2018-04-30

アイス

制作の合間に^^
こんな子供用アイスで大喜びする、31歳。。
これのおかげでそうとう元気になれます(笑)
小さなことでこれだけ幸せになれるのは、もう特技だと思うようにします。


アイスの消費が日本一多いのは石川県民という噂は聞いたことがあって、私も類に漏れず。日本にいた頃は毎日一つはアイス食べてたかも。だって好きなんだもん、アイス。

ただフランスに来てからというもの、すっかり食べる習慣がなくなってしまった。見渡せばアイス以外においしいものがたくさんあって(ケーキとかチョコとかヨーグルトとかチーズとか?)、私の中でアイスの重要度が減っていきました。


思えばここ数年チーズを食べる機会が格段に減り、食後にデザートをがっつり食べる気力もなくなってます。。胃袋が小さくなっているのか、ただ単に歳をとっているからかわかりませんが。
実は最近ボリスの意向で、夜だけ炭水化物やでんぷんを含有するものを抜いた食事をしています。ただしアイスはオッケーというルールにしたので、野菜ばかりの食事を終えたお腹にアイスは本当おいしんですー
ボリスケのルールなので私は別に好きに食べたらいいんですが、一人分のお米を炊いたりパスタを茹でたりするのが面倒なので、結局同じものを食べています。


野菜や卵、お肉だけの食事は最初たいへんかと思ったのですが、意外と面白いです。未知の野菜に挑戦したり、オーガニック食品を売っているお店に足を運んでみたりと、発見が多いです。




話変わりますが、
今朝みた夢は、イギリス人のアーティストのレオン・サドラーがカバンに入ったフェレットをくれるという、謎な夢でした。彼は英語訛りはありながらも流暢に仏語を話していて、さすがだなー!と感心する私でした。笑

ちゃんとこの写真付きで「フェレットをありがとう!」ってレオンにメールしました。

2018-04-29

がっかりしたって。

ニコラアリアンヌが愛犬キャプシーヌと一緒に我が家に遊びに来た。

アリアンヌはこの間3週間日本を旅してきたばかり。日本のお土産話を聞いていて、ふとニコラの横顔を見て思わずびっくり。
「ひげ」と「髪」の区別が
くっっっっっっっっきり!!!!!
している!!!!
ではないか!!!!!

写真じゃわかりにくいかもしれないけど、本当くっきりしているのだよ!(*o*)

そりゃ自分のことだからか、本人はそれをよく知っていて「境界線」を熟知していた。笑
鏡なんて見なくても「線はここでしょ」と指でズバリ当てるニコラ。すごい!



大切な犬タイム…


一方アリアンヌは旅の話をしてくれたけど、面白かったーーー!
彼女は日本で、あまりに日々「何も起こらなすぎて」、すんごーーーく「退屈」だったそうだ。
道を歩いていても電車に乗ってもどこへ行っても
言い合いをする人もいなければ
喧嘩をする人もいなければ
怒る人も
叫ぶ人も
泣く人も
大笑いする人もいない。

ここは本当に現実の世界なのか、旅の最後の方にはあまりに気持ち悪くて、道で人を叩きたくなった、人を揺さぶってやりたくなったって言ってた(笑)それはやめていただきたいが、言いたいことわかるよ。


彼女は幼少期から両親とともに世界中を旅している。本当たっくさんの国に行った事があって、アジアの国もたくさん知ってる。
ゾエととても仲がいいので、前から日本の話はよく聞いていてやっと叶った日本旅行だったが、かなりがっかりした様子でした。


私はというと、それを聞いて何も驚かない。むしろこういうことを言ってくれる人がいてよかった、と安心した。
日本旅行するフランス人の多くは元々日本文化が好きで行くので、日本賞賛の話しか聞かない。アリアンヌはそういった類の人ではなかったので、冷ややかな目で見た日本の正直な様子が聞けてとても嬉しかった私でした。
共感できるところが多々ありちょっと感激したところもありました。でも彼女は日本を「旅」しただけであって日本人の日々の生活をくまなく見たわけではないので、そりゃ日本人も怒ったり泣いたり叫んだりはするのよ、とは伝えたけど。でもフランス人とは比べ物にならないかもしれないけど。


ちょうど先日歯医者の待合室にいたら、診療室から
ぎょおおおおおおおええええええええええ
おおおおおおぅううぅううううおおおおぉおおおおおおお
と、
もんのすごい叫び声が聞こえてきて
これかーって思ったよ。笑



野菜生活続きます。

2018-04-27

人の話を聞くこと

ある日、用事があって友人Mのアトリエを訪ねた。

(話と関係ないけど、おうちのお花たち)
 

そこにはMの友人2人がアトリエに遊びに来ていた。話はしたことないけど、顔は知ってる2人。Mは気を利かせて私たちにお茶を入れてくれた。


お茶を飲みながら世間話をし始める。
数分もしないうちに、なんか違和感を感じる私。
なんだろう?なんか変。
で、気付いた。



Mもその友人2人も、人の話まったく聞いてない…!!!
(*o*)

ここは動物園かよ!!!って思った…。




誰かが話をし始めると、すぐにまた誰かがそれに被せて話をするので、常に2人以上が話をしている状況。私が何か話し始めても話が終わる前に
「そうだよねー!!!確かに、◯◯◯…」と、話を始めるじゃありませんか。


三人とも。。。。






だから自分からしゃべろうなんて気にならないし、話を最後まで聞かない人相手に話をしたって何が楽しいんだろうと、くだらない気持ちになりました。
フランス人がとかじゃなくて、何人でも話を最後まで聞けない人ってけっこういる。私もたまに嬉しくなりすぎて人の話聞けなくなることがあるので気をつけてる。けど、この日はレベルが違いすぎて正直ひきました笑。



特にMの友人の男の子がすごかった。
彼は常に誰の意見にも肯定的な人。きっと人から嫌われたくないのか、常に「いい人」でありたいのか分からないけど、絶対に誰のどんな意見にも賛成なんだよね。だから申し訳ないけど、本当話してておもしろくなかった…(-_-)
本人は絶対無自覚だと思う。ただ、そういう話し方をされると馬鹿にされてるのかなと思ってしまうほどだった。笑 悪い人じゃないとは思うけど。
ひねくれた私は、会話中ずっと早く帰りたいって思っていたよ。



フランスでは、
議論をしていて人を黙らせたら勝ちみたいな雰囲気があって、人が話しているのに話を被せてくる人は確かにけっこう居る。子供のころから議論をとことん教育される国(らしい)だから、人によっては許容できることかもしれない。
でも、このときしていたのは政治の話でもなければ経済の話でもない、世間話ですよ…
人の話も聞けないで、自分のいいたいことを言うだけなら、一人でやってくれよと私は思います。
じゃないと、「会話」じゃ無いじゃん…

プレスリリース

6月23日から始まるFrac des Pays de le Loireでの個展ですが、プレスリリース(?って言うのだろうか)が出来ました。

展示のタイトルは、悩みに悩んだ末、
KAKI Kukeko
にしたよ。笑


文章はEva Prouteauさんにお願いしました。
彼女はフリーで活動しているプロの美術評論家です。フランスのエディションの世界もよく知る彼女なのでぜひ彼女に!と、ラヴコールを送ったのです。
エヴァが私のアトリエに来てくれて、
私があれだけ支離滅裂に話したことが、よくもまぁこれだけちゃんとした文になるなぁという驚きです。笑
でも私はフランス語が話せても、読むことは本当に得意じゃありません。まじで。。。実際彼女の文才は普通のフランス人よりよく理解できてないと思います。

展示に合わせてFRACからカタログも作る予定なので、引き続きEvaとの二人三脚は続きます。

フランスにゴールデンウィークはないにしても、5月は4日も祝日があってパラダイス!!私は全て制作にあてます。光に満ち溢れた大好きなアトリエで制作に没頭できるこの時間が最高に好きだし、本当に幸せ…(´Д`)



2018-04-25

ストリッパー

地鶏。
後ろに飾ってあるのは、左上から
Jon Chandler
Chou-yi
Decadence comics
Félix Decombat
Yuichi Yokoyama


家が油絵くさいよ。
パレットにこびり付いた古い油絵の具の塊を、どうしても取り除きたい。日本にはストリッパーという怪しげな名前のすぐれた剥離剤があります。それを買いたいと思って画材屋さんに行くも、無い!!
店員さんに聞いても、
「そんなものはないよ。」と言うので、
「じゃあパレットに媚びりついた塊は、どうやって落とすのか」と聞くと
「ホワイトスピリットやテレピンで取る」
というので、心の中で叫びましたよ。


ちーーーーーがーーーーーーーーう!!!!!!
おっさん、あなた、
何も知らんがいねーーーーーーーー!!!!!(金沢弁)

(*o*)(*o*)(*o*)

と。



ストリッパーの威力が、このフランスで知られていないというのは衝撃でした。

ということで
私のパレットは汚く重いまま。


とほほ(;_;)


2018-04-23

長い髪

大好きなジュジュと。
写真を撮ったのはわたしと同じ誕生日の、ジュジュの彼氏のシャシャ。(って、わたししかこんな風に呼んでないけど笑)
少し前だからコートを着ていますが。
 


長い髪を維持して約1年になりますが、時々下ろしたりして仕事に行くと、同僚たちや友人らから
「この髪のボリュームが本当に羨ましい!」
「おろした髪、いいね」
といろんな感想をもらいます。
 中には「もっとオイルを塗って落ち着かせた方がいい」という正直なアドバイスをもらえることもあります。率直でありがたい…!(*o*)


日本にいたころは髪の毛を褒めてもらうこと自体が皆無だったので、実際ほめられると照れくさいのでなるべくその場から早く立ち去りたい。。。と思います。

でもなんで昔、髪を伸ばさなかったのか?おろさなかったのか?と考えたところ、幼少時代、母と同じ美容師さんに髪を切ってもらっていたのですが、その人が「あなたは短い髪が似合う」と宣言していました。それに何も考えずわたしは従っていただけだったことを思い出しました。周りも牧ちゃんは短い髪が似合うんだね。と。
バスケットもしていたし、短くて自分も喜んでいたように思うけど、それって本心だったのだろうか?姉2は他の人の髪を三つ編みにしたりして遊びたかった、と言っていたけど、それにもっと加担すればよかった…今となっては遅いけどね笑

よく思い出せないけど、いろんな可能性があったのに美容師さんの意見一つでそれに決まってしまっていた幼少時代は少しさみしかった?のかな、と思った春のとある日でした。

2018-04-21

キティのハガキ

ロンドンに住むキティから、ハガキがきた^^

キティは実は去年、わたしの絵を買ってくれた。(だから昨年の夏ロンドンで再会したんです。)アーティストとしてもとってもかっこいい彼女ですが、そんな人に絵を買ってもらった事実があまりに嬉しかったので、その後もわたしはabattoirを贈ったり、日本からハガキを贈っていたのです。

彼女は鼻がすごく高〜いので、わたしはハガキの余白に「鼻が超高いハローキティの絵」を描いてみたりしていたのですが、なんと今回は彼女がわたしの顔を描いてくれた。めっちゃ嬉しかったよーーー(;_;)
しかも似とる。

パリのディスニーランドに行ったんだって!すごく彼女らしい。
わたしはまだ行ったことないけど、正直いって全然興味ない…笑 


フランス人の描くアルファベットはすごく癖があって読みにくいけど、キティの字は日本人みたいで超読みやすい…

ありがとキティ…大事にするよ!

2018-04-18

夏の陽気と人と野菜

自分で勝手に追い詰めてるからかもしれないけど、時間がないよーーー


そんな中、他方からお呼びがかかって友達に会いに行く…
何してるんだよ自分…
だって、
気温が一気に上がって夏みたいなのだもの(*o*)
今日は半袖一枚で出かけました。

ツツジ?


ファーマシーの同僚でもある友人の家に行く。
彼女は12歳になる息子くんが居て、一緒にお茶をしたよ。

このアンパンマン、姉2にもらって、彼らにあげたもの。「アンパンマンは顔がパンで出来ているヒーローで、子どもたちに自分の頭の一部をあげるんだよ」って説明したら「きもちわるっ!」って素直に言われた笑
そりゃそうだよねー
ちなみに下のは子供用爆竹!こんなん誰でも買える国って。。。けっこう危ないしね。
普段子どもと話をする機会があまりないので、実は毎回ドキドキする。いつも大人とばっかりしゃべってばかりなので、自分の日本語訛りが茶化されないかとか、そういう下らない心配をしてしまいます。でも実際そんなひどいことをする子どもはあまりいないんだけどね。

ドキドキしながらも、やっぱり子どもと話すのは面白いんだな。反応が超素直だし、なにより彼らはうまく嘘がつけないので可愛いです。
彼らとの会話を楽しむ秘訣は、彼らを子どもと思わないこと、かなーって思った。いつだって、同等。わたしは4人兄弟の末っ子で自分より年下の人が昔から周りにおらず、勝手に苦手意識を持っていました。でもそれはきっと「自分が年上らしい態度を見せなければ」と変な思い込みをしていたからなのかなって今日ふと思いました。

この日の午前中は6月の展示の2度目の打ち合わせで、たくさんの大人たち(アートのプロ)に囲まれた朝だった。午後は同僚とその息子くんに会って今時流行っているゲームや学校の話を聞いた。
立場や年齢、すべてが違ういろんな人々に会ってとっても面白い1日でした^^





マルシェで立派な白アスパラをゲット。
春の到来だなーって感じがしました。


料理中。
わたし何作ってんだろ…って何度も自問自答した。
 紫キャベツを使って、お好み焼きを作ってみました。

この間日本に行って譲り受けた、お母様お手製の刺繍入りランチョンマット(って言う)?を、たまには使おうと思ってセッティングしたよ。けどアイロン掛けるの忘れてたー
 しかも食べ始めて5秒後にボリスが
「これ、絶対キャベツの紫色がシミになってもったいないから、取ろう」
といって、外したよ笑
でもまた使うからさお母さん!



2018-04-16

野菜。

マルシェで調達した根セロリ、


と、Blette。
日本語ではフダンソウ?
購入した翌日なのでしなーっとしていますが、それこそ当日は葉がピンとしてて立派でした。


最近は野菜中心の食生活を心がけております。

2018-04-14

食べたし、しゃべった



マリオに会う前ギャラリー巡りをしていたんだけど、こんなもの見つけて思わず撮った。



Anne Wenzel @Suzanne Tarasieve

あやねワタルくんにパリで再会。(前回東京でばったり会った話)
ワタルくんはパリのギャラリーに所属しており(Pierre-Yves Caër Gallery)、グランパレで行われたアートフェアに参加するためにパリまでやってきたのでした。

美味しいフレンチを!ということで、友人に聞いて進められたレストランを予約しましたよ。


少しお高めですが、ザ・フレンチ!って感じで超がつくほど美味でした。次もし日本からの来客があってパリでご飯食べる機会があれば、絶対絶対ここまた来ると思う。ワインも素晴らしい品ばかり。

Le Petit Commines
16 rue Commines 75003 Paris



最近胃袋が小さくなっているからか、全然食べられない。
あと人と久しぶりに会って話す時、いっぱい食べられない(;_;) 話すことに夢中になっちゃって、自分のお腹が空いているのかいっぱいなのかわからなくなる。。。笑

前回アヤネに「マキコ早口で何言ってるかわからない」と言われたので笑、なるべくゆっくり話すよう努めたけど、無理だったっぽい。笑
だって嬉しい気持ちは抑えられないよねーー
ピエールイーヴさんにも「うん、フランス語でも早口だね」と言われて、私もう救いようのない早口女なのだなぁと、諦めましたよ。


そうそうアヤネ&ワタルの二人はこの前日、ランスまでレンタカー借りて運転してきたんだって(ワタルが)。およそ1時間半のドライブだけど、まじありえーん!すごすぎる(*o*)
初めてヨーロッパ来て、田舎まで運転しないよね普通。笑
フランスで運転歴2年半のわたしでさえ、知らない地方で運転したくないもん。マニュアルが大丈夫なのはわかるけど、初めての左ハンドルで高速道路やパリ市内運転できるなんて、尊敬します。




今回は私、xiu xiuのコンサートがなければパリにいなかった。二人の短いパリ滞在中会えるなんて本当奇跡のようだけど、でも絶対今回も必然だったよ絶対!二人はとてもチャーミングで一生懸命で素敵。ガツガツ頑張っててお茶目な人、わたし大好物^^


また会いたい(*o*)


パリのマリオ

ゾンビのハルク発見!

マリオとお茶をしました。
彼女はチャーミングなおしゃれサブカル・パリジェンヌ。笑
彼女も本を作っている。→こちらで見れるよ
誰かのために日本で買ったわかばとマッチ、彼女にあげたらそうとう喜んでた(と思う)。
余談ですが、タバコを吸わない私ですが、わかばってその名前の通り「タバコ初心者向け」かと思ってた…笑 値段も安いし、パッケージデザインも可愛いし。でもけっこう強いタバコなんですよねー 日本語のデザインの「しゃれおつタバコ」って、これくらいしかないよね?
実は今回マリオに会ったの初めて。今までネットでメールしていただけだったけど、実際あってもお話が面白くって結局3時間ぶっ通しでしゃべってました。6月に高円寺で展示するらしいよ!^^



マリオに会う前に一人で見に行った
パレドトーキョーの展示。







2018-04-13

パリっぽい

xiu xiuのコンサートを見た翌朝、時間があったし天気が超良かったので久しぶりにSacré-Cœurに足を伸ばしてみた。(この近くに用があったから立ち寄っただけなのだが)


それにしても!
すごいパリっぽい写真が撮れたなぁと我ながら感心しました。笑
気持ちの良い青空が拝めて良かった^^
でもこんな景色をみながらも、この時私の頭の中はxiu xiuばっかりだったけどね笑

 
コルテオ 太陽光発電