2009-11-30

思い出して ロンドン

ロンドンのバス。
セカセカ、ちょっこし無愛想な運転手さんについては
前の記事で書きました。

市内を回るバスは本当にいっぱい。
これはナショナルギャラリーの前の通り。
バスだけで渋滞をつくっていたよ。
なんとまぁ真っ赤なこと。

2階建てが多く、縦に長いのもあり。


地下鉄などで特に気になったのが、この「way out」。
そう、出口、なんですよね。
exitじゃない。
どこもかしこもway outなもんで、すごく印象深い。

いっぱいの落ち葉。いっぱいのゴミ袋。


高級デパート?ラ・ファイエット。
これはパリ。
ナントのしょぼいツリーのデコレーションとは違う。
やっぱパリのはすごいきれい。


ナントに帰って久々に同居人とフランス語で話す。
なんか前より話せてる感が強い。
やっぱ英語の環境は辛かったみたい。
言いたいことがより言えないストレス…

フランス語も全然まだまだだけど、なんだか少しでも話してる自分が嬉しい。
そう実感できた今日でした。


さぁやることいっぱいだー!しあわせ!

2009-11-29

ロンドンの話。

ロンドンはヨーロッパ?

…と思い続けた3日間。
というのも、
私の頭にある「ヨーロッパ」というのは、人間くさくてごちゃごちゃしてて、人がぶつかり合いながら生活をしている。そんな世界。
だけど、

今回私が訪ねたロンドンという都市は
とってもドライ、それでいてスタイリッシュ。

↑Royal Academy of Artsでみたアニッシュカプーアの展示
そして地下鉄構内。


この間の夏、アヌシーで知り合ったハルピーとロンドンで現地集合。目力の強い素敵な方です!
彼女は頼れるお姉ちゃんのようで、一緒にいてとても楽しかった!今頃彼女はモロッコ…。砂漠、うまく歩いているかしら。

ロンドンは
夜に外を歩いていても、フランスでよくいる酔っぱらいや危険なおじさんチックな人が皆無。私が中心地しか歩いてないからそうなのか、本当に不思議な「安心な感じ」が漂ってたのです。
そ、日本のような。

地下鉄は整備されててとってもきれいだし、人もきれいな格好をしている。

(チビサンタたくさん!)


特に私が気になったのは、黒人男性がとても格好いいカッコをしていた。
フランスで見る黒人男性っていうのは(もちろん人様々だけど)、ヒップホップ的なカッコの人・音楽ジャカジャカ聞いてる人・ダブダブGパンとか。日本人の私にとっては少し怖く映ってしまう。優しい人もいっぱいいるだろうに…。
それとは対照的に、ロンドンではスーツ姿にハンチングなんて被った黒人の方がけっこういて、紳士的かつかっこよかった!

(これはテートモダンっていう美術館近くにあったスーパー)
×モーツアルト
×マティス
◎マフィン

×ダリ
×ダヴィンチ
◎(ストロベリーの飲み物)



ロンドンはドライ、と書きましたが
2回、私が地図を見て街をさまよってると「どこに行きたいの?」と親切心いっぱいのおばちゃんや、若いお兄ちゃんに声をかけられた。フランスではメトロの切符を高く売りつけようと声をかけてくれる怪しい人間はいても、親切心から声をかけてくれるは少ない(と思う)。
だから最初ロンドンで声をかけられたとき
「何を企んでるんやこの人はっ…!?」と咄嗟に思ってしまう私。
そういえばユースホステルのお兄さんも、「郵便局どこにありますか」の私の質問に、わざわざホームページで近くの郵便局を探し当て、プリントして私にくれた。これには本当驚いた。蛍光ペンで行く道順も指示してくれる。
カフェのボーイさんは、日本から私が来たと知るとお父さんがHONDAで働いてて、日本で働けたら自分も嬉しい、とか、いっぱい話してくる。あ、これはフランスも一緒?

人がとっても暖かい。
なのに、なぜか街の印象はドライ。
なんでだろう?


テートブリテン、テートモダン、ロンドンブリッジ、など行きました。地下鉄は便利だけど、一日乗り放題券が5.8ポンドでちょいと高い。バスはやたら街を走ってるけど、「乗りたいですー!!!」と主張しまくらないと止まってくれないからビックリした。ちょいと耳にした話だけど、時間内に停留所をまわらないと罰金等の処置があるらしく、運転手さんはかなり時間を気にしてらっしゃるみたい。速度も速い。2階建てで危ないのにねー。

オックスフォード通り、ニューボンド通り、など、とにかくお店が並んでる所は本当にすごい。いわゆる今時のお店(ユニクロや無印良品も)がいっぱい。安いお店から一流なブランド店まで。しかも夜までけっこう開いてる。東京知らない田舎ものが言いますが、ここは東京なんじゃないかと思った。



…ん?まてよ?

金沢⇔東京 間
① 電車:往復¥20,000ちょっと
(乗り換えあり)片道4〜5時間。
② 夜行バス:往復¥10,000くらい
(夜出て朝に着く)

ナント⇔ロンドン
ナント⇔パリ間…往復、電車で40ユーロ(約¥5,500)
(片道2時間)
パリ⇔ロンドン…ユーロスター、往復60ユーロ(約¥8,000円)
(片道2時間)

あれ、安くない!?
ナントからロンドン行くのと、金沢から東京行くの、同じくらいじゃない?
時間も同じくらいじゃない?


すごいーー!ヨーロッパ!!


もちろん早く予約しないとだめで、私は若者割引(18-25歳対象)使ってるから実現することなんですが、改めてすごいなぁと感じる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
帰ってきてパリで、もう一度オルセー美術館でEnsor展を見る。
遊び心満載でえぐい、この人の作品はやっぱり魅力的。私は版画作品が好きです。

そして昼にパリに来ているロータリー国際親善奨学生のEちゃんと会ったよ。パリを一緒に歩く。彼女の不思議な空気に癒され、感謝する。また会いに行きたいな…

彼女のフランス語が私は好きです。
きれいな発音…あんな風にしゃべれたらなぁ いいなぁ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
パンチ無しご飯

「ロンドンのご飯は美味しくない」

そう聞いたことのある人は多いはず。
それを確かめたいというのも少しあって、ハルピーと有名なフィッシュ&チップスを試す。

もぐもぐ…

ん? 味が………ない??

ない…

ぃや、ない!

うぅん、いやいや、無くはない、超極薄!!!!


そう、味にパンチがない。
割と何でも食べる私ですが、こんなに見た目美味しそうなのに味気がない食べ物、初めて遭遇。
スーパーで買ったサンドイッチも、決してまずくはない。
そう、不味くないんだけど、味が、、、ない。薄い。
こりゃーフランスのサンドイッチの方が数百倍美味しいわ〜!
なんだか誇らしい気持ち。
フランスのサンドイッチは本当に美味しいです。


フィッシュ&チップスを食べたお店、
テーブルには大量の胡椒と塩。
それを見て思った私の意見ですが、
「ロンドンのご飯は、食べる人が自分で味を付ける」
のが普通って考えられているんじゃないのかな。
だからこんなに味が無くてもメニューは生き続ける。
そう、テーブルに胡椒と塩がある限り!!!

でもロンドンにも絶対美味しいご飯なんていっぱいあるだろうし、また来て試します。今回食べたサンドイッチとそれがそうだったのよ。そうそう。

2009-11-25

今ぱり 明日ろんどん

これはナント。
文字みたいな光が見えますか?宇宙語だー!

毎晩3時間睡眠で元気なからだを保てたら…いいなぁ
ちょっとした憧れ。
もちろんちゃんと私は寝ています。

さて、
明日ロンドンに行きます。

一度行きたいなぁと思ってて、
ガイドも何も持たずに行くというこの状況…

12月頭に展覧会を控えてて
忙しい時期なんですが、それでも行きます!
Royal Academy of Artsで
アニュッシュカプーアの展示があるそうな。
ナイスタイミング!

テートモダン、大英博物館など
どんなんなんだろう。
少しずつわくわくしてきました。
出発までは忙しすぎてそれどころじゃなかった。



3日の滞在予定ですが、
パリ⇔ロンドンが60ユーロで
思ったよりもすごく安かったのでまた来るかもしれない。
ユーロスターです!
変更はきかないから要注意だけどね。
だから安いんだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1月半ばで前期終了のレポート提出・試験等があるんだけど、
すでに先生がdossierのテーマを出してと言った。

ちょっと待って。。。

「dossierって何?」の私。

もちろん単語は知ってる!
一件書類、ファイル、
だけど、それって何?
レポートじゃないらしい。
じゃあ何??
ケスクセ…(qu’est ce que c’est…)

そう、私は日本の大学を卒業してすぐに
こちらの美術大学にすすみましたが、
こちらで求められる書類がどんなものなのかさっぱり分からない。
(もし私が日本の大学院をすでに修了していたらもう少し気が楽なんだろうけど…)

日本で通用した簡単なレポートはまず無理なんじゃないかな、あの作文みたいな。


金沢美大では私なりに勉強もしたし、色々調べてレポートも作っていました。
だけどこちらではそれがもっと強く求められる。
言葉にしてまとめて、
自分の意見も述べて協議するというのがとても重要で、
コンセプト命。 なのか。

大学院卒業資格(Diplôme)をとりたいと先生に相談したら、
やっぱり論文(memoire)を作らないとだめと言われた。そう、論文。

ここでも、
だから論文って…なに。。。?

日本語でも大変だろうに、私はこれからどうなるんだ。
助けてくれる人はいっぱいいるからきっと大丈夫なんだろうけど、
自分でやろうとしなければ、
なにも始まらない。

「コンセプトに欠ける」と何度か多くの方にご指摘をいただいたり、
言葉にするのは自分にはとても必要なこと。
っていうか自分で望んで来たんだし、
頑張ってやらなきゃ。

贅沢言っちゃあかんぜよ。

同居人が朝9時まで寝てたってかんけーないんだからっ


おまけ
4時間ここままだったハンドクリーム。

2009-11-22

絵、おにぎり

夜のナント。

この前わたしの絵を気に入ってくれたおじさん。
今日その絵を渡しに行きました。

他の絵を見せると、追加でもう一枚買ってくれた!
やった〜!!

ちなみに彼はもう退職されているけれど、
職業は"公証人"だったらしい。

彼が携わったホテル。
灯台のデザイン、わかりますか?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きのう、おにぎりを同居人に紹介したんだけど、
あまりの手軽さとおいしさに驚いたらしく、
今日は作り方を教えて彼が作りました。

やっぱ彫刻やってる人だからか、△ 上手く作ってた!
初めてにしてはうまい…ちょっと嫉妬。


おまけ
どうしても魚を食べたいらしい犬。マキ。(2歳メス)

2009-11-21

うそっ


大きな地図で見る

私の学校、googleのストリートビューで見れる!!

金沢はないのに…ナント市は都会だったのね。。

興味のある方は上をクリックして
ナントを散歩してみて下さい。

2009-11-20

フランス 野菜事情

買い物も、フランスに来て初めて自分でおこなっています。

一人暮らし(厳密には2人だけど)が
そもそも初めてなのよね。

そういえば
去年Nancyに滞在中、
人生で初めてトイレットペーパーを買ったという…
21歳にして…。
なんちゅーこった!


家事、掃除、洗濯。
2人で住んでるからか、掃除はやっぱりまめにしている。
相手がきれい好きだからいい環境!


そう、野菜ですが
例えば

じゃがいも 2.5kg=1.39euros(約180円)

にんじん  1kg=0.79euros(約100円)

たまねぎ  1kg=0.29(約38円)

実は私は日本の野菜がいくらなのかしらないので、

これらの値段がどうなのかよく分かりません。
でもきっと安いよね?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

夕方、私の絵を買ってくれた奥様に絵を届ける。
彼女は額作りを趣味にしている。
私の絵にどんな額を付けてくれるのかな〜楽しみ!

彼女の作品と一緒に。
手前の絵を買ってくれました!
フランスで初売却!!
ありがとうございます。

2009-11-19

プチプチ出来ないプチプチ。


12月、東京で展覧会があるのでその準備。

こちらからそちらに送るのってけっこう大変。無事に届くよう、梱包材を探しに出かける。

中心地からトラムに乗って15分くらい?

BRICOブリコ に着きました。


金沢でいうとカーマみたいなものかしら。

でもやっぱ規模が違うのよね〜
全てがでかい+多い。

積んである商品がとにかく多いし、
店員さんたち、
ちっちゃい車みたいなやつでガンガン上に積んでいくのよね。


そう、
そして気づいた。

「フランスのプチプチはプチプチできない!!!」

ということを!!!



×プチプチ …どころじゃない。

◎ぷしゅぷしゅ!!!


もう張りがなくって何も守れないこの弱さ…。
だから断熱材的なものを買って代用することに。


トラムに乗せて帰る。でかい。

2009-11-18

ダッーシュ!

な、一日でした。

パリのポンピドゥーで見たモノたち。↑これは写真を細かくカッターで切ってある。きれい…


さて、ナント。

サッカーの試合があるからか、外はめちゃくちゃ人の活気。

街の中心地に住む私は騒音に少しだけ悩む。
だけど静かすぎて怖いより良い◎


今日は午前中、授業で提出する資料作り。
午後先生にそれを見せると途端に「すばらしい!!」の一言。
みんな私をバッッ!と見る。

え…私そんなすごいこと書いてない…


と思ったらその通り、ただ先生の大好きなEnsorアンソールを取り上げていたから、それで嬉しくての反応だったのでした。結局私は内容が不十分で来週提出し直すんだけども…。むむー


夕方はフランス語の授業で発表!
好きなこと一つ取り上げて自由に皆の前で話す。
20人くらいの前ってけっこう緊張。
腹痛。


私は旬な話題、カルティエ財団の落書き三昧を紹介。
昨日ここに載せたモノです。

みんなトイレの落書き写真を見た途端良い反応。
やっぱり分かりやすいのが一番良いんだね〜

終わった後「
あの美術館どこにあるの?今度パリに行くから是非行く」と聞きに来てくれる黒人の女の子。
「美術学校に友達いるのよ、こういう名前の子知ってる?」と話しかけてくれるブロンド美人!

やっぱりこういうの、いいね。嬉しい。



そんなこんなで疲れた私。
こんなときは日本食で一息。

パリで仕入れた昆布の佃煮。おいひい…

奥に見えるのはオムレツと納豆、お吸物でございまーす

2009-11-17

塩→水→日本食

パリ→ナンシー(ヴィッテル・コントレックス)→パリ

奥で一服する基さん。これ全部、塩です。
繊細かつ綺麗。


行ってきました。

パリでは、世界で活躍する先輩・山本基さんに会い、
ナンシーでは現・金沢美大院生の先輩に会い、
そして戻ったパリではamicaさんに会い、

とっても素敵な1週間なのでした。


基さんと会った日、彼の知り合いの女性とご飯を食べました。帰り際作品を見ていただいたんだけども彼女の言葉がものすごく自分にとってはショッキングで、そして同時にとてもありがたいひとときでした。

彼女は私の映像を見て、作品について話す私を見て、
思ったことをそのままその通りに言っただけ。それだけで私は夜も眠れないほど考えさせられてしまった。
本当に不思議な出会いで、私は基さんにも、彼女にも、ひたすら感謝するばかりなのであります。
ミラノに住む彼女に、きっと会いに行こうと思う私です。絶対!


そしてナンシー。

ここは丁度昨年、毎日ひたすらビデオカメラを持って歩き続けた街。
そのときは何も思わなかったのに、今回着いた途端「なんて綺麗な街なのだ」と思ってしまったのでした。
こんなに綺麗な街だなんて知らなかったよー!
心境の違いで、見るモノがこんな変わるなんて…

スタニスラス広場で、Luluルルと。
彼女が居候してる先の犬。




美大の先輩は、去年の私みたく1〜2か月の交換留学で滞在中。彼女は一昨年ロータリー奨学生でここ、ナンシーに1年滞在していた。ナンシーを知り尽くす彼女!一緒にいて楽なのです。魅力的な彼女。

お水で有名なVittelヴィッテルとcontrexeコントレックスにも行ったよ。
観光シーズンじゃないからもう街が静かで静かで…

お水出っぱなしだよ
まさに
ひとけナシ、太陽ナシ、お水はアリ!

そしてこれは街の小さな文房具屋で見つけた謎な生物。めがねケースに入れてみた。やー何これ〜

本当は紙止めとして使う。




パリに戻る。

パリではamicaさん、アヌシーで知り合ったハルピーと会って色々話す。
二人は私よりもお姉さんで、知識も豊富だし話を聞いているだけで面白い。素敵な方々…!

月曜日は噂のユニクロ等まわって生活に必要なモノをそろえる。いっぱい歩く。
これ紙袋。かわいい

火曜はamicaさんに紹介してもらった美容院で髪を切る!
特別割引&特別優待=最高に楽しい美容院でのひととき!!!

オーナーの方がとにかくかっこいい女性で、面白い方。
息子さんはなんとナントに住んで美容師をやられてるというから驚き。次耐えられなくなったら連絡するため、電話番号をいただく。不思議なご縁。
今回は後ろ髪を切る。伸ばしてみよう。

amiamiとそのあと一緒にラーメン食べに行って日本食を探しに行く。

美味しかった…もう感無量。


もう楽しくって、日本食材やさんでは

「ぎゃー!たくあん売ってる〜!」  とか
「えー!!桜餅もあんの〜!でも高すぎるー!」  とか、
本当に楽しかった〜〜〜

amiamiありがとう…今度はヨガですね。


その後彼女と別れて私はカルティエ財団美術館へ。
落書き展、スゴイ迫力でした!!


これがあの綺麗な美術館だとは、誰も思わないですよね
すごい面白い。
でも最後に額に入ったもの飾られてたけどものすごい違和感。
あんまりそこは否めない私。
だって絵じゃなくて落書きなんだもん


ナントに帰宅。
なが〜いあっという間の小旅行。
明日は授業だー。
フランス語講座では自由発表。

いろんな出会いに乾杯!

2009-11-12

突然ですが、私パリ

にいます。


明日Nancyナンシーへプチ?里帰り。
去年の今頃私Nancyにいたんですよ〜

今日は金沢美大出身アーティスト、山本基さんに会いに行って
一緒にご飯を食べました。
彼の個展が今週末、パリで始まります。
L MD
44, rue Barbet de Jouy 75007 Paris France

彼は塩のインスタレーションでとても有名です。

夏には金沢21世紀美術館で展示されていました。
見た方も多いはず。
すごく繊細な、綺麗な作品です。
今年は海外での発表が多いそうな。


いっぱいお話させていただきました。
いっぱい笑いました。
そして
いっぱい考えさせられました。


ぎゃー泣きそうだー!!

またゆっくり書きますね。

2009-11-11

スピーチ2枚売却!

今日は第1次大戦休戦記念日(Armistice 1918)
フランスの、数少ない貴重な祝日。

きのうはロータリークラブの会合に出席。

国際親善奨学生としてフランスにて初のスピーチ!
どきどき



朝から緊張して、恒例の腹痛…。

いつかは乗り越えなければならない試練。ぎゃー!


ナントから車で連れて行ってもらいました。
30kmの道のり。Ancenisアンスニという街。

ロータリアンの皆様、本当に陽気で面白い人々。
笑顔が素敵なおじさま。


本当は紙を見ずにしゃべるのが理想なんだろうけど、今の私はやはり無理だった。完全にべた読み。だけど添削をしていただいてもらったテキストなので、きちんと発音出来ていればきちんと伝わる。

アットホームな雰囲気だったので、安心して私もゆっくりはっきり読むことが出来ました。

世界の、クラブの旗たち。

主にしゃべったのは、

・金沢について
  (伝統工芸や文化が盛んです、あと寿司)

・ロータリー財団関係
  (金沢美大には元親善奨学生が多いということ)

・なんでナントに来たか
  (ナント美大の先生が金沢美大に来たことに始まる)

・うちの家族(みんなの職業など)

・私の仕事(絵を見せました)



フランスらしいなーと思ったのは、

家族の話をしたとき
「みんなそれぞれやりたいことをやって、頑張っています。彼らに刺激をうけて、私も頑張れます。誇りに思っています」
と私が言った途端、大きな拍手!!

すばらしいっ!!


と歓声がわいたのにも驚いた!

ぺこぺこと、頭をさげざるを得なかった私。
とっても嬉しかった!顔も真っ赤に…

あと、絵を見せたんだけど、それぞれ見せるごとにみんな感想を口に出していた。
何より、

「わしゃ これ買うっ!」


と言ってくれた方がいて、本当に買ってくれた。
来週コンタクトをとって渡しに行くのです。

今日もロータリアン宅でお昼ご飯を頂いたんだけど、
なんと、奥さんが一枚ご購入してくれました!



すごいぜフランス…(というかヨーロッパ?)


絵を買うっていう行為が本当に「普通」っていうのか、、
日本じゃ絵を買うってことにあまりなじみが無い気がするけど、こっちのひとはそうじゃない。お邪魔する家庭それぞれにいろーんな絵が飾ってあって、生活に絵がまったく馴染んでいるんですね。

スピーチしに行ったのに、営業になってしまった。
それにしても嬉しかった!!


スピーチはまたあります。
色んな所でしゃべります。
人前でしゃべるのは本当に良い勉強になります。
 
コルテオ 太陽光発電