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2025-07-04

チームM

天気が良くなったので自転車でちょっとそこら辺を一回り


帰ってきてサウナ点火!
かわゆす
料理人のペッカはいつもサラダをいっぱい用意してくれる。
今日のメインディッシュ
左はシェパーズパイ
右はビーフシチューみたいな、なんていうだろ
好きなものを好きなだけ

イムランとホームセンターにいったらサウナグッズがいっぱい!
これは熱々の石に水掛けするときのもの。水をかけて蒸発させ、温度をグッと上げるのだ
あと自動草刈機!いっぱいあった
ちょうど1週間前からマルコというフランス人スタッフがやってきた。collection zabludowiczの本部(ロンドン)で働く設営スタッフで、毎夏フィンランドのこの島に来てコレクションの管理や設営、他なんでもする何でも屋だ。

久々にフランス語が話せる、と思ってマルコの到着を待ち侘びていた。しかしマルコとはイタリアの名前だよな、本当にフランス人なんだろうかと不思議に思っていた。

実際に会って話すと、マルコMarcoとは呼び名で、本当はMarc-Antoine。がっつりフランス人だった!しかも生まれはコルシカ、幼少期はまさかトゥーロン近郊で育ったというミラクル。わたしが住んでいる地域もよーーーーーく知っている。びっくりした!

1ヶ月前から英語漬けでちょっとくたばっていたわたしは、マルコと仏語で会話をしたことで息を吹き返したようだった。安心感が半端ない。フィンランド人スタッフみんなに「牧子本当に嬉しそう」と言われた。
なかなか曲者のマルコだが(ロンドンに20年も住んでるだけある)、めちゃくちゃいい人でわたしは大好き。彼のパートナーであるマリアはウクライナ人。彼女もものすごく面白い人で、わたしの島生活はさらに充実するのだった。

ここで素敵なTeamMが設立した!
Marjo
Marco
Maria
Makiko
!!!

いろんな出会いに感謝しても仕切れない。

2025-06-26

みんなスタジオに来てくれた

島に滞在するスタッフらの多くは(数人をのぞいて)普段はヘルシンキや他の都市に住んでおり、ファミリーがバカンスで来る夏だけここに滞在する。場所の管理、食事の用意や雑用、掃除、洗濯、ベッドメーキング、イベントの管理、などなどたっくさんの任務をこなすためだけにやってくるのだ。敷地は広いし島あちこちにファミリーが所有する家がある。ファミリーの招待客や友人などたくさんの人がやってくるのでスタッフの数も多いのだ。昔はマドンナや大統領も来たことがあるらしい。
ファミリー到着前の準備時間をわたしはみんなと過ごしている。

ここでは昼食と夕食を一緒に食べる(料理人がいる)。
一昨日、その準備中にボスであるマリオ(女性)から「どう牧子、制作はうまくいっている?」と聞かれた。
ファミリーが所有する現代アートのコレクション管理とはまた違う分野で働いている人たちなので、わたしのアート作品など全然興味がないと思っていた。なので

「うん、今こういう作品を作ってて。っていうか興味ある?」と
冗談まじりに聞いたならば、わたしの顔を真正面に見て
「当たり前よ!興味あるよー!みんな(若い子達)も牧子はどんな作品を作っているんだろうね、って興味津々だよ!」と。
それを横で聞いていた別のスタッフの子たちが
「もちろん!」と。

わたしはその回答にかなり驚いて、
「え、じゃあ、スタジオ来る?」と提案した。
スタッフのみんなは
「やったー!今から行こう!」と返事をくれたりもして。そこでボスであるマリオは
「では明日、ランチが終わってからみんなで見にいこう」
と決めてくれたのだった。


それで、みんな、来てくれた!
(狭いのでつめつめ!本当はセラミックの大きなアトリエに行けば良かったんだけど、そこは車で15分もするし、この小さいスペースで)
作品を時間をかけてみてくれて、本当に本当に嬉しかった。
実はなんとなく嫌われているのでは、と思い込んでいたので、まさかその逆でめちゃくちゃ仕事に興味を持ってもらえていたなんて、、、それを知るだけでも感激したのだけど、まさかこんなにも喜んでもらえるなんて、嬉しすぎて天にも舞う勢いでした。

マリオにわたしの作品集の本をプレゼントした。
そこに「この島での滞在を一生忘れることはないでしょう」と書いた。
それを読んだマリオがびっくりして
「偶然だけど、今朝ちょうど牧子のことをみんなで話していたの。牧子のことは今後忘れないだろうね、って。わたしたちと一緒に過ごして、手伝いもしてくれて、一緒に笑って、他のアーティストなんて、食事だって別、顔を見ないことだってあるくらい。全く交流がないのが普通なのに。」

もーそれ聞いて一気に泣きそうになっちゃって。
マリオもちょっと泣いてて。
まだわたしのレジデンス終わってないのに!!!なに二人でうるうるしてんねん!と悲しいやら面白いやら恥ずかしいやら、とにかく二人でハグをしたのだった。

思うように英語も話せなくてなんか打ち解けられてないなーと投げやりになっていたのに、まさかの言葉をかけられて衝撃だった。



話がズレるかもしれないけど

ここで会うフィンランド人はみんな
お世辞を言ったり、
〜のふりをしたり、
無理をしたり、
絶対しない。

フィンランド語は敬語がほとんど存在しない言語らしく(プリーズってフィンランド語でなんていうの?と聞いたら「そんな言葉は無い」と言われた笑)、そっけない感じがするかもしれないけど、ご飯を食べ終わった後は絶対みんな料理人のスタッフに「KIITOS(ありがとう)!」と大きな声で言う。敬語を使わないから無礼で品がないわけではなく、友人同士や近しい人とはお互いちゃんと真っ向から存在を尊敬しあっているように思う。(嫌いな人とは絶対無理に話さないしね)
全然ネチネチしてない。サラッサラ。

ここの少数のフィンランド人だけかもしれないけどね。わたしも数週間しかいないし言語を全然理解できてないから空想のことかもしれんけど。でも彼らと話したり、彼らのことを見ているとそう思えます。
それか単純にこのマリオさんが有能で、チームの雰囲気がめっちゃいいだけかもしれんけど。働いている人らも家族同士のつながりがあったり昔からの友人だったりするからかな。

とりあえずこの日からだいぶ気が楽になって、元々割と居心地が良かったんだけどさらに居心地が良くなりました。

てか現地の人と交流を持たないアーティストインレジデンスって、一体何の意味があるんだろ。むしろみんなとの交流のために来ているといっても過言では無いくらいだ。

2025-02-06

奇跡起こったー

朝晩冷えるが昼間はかなり気温が上がります。

 
突然ですが
今カーンの個展で展示中のハンググライダーの作品。
© Mathieu Lion

かなり大きい。
しっかり畳んでも長さが6メートルほどになるこの子。

私はこの作品をどうしても南に持って帰りたい。
9月にイエール市で開催されるグループ展で展示したい。
しかし輸送をどうしようか、こんな長いものはそんじょそこら辺の大きな車にも入らない。車の上に取り付けても、車から1メートル以上はみ出すとアウトらしい。

そこで「誰か、知恵を分けてくれ!」
とSNSで大々的に聴衆に聞いてみた。
多くの答えはCocolisを利用したらどうかと言うものだった。
相席システムの荷物バージョン、と考えればいいだろうか。

「私の荷物、A市からB市に運んで欲しいのですが、〇〇ユーロでどうですか」というアナウンスを出したとして、A市からB市に車で行く予定のある人がそれに答えて実際に荷物をとりに行って運ぶシステム。

一応アナウンス出したけど、流石に6メートルのものを運ぶのはなかなか難しいよね。。と分かってはいたけど一応挑戦。
誰からも反応なく、どうしようかと思っていた矢先。
インスタグラムに知らない人からメッセージが。

「ボンジュールまきこ!僕はJ(モエちゃんの旦那さん)の幼馴染で、運送人をやってるよ。牧子の助けになれると思う。明日電話してもいいかな」

!!!!
えええええ!!!!

(関係ないけど港)

言われるままに、荷物の詳細をメールで送り、翌朝早速電話してみた。
B(彼の名前)はモエちゃんの旦那さんの幼馴染なので彼らの結婚式にも参加していた。だから私も一度は会ってるはずなんだけど、たくさん人がいたので覚えていない!

そして話は本題へ。
彼はアートにとても興味があるらしく、私の作品も前からとても好意的に見てくれているそうな。そして今後運送業とは別に、アートテックのような施設を自分でも作りたいと考えているらしい。たまたまSNSで私の訴えを見て、何か役に立てればと思ってくれたそうなのです!

嬉しいよーーー
めちゃくちゃ嬉しいよーーーー
どうもありがとう、B!!!

しかも値段聞いたら「そんなものは、いい」と驚きの返事で、私は一瞬言葉を失ってしまった。
そんなことって、ある???
信じられない!


お礼として、彼の未来のアートテックに作品を寄付することを提案し、なんとか承諾してもらった。ありがとう。。


先日までどうしよう…と、カーンのスタッフと頭抱えてたのに、こんな素晴らしいご縁をいただいてしまった。本当にありがとう。
なんか、絵描いててよかったなぁと思った。

電話切ったあとソッコーでモエちゃんに電話した。
感謝を述べたら「うち何もしてへん」と言うのだけど、あなたがいてくれただけでこちらは救われたのよ、ありがとうね!!!



こちら、話変わりますがトゥーロンのラーメン屋さん食べたラーメン。
トッピングで唐揚げを選んだのだけど、サイドでついてくると思ってたらまさかのイン。。。びっくりしたー
スープも唐揚げもめんまも美味しかったけど、麺がモサモサしててちょっとがっかり。他はいいのにね!
これで17ユーロ、2600円の世界にいま生きている。

2024-09-28

職人に会いに

毎日ロバに会いに行く

3日目は午前中、陶芸家の女性の元へ。
もしかして私の作品制作でお世話になるかもしれない方。普段こんな外から来たアーティストと仕事をすることはないだろうが、とても快く私を向かい入れてくれた。聞くと彼女は昔ロンドンに住んでいた。その時大変良くしてもらった友達が日本人女性だったそう。その人ととても気があったこともあり、日本文化や仏教などさまざまなことを教わったと。なのでこうしてまた日本人と出会えて嬉しい、と言ってくれた。それを聞いて私は「みちよさん(確かそう言った名前だった)、ありがとうございます…」と感謝した。
フランスで活動していると時々日本贔屓の人に会うんだけど、日本文化を発展・確立された先祖の皆様に感謝しかない。「日本人であること」で得をすることが本当にしょっちゅうだ。ありがとう。

長いこといろんな話をして助言をいただき、オフィスに戻ってスタッフの皆さんと昼食を。またマロワールのタルト!

その後は籠細工Vannerieの職人に会いに行った!!
とにかく看板がめっちゃいい
パスカルというもう何十年もこの仕事を極めた籠細工職人。革のエプロンがめちゃくちゃかっこいい。

この棒に施されたものは日本の結びらしく、全然知らなかった。私が今の時点で考えている作品を実現するために助言をいただき、それが脱線していろんな話をした。おそらくこうしてアーティストが訪ねてくること自体が稀なので、彼も嬉しそうだった。
籠細工を専門にする職人はフランスで100人ほどしかおらず、人数が年々減っている。そう話すパスカルも7ヶ月後に引退をするそうだ。引退と言っても、職業的に引退するだけであって、それからは自由にアート作品の制作に打ち込むと言っていた。もうめっちゃいい!

日本は竹を使うがここではOsier (毎年冬に刈り取られる柳Sauleの若芽から作られる)を使う。私の作品作りに同じ技法を使うかはまだ分からないけど、今回1回会っただけでもかなり有益なアドヴァイスをいただいた。


パスカルがコーヒーを飲みながら、何か手を動かしているなぁと思ったら「これあげる」と、指輪をくれた!なんでサイズ知ってんの!?嬉しい!!!ありがとう!!!
何度もお礼を言ってブノアとレジデンス先に戻ってきた。

出会いが、交流が嬉しくて、興奮気味にジョルジュに電話して指輪を見せたら彼は驚いた顔をして開口一番「牧子、結婚したの?」と。それが面白くって面白くって、しばらく二人して爆笑した夕方でした。

あーーーいい日だったー!

2024-09-18

芝生の上でコーヒー

また1日かかって南に戻ります。
壁画Floraison、またねー!
そういえば1日目の午後、疲れたなーと思ってたらキャトリーヌがコーヒーの粉と熱湯を持ってやってきた。休憩しない?と。近くのベンチに座るかと思いきや
「私は草の方が好き」と言って、二人で芝生の上にドカンと座って30分ほどコーヒータイムとなった。座った途端に靴を脱ぎ出す彼女。ちなみにトイレも「外でする方が気持ち良い」という人だ。私は今回の壁画修復期間、ずっとトイレは外だった。笑 向かいにあるカフェバーは開いてなかったし、汗をよく描いたのでトイレの回数も少なかったし。アーティストの仕事って大変でしょう!笑

「田舎で育った」と繰り返す彼女は、もう立派な息子(30)がいるシングルマザーだ。そしてこの水門監査操作人をする前は地元の舞台女優だった。。。面白すぎる人。
その夕方彼女と一杯飲みにいった場所は、別の水門のバー。来る人来る人みんな犬を連れている。それはいいけど、犬たち全然教育されてなくてちょっと困った。好き勝手したい放題。フランスの犬たちはよく教育されているイメージだったけど。

その後偶然、年の3分の1を船で暮らす素敵な老夫婦に出会った。そして船に案内されてビールをご馳走になった。これは胡桃を割る機械。素敵
彼女たちの船のいろんな部屋を見せてもらった。ちなみに船の外面には孫たちの顔を印刷したものが貼ってある(!)
小さい可愛い船で、二人で住むにちょうど良いサイズのものであった。これ以上小さくても大きくても良くないちょうどいいサイズ。印象的なのは彼らの寝室。小柄なベッドが部屋を占領するように置いてあって、彼らは毎晩寄り添って仲良く眠るんだろうなぁと思った。彼らの歳になってもこうして好きな人と寄り添って毎日を大切に過ごしたい。

レンヌからパリは近い。1時間半。

これはパリのリヨン駅だけど、人が座れないようにしてある。悲しい。
電車。パリからトゥーロンは4時間。やっぱり長い。
だんだん面白くなってきた
トゥーロンについたら外界気温は18度だった。少し肌寒いけど、ちょっと歩いたら半袖でもまぁいける程度。バスに乗ったら暖房がガンガンに付いてて衝撃でした。

2024-08-27

版画レジデンス2とか

家主がいないと、ねこちゃんたちは急に私に懐くようになる。フランス家庭だけど、猫の名前はイサオとアキ。
4日間、版画アトリエと家を行き来する日々。色んな形の銅版を選び、色んなテクニックを試すべし!ギヨームは「銅板と戦う」と表現していたけど、わたしはどちらかというと「銅版と対話」したい。
 色んな線が、形が、思いもよらない様子で紙に現れるのをみて毎回驚かされる。

 
ジョルジュがパリに私に会いに来てくれた!アメリカ帰りで時差ボケがひどい状態だったが、頑張ってシャモニーから遠いところきてくれた。嬉しや〜ありがとう。
版画をやったことがないというので、ギヨームのご好意で彼もひと作品つくることになった。
彼がコンゴに住んでいた時のボスと会ってご飯を食べた。ボスはフランス人女性でわたしたちよりも7歳年上、17年もアフリカに住んでいたそうだ。とても気さくで、めちゃくちゃ話しやすい素敵な女性だった。彼女からアフリカの野生動物の話や情勢、紛争、自然の話などを聞いた。
彼女ほどエリートでしかも経験値が恐ろしく高い人に会えるわたしって、ものすごく幸運だと思う。。。彼女こそザ・出来る女。今までもそうだったけど、私の脳みそを揺すぶるのはこういう出来る女性ばかりだ。出会いに感謝、ありがとう。

2024-07-19

1ヶ月間のマッチングアプリ

もう2ヶ月前くらいの話だけど
 
ある日、友人のソニーに「出会いがない」と話すとすぐに「よっしゃ牧子、マッチングアプリに登録するよ!」といって、私の代わりにプロフィールを作り始めた。
 
(実はジェレミーと別れたあと私は独り身を楽しみつつ、出会いがあまりになさすぎてちょっと退屈していた。世の中の人々が出会いを求めて一度は足を踏み入れるであろうこのマッチングアプリという世界を一度見て見たいなぁと思っていたのだった。でもなかなか勇気が出ず諦めていた。)
ソニーの提案に私が(え…!)とびっくりして反応する間もなく、彼はアプリをダウンロードし始め
「牧子の趣味は何?」
「朝型?夜型? 」
「何歳くらいの人と出会いたい?」
 
などと彼から質問責めにあった。
 
「牧子の写真送って!」と、
いくつか提供し、なんと37歳にして初めてマッチングアプリを始めることとなったのだった。
 
私が
「もうアラフォーだよ」と言うと ソニーは
「歳なんてまじで関係ないから!やってみないと分かんないよ!」
といって、そのままグイグイ進めていく。
 
すごいチカラだ。
 

私のプロフィールが出来上がって2人で喜んでいると、すぐにたくさんの通知が来た。横を見ると私よりソニーの方が歓喜(なんで?)している。牧子!すごいよ!たくさんのLIKE!と。

アジア人はウケがいいんだと思う、あと絵描きっていうのもそんなにいないだろうから、みんな面白がってるんだろう!私は人ごとのようにそれをボーっと見ていた。
 
するとソニーが
 
「じゃあ牧子、一緒に見て行こう!」
 
といって、一緒に男性らのプロフィール写真を見て
アクセプトするか(右にスワイプ)
お断りか(左にスワイプ)
をしていった。
もし相手も私のことを好いてくれていれば、私が右にスワイプした時点で

マッチング成立!
 
と出る。その度に2人で「ぎゃあああああ!マッチングしたぁぁぁあぁ」と叫んだ笑
それが面白くって面白くって、小一時間2人で爆笑し続けたのだった。
 
ソニーの男性のタイプと私のタイプ(ソニーはゲイ)はかなり違ってそれも面白かったし、ソニーというコミュニケーション能力が500万点くらいある人がどんな風にヒトを見ているのか、というのをはたから見てて面白かった。
 
 
私は1ヶ月の期限を設け、このアプリケーションを使うと決めた。じゃないと恥ずかしくてやってらんない
 

私は多くの人とメッセージを交換した。最初は物珍しさに楽しかったけれどもすぐに飽きた。全然会話が楽しくないし、だんだん興味や楽しさよりも面倒臭いが勝ってしまって、だんだん見なくなった。チャットも全然続かない。
めんどくせー!
 
男性らに関して言えば
海で上半身裸でポーズを撮っているか、
どこかの個人宅のプールサイドでスピリッツを飲んでいる写真か、
山でハイキングしている写真か、
誰かの結婚式に呼ばれてスーツ姿の写真か、
あとはなぜか車の中の自撮り。
 
みんな同じ人に見えて来る笑


そんな中、私は3人の人と実際に会うことになった。
偶然にも3人とも私(の作品)のことを知っていてその方が話が早かった。3人ともアート・文化が専門の人だった。
1人とは数回バーに飲みに行った。彼は写真より実物の方が素敵だったし話もあって面白かったが、その後私は現実世界でジョルジュに出会ってしまったので会わなくなった。
 
あとの2人は1回だけしか会わなかった。
会う前は色々話が合っても、実際に顔を合わせると全然イメージが違った。おそらくみんな実際よりちょい良さげの写真を載せているから。それでも気が合えばいいけど、なんかだめだったー 2人のうち1人はものすごくメール交換をして、込み入った話もして楽しかったし素敵な人だったのだが、私がジョルジュと出会った期間とちょうど被っていたのと、やっぱりその人と実際に対面したときの印象が予期していたものと違った。
 
 
結局1ヶ月待たずして私はアプリから自分のアカウントを削除することになるのだが、おそらく私の乏しい経験からアドヴァイス出来ることがあるとするば
 
 「その人にピンと来るものがあれば、すぐに会え!」だ。
 
勝手に想像力を膨らませて幻想を巨大化するより、会って直接話をしてから関係をゆっくり建設していくのがいいと思う。文面で意見交換するのと実際に会うのは雲泥の差があるから。そして相手に期待させすぎてそのあとごめんなさいするのはお互いに心が傷つきすぎる。



マッチングアプリ、本当に勉強になった。。。
思い切って登録して本当によかった。(たった3人にしか会ってないしサイトのお陰で恋は成就してないけど)
でも私はきっと向いてない。疲労困憊です。


ソニーに報告したら
「よかったね牧子!勉強になったね。でもこれで自分がモテるってわかったじゃん、もっと自信持ちなよ。」ってサラッと言ってくれて、あんたが一番イケメンだよ、、、と思った。
 


ちなみにだけど、例えばの話、ジョルジュをマッチングアプリで見かけてもおそらく私は何もピンと来てなかったかもしれない。だからといってマッチングアプリをダメなものだとは全然思ってなくて、なぜならアプリで出会って結婚、うまくいっている知り合いカップルも数多くいるからだ。
 
何がいいか・何が合って・何が合ってないか なんてわからないね。
それにしても不思議な1ヶ月 を過ごしましたー
勉強になった。

2024-06-21

Peyrassol ペラソル

トゥーロンから車で1時間。
La Commanderie de Peyrassol ペラソルにやってきましたー!!
 
コート・ド・プロヴァンスに、現代アートのプライベートコレクションで知られるワイナリーがある。中世の昔からワイン造りの歴史を持つコマンドリー・ドゥ・ペラソル。
 
朝10時にアポイントメントがあった。
時間通りに到着、敷地内に入ってから随分と車を運転させてやっと駐車場に着いた。入り口が壮大すぎる
 
写真じゃわかりづらいかもしれないけど、とにかく全てが壮大。敷地は100ヘクタールほどあるという。
実は今回、個人的にオファーを頂き、絵を描くことになった。その下見で来たんだけど、それにしても開いた口が塞がらないよ

ワイン(アルコール)と現代アートの共存。
 
現代アートコレクションも、驚くくらいすごい名前が連なる。。。
 


森の中にルートがあって、自然を満喫しながら現代アートを堪能できる。
素敵なお庭もある。
 


私にラブコールを送ってくれたマチルド、そのパートナーの方と一緒にランチを。彼女はここで働く前はパリのポンピドゥーセンターで働いていた。こんな田舎に来ることを最初は不安だったらしいけど、あっというまに4年がたち、今はめちゃくちゃ幸せそう。 そう、南の生活の質ってレベルが高い。自然の恵みが、気候が、海が、山が、わたしたちをこれほどまでに幸せにしてくれるのか。
  
詳しい話はまた今度書くけど、こんな立派な場所があったなんて全然知らなかった!
 
「トゥーロンに住んでる」っていうと
「は?なんで?」とよく言われるけど、車を少し走らせたところにはこんな風に素敵な穴場がいくつもある。わたしはそんなことも知らずに単純に移住したけど、本当にここの生活が大好きだ。仕事で色んなところに行かせてもらって、毎日いろんな新しい出会いであふれている。
 
コルテオ 太陽光発電