2025-01-25

ギャラリストの2人がアトリエへ

私の壁画の横に、おそらく近所の若者らの落書きがあった(赤い部分)。見事に私の壁画部分を避けてくれており、ちょっと感動した!
一応何かしら「手をつけてはいけないもの」と認識してくれているんだろうか。あんやと〜
これを見てオフィスのジュリアンが「町中に牧子が絵を描いたら落書きなんてなくなるんじゃないか」って冗談言ってた。はははー



昨日は私が所属するギャラリーLes Filles du calvaireから、アートディレクターとスタッフの二人がわざわざパリからトゥーロンに来てくれました。3月末にギャラリーで個展をするので、作品の進行具合チェックと色々な打ち合わせを兼ねて。(パリから電車4時間乗ってきてくれるのが本当にすごい)

めちゃくちゃ緊張した。。。
もう数日前から全然落ち着かない!

作品もだいぶ進めてたし、出来上がってる作品もたくさんあって問題ないはずなのだが。今回は大きめの油絵を描いており、多分今までで初めてナント以外で油絵作品を発表する。今までずっと水彩とか壁画ばっかり発表してて、油彩作品からは遠ざかっていたのでちょっと初心に戻ろうと思って。一応彼女たちに伝えてはいたものの、どんなものを描いているとか言ってなかったし、かなりサプライズだった。

すごく話しやすくて(タメ口だし)、そもそも本当に良い人たちなので全く緊張する必要ないのに、めちゃくちゃ緊張した。。。結果、とても良い反応をもらったし楽しいひと時となりました〜
あああ良かったー〜ーほっとしたー〜ー


ひとまず終わって港でランチ。
あまりに強い日光が当たってびっくりするパリジェンヌたち。天気良すぎ、南!

アーティスト誰しもが有名ギャラリーに専属することを夢見ていると思う。私はいろんなご縁があって彼らと契約を結ぶことになり、とっても嬉しいのだが、実際は契約した「あと」が大・大・大・勝負。
制作はコンスタントに続けていかなければいけないし、良いものを作り続けねばいけないし、かといって似たようなものばっかり作っててもしょうがない。
ギャラリーのメンバーに入ってても全然活動してなかったら悲しいし、売れなくても悲しい。かと言って売れるからいいっていうわけでもなく、ちゃんと作品の質を上げてやアートシーンを引っ張るような野心的な作品も作れるといいよね。

いうのは簡単だけど。
なかなか厳しい世界です。

ギャラリーに入ってしまえば売れる、と思っている人が周りに多くてびっくり。そんなわけないじゃん!


それなりに苦労もあってめちゃくちゃ大変だけど、この仕事本当に好きだもんね。だから年がら年中・昼も夜も作品や展示のことばっかり考えている生活を送れている。


自分がすごくラッキーだと思うのは、ギャラリーの彼女たちがとても話しやすくなんでも打ち明けられること。カジュアルで楽な関係でありながら、ちゃんと作り手を心から尊重してくれることです。ギャラリーって本当にピンキリだから。。。

ありがとう。。。


ランチの後は3人で電車に乗ってモンペリエへ。

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