2024-02-25

2月24日

2月24日はニコラスの誕生日でした。
 
もう1年経つんだ。 
今でもしょっちゅう頭の中に浮かんでくる、奴!
元気にしているかな。私がパリに滞在していたのもちょうど1年前。色々ありすぎてものすごく昔のような感じもするし、つい最近のような気もするし。
もっと話ししたかった。もっと一緒に時間を過ごしたかった。もっと一緒に笑っていたかった。
 
 
。。。
 
 
今年のこの日は恒例のワークショップの日で、午前と午後、Le Port des Créateursで1回ずつデッサンのワークショップをしました。
 
5日間ずっとカメラに付きまとわれていてその翌日のことだったので、正直いって疲労感はマックス。わたし大丈夫かな、と思いながら臨みました。

最後はテーマを設けてそれぞれ絵を描くことにした。
そこでハッと思いついて提案したのが「初恋 Premier Amour」。
これを聞いて参加者の一人(男性、おそらく75歳くらい)がサササー!と仕上げたのがこちら。
繊細な薄い紙に、ドバッと一発赤い染みをぼとり。笑
(「荒々しくも繊細だった…」と彼。紙は習字の薄い紙を使用し、赤インクは原液のまま)
これには参加者全員大爆笑。 Bravo Didier !
みんないっぱいいっぱい作品を仕上げていてめちゃくちゃ良かった
素敵な色合い。
左奥で描いている男性、背がめちゃくちゃ高いのだけど、みんなが床に絵を乾かしていたのを横目に、彼はこの棚の上にこっそり絵を置いていた。一人だけのすごい特権!私は自分の背が足りずに、ここに彼がこっそり絵を乾かしていたのを最後の方に知って大爆笑した。
春の陽気
楽しかったー
こういうワークショップの私の時間稼ぎテクニックは、自分がしゃべるのではなく、なるべく参加者に色々しゃべってもらうようにしている。みんな結局話したいことがいっぱいあるのよ。でも私が人に提供できる情報なんて限られているし、結局つまんなくなっちゃう。だからみんなに質問しまくって話してもらうのだった。笑
写真では見れないけど、この前父から譲り受けた 硯と墨(しかも多色!)をしっかり使わせてもらった。お父さんありがとう!みなさんとても喜んでいました!!


お昼休みはオフィスのみんなと美味しいものを食べたぞ
 

夕方無事終わって、そのまま帰宅。
疲れすぎてて21時にはベットに倒れこんだ。お疲れ自分〜

2024-02-24

大変な1週間と弁当たち

やっと今週終わったーーーー
今週はめちゃくちゃ忙しく、ずっしりとした6日間であった。。。
 
こんなに多忙だったのに、なぜか作り続けられた弁当たち。
オムライス。
左はチヂミ。右はサラダ。簡単だけど、めちゃくちゃ美味しかった。黄色が足りなくて卵を入れようと思ったけど卵焼きを作る気力もなく結局は一番簡単な目玉焼きを畳んでそのまま入れちゃったわ。
残った食材を全部入れて作ったたらこパスタ
出来合いのコルドン・ブルーを詰めただけ。鮭のちょっとした切り身も残っていたので右のほうに入ってます

 

 5日ぶっ通しの撮影は、正直けっこうきつかったよ。ははは
しかもアトリエで3回目?の水漏れがあり、ちょっとしたパニックに。ナントからわざわざ撮影に来てる彼らにも悪いし、自分の持ち場の荷物をどけたりしなきゃいけなくて、もーワタワタ。。。なんでこんな時に限って水漏れ???
 
それでも制作(撮影)は続けられた。
水曜が一番しんどかった。



なんとか無事終わり、撮影チーム(といっても2人だが)も嬉しそうだった。よかったよかった。52分の映画は、うまくいけば6月ごろに完成予定だそうです。楽しみだー!


2024-02-21

密着取材!

アントワーヌという若き映像作家がちょうど1年前くらい、突然 私に連絡をしてきた。それからというもの私が何かプロジェクトをするとなると撮影に来た。
 
今回、なんとナントからトゥーロンまでやってきた。一人じゃ大変なので友人のロマンを連れて。 

私はかれらをボドゥヴァン庭園のチャペルまで連れて行ったり、
 
制作中の アトリエに招待したり、
 
すっかり写真に撮るの忘れてたけど
我が家に招待して巻き寿司を作ったりしている。
私をテーマに映像作品を撮ろうと決めたのなら、こちらも出来ることは出来るだけしてあげようと思った。
 
 
5日間、みっちり私を撮り続ける彼ら。照明器具やらドローンやら色々機材を持って来て本格的だ。
(これは私の絵の上にドローンを飛ばしている)
彼は6月半ばに、52分のドキュメンタリー映画を1作品完成させる予定らしい。めちゃくちゃ楽しみだ!!!
 

日曜

日曜日は仕事をしないと自分で(こっそり)決めたのに、結局仕事をせざるを得なかった。。
 
朝からプールに行ってそのままアトリエへ。午前中少し作業をして家に帰りました。
 
光の入る我が家、やっぱいい!!
壁に飾ってある流木。。

午後もストレッチとかしながらもやっぱり急ぎの仕事があり、結局家で作業した。けれど家でゆっくりも出来たのでよかった。 
 
こちら、アーティチョークの葉。
夏にボドゥヴァン庭園で頂いたもの。お茶にして飲むといいよ、と言われてそのまますっかり忘れてた。思い出してさっそく淹れて飲んだら、苦すぎて思わず全部吐き出してしまった笑
肝臓にめちゃくちゃいいらしいけど、流石にこの苦味は耐えられん!はちみつ入れたりミントいれたり裏技があるらしいけど、私この量をいつか消費できるかしら。。。

2024-02-17

華金

このコップ、保育園の時に描いたもの。
キツネの形を描いていたその時のことを今でも覚えている。
なんでキツネと、リンゴを食べるダチョウたちを描いたのだろうか私は。と疑問に思いながら毎朝コーヒーを飲んでいる。
 
金曜の夜、みんなで一杯だけ飲みに行こうと言ってバーに繰り出したら、結局軽く食事をとることになった。すんごく楽しいソワレになった。
金曜日の夜だからかな、みんなすごく溜まっていたようだ。そういえば華金っていう単語あったね、それだ!
 
これは他のみんな用。

わたしとレオは生牡蠣を食べたが、やっぱり牡蠣の質がナントのものと違う!美味しいものを食べるのならそれなりの金額を払らなければならないのね。地域によってこんなに違う。北西で食べられるあの安くて美味い牡蠣がちょっと恋しい。
ウニはおそらく数年ぶりに食べた。
量が少なくてあっという間に無くなったが、味はまずまずでした。
でも一日中作業しているし体も頭も使っているので21時半くらいには帰路につく。(早!)こういう仲間がいて本当にわたし恵まれている。みんなありがとうね。

Avignon

先日、Le Port des CréateursのみんなとアヴィニョンAvignonに行って来ました〜 Collection Lambertでガイド付き展示ツアーに参加するためです。
トゥーロンから車で2時間弱。朝から小腹が減ると思ったので、大福をもっていってみんなで食べながら。笑 気持ちはピクニック。
 ツアーはアート関係者に向けたもので、たくさんの人で賑わった。
 
展示はこちら。
Revenir du présent, regards croisés sur la scène actuelle
La Collection Lambert invite POUSH 
 
Poushプッシュという、パリの壮大なアトリエがあるのだけど(260人以上のアーティストがアトリエを所有)、そこから数名のアーティストをピックアップしての展示。これがまた息をのむほど素晴らしい展示だった。
まずCollection Lambertという場所が素晴らしいのだが、それとマッチするようにピンポイントで面白い展示や展示方法を提案してくる。面白い。
この蛍光灯の並びもかっこいい。
ここは一度来たことがある、と思って調べたら2回も来ていた。2011年と 2013年。特に2011年のCy Twomblyの展示をよく覚えている。本当に毎回素晴らしい体験をさせてくれる場所だ。

めちゃくちゃいい刺激になったーーー
 
そこらじゅうにコウモリのセラミック。可愛すぎる!
展示が終わったあとは4人で向かいのレストランへ。
Bèou Bistrot
美味しすぎて美しすぎて、4人で終始感嘆。
これはレオが頼んだもの。奥はマグロ、手前はたしかビーフミートボールだったかな
ジュリアンはポテトとマグロ。
私とユゴはこの「本日の一品」、バターナッツのムースとキャベツ、ポークのファルシ。もうめちゃくちゃ美味しくて無我夢中でいただきました
デザートはマンゴーとメレンゲの混ざったもの、写真忘れた。
コーヒーでさえも可愛いし素敵
こういう素晴らしい場所にくると、両親連れて来たくなるよねー! 

日帰りの簡単な遠出でしたが、めちゃくちゃ有意義で最高の1日だった。4人で色んな話もできたし、ものすごく満たされた…Le Port des Créateurs のみなさまありがとう! 
 
南も南で、色んなアートシーンを観れて良きかな。トゥーロンから2時間ほど車を走らせればマルセイユ、ニース、ニーム、アヴィニヨン、アルル、エクサンプロヴァンス…たくさん行ける。

 
コルテオ 太陽光発電