2018-06-27

アンディー

友人のアンディが、今度Lieu Uniqueで始まる展示の設営スタッフとしてナントにきています。
(この写真、私がやたらと小柄に見えるな…彼とても大きいもんね。)




最近猛暑なので、みんなで川沿いでお酒を堪能。

ジョンやキティを始め、WIsh Lessなどイギリス人の友人たちの共通の友人。メールをしたり写真は見ていたのになぜか一度も会ったことがなかった…!
なのにある日メールが突然。
「今牧子の住んでいるナントにいる。」
まじでーーーー!!!!


彼は私がどの街に住んでいるかなんて知らなかっただろうけど、たまたまジョンと一緒に作った私の本を見つけて、私の居場所が判明したらしい。本が無かったら気づいてなかった。ありがとう本たち…
アンディに会えるのが楽しみすぎて、先日横山裕一さんに会った時、新しい本を買って「アンディ」という名前と絵を書いてもらった。それをプレゼントして、超喜んでいる写真が一番上のものです。ちなみにアンディは大、大、大の横山ファン!!


度重なる偶然。


結局6時間ほど飲み歩き、最後には家に帰りたくないって思うほど楽しくて彼らを愛おしいと思うくらいだったけど、(しかも彼らは翌日うちに遊びに来たけど笑)いい時間をすごした…
なんか、イギリス人たちってめちゃくちゃチャーミングな人ばかりなんですけど、これは偶然なのだろうか?それとも私の友人たちがたまたま超チャーミングなのだろうか?

2018-06-25

出会いオンパレード

先日パリのギャラリーで行われた横山裕一さんのサイン会を後にして、その後サミー兄さんの友人の誕生日会に行きました。

パリというのはすごいもので、実はその「友人」というのは、私が学生のころから好きで動向をチェックし続けてきたアーティストの方だったのです!!!
Hippolyte Hentgen
http://hippolytehentgen.tumblr.com/

女性2人のデュオとして活躍している彼女たちは、なんと2週間後にヴィラ九条山に派遣されるというではありませんか!すごい!
知らなかったけど、すごく嬉しい!!!がんばれー!!!


40%ほどの食後酒をほんの一欠片飲む。
最初はきついけど、あとはスーッと軽くなって、美味しい!
お薬みたいだね


なぜかみんな半ズボン。
ちなみに右の彼は、背が2メートル3センチあるらしくとても大きかった。初めてこんなに背の高い人を見て驚き、尊敬の目で彼を注視してしまったのだが、最後の方は少し気を悪くさせてしまったかもしれない。
からかうつもりは一切なく、大きいことってそれだけですごいなぁと思っていたのですが、私の顔は時々笑いすぎているらしく、人を不快にさせることがある。注意しなければ、と思いました。ごめんね。

それでも撮ってもらっよ、写真!(しつこい)
私は普通に立ってます。私の身長は165㎝。
どやっ!


アパート内にはあまりに人が多すぎて終始私たちはキッチンにたむろしていた。キッチンで世間話をする雰囲気はとてもよく、いい感じでした。で、話はヴィラ九条山や日本の話に。なんとHentgenさんは金沢美大とコンタクトを取っているというではないですか!しかも私が学生時代ひっじょーーーにお世話になったK先生と(*o*)
まさかこんなところでK先生の話をするとは思ってもおらず、不思議だなぁと思っていると、私たちの前を一人の男性が通る。

あぁあああっっっあれは、
Antoine Marquis氏ではありませんか?(*o*)


うそっ
私の大好きなアーティストの二人目が同じパーティに同席しているとは信じ難く、興奮冷めやらぬ。どうしよう、話すべきか。でもウザがられたらどうしよぅと思っていると、Hentgenさんが「話したらいいのに」というので、思い切って声をかけました。


「ファンなんです…」笑


色々話をするうちに、サミー兄さんが
「マキコは今度FRACで展示するんだよ」
と彼に言ってくれて、パーティーの場にもかかわらず私の展示のフライヤーをみんなに見せることに。すんごくありがたいけど、正直めちゃくちゃ怖いよ。好きなアーティストに自分のフライヤー渡すなんて。。しかも人様の誕生日パーティだよ。。

で、そしたらなんとAntoine Marquis氏が
「Carquefouカルクフーは僕の地元だから、この夏行くよ」
と言い出し、仰天!😱😱😱

フラックが位置するCarquefouの出身だなんて、信じられない。なんやこの偶然たちは。。


その後も憧れのアーティストたちと話ができて、こんな幸せないなーと思いながら、セヴリーヌの運転する貸し車システムを利用して帰りました。

それにしても横山裕一さんから始まってHentgenさん、Antoine Marquis氏、どんなソワレやねん。実はもう一人最後にHendrik Hegrayがやってきて、さらに追い討ちをかけたのだが、彼のことをとても恐れている私はすごく静かになって無口になりましたよ笑
アーティストとしてものすごく尊敬しているけど、だって怖いんだもん!😭


普段、本やインターネットなどでしか見れないアーティストたちに、こんなに簡単に会えてしまって、なんか私は狐につままれたような 気分でした。パリはすごいね

2018-06-24

回想


FRACのテクニシャンJFの素晴らしき靴下たち〜

これは、私がプレゼントした^^
誰かにプレゼントしようと思ってとっておいた福助靴下。すんごい喜んでて私も喜んだよ😊

毎日設営でFRACに行くと、すぐJFの靴下をチェックするのが楽しみだったなー


身のこなしが素早い、面白くてかっこいいJF
FRACのファッションリーダー。と私は呼ぶ。(そして彼は否定しない。)

大きい掃除機に、立派な梱包材。
結局飾らなかった絵たち。
150x200cmの油絵を3枚描いたんだけど、結局1枚だけしか飾らなかった。
スタッフの方々と何か通じるものが!


2018-06-23

オープニングとナント賞

オープニングパーティが無事終了しましたー!
はふぅぇーーー緊張した。

何が緊張したって、実はこの日は若い世代のアーティストに贈られるナント市賞(Prix des arts visuels de la ville de Nantes)発表の日でした。
この賞は毎年5人のアーティストに贈られます。2年間の無料アトリエと賞金の支給、市内で展示をする権利が与えられます。
応募制ではなく、審査員5人のうち最低一人に自らアポイントをとって作品のプレゼンをし、自分を推薦してもらえるか、まずそこが難しい。各審査員3人まで推薦できるので、まずその中に入ることが至難。。。で、最終審査が昨日でした。

最終審査に残るのは5人のみ。 狭き門!


オープニングパーティのため少し早めにFracに着いた私は、車のトランクを開けた瞬間電話が鳴っていることに気づき、慌てて出ると、私を推薦してくれたPatricia でした。
わなわな震える手で彼女の話を聞くと、緊張しすぎてて彼女の言っている仏語が理解できず…笑。「え?何??で、結果は?」と聞き返す始末。

「最初の投票で、全審査員がマキコに投票したのよ。満場一致!!」


えええええええーーーーーまじでぇぇぇええええ!!!!!



その場に座り込んで泣きそうになったよーーー😭
ありがとーーーー
本当にありがとおおーーーーーー


高揚する気持ちを抑え、オープニングパーティが始まる。
スピーチで特に気の利いたこともしゃべれなかったけど、いいんです。
たくさんの方々がお越しくださいましたー




左から(って説明しなくてもわかるけど笑)
Armen Eloyan。館長のLaurence。わたくしです

Armenはタトゥーが全身に散らばっていて、めちゃくちゃカッコイイのです!そして笑顔がチャーミングで、設営中いろんな話をしたよ。人柄がよく、気さくでとても話しやすいので、私のずたぼろ英語でも通じたよ。
彼はメイン会場でどでかい迫力のある展示をしたのですが、Timothy Taylor Galleryに所属してガンガン制作を続けている様はとても羨ましいと思ったし、私もいつかはそうなりたい…と思いました。一線で活躍するアーティストとゆっくり話をすることは普段相当無いので、嬉しかったなぁー!!!!!

みよ!この貫禄!
 

 彼の絵と、夏の少年と、私。笑


館長のLaurenceには、設営で本当にお世話になった。
私が展示した部屋にも窓があり、元々展示会場ではなかった空間なので展示が難しいのです。それを一緒に頭をひねってひねって…
今回は「Laurenceと一緒に作り上げた展示」っていう感じが強いです。私を選んでくれた彼女にとぉっても感謝しているし、もっといろんなところで作品を発表して、彼女に恩返しがしたいです。ありがとう!

Fracのスタッフはほとんどが女性だったこともあり、とても打ち解けやすい良い雰囲気がありました。私はすごく幸せものだよ!



なかなか興奮冷めやらぬ日。

2018-06-22

記者会見





Conférence de presse…
かっこよく言えば記者会見ですが、
簡単に言えば皆さんの前で自分の展示の話しをしたのです。
この時間の直前まで皆でバーベキューをしていたので(再度…笑)、数名の記者の方々ともすでに打ち解けていました。そのせいもあってか、そこまで緊張はせず。ここ数ヶ月この展示のことしか考えてなかったから、たしかに今更緊張してもなぁ…という気もしますが。


ありがたいことに?質問がめっちゃ出てくるので、フランスらしいなぁと思いました。だけど笑いがたくさんありの、楽しい雰囲気で終わったので良かった^^

(記者会見中ふと思ったのだけど、私は普段、作品の話をするのは常にフランス語。もしこれをすべて日本語で話せと言われたら話せるのだろうか?と疑問に思いました。なんか一個一個日本語に訳すとすごく胡散臭くなる気が?日本のみなさんは私の終始冗談を交えたプレゼンテーションを受け入れてくれるのだろうか?はて。)



最後に「マキコ、もう追加して話すことはない?」と館長に聞かれて、ついつい「うん、全部出た!」と言ってしまい(半分わざと言ったのだけど笑)、思った以上に会場のみなさんの大爆笑をうけるアクシデントがありました。こんなにウケると思ってなくて、逆にすごく恥ずかしくなっちゃったよ…
あーあー またやっちゃった…31歳。




makiko in makiko...

2018-06-21

ラブリー仙人に会う2

そのあとサミー兄さんと彼女のセヴリーヌの二人と、パリ市内をぶらぶらした。少し興奮気味の私たちは、しばらくどこに行くでもなくしゃべりまくって歩き続けた。
誕生日会にすぐ行ってもよかったのだけど、散歩もいいよね。二人がこの時食べるための軽食を持ってきてくれていた。ありがとー!野菜たっぷりの生春巻き美味しかった^^
ポンピドゥーセンター前で思春期のヤングたちに混じってムシャムシャ。みんな大好きチップス。

これがパリなんて、信じられない。
シャトレは本当に変わったなー
9時くらいから始まってたはずの誕生日会だけど、深夜くらいに着いた。遅っ
その夜いろいろ面白いことがあったので、後日書きます。





遅くに帰るも、やっぱりいろんな出会いと嬉しさで興奮ぎみの私は眠れず笑

翌日。
まったりと日中はすごし、夕方から3人で準備。
横山さん、じゃなかったラブリー仙人たちのためにみんなでお料理。ほとんどベジタリアン料理だけど、なんてったてバラエティーがすごい。


ラブリー仙人登場!
 なぜラブリーかというと、こういうところです。
 セヴェリーヌのセラミックとともに。笑
 仙人だけじゃなくてキュレーターのコダマさんとか、エディション・マチエールのLaurentとNicolas、ほかにもたくさんの方が来ていて大盛り上がり。
仙人はサッカーの話しが好きで、私はサッカー全然知らないので通訳するの精一杯でした。難し。そうそう、通訳すると話す量が人の2倍になるので、めっちゃ大変です。当たり前だけど。


 こんな写真まで撮ってもらっちゃったよーーーーー😱😱😱😱

私と一緒にこのコミックを作ったジョン・チャンドラーは、実は横山さんの大ファン。昔ジョンが東京に2年ほど住んでいた時、横山さんのイベントにはすべて顔を出していたらしいです。そのためか横山さんもジョンのことをよく覚えていて、いろんな話しが聞けてとても面白かったです。

ジョンには「コミックを彼にあげてほしい」と言われていたので、無事任務果たしました。私も感無量です!!!!


次仙人に会えるのはいつなんだろうか…

っていうかなんで私はパリに住んでいないんだろうか!こんなに面白いことがたくさんあるのなら本当に羨ましい!って、今回はじめてパリっていう都市の奇跡に惹かれました。









2018-06-20

横山裕一さんと会う

あのかのチョーーーーー有名な、横山裕一さんとお会いしました。

この週末に起こったことがすべて奇跡で、
なかなかどう書いていいかわかりません!

とにかく、この写真を載せます💖💗

横山裕一さんは、フランスのエディション界でとても有名人です。(ご本人は「全く有名じゃない」とおっしゃっていましたが。)彼の作品をフランスに送り込むという重役を果たしているのはÉdition MatièreのLaurentとNicolas。

横山さんは神様的存在っていうか。でも実際はラヴリー仙人だけどね。ってわたしはそう呼ぶことにするけどね。



1週間ほど前のこと。
我れがサミーが「yokoyamaを週末我が家のディナーに誘うんだけど、マキコもどう?」というメールをくれました。でもね、兄さん…ありがたいけどわたしゃナントに住んでおるのだよ。しかもFumettiというブックフェアの真っ只中だよ…土曜の朝も、月曜の朝も仕事だよ…。行きたいけど無理😭

で、泣く泣くお断りしたのですが、


横山さんがフランスに来る機会なんて(っていうか彼にお会い出来る機会なんて)、次いつあるかわからないな…と思い始めたら、どうしてもいられなくなってしまって。(ムズムズ)

ボリスケに話ししたら「ブースは僕が見るから、行ってくれば?」と言ってくれ、しかも仕事場の上司にも話しが通り、なんと思いがけず、急遽行けることになったのです!まじで!やった!!!電車のチケットをソッコーで買い、準備万端!




土曜夕方、パリを駆け抜けやっとGalerie Anne Barrault に着く。

ここで今回Jochen GernerとYuichi Yokoyamaの展示が企画され(詳しくはJochen Gerner氏が横山さんにスペースを半分あげ)、サイン会が実現されました。

作品超かっこいい。
やばい、横山さんかっこいいよ!!!!!
でも側から見てて、すげー変な人だって
すぐわかったよーーー!!!!


さっそくLa Terre de glaceを買って サインを。
私の笑い声でもあるhihi foufouをお願いしたのですが、「君はそんな風に笑ってないよ!」としっかり突っ込まれ、その間ベラベラと話しをしていたら私のせいで結局横山さんは綴りをお間違えになって、さらに大爆笑しました。


もっとガツガツ話したいけど引かれたらやだ😫と思って、悩んで周りをうろちょろってました。(怪しい…)
何か忘れましたが、何かをきっかけにいろいろ話し始めたら、横山さんは恐ろしいほど気さくな方だと判明(*o*) で、やってしまいました。。。
毎度のように、しゃべりすぎ&笑すぎた。あちゃーー
フランスで会う日本人の中には、日本人とあまり話しをしたがらない人がけっこういるように思います。だからわたしはとても気をつけていたのですが、横山さんはむしろその逆だった…ラッキー・・・!


本当はもっと一緒にいたかったけど、わたしはサミー兄さんたちと一緒に友人のお誕生日パーティに行かなければならなかったので、その日はさよなら。。

続きます

2018-06-15

Fumetti

今週末はナントのブックフェアに参加しています!
実はナントでこういった大きなサロンに参加するの初めて。家から車で会場に行けるなんて、なんて便利なんだ…

Salon Fumetti
 

2018-06-14

続、設営

恒例になったテクニシャンJFの靴下チェック笑
これはおとといで、
これが昨日。
だんだんカラフルになっていく!
アントワーヌもこっそりおしゃれ!(*o*)
デキるテクニシャンたちがいっぱい裏技を使ってわたしを助けてくれる。すごいぜみんな。ありがとうみんな(;_;)

夕方みなさんが帰ったあとの、テクニシャンたちとこっそり開かれるミニミニ飲み会
もちろんこのあと即運転して帰りますヨ。。
 初来場者…?


 
コルテオ 太陽光発電