2024-03-31

プレスリリース、お食事会

プレスリリースがありました。地元の記者やその他関係者が集まって、展示の話などをします。
珍しく、私の作品のことを下調べしてくれた記者(しかも若い女性だった)がいて、質問もたくさんしてくれた。単純なことだけどめちゃくちゃ嬉しかった。記者さんというのは、普段から多くの仕事を抱えており、しかも美術・文化系の話題には興味が薄いことが多い。重要視されないよね。
だから今回その若い記者が(まずここ、レ・サーブル・ドローヌで若い人っていうことだけで目立つ笑)たくさん話を聞いてくれたことが何よりもの祝福であった。記事楽しみ。


私の展示場所は4階、それが終わると3階へ移動。
 
「Michel Ragon (ミシェル・ラゴン)へのオマージュ 」

ミシェル・ラゴン(1924-2020)
作家、詩人、歴史家、エッセイスト、小説家、美術・建築批評家である彼は、早くから抽象芸術を提唱し、芸術家グループ「コブラ」の仲間でもあった。
 
今回は彼へのオマージュとしての展示。ゲストにミシェル・ラゴンの妻であるフランソワーズ・ラゴン氏がいらした。ミシェルの話を代弁する彼女の凛々しい姿に私は仰天した。力強い話し方、キレキレの頭脳。年齢はさすがにお伺いしなかったけど、もうなんか頭がキレキレすぎて私はおののいた。。。
別日の夜の食事会で彼女と話をしていると思い出したように「日本人といえば、ミシェルは岡本太郎や菅井汲と親交があった」と話始めた!!ちょ、ちょっと、ビックネームすぎて声が出ません!もう感激しっぱなしでした。
 
 
プレスリリースの続き、2階に降りる。
現代アートのコレクション展。
今回目玉なのは、新たに美術館のコレクションに入った、Lena Vandrey(1941-2018)の作品群。作家のパートナーであるMina Noubadji-Huttenlocherが多くの作品をこの美術館に寄付したのだった。
実はわたしはミナとこのプレスリリース前に美術館の廊下で出会い、しかもそのあとプールでもばったり出会い、意気投合した。笑 そもそもLena Vandreyの作品が私はものすごく好きである。夏には彼女の家(Lena Vandrey美術館)に会いに行く約束をしたのだった!楽しみ😍😍😍
 
フランソワーズとミナ、全然タイプの違う女性だがとてもとーっても魅力的な素敵なマダム。彼女たちと今回出会えたことがとても幸せです。
 
 
 
しばし感動的な美術館滞在。
ちゃんと腹ごしらえもしなくては。 
 
美術館スタッフのみんながこんなところに連れて来てくれたよ
女8人、めっちゃ楽しかった〜!!!

新鮮な魚介類を楽しめるレストラン!
もちろん前菜に生牡蠣😋
ジャンクなものを食べたくなるー
みんなのもパチリ

食べてばっかりだと思うでしょう、
 
そうです、食べてばっかりです。
(でも同じ日ではない)
 
 
美術館館長がフランソワーズ、ミナ、私をレストランに招待してくれた。
https://lasuitesvp.com/
みんなで楽しく海沿いを歩いて帰路に着いた。


 




2024-03-28

設営二つ終わった

設営も無事終了しました!!

週末ソミュール行った時、スパークリングワインを買って来た。美術館のスタッフの皆さんと飲もうと思って!
写真じゃわかりづらいけどひとまわり大きいサイズ(マグナム!1.5L)。めっちゃ重い!これにはみんなビックリ!それはそれは喜んでくれた。やったね😎
スタッフ全員集まるのが難しく、結局お昼にみんな13人でこれを飲みきった。昼に飲んじゃうところがやっぱりこの国らしい。ヴァンデ県の人はとくにお酒に強い(というかただ飲むのが好きなだけ)。


美術館の入り口にこんな大きなポスター貼ってあるよ
びっくり!
今週は天気が冴えない。風もめちゃくちゃ強いがそれもまた良きかな
古い建物なので隙間風がすごいんだけど、そのおかげ?で布が動く。その雰囲気がとても気に入っている。
美術館のオープニングの翌日は、街にある小さなギャラリーで個展が始まる。美術館の展示に合わせて。美術館では水彩画は一切見せないので良い機会だ。ありがとう。
ミラちゃん。看板猫

ナント自然史博物館で打ち合わせ

フォントヴローから帰って来たら、E1のパートナーが牡蠣を用意して待ってくれていた! ありがとうパスカル!
 ミネット💗
E1の家では特によく眠れる。
高品質のベッドのおかげもあるのだが、おそらく1家族の中にいることがわたしを安心させるのだと思う。9〜10時間、一度も起きることなくぐっすり寝た。。。


翌日はナント自然史博物館へ。
急なことなんだけど、4月半ばからここで大きなプロジェクトを実行することになったので、その打ち合わせです。冬に連絡がきて、とあるプロジェクトに応募しないかと。そして企画書を作ってプレゼンして、見事選ばれたどー!
この博物館とても人気。
仕事が切れないのはすごくありがたいことだけど、まじで体調管理しなければ。
打ち合わせもばっちり終わって、そのあと電車乗って Les Sables d'Olonne戻って来たよー

2024-03-25

新しい鐘

 その後は近くのパン屋でサンドイッチを頬張り、フォントヴロー修道院着きました〜
Abbaye Royale de Fontevraud
たくさんの人!

Pascal Convertの作品群が見所。わたしはというと、久しぶりに会えた友人らとおしゃべりしまくっていたら すっかり写真撮るの忘れてた!!
今回で鐘は5つ。残る一つは来年。
5つの鐘を利用した楽曲が若きアーティストにより作られ、演奏されるのを聞いた。自分の手がけた鐘が他の鐘たちと奏でる楽曲。
こちらがヴァンソン・オリネによって作られた新しい鐘。その名もジュリ。
私の娘、ペトロニーユ!
久しぶり。元気にしてた?
インフルエンサーのカメラマンが撮ってくれた。
毎年この時期にここで会うから、もう家族会議みたいになってる!!まじで家族。みんな大好き😻😻😻
鐘を作るひと、鐘の装飾を考える人、制作をサポートする人、鐘プロジェクトを広報する人、記録に残す人。みんな家族。

そのあとはみなさんと会食。
パーティがお開きになったあと数人で夜のフォントヴローをウロウロ。
この時間ウロウロしたの初めて。一人じゃできない、怖いけど美しい!
 
 
月の光すばらしく強い。
自然の力偉大なり

翌朝毎度のごとく 向かいの広場でみんなでコーヒー飲んで帰って来た。
バットマン!

キノコ博物館

そしてフォントヴロー修道院へ!
新しい鐘のお披露目会に招待されていたので、一緒に行って来た!
E1と一緒に、車で2時間。
ソミュールに寄り道。
 
 
ちなみにわたしには
ナントに来るといつもお世話になる3名の友人がいる。
全員がEで始まる名前でかなり似ているので、E1、E2、E3と名付けた。(両親に彼らの話をするとき毎回ややこしすぎて、そうやって番号をつけると便利だったので)
 
E1は美術批評家で私のフランスの姉・母
E2はギャラリストで仕事仲間で、私のフランスの姉、
E3はアーティスト・庭師で私のフランスの兄
である。


久しぶりのAckerman
絵も元気にしておる。
程よく劣化していて、いい感じ。
けっこうちゃんと残るもんだ
Séverine Hubard
 
そのあとは、念願のきのこ博物館へ行きました!
 

洞窟の中にあるわあるわ、いろんな種類のきのこ!
博物館だから当たり前だけど、やっぱりすごい。
奥の方には本物
霊芝(レイシ)
苦味がすごいが、何にでも効く万能薬らしい。寿命も伸ばすんだって、ほんとだったらすごい!
 
とにかく広い。
最後、ブティックで食べられるキノコ2種類たくさん買った。 
 
コルテオ 太陽光発電