2016-05-30

列。

未だに出勤のために車は使わず、とにかくガソリンを節約をしている生活をしています。

ふと買い物をして帰る時。あ、ガソリンスタンドに長蛇の列!ちょど時間もあるし、長いこと待つかもしれないけど行くか。。。と思って、おとなしく列に並ぶ。結局40分待ってガソリン満タン!やったー!

それにしても割り込みが多いかなフランス。。。
我先にと行列に割り込むおばさん…中には原チャに快く順番を譲る人もいるっていうのに、やっぱひどい人はいるもんだ。




列といえば、この間県庁に行ってきた。
まだ滞在許可証は毎年更新の身ながら、10年カードの申請ができるか聞きに行った。フランスに来てもう7年だし、CDI(無期限雇用契約)も持ってるし、その他もろもろ私の状況をメモして聞きに行った。(大統領も来年変わりそうだし、そうなると厄介なことになりそうだし。)

県庁の入り口が開くのは朝8時半。滞在許可の窓口が開くのが9時。
私は7時半に着くように行った。遠目に見える、すでに10人ほどの人。。「マジ…(;_;)」3番手くらいだと思ってたので凹みそうになるも、列に着いた。
その列の具合が本当に意味不明で、まず、、、一列じゃない。(*o*)
一列じゃないから、どこにどう並んでいいのかわからない。ここらへんかなーと思って列に着いてしばらく経った頃、列が動いてもないのに急に私の前の女の子がその前にいた壁に寄りかかっている別の女の子を追い越す。その追い越された女子も無反応。まじ、意味わからん。。。
その間「よっ!」と言いながら、列に並んでいた友人に駆け寄りそのまま列に居座るヤツ。「ちょっとごめんね〜」と言いながら列の先頭に向けてずんずん歩いていくよくわからんオッサン。?????


で、8時半に列が動くと途端にさっき抜かされた女子は抜いた女子を抜き返し、何事もなかったように列はズンズン県庁の中へ進む。滞在許可証窓口は窓もなく締め切られていてなんとも独特の匂いと雰囲気が。。でもそんなんにやられてないで自分の位置をちゃんと覚えておかないと順番抜かしされるし大変。っていうかそもそも列の横に並んでいるベンチにワサワサ〜とおじちゃんおばちゃんが座り出すから列なんてあったもんじゃない!私の後ろにいたおっさんも、9時になって列がまた動き出した途端私の前に入ろうとする。私はそのおっさんをキッと睨めつけ、なんとか私の場所を死守。何人もの人が列を無視して前に行こうとする。そのたびに私の後方にいた男性が「あんたらなんで前行くん?おれらさっきからずっと待ってるんやけど」と言い順番抜かしを防いでいた。その男性に拍手を送りたくなってその人の顔を見て、うなずきながら(あんた最高、マジありがとう(;_;))と目で訴えた。



目的を告げて番号札をもらって待機→自分の番号が呼ばれたら窓口に行く制度、にもかかわらず、私は番号札をもらうところで
「10年カードが欲しいって、あなたパートナーと結婚してるの?」
「いえ、パックスです。」
「パックスしてからフランスにどのくらい居るの?」
「今年で4年です」
「そう、あと1年待たないとダメよ。え?CDI?十分じゃないわ。じゃ、そういうことで。」


え、え、
しゅーりょーーーー(°o°)



いろいろ粘ったが無理。
私、1時間半も並んで番号札さえもらえなかった。(;_;)

ボリスも私もフランス語と日本語でいろいろ調べまくって、結局地方によって人によって、何もかもが違うので(中にはパックス3年後に10年カードをもらった人もいた)結局県庁に直接聞きに行くのが一番だという結論になって、やっとこの日県庁に出向いたのに。泣きたかった。。


県庁を出て携帯を見ると、ファーマシーの上司から「今もしすぐ仕事に来れるなら来て!」と呼び出しがあって、悲しさを紛らわすのに助かった。その日は午後から仕事だったしね。
同僚や友達からは「そんな対応フランスの恥!フランスの学校を出ててフランス語もできるのに、なんで!」と有難い言葉を頂くも、無理なものは無理なんよ。。。おとなしく1年待ちます。




列の話をしていたのに話が変わってしまいましたね

2016-05-27

BBQ


ある日の夕方、突然ある友人から「今夜うちでバーベキューしよう」とお誘い。彼は今ナント市内でコロカション(共同借家人)を探している最中で、今は実家に住んでいる。ので、ナント郊外の田舎でバーベキューをしてきた。

田舎、すげーよかった!

(彼ももれなくアーティストなのだが、彼の実家のまわりを皆でビールを片手に散歩して作品のルーツを見たのだった。独特な色使いだったり風景の描写の仕方がとても素敵で変わっているのだけど、まさに実家の周りは彼のデッサンの原型だった。)




ところで、このバーベキューというシステムが、私はフランス人並みに楽しめない(•_•) 嫌いじゃないけど、皆なんでそんなに「バーベキューをする」ことに優越感だったり"特別なイベント"感を持ち合わせるのだろうか、と密かに思ってしまう。

そもそもこの時期の夕方はめちゃくちゃ寒いし(冬のコート着用だし)、煙で髪とか服が臭うし、灰が舞って埃っぽいし、火を起こすのに時間がかかるし。…そこまでしてなぜ皆お肉が食いたいのか、と思ってしまう。皆の言う、炭を使って焼く肉の美味しさは、私にはそこまで分からないようだし。

夏の暑い日にビールを飲みながらするのがいいんだよって人に言われたけど、強い日差しのもと、そんなに肉とか野菜食べたいか?って言われたら、別に。。。だし。それなら私は室内の涼しいところでアイスを食べたい。ソーメンとかスイカ食べたい!って思う(*o*) ぎょえー私すごいインドア…



今回食べたお肉たちはそれはそれは美味しかったのだが(本当に!)、自分でわざわざセットを買ってウチのベランダでしたいとは全く思わないのだった。今回ものすごく楽しい時間を友人たちと過ごしたにもかかわらず、こんなことを冷静に一人考えていた悲しい私でした。こんなことを書くと、もう誰からも一生バーベキュー誘われなくなったりして笑。

2016-05-23

労働法改正に対するデモ。

今フランスは、労働法改正に対するデモが激化しています。

(詳しくはこのサイトを参考にされるといいかもしれません。)

ヴァルス首相は49条3項(これを人はそのまま数字で49-3 quarante neuf - troisと呼ぶ)を利用して、先日法案を強行採決した。そのせいでなおさらデモの勢いが増した気がするし、先週木曜日なんて、政府があまりに続く抗議デモにしびれを切らしてデモを「禁止」したのだった。(「禁止」しても結局やるんだけどね)


デモの激化で街中の店々は売上が下がる一方。燃料倉庫や石油精製所のストライキのため、先日からガソリンの欠乏が深刻化(*o*) 私は幸運にもこの間満タンにしたばかりだし、毎日車がなくても通勤できる。でも郊外に住んでいて車に乗らないと仕事に行けなかったり生活出来ない人は笑い話じゃ済まない。
デモ隊の中に紛れて暴れまわる「壊し屋」のせいで街中の銀行を始め色んなお店のショーウィンドウは壊れていて、木製の板でなんとか補習されているも、見ればすぐあぁここもやられたんだなとわかる。(だからって別に街を歩いていて怪我をするとかはないのでご安心を。)



近くのガソリンスタンドには進入禁止のロープが張られていたし、先週たまたま別のガソリンスタンドの横を通ったときは長い行列ができていた。ファーマシーの同僚たちはけっこうな確率で郊外に住んでいて、彼らはまだ車に残っているガソリンが尽きることに、ひどく怯えている。




人は、デモの被害を話すし、毎日の売上の話をする。
「この間はあのカフェが壊された、デモの趣旨と関係ないのに」
「また今日もデモか。客が来なくなって売上が下がる」
「ストのせいでガソリンが… 仕事に行けなくて給料出なかったらどうする」

・・・わかる。毎日の生活で精一杯なのは本当によくわかる。どの店が被害にあったか知りたいのもわかる。
でもそういう話をすると同時にちょっと考えて欲しいのは、失業率を少しでも下げるための法案だからといって、労働者に超不利なこの法案を強行採決したここまで市民を侮辱したヒドイ政府のことを話さずになぜ目の前の話ばかりするのか。この法案のせいで今まで認められていた労働者の当然の権利が危ぶまれ、以前より簡単に職を失うことになってしまうかもしれない。残業代だって出なくなるかもしれないのに、どうしてそこを話さないのだろう?壊し屋のやってることはめちゃくちゃだし、無差別にものを破壊するのは良くないけど、政府のやっていることの方が何百倍もひどいと思うのは私だけだろうか。



この間仕事帰り、デモ隊の先頭軍団とたまたま出くわしたのだが、すさまじい勢いだった。群衆は叫び、訴え、爆竹をなげる。デモってこういうものというのは知っていたはずなのに、まじかで見るソレはすごく心に響いたのだった。



私も全然無知なまま勝手に話をしています。反対意見も大いにあると思いますし、私の文章も稚拙です。でも自分のブログなんだし、別に見たくなければ見なくていいので思い切って書いてみました。


2016-05-16

迎えとりんご

昔から、車で人を迎えに行くということがなかった。
何かにつけお願いするのはいつも私(単純に車を持っていなかったからなんだけど)。お願いする相手は父であったり母であったり姉であったり兄であったり。
そんな私がこの間、遠出から帰還したボリスを車で迎えに行ったのであった。

ナントを離れて他の都市に行くときは大体二人一緒なのでこんなシチュエーションはあまりない。だから車で彼を迎えに行ったとき「迎えに行く側になったのは、もしかして初めてかもしれない」と一人しみじみ思ったほどでした。(そしてなぜかとても嬉しかった)


太陽を思いっきり浴びて、ぐんぐん育ちます。


ずっと前から「一体何に使うのだろう」と思ってた器械があり、思い切ってボリスに「これ何?」と聞いた。
「りんご、ある?」と言っていきなり切り出した。えーーーめっちゃ便利やーーーーん!!!ジャムとか作るとき、めっちゃ重宝するやん!なんでもっと早くに言わなかったのだこの男。あ、でもそもそも彼がりんごを食べているところを見たことがない。
そんなこんなでそれ以来めっちゃ活用している。

2016-05-13

天気よし 猫

暖かくなりました。

やっぱりこの季節がいいね。
いまこの時期を満喫しないと、すぐに暗黒の冬がやってきてしまう。



散歩する足取りも軽くなるってもんだ。


3匹猫を飼ってる友達が、子供ができたから見においでと誘ってくれた。彼は私に一匹託したいと思っていたそうだけど、いろいろ考えてやめた。
人生で体験したことのない猫生活…憧れるけど、それはただの憧れだってことに気がついたので、やめた。

ちなみに彼が飼ってる3匹のうち1匹が、それはそれは大柄なデブ猫ちゃんだ。私が彼の家に滞在していた数時間の間、その猫は一度もベッド(と呼ぶに相応しい箱。ちなみに箱と猫の間の隙間無し)から動かなかった。
ふと携帯のバイブが鳴っている音がして携帯を探すも、鳴ってない。おかしいなと思ってキョロキョロしていると友達が「あ、この音、猫のいびきー」だって笑。 あーお腹抱えるほど笑ったー なんで私真撮らなかったんだろ、あのナイスなデブ猫ちゃんを。

2016-05-02

みきてー


パリに住むミキティが、今週末ナントに来てくれた。
ボザールで同じ学年にいたジェレミーが、彼女と仕事をしたいと言ったのが始まりでした。

正直なところ、忙しくてミキティの文章をまだ読んでいない私(*o*) 医療の話ってだけで相当難しいのに、それをフランス語でなんて大変。日本語で読んでも私理解できるのだろうか?
医者を加えて3人でのアーティストトーク。。。ミキてぃお疲れ様でした(*o*)




そんなこんなでここ数ヶ月めちゃくちゃに多忙だった彼女と、一緒に天気のいい週末を過ごしました^^

こんなに天気が良くても、朝晩の冷えで冬用コートがまだ片付けられない(;_;)


私を介して、友人同士が一緒に仕事をするなんて
嬉しいったらないね!

2016-05-01

パン

パンを焼き始めました。

中にはかぼちゃの種、ひまわりの種、ゴマなど満載です。

以前同居人と一緒にパンを焼いていたこともあったなぁと、パンが発酵した香りで思い出した。
 
コルテオ 太陽光発電