2017-01-30

SPINOFF @Angoulême

事後報告になりますが、Angoulêmeアングレームに行っていました。
年に一度国際漫画祭が開催され、世界中からBD(バンド・デシネ)やマンガのファンがここへやってくるそうです。私も初めてこの街へやってきましたが、こんなに小さな町がマンガやBDで溢れる様はとても印象的で、中心街にはスピーカーで音楽やアナウンスが朝から晩までガンガンなっており、住民はさぞ迷惑しているだろうと思いました。

私たちはこのフェスティヴァルと同時期に開催されている、Spin off(スピノフ)に参加しました。アートブックなどミニプレスのフェスティヴァルです。Chambre Charbonとしてスタンドを構えたのはこれで3回目。結果から申しますと ものすごくたくさんの人で賑わい、大成功に終わりました!たくさん本が売れたのでーす!!やほーい^^
開始前の誰もいない会場。
ででーん



Spinoffの会場はとっても暗く、暖房もありませんでした(電気代の制限があったらしい)
昨年度まではFoffという同様のフェスティヴァルが開催されていたのですが、運営の困難さを理由に企画メンバーが解散。その後急遽、一回り若い世代の別メンバーが立ち上がり、spinoff開催となったわけでした。資金も時間もないのでこのような形になったそうですが、十分すぎるくらい熱気にあふれていましたよー!
会場設営や毎日美味しいご飯の仕込み、夜はコンサートの運営。私たちのような遠方からの参加者を泊めてくれる人を探したり、、、本当頭が下がります。



1テーブルを4日間借りる参加費は40ユーロ。交通費は各自持ちだけど、毎日破格で提供されるビーガンフードや12ユーロの冷えた生ビール、朝用意される暖かいコーヒーやパン達はありがたかったです。


夜のコンサートは、行っても、昼間スタンドでお客さんの相手をしているので私たちは疲れてへとへと。全然長いこと居られなかった。。若い学生たちはみなさん踊って騒いでました。それを見ながら(若いなぁ。祭みたいだなぁ)と思っていたのですが、そりゃそうだフェスティヴァルって祭って意味だった、そりゃ若者は騒ぐわ。
私はもちろんボリスとの参加で、恋のドキドキワクワクも無ければ、踊る元気もないので、少し寂しい気はしましたが笑

これは朝10時始まりなのに会場前には誰もいないよ、の写真。

つづく




2017-01-25

新しい本

chambre charbonシャンブルシャルボンから新しい本が出ました〜

同時期に4冊、というのは偶然です。
ボリスの本が2冊。私が1冊。そして、Tom Davisの本です!!


詳細は→こちらから。

サイトですべてのページが見れますよー




本とは関係ありませんが、先日友人たちがうちにご飯を食べに来たので作った抹茶ティラミス。。。。実はこれ、美味しすぎて(*o*) 友人はもちろん自分さえもびっくりしたという代物です。
フランス語ですがこちらレシピです。
ちなみにビスケットは、galette(biscuit breton)を使いました。その方がしっとりしてて美味しそうだったし。見た目はいまいちかもしれませんが、是非お試しあれー


2017-01-23

お茶と車

ある日のカフェ。

2月に展示をするのですが、その打ち合わせにメンバーとカフェで集合。
とっっっっっっっっても寒い日だったので、店内に入るなり暖かいお茶を即注文!席に着くと一人以外みなお茶を頼んでた。キンキンに冷えた手と体を温めました〜。

これ、スペキュロスにチョコのコーティングがプラスされてて超超美味しかった〜!おいしーおいしーと食べていたら、他2名から更に恵んでもらった(;_;) ありがとー!

ティーポットで埋め尽くされるテーブル笑

朝晩などマイナス6度とかでした。
車を出そうとするともちろんフロントガラスは凍っていて、それを承知でペットボトルにお湯を持っていくのだけど、かけて数秒すればたちまちまた凍る。それをみていたボリスがポツリ。
「そういえば、うちの両親は削ってたかも…」
水分があると氷点下のせいですぐ凍るので、専用のプラスティックのものでガリガリ擦るらしい。っつか、早く言って…!!!!
早く買いに行かなきゃ。

地元金沢ではお湯だったけど、環境も天候も違う地域ではやり方がそれぞれなんだね。


ガラケー

私の携帯電話はFNAC(日本でいうツタヤみたいなお店?)で15ユーロだったガラケー。。
そのケータイのカメラのクオリティーをどうぞごらんあれー

このしょぼい携帯で事足りる今の生活なので、これで満足しています。しかも維持費0円だし。我が家のインターネット回線の契約の際、「月2時間の通話無料&ショートメール送信無料」が無料ですけども、と言われてそれ以来、ずっとこれです。

でもフランスを出た瞬間から圏外になるので、そこはちょっと不便。フランス国内から海外に電話もできないし(海外からの電話をうけることはできる)

今はこのままでいいかもしれないけど、今後は変更の余地ありかもですねー



2017-01-20

Philippe Katerine

去年の夏から楽しみにしていた
フィリップカトリーヌPhilippe Katerineのコンサートに行ってきました^^
場所はLieu Uniqueでした。


私は彼の特別なファンということでもないのですが、やっぱり好きです。
美術学校にいた頃、友人が彼のCDをたくさん貸してくれたのが始まりでした。わかりやすいフランス語・簡単な言葉遊びで歌われる彼の曲は(下ネタもたくさんありますが笑)、少しずつフランス語に慣れていく私の生活にぴったりでした。なんとなく彼の曲を聞いていて、ふと突然歌詞の意味が分かって一人爆笑したり。彼のおかげでたくさんの(変な)単語を覚えました。。子どもが歌っているような声も、また彼の魅力です。


彼の代表作の一つ。 Louxor J'Adore



彼は美術学校出ということもあってか、歌手というよりかアーティストという肩書きの方があっているように思うし、コスチュームや演出がもう面白すぎました!コンサートの最終は会場で笑い声が絶えず、とてもいい雰囲気。チケット買っておいて良かった…!
終わってみれば私にとってフィリップは「変でオモロイおじさん」という印象です。笑

最後にはこのホワホワした衣装がとれて、全身タイツのみに笑

以前はばかばかしくて変で面白い曲ばかりだったけど、お父さんが亡くなられてからしっとりした曲が増えて、別のフィリッピを発見したという感じです。

2017-01-19

しましま

スカッと晴れた青空〜
そしてとてもとてもとっても寒い!

日中も影に入った瞬間モーレツに寒い(;_;)
太陽の光を探して歩く。




この間友人Iの誕生日だったので、皆でバーに集まった。
彼女は縞模様を使った作品を作るので、こっそりみんなにシマシマの服を来てきてちょとお願いをした。

ボリスはシマシマのシャツにシマシマのズボンだった。
当の本人は全然違う柄のワンピースを来ていたけど笑
喜んでくれて良かった^^
楽しいソワレでした^^

2017-01-17

パートタイム

そういえばすっかり言っていませんでしたが昨年12月くらいから、今まで週35時間で働いていたファーマシーのお仕事(商品管理の仕事です)を、きっちり半分の時間で働かせてもらうことになりました!正社員は正社員なので、任意保険などはそのままでのパートタイム。ありがたいお話です^^



本当のことをいえば、特に次の当ても無いのに仕事をやめようと思っていました(´Д`) 体力的にあまりにシンドイのと、労働時間35時間があまりに長く、残りの時間で作品を続けていくことが実際出来ていないと気づいたからでした。そして何もかもが嫌になって、イライラして、どうでもよくなって、そもそもなんでフランス来てまで(美術学校の院を出てまで)こんな下らない仕事やってんだよーーーと自暴自棄になっていたように思います。
※ちなみにですが、美術学校の友人らはほとんどが無職か単発の仕事をしてるか、です。私は本当に運の良いムスメなのです。特別な能力を必要としないこのようなツマラナイ仕事ですが、正社員として雇ってもらっているのは本当にありがたいことなのです。



私は昨年の秋「作品制作の方に力を入れたいので、半分の時間で働かせてください!」と社長に直談判しました。断られれば辞めようと思っていたのですが、意外にも「ダコー(分かった)」の即答!(*o*) そういうところはものすごく話のわかる人だったの、忘れてた。緊張して損した…
社長さんは「じゃあ毎日午前中だけ来てもらおうかな」と言いだしたので、「ちょぉっと待ってください!私は週3日しか働きたく無いんです。」と強気発言をしてしまった私。横にいる上司が渋く苦い顔をしていたのをよく覚えています(笑)
だって本当に3日しか働きたくなかったのだもの!!!!なんで労働時間を半分にするかって、そんだけこっちは本気なんだよーーーーーー私には時間が必要なんだよーーーーーということです。


結局話し合った結果、「1週間働いて1週間休み」のシフトをゲットしました。やっほぉー!お給料が半分になりましたが、たくさんの時間を得られて私は今本当に本当に嬉しいです。そういうこともあって制作に身が入りますし、仕事は仕事。ファーマシーでは割り切って集中して仕事をこなしています。


会社の人々には迷惑をかけてばかりかもしれませんが、私一人の仕事時間が変わったからといってファーマシーに劇的な変化は現れませんし、私はやるべきことを時間内にやるだけなので。そこんとこはカラッとしています。
こちらの環境に慣れてしまって、日本で仕事するなんて想像しただけで本当に無理。まず「上司との飲み会」が絶対無理(;_;) 日本の皆さん無理しないで。





2017-01-16

暖房と体温

今週は寒波がやってくるそうで、節電のため暖房の温度を下げるよう呼びかけがなされているそう。

写真は見にくいですが、年末雪のような霜?が木についていた。
「これは汚染物だ!」と言っていた友人もいたけど(ほんと?)、真相はどうなんでしょう。


我が家は床暖房なので24時間ずっと暖かいのですが、フランスの住宅は電気暖房はもちろん、セントラルヒーティング(と言うのだろうか?建物全体で一斉に暖房を管理しているもの)が主流のような印象。どちらも暖かいのだけどコタツのように「暖をとること」とはまた別で、時々日本のコタツや火鉢(これで子どもの頃かき餅を焼いてもらいました)が懐かしくなります。(ところで両親から頂いたかき餅は、今パンを焼くトースターで焼いて食べている)
暖炉があれば日本でいう「暖をとる」ことができるのだろうけど、今の私にとってそれは夢のまた夢でーす。


前回の記事の写真で気づいたのですが、ボリスは我が家ではけっこうな確率で半袖・半パンです。私は寒くてとても半袖ではうろうろできない。体の構造が違うんだなぁとしみじみ思います。
年末、病に伏していたとき体温を測っていたのですが、ボリスはインフルエンザにかかる前も普通に38度近くあって仰天しました。(インフルエンザにかかった後は40度達していました)その時私の体温が37度だったので「微熱があるなぁ」と言おうとしたら皆に「熱は無いね」と言われたので「なんでやねん」とつっこみを入れました。

やっぱ欧米人は平均体温が高いのだろうか。私の平均体温は35〜36度だというと、みんな「低すぎる!」と逆にとても驚いていましたが。

2017-01-15

ガレット

ガレット・デ・ロワを作りました。ブラックチョコ入りの。
見た目は美味しそう?に出来たけど、じつはそこまで美味しくなかったという…ま、そんなこともあります。

っていうか二人分にしては大きすぎた(*o*)
そして大皿にさえ盛らずに食べるこのガサツさ…笑




NEMO

Thêàtre Graslinで Little Nemoを観てきました!


ボリスの妹がクリスマスプレゼントで招待してくれました^^
本当に素敵な贈り物でした。ありがとう。



リトル・ニモは元々ウィンザーマッケイによって描かれたコミックなのですが、その独創的な描写・世界観は現代でも世の中を圧倒させる素晴らしい作品です。
それを今回オペラで!見ました。
もちろん上演中は撮影禁止なので写真はないですが、登場人物のコスチュームやしぐさなどが本当に面白かった!私はまだコミックの方は読んでおらずネットで見ただけですが、ぶっちゃけオペラは全くの別作品という感じでした。
舞台ならではの文学的なセリフは聞いていて面白いなと思いました。子どももたくさんいて、正直オペラはガッツり子供用に作られていて時々うーんと思うところはありましたが、上演中ずっと胸がわくわくしていました。


オペラを堪能したあとはもちろん、
ボリスとの会話はオペラ調になってます笑
二人して下手くそな歌声で爆笑しています。




久々に来た、ナントのオペラ。

2017-01-14

のみもの

とある展示のオープニングパーティに行って、そのあと友達たちと一杯。

友人の一人が「頼んだホットショコラ、美味しくない」と言い、結局飲んでなかった。どんなに不味いか味見すればよかった。それにしても付き合いの長い友人と飲みに行くのはやっぱりいいなぁ

飲み物といえばこんなもの頂いた!
けど、「あなたの抹茶入り」????って???

2017-01-12

ジンに参加しました

参加したコレクティヴ・ジンのお披露目会に行ってきましたー

これです。
15人のアーティストそれぞれの作品一点が編集されています。


これを編集したアルノーによると、彼はボリスの作品をとあるブックフェアで見つけてそれ以来気になっていたそうです。そしてたまたま11月の私の個展のオープニングパーティに来て、私をこのプロジェクトに誘おうと連絡先を調べたらボリスがパートナーだった、という話です。


この写真、、人の家みたいですが、バーで行われました。
早く着きすぎて最初退屈していましたが、段々人がやってきて、最後は前にも進めないほどの大賑わいでした。



普段はエディションを企画する側なので、招待される経験ができてよかったでーす。中身はまた今度。

2017-01-11

食欲

インフルエンザが治ってからというもの、「食べたい欲」がどくどく湧いてきて、常にお腹が空いていました。今はだいぶ落ち着いたけど、どんだけ食べるんだ自分…と思いながら、むしゃむしゃ食べていた。食べたいんだからしょうがないだろう!と思いながら。そして一通り自分が食べたいものは食べた。ほとんどが日本食だった。



これはおととい焼いた、野菜がいっぱい入ったパイです。

2017-01-09

風呂

先日ふと思い立って、湯船に浸かった。

寒い日だったので、暑ーいお湯を張って一人ゆっくり肩までざぶんとお湯に浸かった。当たり前のことなんですが、それがものすんごい気持ちかった。。。こんな贅沢な湯船に浸かるなんて数か月ぶりだったかも。





フランスに来て一緒に住んだ同居人Eも、パートナーのボリスも、美術学校の友人の多くも、環境問題の話をよく私にします。例えばEはアパートの庭でコンポスト(堆肥)をしていた。何となく私も協力して(Eにはとても喜ばれた)、そんな生活を2年続けていたのですが、数ヶ月前から再びボリスと再開しました。Eは米のとぎ汁だって捨てずに植物に与えていた。ボリスと住み始めてから初めは特にそういう話はしていなかったけれど、少しずつオーガニックの食品を選ぶようになり、安い労働力で作られる服の購入も極端に減り、必要な場合は今はほとんど古着しか買いません。不要になった服は全て専門の施設に寄付する生活。


そういう生活になっているからこそ、「あれだけの水を消費する」ことにものすごい抵抗を感じるようになってしまって。「もったいない」って。元々カラスの行水な私なのですが、さらに拍車がかかっていました。

元々お風呂は好きだけど長いこと入ってられないタチだし、どうせ湯船に浸かっても数分。そんなことのために大量の貴重な水は使えないなーって、思ってたんですが…

何となくこの間、ボリスがいなかったとき
ふと、出来心で湯船に入ってみたのでした。




そしたら あまりにも気持ちが良くて自分でもビックリ!!!!!
こんな幸福の瞬間を忘れていたなーって鳥肌が立つくらい忘れていたのです。私はとても暑いお湯が好きなのですが、それはそれはとても暑いお湯だったので、もちろん数分後にのぼせそうになりましたが(笑) 垢こすりもして、しっかり湯船を堪能し、もう頭も肌も心もスッキリ・シャッキリしました。




だけど、結局思ったのは「たまにでいいかな」ってこと。
こんな気持ちのよいご褒美は時々でいいかなって。
世界中にはお風呂なんかに入れない人がたくさんいるのだし、これだけの綺麗な水を作るのにどれだけエネルギーがいるのかとか、そりゃ考えだしたらきりがないのですが。

お風呂の気持ち良さを再確認したのと同時に、環境のこともこれから考えていこうと再確認した夜でした。






2017-01-08

元気になったので、友達に会ってきたー
2週間ほとんどボリスとしか話してなかったから、すごく変な感じがした。ボリス以外のフランス語、欲していました…(;_;)

こちらが2017年初めてのchocolat chaud(ホットチョコレート)ですが、、、粉を混ぜてもない!!
こんなパンチの効いたテキトーなショコラショーは初めてで笑った。


そういえばこの間船に乗る機会がありました。
といってもGare Maritime / Trentemoultの連絡船ですが。
こちら公共交通機関。たった10分ほどの時間ですが、なんかすごい優雅な気分になりました。チケット1枚(およそ150円)でこんな異国間を味わえるのはいいなぁ


そしてやっぱ健康っていいな。
体が元気って、大事ですね。ありがとうー


 
コルテオ 太陽光発電