2019-03-30

ジョンがきたよ

ジョンがイギリスから遊びに来てくれています。

バカンスを楽しめたらいいんだけど、そういうわけにもいかず。
ちょうど今私はとあるアートプロジェクトに取り掛かってて、実はめっちゃ忙しい😱



そんな合間に、歯科矯正のブラケットを設置して歯痛と戦いながら制作進めてます。



これはお昼ご飯をジョンと公園で食べてて、寒くてジャケット貸してもらった。の図。

ブランケットのせいで口がちょっと変。
固いものは食べられないので、フランスパンは2年間お預けだよー😭

カオナシ?


2019-03-26

カルボナード

少しずつ回復し、食欲も完全とは言わないまでも戻ってきたと思ったら、エリーズの彼氏マルタンがみんなを招いてカルボナードを振舞ってくれた!

それにしても
カルボナードCarbonadeって何。
つまり牛肉の煮込み料理ですが、ビールが一本(750ml)まるまるこの中に入ってる。
テーブルに出てきた時の姿。
ん?上に乗ってるのは…
Pain d'épicesパン・デピスではないか!
驚いていると私に マルタンが一言
「しかもマスタードを塗って、裏側にして中に漬けるんだよ」

😱!!!

なんていう発想。

甘いパン(香辛料に蜂蜜が加わった甘いパンです)
にマスタードに
しかもビール。


これが めっちゃ んんンンまかった!!!!
多種多様民族の人たちをいっぺんに同じ部屋に入れてみたら、最後にはみんな友達。みたいな?すばらしい組み合わせです。

病み上がりにはもったいないほどのご馳走。
こういうこってり 肉系料理を作ったことがないので、勉強になる…



 そしてエリーズのシャルロット!

お腹を久々に満たして、幸せでした〜ありがとう。


2019-03-23

sos médecins

木曜の朝仕事に行って、勤務中何かダルいし、そもそも気持ちが悪い。
これは良く無いなぁと思って座り込んでいると
同僚のエステールが
「あんた顔真っ白やよ!何?吐き気?
薬持ってくるし待っとって!」

と言い、薬を持ってきれくれた。

ありがたかったのだけど、薬は全然効かなくて笑
私は嘔吐を繰り返し、家に帰りました。


その日ゆっくり家で休めたらよかったんだけど、夕方には先週のワークショップの発表会が…。作品を預かっているのは私だったので、子供たちの小学校まで行かなければならないのです。


キタロー袋を片手に車を30分運転。
普段聞いている音楽も、全部オフ!心を無にして運転。


やっと着いたと思ったらキタロー袋に吐く。
もう私何してるんやろ…と思いながら小学校へ。



「そうだ、作品を担任の先生に渡して
私はそそくさと帰ろう。」

2時間の滞在が義務で、その分お給料に換算されるのだけど、もうそんなんどーでもいい。帰りたい…



正門のインターホンを押し、
小学校の中に入れてくれたのは隣のクラスの担任の先生。
「マキコ、いらっしゃい。じゃあクラスに行ってね」



え…直接クラスへ???
担任の先生呼んでくれ無いんですか…
それを聞く前にその先生は自分のクラスに戻って行ってしまった。


案の定、クラスの扉をこっそり開けるとこどもたちが

「わーーーマキコーーーー!!ボンジュール!!!」
😀😊😚☺

と眩しい笑顔で迎えてくれて、
子供たちの可愛い笑顔とは裏腹に私は

「NOooooooooooo」
😱😱😱😱😱

と心の奥底で叫んでいたのです。




子供たちの前で嘔吐しないだろうか…

その後担任の先生に体調の悪さを伝えたものの、最初あまりわかってもらえず。先生は子供たちのお世話で精一杯。でも私が白い顔をしていたのと、何度もトイレへ行きゲッソリ戻ってきて、そして水をたらふく飲んでいたので「やばい」と感じたためか、理解してくれました。

作品を全部飾り終わり、1時間経ったあと帰りました。





帰ってベッドに突進し、その日は休む。
翌日。
目が覚めて少し体調がいいなぁと思って、あ、仕事行けるかも。と思いお手洗いに立つと、もんのすごい目眩と吐き気。
全然治っとらん。

上司に連絡し、休むことを伝える。

そのあと同居人のエリーズが起きてきたので、
近所の医者に電話して、飛び込みで診てくれないか聞いてもらう。

結果どこもダメで、エリーズが
「sos médecinsに連絡してみようか」
といい、連絡してくれた。


sos médecinsとは、往診のみを行う医療サービス。
私は本当にベッドから動けなかったので、これはありがたいシステムでした。


電話して30分もたたないうちにドアのベルが鳴る。
早っ👀


年老いたオッサンだったらやだなぁ…と
朦朧とする頭で勝手な希望を描いていたら、なんとシャキシャキした女性の方で、私は本当にラッキーだぁとその女神を心から歓迎しました(くしゃくしゃの髪によれよれのパジャマで)。


到着するなりその女医さんは血圧を測り、いろいろ測り(分からぬ)、
「あぁ、これは確かに目眩があるわね」


私は
「胃腸炎のときは水を飲みなさいと言われるので水を飲んでも、その水のせいでお腹が痛いし、全部吐いてしまう」
と言ったら


「水より悪いものはない。といっては大げさだけど、とにかく砂糖が足りないの。コーラを飲みなさい。そしてとにかく飴を舐めて。ジャムやコンポート、甘いヨーグルトも食べられるだけ食べて。そうすればそのうち食欲が戻って来るから」

「明日も仕事あるんですけど…」

「あぁ、絶対無理ね!明日までの診断書書くから、休むのよ」


めるしーーーー😭


「ガストロの時は水を飲め」
は嘘だったのか!!!!コーラを飲むべきなのは知っていたけど、水でもいいと思ってた。どうりで全部吐くはずだよ。。。






本当に不思議なんですが、
この女医さんが帰ったあと、
コーラも薬も何にも飲んでないのに、
途端に良くなった。



彼女の言葉や対応に安心したんだろうなぁ
女医さんの力に感謝しました。



ちなみに値段は35ユーロで、私はもっともっともっとするかと思っていたので正直に
「35ユーロだけなんですか?」
って言った笑

そしたら女医さんは
「そうよ。病気に伏している人はみな、誰でも平等に均一な値段で医療サービスを受ける権利があるの。ありえない値段を突きつけることは一切ないわ」

と、当たり前のことなんだけど、それをしっかり言い切る女医さんに私は少し感動しながらも、手を振ってお別れしました。




なんか、いい出会いだったな。
結局私の病気はウイルス性胃腸炎だったのですが、この間も同じの、なったよなぁと思いながら。ありがたいことに前回同様下痢は無し。
昔に比べて体弱くなったんかな。

それにしても助けられた。ありがとう女医さん。


2019-03-22

日本語の二日間

日本人の研究者の方々に会う機会を得まして、すごく楽しい2日を過ごしました。
みなさんをアトリエにお招き。
大学の先生と聞いていたので、いわゆる「60歳ほどの男性の教授」を勝手にイメージしていたのですが、、、
私より少し大人の、若い先生方ですごくびっくり😲しかも女性1人、男性2人。
ほんと、思い込みっていけません!!!!



とっても話しやすい粋な教授たちだったので、勝手にすごく親しみを持って話してしまいましたが…大丈夫だったかな。。
また夏に来られるそうなので、またお会いできるのが楽しみ😙



シャンデリアのある豪華な一軒家を訪れたり。
美味しいご飯(手料理!)をご馳走になったり。
Le Voyage à Nantesのプロジェクトでもあるmicr-homeにもお邪魔しました。
https://www.nantes-tourisme.com/fr/hebergement/micr-home


久々にこんな日本語喋って、嬉しかった。
けど、通訳はやっぱり私には向いてない。難し…



お花

後日、誕生日を友に祝ってもらったことを、すっかり書くの忘れていました。
みんなありがとー!


2019-03-19

桜とピザ

友達に誘われて美味しいピザを食べに行く。
席がなくて45分待ってと言われる。しかたないので近所をぶらぶら。 バーを探す。

その途中でこんなサプライズが。
春だなー

こちら、トマ笑
ドラムをやってる

あぁいっぱい笑ったなー

ここのピザ、美味しすぎて初めて一枚まるまる一人で食べた。こんな食欲があったなんて自分でもびっくりした…


2019-03-18

32歳。

3月14日は私の誕生日でした。
その日はたまたま子供たちとのワークショップがない日だったので、車を1時間走らせて帰ってきた。
誕生日くらい自分のベッドで寝かせてくれ…


実はワークショップをしていた現地のスタッフの方に私の誕生日がバレた。
彼は喜んで「子供たちに伝えるね!」と言ったのだけど、私はそれはそれは必死に「やめて…!!!!」と懇願しました…
大勢の人に一斉に祝ってもらう誕生日ほど、困惑する瞬間は無い。誕生日会、苦手。

ということで前の同居人EVORとしっとり二人きりで
ラーメンを食べに行った。 んーーーーんまぁーーー
私はつけ麺↑、Evorは油そば↓

この写真全然美味しそうじゃ無い笑


その後甘ったるいがこれまた美味しいカクテルを飲んで
二人でバカ笑いをし、
美味しいパティスリーを食べて、すんごく楽しい誕生日でした。
また来年もこのコース、いいなぁ。

 

チュルバル続き

食事は子供たちと同じメニューだったのですが、けっこう脂っこかったなー
とても美味しかったですが!
最後の日はデザートにクイニャマンが。

スタッフの方との話題はやっぱ海関係が多かった。
海の深さについて話をしているのを聞いていて、ホェーと思ったり。ここの人々はみんな喋るのがすんごく早くてびっくりした。そしてたくさん喋る。


ここで働く人にとって私はすごくよそ者だったのかなーって思いました。決して悪い意味じゃなく、本当ちょっと宇宙人みたいな。みんな日本に興味深々。
私は今度の夏で在仏10年になるんですが
これほどまでに 日本人を意識させられる日々は久しぶりでした。



チュルバルでの生活

歩いて5分の海。

 特等席





一人一部屋与えられました。
病院みたいな、簡素な部屋でした。

ここが子供たちが泊まった所&ワークショップした施設。

2019-03-17

ワークショップ

CPとCE1の合同クラス。1クラス17人。
日本でいう小学1・2年生が混じったクラスを担当したのですが…


大変だった…




いろんな思いが複雑に混ざり合って、ここにどう書けばいいのかもよく分からないのです。
まずは、私がとにかく講師として
如何に至らないかしみじみわかって、悔しい。
準備が足りなかったし、終わってからあぁすればよかったこうすればよかったと反省点がわんさか出てくる。



アートがどうとか言う前に 
6〜8歳の子どもと接したことがほとんどない私は、本当に困った。
1時間かかると思っていた作業が20分で終わってめちゃくちゃ焦ったり(残りの時間なにすんのー)。急遽いろんな別の作業を考えてさせたり。
こどものイマジネーションを膨らませてあげることが全然出来なくて、みーんな同じような作品を作っちゃったり。

全然思うようにいかない。


クラスには私以外に担任の先生もしくは保護者の方が二人付き添ってくれるのだけど、基本私が主体なので、責任重大。


みんなが「日本語でぼく(わたし)の名前を書いて!」とせがむので、みんなの名前を書いてあげたら、私が提案したアートの授業よりよっぽどみんな嬉しそうで、なんなんだ…とすごく泣きそうになったよ。笑
これ、プレゼントにくれた。超かわいいー
エミルありがとー!!!




この講師の仕事、全然アーティストの仕事じゃないって思った。
こどもを最低限知っている人がやる仕事だ。
他二人 の講師はそれぞれBAFA(学校の長期休暇や余暇活動の際に臨時的な指導スタッフとなるための免状)を持っていて、こどもの扱いに慣れていた。

1週間思い続けていた、
「私、なんでここにいんの??? 」




しかし有難いこと?に、私の不安や疑問とは裏腹に
こどもたちはすごく私を慕ってくれて、可愛かったな…。

とある女の子なんて、私の名前を呼びながら走ってきてくれて頬にチューまでしてくれた。
休み時間に外を歩けばこどもたちは私の名前を呼び、手を振ってくれた。
他のクラスの子はそんなことを講師の人たちにしていなかったので、びっくり。

きっと日本人をいままで見たことなかったのかも。
みんなにとって、私は少し宇宙人のような存在だったのかもしれない。




終わった今も、複雑な思いがふわふわ、うにゃうにゃ、どろどろ。

来週作った作品を展示するためにまた子供たちに会いに行く。ちゃんとできるかな…

2019-03-14

La Turballeで仕事

月曜日から、港町 La Turballe(ラ・チュルバル)というところに来ています。

ここで何をするかというと、、、

子供とのワークショップです!
ナント郊外のとある小学校が、低学年の3クラスに向けて企画した修学旅行(?)。そのカリキュラムにアーティストとのアートクラスを取り組んだ試み。私以外にアーティストが二人。それぞれ別のクラスを持ちます。


ワークショップをしたことは何回かすでにここで書きましたが、今回は子ども。しかも6から7歳のキッズ。小さくてかわいい…!

私、今まで生きてきた中でキッズと触れ合った経験が少ないので相当緊張していざ当日を迎えました。
最初の自己紹介や導入の授業はまぁまぁ。全部で17人の子供達。クラスは8人と9人の二つに分かれて。つまり同じ授業を二回ずつ。
月曜午後から水曜まで、全部で12時間。。けっこうハードでした…



導入授業のあと、昼食の前にアペリティフ(食前酒)!
今から働くんだけど…でも、飲むけど。 笑


私たち講師もその場で寝泊まりするので、食事も提供されます。
デザートのみかんが、、、剥いてあった笑
そうだよね、子ども向けだしね。笑



 
コルテオ 太陽光発電