2021-03-28

MONsTRのパパら

今日夕食を作ろうと思って共同キッチンに行ったら、MONsTRの人々に出会って一緒にご飯を食べた。アーティストグループ、彼らのサイトには「遊び心のある詩的なオブジェや空間を作る人たち」って書いてあるけど、本当そんな人たち。みんなパパさんだ。
フォントヴロー修道院には大きなインスタレーションの設置のために数日滞在するのだとか。
 
 
 
彼らも昔2ヶ月ここでアーティストインレジデンスしたことあるらしく、私の喜びも苦しみもよく理解してくれた。さすがに数ヶ月ここに滞在するアーティストはそんなに多くないのだ。
何のプロジェクトのために滞在してたのか聞くと・・・びっくりして目が飛び出そうになったんだけど、これだった!
 


この展示、2009年に私見たやつだよ!!!!
前にも書いたけど、これですよこれ!!!
たしかに展示会場で制作してた人たちいたわーーーーー
 
彼らに「私この展示見たぁぁぁぁああああ」って叫んだらすごいびっくりしてた。このフォントヴローで私が今まで見たことのある展示これしかないのに、その展示に参加してたアーティストらご本人にまさか今出会うなんて・・・
 

そして更にびっくりしたのが、彼らがAckerman(私が今作品制作しているところ)の、ワイン販売部分の装飾を手がけたそうだ。ワインが置いてある木のやつ、全部!
だから話が盛り上がる盛り上がる。私より一回り大人のみんなは何でも知ってるし色んなことをわかってくれる。しかもみんなパパだからなのか、この余裕ある感。。居心地よすぎ。
 
 
 
なんか色々偶然がすごい。
かなり嬉しくて興奮してしまっているが、きっとこれを読んでいる皆さんは「牧子、何をそんなに?」とお思いかもしれないが、私にとっては感慨深い。
 
12年前に恩師と偶然見た展示の作者と一緒に、同じ場所で、私もレジデンス中のアーティストとしていちおう対等に話が出来たというのが、なんか自分の中で ほえー と思うのであった。うまく説明できないけど、ひたすら嬉しいし、多分時々こういう出会いがあるから人生って色々悪くないと思うの。
 

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