2021-08-01

自分を労わる

今滞在中のお家のお庭で収穫したズッキーニ。
巨大すぎて二度見した。
家庭菜園のレベル高すぎ。
関係ないけどこれこの前
兄と食べたラーメン!
やることはいっぱいあるが、久々にゆったりした毎日を過ごしている。今日は朝制作をして、昼過ぎに帰ってきてお昼ご飯を食べたら、そのまま3時間意識を失ったように昼寝をしてしまった。
来週にはまたヴァカンスを兼ねた仕事で遠出するので、今はこれでよしとします。
 
 
 
自分を労わることを忘れないようにする。
そして私を大切にしてくれる人だけと接する。
これ私の今年の目標(この前決めた)。
 
 
今まで本当にわたしは自分を大切にしてこなかったのだ。他人の幸せやまわりの人への配慮ばかりを優先させて、自分のことはいつも後回しだった。それはそれで大切なことかもしれないけど、それを続けた結果いつのまにか「自分が辛かったり苦しむのは普通」「自分の希望は後回し、相手に合わせるのが普通」になっていた。そのせいか、経験した恋愛はつらいものばかりだったし、彼を「介護」しているみたい、と友人に言われたこともあったのだった。それ言われたとき衝撃だったし、そんな風に見えているのかとめっちゃ爆笑した。




この間、アトリエで作業しているとJくんが
「牧子ーお昼ご飯一緒に食べない?」と言ってきた。
 
わたしは びっくりした。
そして「いいよ」と言いながら内心「げーーーどうしよーーー」と思った。
 

Jはいわゆるザ!超!イケメン!で、アーティストとしても、パリやスペインなどで作家活動をバリバリ行っている。筋肉隆々、少しぴったりしているTシャツ・短パンを着ているのでそれがさらに強調される。彼は自分の母親くらいの歳の女性と結婚しており、そのラブラブ具合といったらみんなが太鼓判を押すくらい有名だ。
 
美術学校時代からわたしは彼に苦手意識を持っており、時々会って話しても、自分が鼻くそみたいな存在に思えてきて早く彼の前から立ち去りたいと思うのであった。(言葉汚くてすみません笑 でもコレ本当)
自信満々そうに見える姿がまぶしすぎるんだと思う。自分はこんな風じゃないから、同じ人種ではない。と。
ま、ただのひがみです笑
 
 
そんな彼からお昼ご飯を食べようと誘われた。
 
本当はテキトーな理由をつけて断ろうと思ったけど、さっき買ったサンドイッチが机の上に置いてあるし、お昼はアトリエで食べると決めていたので逃げられなかったのだ。
 
 
憂鬱な気持ちでお昼時を迎え、ついにご飯を食べる時間が来た。
 
 
実は、Jとわたしは共通な話題がいっぱいあるのは知っていた。
パリで同じギャラリーに所属しているし、同じ年にLe Voyage à Nantesのホテルルームプロジェクトもしているし。共通の知り合いがわんさかいる。
話しているといろいろ話題があるものだ。そう、わたしもそれなりに彼に対抗できる(笑)立派な作家活動をしていたのだ。
「牧子自信を持て!」と終始自分を叱咤激励する。
 
 
そしてJは普通にめっちゃいいやつだった。
 
 
「牧子の香水のインタヴューみたよ!すごいよかったじゃん!」と言われた。
 
ひょえええぇえぇええと思った。
見たんかーーーい、あれ!ぎょおおおおえええええええ
 
 
いろんな人に褒め言葉をかけてもらって、わたくし少しずつ、歳をとるごとに元気にまともに自分が好きなように生きている と思います。こういう勝手な思い込みで苦手意識を持っている人いるけど、本当話してみないとわかんないなと思った。もったいない、と思った。
 
 
時々めげそうになるも、なんとかお昼時間を乗り切った。ふぅーーーー 
 
 
 
早くこのくだらない中二病みたいなものから卒業したいものだ。
でもまた少し一歩進んだような気がしました。 J、お昼ご飯誘ってくれてありがとう。

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