると
「私はまだフランスに居ていいんだ」「私はここでまだまだやることがあるのだ」と思ってしまって、フランスと自分がグッと近く感じることがあります。

女神様と再会した時も、強くそう思った。


まだここでやることぎょーさんあります。
頑張らなきゃ :)


ヴェロニックとフランス語で話すのは、なんだか不思議な感じがします。今回話していて思ったのだ、クリストフと2人の会話がめっちゃ面白かったこと。冗談がたくさんまじってて、8年前目の前でこんなに面白い会話が繰り広げられていたのか!と。
でも、分からないなりに、なぜか私は割と分かっていたような気がします。じゃないとこんなに仲良くなれなかったと思うから。

「訛り全然無いじゃないマキコ!」と誉めてくれて、私の今していることも見てもらって、そりゃたいそう私は幸せでした。ほんっっっっとーーーーに嬉しかった^^

毎日色々辛いことややってらんないこととか、あるけど
こういうことが時々あるから、やっぱ続けなきゃって思います。

それにしても友人って偉大。


2015-07-05

ボルドーで個展のオープニング

もう3日も前になりますが
オープニングパーティも無事に終わりましたー

個展って、責任の重さが半端無いので
どれだけの人が来るのかとかすごく気にしていたのですが
Disparate のお陰でたくさんの人に来ていただきました〜〜
期待してなかった分、自分でもびっくりしました(*o*)


展示に飽きて煙草をふかす若者たち。
建物の入り口のタバコは、フランスの風物詩〜

とにかく若い人が多くて、それも驚いた。
来てくれた人の半分は全身タトゥーだらけ+
超大きなピアス+キャップ+黒い服+口ひげ
のお兄さん達だった(笑)

でもそんなお兄さん達はすでに Disparateで私の作品を知っていて、オープニングにわざわざ足を運んで下さったのだ。初めて会うのに、すでに私の色々を知られているというのは少しなんか照れくさい感じがして、ずっと頭の中でモジモジしていた(*o*)

なんか興奮も冷めやらぬままオープニングは終わったけど、感謝の気持ちと暑さと蚊のせいでなかなか寝付けず。

色々思うことがあったので、また改めて書きたいと思う。



2015-07-01

あ、、、

あづ。。。

ここにきてから毎日42℃らしい。
普通のアパートにはエアコンなんて無いので
夜は暑さとの戦い。あと蚊にやられまくりのボルドー滞在。

なんでこんな絶賛暑いです期間に来てしまったのだ。。。

あづーーーー


 
コルテオ 太陽光発電