2013-12-26

解体

 クリスマスに何をしているだーという話ですが、

皆でマックブックを、解体してみました。

上の写真のように外したネジは無くさないようにテープで留めて、どの順序で外したかメモしながら、そして何より慎重に!



ボリス母のマックブックと私のソレは同じ型なので一緒に挑戦。

解体の順序を英語で説明したサイトを見つけ、
それをボリス妹が彼女のパソコンで見て我らに訳してくれる。




ネジが小さいので、毎回無くさないか神経使う。

やっと開ける。、、、恐怖(*o*)
汚いこと汚いこと・・・!

特にファンの出口が汚れていてビックリ。
エアーダスター無しで掃除したけど、
あった方が良かったかもしれない。




全部戻していざボタンを押すと無事動いた。
そのときの安心と言ったら・・・




結果、
電力を消費する速度が格段に減った。
ファンの音がめっちゃ静かになった。



1人では出来なかったかもしれない解体。
無事出来て良かった^^ 感謝!



2013-12-25

勉強は一生続く

 ニームの市内をブラブラ散策〜
あまり寒くないので快適^^
南ってそれがいい。
 carré d'art
素敵なカフェの前で、くたびれた動かないサンタ(*o*)
これ子どもの夢を壊すよ。よくないよ
本当食べて寝て遊んでのクリスマス。


 でも、遊ぶって勉強と一緒だと思った。

今年はボリス家族とカードゲームなんかをしている。
やってみて気づいたけど、私の単語発掘時間であった。
(恥ずかしながらトランプ用語は今まで知らなかったし、Black Stories というカードゲーム(人物当てクイズ?)などをしているが、これが怖くて面白い。)


家族が集まる貴重な時間でもあるので、とにかく起きている間は誰かと話してばかり。だから私にとってヴァカンスといえど、言葉の上達にはもってこいなのだ。何より、いつもボリスや友達と交わすフランス語の種類が違う。ナイス!


それにしても日々思うのは、勉強は一生続くということだ。





Chou Romanesco。
ロマネスコ と日本語で呼ぶのですね、
この不思議な見た目に 圧倒されて、今まで一度も料理したことなかったロマネスコ。ボリス母にレシピを教えてもらって、今度料理に挑戦〜!

2013-12-24

助けて!

日本のホラー映画はフランスでもけっこう有名らしく
「リング」や「ダーク・ウォーター」などは皆見ている。


その影響もあってか、私の周りには
「タスケテ」の意味を知っている友達が多い。
(カワイイとかアリガトとかと同様に)





そこで、今回クリスマスのため同じく帰省中の妹2に
ボリスが暗闇で

「タ ス ケ テ 〜〜〜〜〜 !!!!!!!!!!!!!!」

と脅かしたならば



「は?スケート?」(´д`)




とすっとんきょうな返事が返ってきた。笑






T'as skaté
(スケートした?)

と聞き間違えたらしく、
その間違いが可笑しくって笑った^^





日本で言う年末のような時間を送っていますが、
やはり日本の正月が本格的に恋しいです。
 

2013-12-23

ニームで運転

4年ぶりの運転!


クリスマスのため、南仏はNîmesニームに来ている。

ボリス母の車を運転。
フランスでは珍しくオートマだったので安心^^
(日本でマニュアルで免許をとった私だけど、4年のブランクは大。)

それにしても意外に運転って忘れないものだ。Rond Point(日本語では何というのか、ロータリー?)も、日本ではお目にかかったことがないのですがクリア!左ハンドルも大丈夫だった。
長い間運転してなかったけど、友達とかの車に乗っているから
体がすこしずつ慣れたのだろうか?





クリスマスを家族で過ごすフランスでは、毎年各々にプレゼントを用意する。今回ナントからニームまで、格安飛行機で移動。

追加料金を払えば大きなスーツケースを預けられるけど
そんなことをしたくない私たち。(´д`)

40×55×20cm、そして10kgを超えない
手荷物の持ち込みが認められている。
ボリス母に買ったプレゼントの日本刀はもちろん通らないので、事前に郵送。(・_・) 気づいて良かった。


でも、飛行機で何が良いかって
やっぱり早いこと。


離陸して1時間足らずでニーム着。
酔い止めが効いたのか眠くなって、離陸後すぐに寝た私。ふっと起きたらもう着陸準備で、びっくり。



車の相乗りだったら8時間、電車でも6時間ほど。

だんだん移動が簡単に、そして費用もかからなくなっていくんですね。



車も運転できて嬉しい〜〜〜^^

次は楽しいマニュアルに挑戦したいけど、出来るかな。




2013-12-21

シュシュ chouchou

ボリスは2人妹がいて、1人は医者の卵である。

彼女は美人で頭も良い。
うじうじした私とは違い、はっきりモノを申す女性である。


先日彼女の家にお茶をしに行った時、髪の毛の話になった。

私の髪が伸びた事。剛毛であること。クリスマスに家族みんなで会った時、彼女が私にまとめ髪をしてくれるなどの話をした矢先。。。

「マキコはシンプルな髪ゴム、使わないの?」
と聞かれたので
「もってるけど使ってない。私シュシュが好きだし」
と答えた。


すると、、、一変してすごい剣幕で
「あのね、一言言っていい?」

と突然切り出す彼女。

「何?」と私。

「怒らない?絶対怒らない?」
「?」



「それ(シュシュ)、、、、ダサイよ!!!!」




えーーーーーーーーーーー!!!

まじーーーー っていうか、
何、今さらーーーー???!!!!(*o*)



私2年前からつけとるっちゅーーーねーーーーーーん



(↓wikipediaより、シュシュです。いわゆる髪飾り。)





彼女曰く、シュシュは
おばあちゃんが付けるモノだと。


そこで、私も反撃。


「ででで、でも(´д`;)
シュシュは日本ですごい流行ってんだよ」



「でもフランスでは若い子はシュシュ付けないよ
マキコのフランス人の友達も、シュシュつけてないでしょ」




「・・・・・・・・・・・・・・(゜_゜)」


あ!ホントやん!Σ(*Д*;







その後、ショックの傷を労りつつ
まわりの友達にさりげなく
「シュシュってダサいと思う?」という質問をしてみた。

男の子は大体決まって「別に?似合ってればいいんじゃない?」
という反応だったけど女の子は
「うーん。ダサくはないけど、ちょっと子どもっぽい感じはするかも。」「確かに今フランスでは流行ってないかもね」

との意見が多かった。(当然だけどみんな正直)





私自身、シュシュがダサいとは全く思わないけど
(むしろ可愛いと思うが)
シュシュブームを見てきた日本人にとっては
ボリスの妹のような意見があることがすごく新鮮で驚いたという話。



でも、ほんと、当人に似合ってたら
それでいいのではないでしょうか。



ジョニーとマットレス

きのう、ジョニーと一緒に私のアトリエに行ったら・・・

悪ふざけもいいとこ!
私の絵の真ん前にマットレスがーー(*o*)

(フランスでは道端にマットレスが捨ててあるのを
けっこう頻繁に目撃する。
本来なら廃棄場まで持って行かなければならないが、
大きくて車に入らない。→道路に捨てちゃえ
となるのか。
他にも家具とか、時々普通に捨ててある。。。)



これには怒りを通り越して笑ってしまった。

そして急遽写真撮影開催。
with ジョニー。

ショーウィンドーには
今度の展示のポースターも貼ってあるので
こりゃいいや、ということで
ジョニーと一緒に宣伝写真。


向かいに住んでいるムッシューに
「Porno chicだね」とナイスなコメントも頂いた。笑



みなさんカム!

午後には撤去されちゃいましたが。。。


2013-12-20

告知。

"LA CHASSE AUX FAUVES" の展示は1月9日から!


9 janvier - 1er février 2014
Venissage : le 8 janvier à partir de 18h

DULCIE GALERIE
place dulcie september, 44000 Nantes
ouvert du mardi au samedi de 14h à 18h



ナント美術学校付属のギャラリーで展示します。
オープニングパーティは新年早々の1月8日18時からです。

9月にストラスブールで行った展示 "Salve pour un temps présent"の続編とでもいいますか、今度は会場をナントに移していざ!


年末って忙しいイメージがあるけど、この展示のお陰でよりいっそう・・・


メンバーは全員で10人。
+ 批評家(というか、友達のアレクシー(ジャーナリストの卵)が前回のストラスブール展示を元に文章を書いてくれたので、それをポスターにして皆さんにお披露目する予定)

この大人数。コミュニケーションはほとんどメール。
住んでいる場所がナント、ストラスブール、リール、ブリュッセル、そしてドイツのとある町・・・と離れているからやむを得ないのだが、このメールのやりとりが予想外にとても大変だったのだ。
全員が集まって話し合えば10分で結論が出る話も、1週間ほどかかったり。働いている人はしょっちゅうメールチェック出来ないし、数人で一斉スカイプしようにも時間帯が合わず。






でもまた同じメンバーで集まるんだなぁと考えると、
やっぱりそれでも楽しみだ。
ちーさんはいつナントに来てくれるんだろう?楽しみ^^



2013-12-15

クロエ

友達でアーティストの、クロエのアトリエに行きました。


広っ!

そして暖かい!

彼女は昨年、若いアーティストに贈られるナント市賞というものを獲た。市は彼女に2年間アトリエを無料で提供している。彼女のアトリエは郊外にあるものの、広くて素敵であった。

工芸作品を作っている彼女はマイ釜を持ってる。
上の写真の左に見える銀色のがソレである。

今度は私のアトリエに来てくれるというので、楽しみ^^





忙しい人も暇なひとも、ゆっくりコーヒーでも飲んで一休み。
ぐいっとな

2013-12-14

アレルギーとアート

突然ですが、
アレルギー疾患で悩む子どもは、20年前に比べて増えているらしい。


一説によると、漂白・殺菌剤が出回ったことによる(もちろんそれだけじゃないと思うけど)、環境の超清潔化。
様々な種類の細菌に対しての免疫が出来ないまま大人になった子どもは、細菌に適応出来ずアレルギー症状を起こす・・・とか。


先進国で生まれ育った子どもにアレルギー患者が多いとの報告も出ているそうです。

(これらはあくまで仮設なので確証はありませんが)



で、何が言いたいかと申しますと
ナント美術学校で同じ学年に居た友人Jが、あるアソシエーションを立ち上げました。

おおまかにいうと「病院とアートを結ぶ」
アーティストとしてメディカルな世界(病気、医学、研究者や患者など)とどう接するか・何を表現出来るかをいうことを模索していきます。




メンバーにはアーティストだけでなく研究者もいます。
アソシエーションの最初のとっかかり・活動として、
彼らが扱っている「喘息」「アレルギー」といった研究テーマを、
アソシエーションのテーマとしてそのまま扱うことになりました。



夏前から会議を重ね、春に研究棟で展示を予定中。

アレルギーをテーマにした漫画を描く予定の人もいる。実際にアレルギー患者の方に会って話を聞いたり、食物アレルギーを持つ子ども達が通う教室みたいなのに参加したり。
食物性アレルギーの簡単な構造を見せた人形を作って子どもに見せるとか。アレルギーに関してのお話を書いたり。皆さまざま。





展示とは関係ないけど、こういうのもある。
食物アレルギーを持つ子ども用のレシピ本。
昔はこういうものが無かったそうな。


アレルギーの度合いは患者によってもちろん大きく異なるし、症状も許容量も違う。

アーモンドのアレルギーを持つある患者さんの話を聞いたけど、その人はとても繊細で、食べるなんてまだしも、数メートル離れた所で誰かがアーモンドを食べるだけで酷い発作が起きるそうな。アーモンドの微粒子が空気を伝って彼を脅かすらしい。

食べ物の問題って、その人の交友関係をも難しくする。
知り合いに食事に呼ばれても、食べ物に少しでもアレルギーをもたらすモノが入っていれば食べられないし、子どもに至っては完全に隔離された状態で食事をとらなければならない子もいるそうだ。
両親とビズ(ほっぺにするキス)をしたくても、子どもにアレルギーを引き起こす食物を両親が食べたあとでは不可能で、毎回顔・歯を洗ってからでないとビズ出来ないなど。。。

モー大変!

アレルギーの繊細さ・恐怖を知ってもらうべく、活動も増えてはいるそうだけど。。

私たちも何かお役に立てるよう頑張ります。




2013-12-10

ふゆ

地面が一挙に黄色くなる、貴重な季節!

そして
クリスマスプレゼントに頭を悩まされる季節でもある。
ボリス家族1人1人に、どんなものが喜ばれるか考える。
これがなかなか骨の折れる仕事なのです。


そして、Vin chaud (ホットワイン)が美味しい季節^^
 つくる人によってアルコール分が強かったり、やたら甘かったり色々あるけど、今回頂いたものは私の大好きな味だった!!これは嬉しい大発見だ。

さすがにまだ雪は 降ってないけど
やっぱし寒い!乾燥しているから尚更、寒さが肌にささるぜ


2013-12-06

ぶるぶる

最近のアトリエ。
寒いけど、昨年いた共同アトリエより全然まし!
セーター2枚にマフラー、ジーンズの下にタイツで何とかいける。


ナントのイリュミネーション。
今年なんかがらっと変わって、私は好きです!

これは昨年と同じ↓



今夜、特定秘密保護法が成立してしまった。
恐ろしいほど早い展開で驚愕した。
知る権利はいずこへ・・・。怖い国になってしまった。

フランスと日本では政治と国民の距離が違うと思う。とても簡単な例だけど、フランス大統領選挙では国民が直接候補者を選ぶ。でも日本では国民は総理大臣を選べない。知事や市長や議員など、代表者を選ぶ。なんか遠い。

3.11以降 声をあげてきた日本国民。一生懸命政府に訴えかけ、距離を近づけてきたようにもとれるけど、今回の秘密法で一気に、今回は政府が国民を遠ざけたと思う。デモも無視だ。


怖いよ、日本。
今後どうなっていくのかな。


 

2013-12-03

2回目

第一日曜日は、美術館が入場無料。
それと同じ日に、ヌードデッサンの2回目が行われました。
(→1回目の話)

(c) musée des Beaux-Arts de Nantes


今回は朝ということもあって(10:30-12:00)、光が入って明るく、しかも前に比べ倍の参加人数だったため、より賑やかな雰囲気のもと行われました。
デッサンをしに来た皆さんのやる気がムンムン!
ポーズが始まってからの真剣な眼差しが素敵でした。




前回の反省を踏まえ、モデルさんがしているポーズの由来だとか色々準備。そのお陰もあって前回よりか心に余裕があったような気がします。

しかし何より"教える"仕事は 難しい。
美術学校の予備校でもなければ、絵画教室でもない。
参加して思ったのは、私も一緒にデッサンしたかった・・・!(*o*)



繰り返しになるけど、
やっぱりこういう公共の場で人が裸になるというのは
すごいこと。

ナント美術館は残念ながら、数年前から改装工事中。
美術館が再開する2017年までは、
シャペルを改装したChapelle la l'oratoireでの限られた展示。

ホワイトキューブ ではないシャペルの後味を残した空間で、
しかもアングルやジェロームの絵の前でポーズをとるモデルさん達は本当に美しかった。



2013-11-28

先生と ぱてぃすりー

先日、美術学校で担当教諭だった先生を
うちにご招待して食事をば。
Flandrinのケーキ!濃厚でがっつーという感じです
でも大きな塊は数分で消滅・・・簡単。
卒業して2年半。ボリスは1年半。

こうして今でも連絡をとりあっている先生たち。
今回先生を単独でお誘いしたのだが、若い綺麗な彼女を連れてきてくれて、楽しいソワレになりました〜




これは11月22日(いいふーふの日)に、お菓子でも作るか、何かしようかなーと考えていたらボリスがたまたまパティスリーを買ってきてくれた(*o*) やっほぉ〜い



ところで最近サブ職を探していて、外国人としてのフランスの就職難を実感させられる日々です(-_-)

でも何とか頑張りますー また今度ブログに書きまーす

2013-11-26

バスの話

寒くなってきたのでバスを利用する毎日。

私は小学校から高校まで、自宅から徒歩15分の所に通っていた。なので交通費は本当かからなかった。(大学も原チャに乗って20分の所だったし・・・実家万歳)


そういう環境で育ったからか、バス通というのに憧れていた。


そして今、バスを利用する毎日を送っているが
思ったよりもバスを好きになれない。


→まず、臭い(*o*)

香水を付けたマダムばかりが居ればまだいいが
たまに、体一度も洗ったこと無いんじゃないの!?と
言いたくなるくらい、臭いオッサンが乗っていて、やられる。
そのオッサンがバスを降りても、バスは臭いまま。


→お年寄りに席を譲らない若者がいて、けっこう驚く。

席を譲るのなんて何てことないのに。
気持ちいいくらいに感じ良くて、サッと席を譲れる紳士も居たりするから何とも言えないけど、気づかない若者はやっぱり世界どこでもいるもんだ。



→運転が粗い。


などなど。

あと乗りたいバスが来ても、手を挙げてサインをしなければバスは素通りする。。

運転手さんたちは人とよーくおしゃべりしているし。
この間は近郊の町行きの中距離バスに乗ったけど、運転手の若い黒人ニーチャンは運転中パン食べながらコーラ飲んで、携帯で友達としゃべってた。しかも停留所に止まる度携帯でメール打ってた・・・。




色々あるけど、値段は日本に比べたらそうとう安いのは確か。1チケット1.5ユーロだもんね。(1時間有効でどこでもいけちゃう)
いちいちいくらかかるか、掲示板見ながらドキドキしなくていいのは助かるね。


2013-11-22

美術館で裸婦(夫)デッサン

先日話した美術館でのヌードデッサンの講師のお仕事ですが、
第1回目が終了しました。
 Combat de coqs, Gérôme (1847)


イベントは参加予約無し・無料、誰でも参加OK。
しかも美術館が紙や鉛筆、カルトンなどを用意するという至れり尽くせり。
参加者は全部で20人といったところでした。
(次回はもっと沢山人が集まればいいなぁ)

モデルさんは、展示してある絵画のポーズをとります。
例えば上のCombat de coqsの男女を15分。
全部で4セット(異なるポーズ)。
ポーズの間ほとんど休み無し(すごい!)で、
18時半過ぎに始まり20時きっかり終わりました。



デッサン講師としての仕事は実は初めて。しかも私が培った絵画用語(日本語)をフランス語で伝えるというのはなかなか至難の業でした。
(後悔しているけど、かといって他に何が私に出来ただろうか)

次回(12月1日)に向けて準備あるのみ。頑張る!






今回のことで、何が一番驚いたかって
ポーズ中、一般客の方々が会場をウロウロすること。
裸でポーズをとる男性の横(しかも至近距離)で、
何事もなく絵を見ている人がいること。

そして美術館の床はとても汚かったのだが、モデルさんはお構いなしに素足で歩いていたこと。毛布やクッション・布などに、素肌で少しの抵抗もなく触れていたこと。


終わった後モデルさんたちと一杯飲みに行ったけど、「モデルさんあるある」話が聞けてめっちゃ笑った・・・面白すぎる。




当たり前だけど、公共の場でこうした企画が実行されてしまうのが本当にすごいと思うのでした。
そして最後のポーズが終わって10分後には
片付けも終わり、皆美術館の外に出たこと。
(帰る時間は絶対に長引かない!それがフランス(*o*))



次頑張ります。

2013-11-20

裸婦デッサンなど

ひょんな理由から、ボザール(美術学校)にて
裸婦デッサンの授業に参加することになった。

ここでは一般市民に授業が開かれている。
(絵画教室のようなものというべきか)
小学生高学年の子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで多くの生徒が通う。


今回私が参加したのは中学生のクラスで、テーマはFeuillage(葉)だった。子供たちは思い思いに絵を描いていたのを、私は彼らと話をしながら見てまわった。面白かった。
金髪で髪の長い男の子が居て女の子かと勘違いしたり。フランス語は相手(男性/女性)によって単語を活用しないといけないので、勘違いして話していると、バレる。





その後今度は高校生のクラスに参加。
裸婦デッサンは(金沢美大時代の経験が私の基礎になっているので、それと比較することになりますが)、1時間半ノンストップだった(*o*)

金沢美大では
「20分ポーズ→10分休み」×6セットの3時間が毎朝(am9:00-12:00)
なのに対し、今回参加したクラスは
 「10分ポーズ」×8セット(1時間半のクラス)
だった。


10分ポーズを終えたモデルさんは
10秒くらい肩をポキポキ言わせて、
すぐ別のポーズに移る。

それを休まず8セットって
(一度お水を飲みにちょっと席をたったけど)
、、、体力あるなー!!!!(*o*)って 思ったのは私だけ?


描く方も1時間半みっちりデッサン(クロッキー)。
すごい良い感じ!ちょっと短いかもしれないけど
集中出来て、いいなぁと思った。


室内が寒くって、モデルさんは全身黒いぴちっとした服を着ていたのが少し残念だったけど・・・。

金沢にいたころはストーブを焚いてしっかり部屋を暖めて、
ポーズを始める時は「お願いします」と皆
声を揃えて言ったりしていたなぁ。
ポーズが始まる前にちょっと箒で埃をはらえば、S先生に
「埃が舞うだろ!そういうのは前日にやっておくんだよ!埃が舞った部屋で裸になれっていうのか!」と怒られたこともある。(モデルさんに対してのすごいリスペクト!)
ポーズの間は本当にしーーーんとしているのだ。


フランスでは、モデルさんがやっていることは仕事なのだから(お金をもらっているのだから)、ということで割り切られることは多くあって、やはり両国の扱いは違うなぁと今日つくづく思ったのだった。
(最後おしゃべりをしている生徒も居て気になったが、先生は注意していなかった。)



私が経験したのは、ただ1回のクラスだしフランスでも声を掛け合ってモデルさんを大事に扱っている所もあると思うけど・・・


ともかく、今日は久々に人物デッサン をして面白かった^^
そして金沢を思い出した。

2013-11-19

パリで展示散策

パリに行って展示を見てきました。
PompidouのPierre Huygheは再度。
Palais de TokyoのPhilippe Parrenoをば。二つセットで見るのはいい。

Maison Rougeの "Théâtre du monde"は
かの有名なJean Hubert Martinが展示をしたそうで、
年代の古い作品と新しい作品を完全に交ぜて見せる方法は
興味深く、予定していなかったけど見て良かったなぁと思った。

こちらはVitry sur seineにある、Galerie municipale Jean-Collet。



パリから帰ってきたら、カネゴンが転がってた。。。
 びっくりしたー

2013-11-11

あはは

最近めっきり少なくなったと思っていたが、
ボリスが、ポツリと一言
「しょっちゅうだよ」と言ったので
ビックリしました↓




泣くとか苦しむとかより
笑う方が幸せではなかろうか!?


しっかし毎日どんな夢を見ているんでしょうか、私は。


2013-11-09

真っ赤になる。

色んなカラーが
道を愉快に、可愛くする。

紅葉が素敵な秋ですね!

これで青い空がプラスされれば文句無しですが、
ここんとこ雨雲で覆われた日々(;_;)

真っ赤になるといえば、

この前美術館の事務所へ、人に会いにお邪魔した際。
受付で名前を名乗ったならば
「あなたのこと、知ってるわ」
と受付のマダムに突然言われた。


続けて「あなたの作品、好きなのよ!」と言われ
私、口あんぐり。
一瞬で顔が真っ赤になった。


その時偶然にも作品を持っていたので
「最近の作品、見ますか?」と聞けば
「是非見せてちょーだい!!」と言ってくれたので
その時 人と約束があったが、サササーと全て見せた。




聞けば、数年前私がナントで参加した展示を見られたそうで、その時から知ってくれていたそうです。

こういう少しの出来事が嬉しい・・・




見てくれている人はいるもんだ。
もっと頑張らないとね!




2013-11-07

あいのりー

奥に見えますのはTerril。
日本語でボタ山と言うんですね。
リールの近郊には何個か目にすることが出来る。


ダヴィッド。ジェケット似合ってかっこいいぞ。
オープニング無事終わって良かった〜

リールに住む、友人の家で誕生日パーティ〜
プリンス/プリンセスが今回の仮装のテーマだったので、
皆思い思いに仮装してました。


今回は交通移動手段がほぼ全て車だった。

ナント→ルーアン→リール→ナント、全て相乗り。

知らない人と車に相乗り、しかも数時間狭い空間を共有しなきゃいけないなんて、日本人には少し考えにくいシステムかもしれませんね。


この相乗りシステムCovoiturage(巷ではBlaBlaCarというらしい)は大変よく出来ていると思います。


旅程を提供する運転者は皆大体顔写真を載せているし、
電話番号記入は必須。しかも相乗りをした利用者から「採点」させられるので(運転者は時間をきちんと守るか/危ない運転をしないか/感じのいい人か?など)、旅程を探す利用者はその意見を全て見て判断することが出来ます。
そして何より低価格。
(運転者のアナウンスを見る時は、文章がちゃんと書けているか・しっかりしていそうな人か見るのが大切)



今回ルーアンからリールに移動する時、6ユーロの相乗りアナウンスを見つけたボリスだけど、1名しか空きがないという。なので電車の若者カードを持っている私は電車で移動。ボリスは持ってないので相乗りでリールに向かうことになった。


出発前日になってボリスが
「ちょっと待って。もう一席空きがないか聞いてみる」と言って
運転者に連絡したところ「マキコの席もあるって〜」と
難なく一緒に車に乗れることになった。
誰かキャンセルしたから席が空いたのかな?ま、とりあえずラッキー!それにしても6ユーロ安すぎ。と思って当日約束の場所に行った。




運転者と会ってビックリ。
立派な大きい車。後部座席はガラン。
つまり私たちだけだった。(なーーぜーーー?)


運転者は私たちと同世代の、超面白いニーチャンだった。

言ってしまえば テクノDJのような感じで、ちょっと悪そうに見えなくも無い(笑)。こんな大きな新しい車で、どうして一席しか空いてないって言ったんだろう???と不安に思いながら車に乗ったけど、そんなん忘れてあと2時間半、彼と話しっぱなしだった。

あー面白かった〜!


彼は医療機器を扱う仕事をしていて、こうしてフランス全土の病院をまわっているそうだ。



旅程を提案する運転者は、高速道路代・ガソリン代を
浮かせようとする人がほとんど。でも中には
「1人で長距離を運転するより、その間誰かと話したい」
っていう(変わった)人が居るようだ。



知らない人と数時間を狭い空間で共有するって、そんなん嫌!っていうフランス人の友達も居る。私も時々面倒くさいなーって思うこともあるけど、思いがけず面白い話が聞けたり、情報提供にもなったりするもんだ。




日本の電車賃は高いけど、
その分長距離バスが安いから相乗りは浸透しないだろうなぁ


2013-11-06

Tourcoing のち Cassel

Tourcoingトゥールコワンという、リール近郊の町でGeorg Baselitzの展示がやっていました。
"GEORG BASELITZ - EUGENE LEROY
 Le récit et la condensation"
場所はMUba

ででーん
Baselitzは、私の好きな作家の1人だ。

上手すぎてズルイ。
そして好きすぎる。
今の言葉で言うならば、やばい。
Eugène LeroyというTourcoing生まれの画家との2人展。
作品は知ってはいたものの、今回改めて再発見したEugère。
2人の作品で埋め尽くされた空間は熱気がボーボーでした。



お次はCassel(カッセル)へ。

え、カッセル?
カッセルって、あのドイツの?
違います、それは Kassel。こっちはCassel。
ドイツのそれとは比べものにならないくらい、小さい町。
 昔使われていた風車。
 高台から見えます、景色。
 Nantesはこの先に!
Casselで有名な、Estaminet エスタミネ(フランス北部のレストラン的なもの)があります。それがココ。

T'Kasteelhof
Rue Saint Nicolas
59670 Cassel

北フランスの何が好きかって、食べ物。
このタルトはリンゴが入ってる。でもデザートじゃなくて、メイン料理。
その名もTarte de Cassel 。

写真取り忘れましたが、デザートには
タルト・オ・スペキュロスを食べた(*o*)
あの美味しいスペキュロスがタルトに?って思うかも知れませんが、美味でした。ボリスはTarte à la bierre(ビールのタルト)を食べてたけど、ビールの味が濃くって濃厚。これまた美味でした。お母さんに食べさせたい!

 
 
コルテオ 太陽光発電