2016-04-27

アヌシーとパスポート

アヌシーへ、ボリスのおじいちゃんおばあちゃんに会いに。
オルレアンから養母の車でやってきました。
ありがたいほどに天気予報が外れてくれた!

家族の会があるたびに巻き寿司を作っている気がする。。
確かに食べやすいしヘルシーだし、話題になるしね。


今回、帰りはジュネーブから飛行機でナントに帰る予定だった。
チケットも印刷して何もかも準備万端だと思っていたけど、オルレアンにいるとき「ああああパスポート、忘れた…」ことに気づいた。


こんな初歩的なミス人生で初めて(;_;)
リュックサックの横に置いたはずのパスポートを、なぜ中に入れずそのまま家を出たのか。自分が情けなくて恥ずかしいよ。。。


スイスからフランスのへの空路はもしかして滞在許可証でもいけたかもしれない。けど万が一門前払いされればどうしようもないので、帰りは養母の車に便乗してオルレアンまで帰ってきた。予定より1日早い帰宅で残念。おじーちゃんおばーちゃんとの時間をもっと楽しめると思ってたのに。


今まで自分が乗る飛行機や電車を逃したりしたことがないので、そのことでものすごく落ち込んでいたのだが、ボリスの親戚のみなさんが口を揃えて「そんなんよくあること。大したことじゃない」と私に言うのでした。
無理に慰めようとしているわけでもなく、本当ただ単純に「あるよねー」って感じだったのでそれが驚いた。(日本にいたときはこんな余裕こいた反応あまりされたことがない気が…)




あまり長居しないほうが、おじいちゃんおばあちゃんの負担にならないし、ちょうどよかったと養母にも言ってもらえたりして、なんとか結果オーライ(?)。今度は忘れ物絶対しませーん










2016-04-25

オルレアン

週末を利用してオルレアンに。
なぜだろう。いろんな国旗が町中を埋め尽くしていました。




ここに行きたかったんです。
Frac Centre
(あいにくの天気なので何とも見栄えがしませんが)

中庭。



内部。

FRACとは各地域に建設された現代アートセンターのようなもの。

今回見た展示は特に悪くもなく、面白すぎるわけでもなく、さらりと見てしまい写真がこれしかないですが。いやはや最近写真をとらなくなってしまった。


2016-04-17

ローカル線の悲劇

田舎に住む農家の友達宅に一泊二日で遊びに行こうと
ナントからローカル線に飛び乗った。
ボリスは前日入りしていたので、私一人だった。



1時間くらいの道のり。天気もいい週末。
早く着かないかなとぼんやり外を眺めていると、
ある駅で止まって5分ほどたっても、電車が動かない。
どうしたんやろと思ってると、ゾロゾロとたくさんの人が私のいる車両に乗り込んできた。皆さん何やら少し息が荒く、変だなと思った。

空いていた私の前と横に、女性が「ここいいですか?」と2人それぞれ座った。
「何かあったんですか?」と聞くと
「私たち前方の車両にいたんだけど、アル中が騒いでて手がつけられないから、こちらに逃げてきたのよ」と。




(はぁーーー?(*o*))


「彼は窓ガラスをバンバン叩いていて、すごく怖かった」とも。



すると突然車内アナウンス。
「gendarme(憲兵・軍に直属する警察機構)が到着するまで、しばらくお待ち下さい」



えええ、なんかすごいことになってきた。

しばらくすると若い車長さんがまわってきたので聞くと、
「そのアル中は本当に「危険な状態」だったので、我々は手に追えない。電車から降ろすことも、もし降ろしたとしても(その後彼が何をしでかすか分からないから)そのまま電車を発車できない。だから警察に連絡した。」
との返事。他の質問(切符の返金やいつ目的地に着くかなど)には「分からない」の一点張りだった。



まさかナイフかなんか持ってたんじゃないかと思う。


↓タバコを吸いながらアル中のいる車両に目を向ける乗客たち。

私はすぐ田舎の友達に連絡。彼女は「オッケーすぐ迎えに行くよー」と言ってくれて、助かった。



電車が止まって45分くらいした頃、友人が駅に到着。駅を出たすぐに憲兵が乗る車とすれ違ったので、きっとアル中は取り押さえられただろう。
それにしても警察が到着するまで45分もかかるなんて、そこがよほど田舎なのか、それとも警察が余程のんびりしているか、どっちなんだろう。


にしても、このローカル線1年に1回乗るか乗らないかなのに、なんでこんな目に。。。翌日の帰りはなんともなかったけど、もうこりごり(*o*)


切符の返金はきっと無いだろうなぁ。電車が止まったのは電車に問題があったわけじゃないものね。相乗りを利用すれば4ユーロ。電車は12ユーロ。相乗りを選ぶべきでした。


2016-04-11

はるがきた


気温もグーンとあがって、気持ちのいい日が続きます。

天気予報を見るとけっこうな確率で
晴れ・雨・くもりがトリプルで重なっているので
もうナンノコッチャ。




友達がこんな素敵なマグネットをプレゼントしてくれた(*o*)



日が暮れるのがだいぶ遅くなり、夜8時でも明るいです。

2016-04-02

1時間。

ちょうど1週間前サマータイムに切り替わったので、日本との時差も7時間になりました。

1年に2回、時計を早めたり遅めたりするのはもう慣れてきた、と思っていたのも束の間。今回やってしまった…(´Д`)




ナント美術学校からの友達で、今はドイツのstuttgartシュトゥットガルドに住んでいる仏人のE。彼女の家族がナント郊外に住んでいるというので、帰省も兼ねてうちに泊まりがけで遊びに来てくれた。久々に会うEのドイツでの生活ぶりや制作の進み具合とか、彼氏のドイツ人の話とか、話しても話しても尽きない^^ 日曜朝早くの電車に乗ってドイツに帰るというので、土曜の夜は巻き寿司を食べながら(また…)ちょっとしんみりしたけど、まぁまた会おうねという話になってお開きに。それぞれ床についた。


この時点で、明日のためにも1時間早めなければならないという話は何度もしたし、Eの家族もそのことを口すっぱく言ってきたらしい。今回は1時間早めるので、1時間多く寝られない。土曜夜、すでにクタクタだった私たちは「1時間損するなんて嫌だなー」とか「この時間変更のせいで明日は寝不足だよね」とか何とか言ってた。


が、しかし!!!
私もボリスもEも、なぜだか誰も1時間早めることなく翌日の朝を迎えてしまったのでした(*o*)



な、アホなーーーーー



って、思うでしょう?
私も思いますとも。3人してアホです。笑


私が思うに、事前にサマータイムの話をし過ぎたために(?)、もう時間を早めてしまったかのような錯覚に陥り(?)、だれも何もしなかった。
結局Eは電車に乗り遅れてしまったのでした。
(Eいわく、彼女の携帯は「自動的に」時差変更するはずだったらしい。でもちゃんと機能しなくて、この携帯腐っとるやんけー!と何度も一人でツッコミをいれてた。)


電車が7時半発だったのですが、起きたのは7時20分。
(本来なら6時20分に起きるつもりだった・・・)
寝起きだけど、車で駅まで飛ばしたけど、着いたのは7時35分。だめでしたー

変更もキャンセルも効かない切符だったので、Eは窓口で冷たく対応され、結局とぼとぼ車まで帰ってきました。
すぐさま家に戻り、Eは落ち込んでいる暇もなく朝食もとらず、今度はインターネットであいのりでの行路を探す。どうしてもこの日に帰らなければならなかったらしい。

結局その後色々ありましたが、なんとかパリ行きの相乗りを見つけ、笑顔でナントを去って行ったE。もちろんいうまでもなく、今まで予約していた電車の切符はすべてパーになりましたが、ナント→パリ、パリ→ストラスブール、ストラスブール→シュトゥットガルドなどと相乗りを駆使して、本来より5〜6時間ほど遅れましたがその日の夜遅くにちゃんと家に着いたそうです。




3人とものミスなので、誰一人として誰も批難できない。だからたえず自分たちの馬鹿さ加減に、3人とも笑いをこらえきれなかった日曜の朝でした。。とさ。



 
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