2014-10-27

冬時間と

この日曜日から、冬時間になり、日本との時差が8時間になりました。

この日、朝は霧がすごくてご覧の通り
ブリュターニュタワーが見えないほど。
これは同日ほぼ同じアングルで撮った写真。
真ん中には立派なタワーが存在するはずなのですが。

寒くなってきました。
10、11月は毎年 寂しくなる季節です。
日照時間がうんと減る
夏の楽しいバカンスと12月のクリスマスの間のこの期間。
鬱になる人が多い季節だとか?

でも私は 今年は大丈夫。
何だかんだ良いながら、少しずつ慣れていくんですね。


 久々のアトリエ写真。


 夜の市役所はこんなにギラギラしていたのですね(*o*)

2014-10-22

たこやき

 遂に、念願のたこ焼きを作りました!

2年前。日本に帰った際、ドンキーで買ったたこ焼き器をフランスまでわざわざ持ち帰ってきた。いざき作るぞ〜と思ってコンセントを手に持った瞬間、「あ。。。変圧器(;_;)!!」と気づくこの間抜け具合に呆れて言葉も出ませんでした。アイカワラズ。
(650Wまでの許容量を持つ変圧器はけっこう高いし、地方に住む私はなかなか見つけられない。こういうときパリに住んでたら便利だろうな・・・と思ったりする)


そんなある日、とあるお店でこんな物を見つけてしまい
悩みに悩んだ末 買いました。
これ、Machine à  cupcakes。
本当はカップケーキをつくるお菓子専用器機なんです。こいつを一目見た時「これで絶対たこ焼きを作った日本人がいるはず」と確信し、家に帰ってググったら、やっぱり居た・・・

人によっては失敗・成功あるようですが、私はどうしても試してみたくってしょうがなくて、遂に数日悩んだ末買ってしまいました。


結果、やはり火力は弱め。
カリカリにはならないし、12個焼くのにけっこう時間がかかる。けど!出来映えは小さくて悪いかもだけど、それなりの形にはなりますし話題作りにはいいかもなーと思いました。
素直にカップケーキ作るのもいいなぁと思うし、まぁまだ出番はありそう。


アジア食品店でガスコンロ専用のたこ焼き用鉄板を見つけたけど、ウチはガスコンロじゃないし無理だなぁと思っていました。ガスなら絶対火力も強いし美味しいのが出来るだろうに。と、まぁ、時々日本の味を懐かしんでいます。

2014-10-15

ボルドーと記憶

滞在時間24時間。なぜ一泊二日のとんぼ返りだったかというと、そんなん理由は簡単。仕事があるから(;_;)

週35時間労働は、制作活動両立するためには正直キツイ。
時間はあっても頭と体がついていかん。なんて、弱音を言っている暇はありません。


実は今回ボルドーに行った理由がもう一つ。
某ギャラリストに会うためだった。
まだ確定はしてないけど、有難いことに
来年ボルドーで個展をすることになりそう。



私が初めて海外の空気を感じた「新鮮なあの感じ」が
ボルドーにはある。ナントと全然違うこの雰囲気。
私にとっては本当に特別な所です。


そこでまさか個展が出来るかも知れないなんて、本当に不思議なことだ。





実は今回ボルドーを歩いて気づいたのだが、
道が全然思い出せないということ。
というか、7年前ここで過ごした1ヶ月、
私は全く道散策をしていなかったのだと今やっと気づいた。


工事などを経てきっと町自体も変わっているのだろうが
今回友人らに付き添って歩いた道は、私にはほとんど見覚えのない道ばかりだった。
7年前の私は臆病で、毎日同じ道を通っていたのだろう。
道に迷ってもフランス語で人に聞きさえも出来ないし、
まして友人とバーになんて、行けなかった。
毎日仏語の授業に一喜一憂しながらも、一歩町に出ればドキドキしっぱなしの臆病者だった。


ドイツ人の男の子や日本人の女の子とブラブラ歩いて暇つぶししていたけど、よく考えれば若者が行くような界隈などからは全く遠かったんだろうなぁ
知っているつもりだった町、ボルドー・・・
今回友人らとバーをハシゴしながら、7年前の記憶が重なる建物や建造物を見かける度、切ない気持になった。でもそのすぐ後に全く知らない道に入り、記憶がサッと何処かに行ってしまうようだった。


短い間にたくさんの人に出会って、頭が終始興奮状態でしたが
仕事合間のいい気分転換になりました。
日曜の夜、1時間遅れでナントに着いた私たち。
家に着いたのは夜中の1時。。。
翌朝7時半から仕事だったけど、27歳まだまだ頑張ります。

2014-10-14

ボルドーと蜂

先週末、ボルドーにとんぼ返りしてきました!

ボルドーと言えば、2007年に私が初めて生のフランス語に触れた場所で、とても思い出深い所。そこに、慌ただしくも一泊してきました。

ナント美術学校時代の友人ポーリーヌが、
ジンやデッサンを扱うギャラリーを運営しています。
これが、DISPARATE。

ここを一度見たかったのと、あとボルドーの現代美術館で働く友人がいて、彼らに会いたかったのです。


公務員の彼(全然見えないけど・・・)。
美術館のプロジェクトで、ミツバチを美術館の一角で飼っているのですが、深刻な問題が。
元々アジア圏に生息していたFrelon Asiatique(ツマアカスズメバチ)というスズメバチが、近年フランスやスペインに爆発的に生息数が増えているそう。何が厄介かって、彼らはミツバチをガンガンに食い散らす。

沢山の被害が危ぶまれ、イギリス上陸も時間の問題とか何とか。。
専門家ではないので詳しいことは書けませんが
何が言いたいかというと、そのボルドーの美術館で間近に見たツマアカスズメバチの量っていったら・・・

美術館で働く友人は、毎日数十匹・数百匹と、ツマアカスズメバチを駆除しているそうだ。私たちを美術館に案内してくれた日曜日も、彼は「せっかく来たし、ちょっとやってくる」と言い、テニスラケットでスコーンスコーンとスズメバチを殺し始めた。駆除って言っても、地道にそうやって殺すしかないそうだ。

毎日どのくらい殺したかを記録していたけど、量がすごかった。
その日の日曜は数分やって21匹。
中には450匹と書いてあって、美術館で働くというのも大変だなぁとしみじみ思いました。



あとは時間の許す限りお酒を飲んだり。
日曜の朝は市場を散策したり。
絞りたてのオレンジジュースをいっぱい^^
ボルドーに来たし、カヌレを頬張り^^

それにしても素敵な町ですボルドー!

2014-10-09

親指

(前回 指の話をしたばかりなんですが・・・)

今日仕事中、倉庫の棚(鉄製)に、皮膚をそぎ落とされた。



あっ、やば・・・と思ってるうちに血がドクドクと溢れ出てきて、
久々に見る赤々とした血に気が動転してしまった。

すぐに倉庫を出て、ファーマシーに戻る。
真っ赤の手が人に付かないように、沢山のお客さんで賑わう間をかき分けてやっとレジにたどり着き、薬剤師さん達に「手、切った(;_;)」と見せた。


きっとこれは世界共通だけど、万が一このような怪我をしたならば、どなたでも薬局に駆け込むのが一番。簡単な応急処置を、無料でしてくれるはず。はず・・・



ということで、今もジンジン痛い親指ですが
大事に至らず、良かった(´д`)
永遠と待つフランスの病院なんて行きたくないものー
同僚の薬剤師さんに感謝。




鉄製の棚にやられたのは私だけではなく、
倉庫で働く同僚も昔、骨が見えるくらいまで皮膚が剥がれたそうだ。
今も傷跡が残っていて見せてもらった。
血だけでもうわーとなったのに、骨まで見えたら私失神してしまいますがな。

 
コルテオ 太陽光発電