2024-07-08

2泊3日で北フランスへ

3日間、外で壁画を描いて暑かったのだが、まさかの長袖をカバンに詰め込んで北へ出発した。

パリの北駅で乗り換え。普段全然来ないところ。やっぱり他のモンパルナスとかリヨン駅とかと全然雰囲気違う。
そしてここで降りる!
なんて発音するか、まったくわからん!そしてやっぱ寒い!だいたい10度くらい違う。
直線距離にして800kmくらい。
金沢から鹿児島くらい?そうやって考えると すげー!
 
Benoitという人が迎えに来てくれる。
ここに来ることはもう何ヶ月も前から決まっていた。本当は同じ日にナントのMIRAギャラリーでグループ展のオープニングがあったのだが、さすがに行けなかった。
 
 
田舎道を飛ばす飛ばすー!
緑が本当に美しい
 
もう使われていないけれど風車がある
そして La Chambre d'eauについた。
ここは田舎の田舎にある自然アートスペースで、アートレジデンスやフェスティヴァル(野外展示、コンサートやパフォーマンス)もある。わたしは来年のフェスティヴァルに合わせて何か作品を?ということで呼ばれた。まずは顔合わせと場所拝見です。
 
なんで北フランス?なのかというと、昔仲良くしていたルーシーが北に住んでいて「ぜひ牧子にきて欲しい」とラブコールを送ってくれたのだった。ほぼ毎日顔を合わせて色んなことを話し合った仲だが、今ではもう2児の母である。
(ということで、この日彼女に6年ぶりに再会した!全然変わってなかった!)

 

そのあとブノワが敷地内を案内してくれた。 
ロバがいるんよー!兄弟らしい
その日はたくさんの人(ボランティアや近所の人)が集まり、最寄りの国立劇場の来年度プログラムの紹介などがあった。
そしてみんなでご飯。顔合わせ。

ルーシーと久々に近況報告。積もる話があるねー
 
翌日。
午前中は辺りを一人で散歩、何かネタになりそうなものを探す。
 
 
そしてみんなでお昼ご飯。
マロワルチーズのタルト!臭すぎる笑
ルーシーは「数年前北フランスに来た時フォンデュを食べて吐いた牧子だから、これは絶対食べない方がいい!」 とみんなに言いふらす笑
たしかにそうだけど。。。吐いたけど、これは食べられるぞ!と思って食べたら、普通にめちゃくちゃ美味しかった。たしかにいっぱいは食べられないけど、全然いけたよ

 

 

午後はアソシエーションの車を借りて、ひとりでガラスの美術館へ行って来た。

みんなが「すぐそこだよ」というので5分くらい かと思ってGPSを見ると32分と出た。え?わたし間違って入力した?みんなに聞くと「それで正しい」という。

車で30分が「すぐそこ」かーーーー笑 すごいところに来ちゃったなぁ

しかし知らない土地を、人の車を運転するのすごく面白かった〜!
無事に帰還し、夕方は軒先で本を読んだ。今回持って来たのはノルウェイの森。この前オピロさんに持って来てもらった。これを読むのは2回目。初めて読んだのは14年前、私がフランスに来て間もない頃だったと思う。
1ページ目をあけてびっくり。
たまたまだけど 主人公が私と同じ37歳だった。しかもこのフレーズが書いてあった
 
「やれやれ、またドイツか、と思った」
 
なんの本で読んだか忘れたけど、このフレーズがものすごく頭に残っていた。
 
(この小説は、37歳になった主人公であるワタナベトオルがハンブルク空港に到着するところから始まる。季節は秋で、着陸した飛行機の中でビートルズが歌う「ノルウェイの森」のオーケストラバージョンを聴く。)


初めてこの小説を読んだのは私がフランスに来て、現地の生活に苦戦している時だった。それと同時に毎日がものすごく楽しくて、これから私はフランスに残って生活ができるんだろうか、と色々不安なこともいっぱい抱えていた。

だから「また」ドイツか、なんて恐れ多かった。私もいつかは「またフランスか」なんて、思う時が来るんだろうかと、本を開けて1ページ目でかなり考え込んでしまったのだった。それを体験させてくれたのがこの本だったことを、すっかり忘れていた。ちなみに今は「またフランスか」と思う暇もなく毎日制作に明け暮れているし、それなりにフランス人と同等にやりあっていると思う。というか私の生活基盤があまりにフランスという国に埋もれてしまっており、時々自分でもよくわからなくなることがある。(うまく説明出来ないけど、日本とフランスという国の違いに焦点が当たるというよりかは、まず自分がいてそこに焦点が当たっており、国や言葉の違いは二の次だという感覚である)


自分の今おかれた状況に不思議な気持ちになりながら本を進める。
 
するとここのもう一人のディレクターのヴァンソンがやってきて 「ちょっと掃除するわ〜」といって、池(夏は泳ぐことができる)の藻を掃除し始めた。最初横で見ていたけど私もいっしょに手伝った。これがなかなか面白かったし、作業しながら彼といろんな話をした。
面と向かって話しするより、何か作業している間や、運転中って話ししやすいよね

たっぷり時間をかけて藻を取り除いたあと、二人で残り物を食べて(マロワルのタルトとか!)就寝した。

ここの人たちって不思議で、滞在時間めちゃくちゃ少なかったけどその間にかなりいろんな話ができて、もう何年も前から知ってた?みたいな感覚に陥った

あとみんなめっちゃアートに・人間に・熱い。それが本当に心に刺さった 


翌朝みんなにバイバイして電車に乗り込む。近くでパン・オ・ショコラ買う。私は知っている、北フランスの食べ物のスケールは他の地域よりも大きめだということを・・・!それにしても大きすぎ!

朝9時くらいに出発して、17時半にトゥーロン戻って来た。
いやはやー 遠かったけど、居眠りして本読んで居眠りしてたらすぐだったー

2024-07-03

壁画 Le Port des Créateurs

月曜から水曜までの3日間。
ほぼ午前中だけを使ってLe Port des Créateursの外観に絵を描いた。

ユゴがいい写真撮ってくれたーありがとう!


途中経過はこんな感じ。
これは初日
スタッフのみんなが常に近くにいてくれるので心づよし。ここずっと天気悪かったけど、今週に入って一気に太陽が照りつく。色んな人に「いい色に焼けてるねー」と言われたので、かなり日焼けしているんだと思う。日焼け止め塗ってるんだけどな
熱くて1日中仕事できない。
午前中だけ、午後は午後でやることがあって忙しない
アトリエのすぐ隣で壁画描くって、楽でいいなー
やっぱ南での仕事をもっと増やしていきたい

お弁当
レオとコーヒー飲んでる

ちなみに3年前に描いた、広場のこの壁画。
ペンキ(Zolpan)の質がよく、いい状態で残っている。ただ場所によっては禿げているところがあるのでそこを補修した。これもLe Port des Créateursからの注文。
あれからもう(まだ)3年かー

(道ゆくヒトに話しかけられる:2021年8月18日)

そしてたっくさんの人からの要求で、3年越しに自分の名前書いた。
なんで名前を書くのが嫌なんかわからんけど、なるべく出来ることなら避けたい。なんでなんだろう。絵自体がサインみたいなもんだから、名前を書くとすごくダサくなる感じがするのは私だけやろうか。
でもこれは市の偉い人(しかも交流があって大好きな人お姉さま)からのお願いなので、流石に断れなかった。

これで任務完了です!

2024-07-02

マルセイユのMucemとか

ポールと、最近お互いが作った本の交換をした。
郵便受けにこれを見つけた時はとても嬉しかったなぁあああ
この日本語の本、本当に良きかな。
私はどちらかというと「おかたしさん」の方だけど、彼みたいに心が広くない。。。尊敬。世の中にこんなすごい心豊かな人実際いないんじゃないかな。どんなに優しい人でもいつか爆発してしまいそう、それか「ちらかしさん」のことを、心の底から愛しているからそんなことができるんだろうか そこまで人を愛せるって偉大だな。




これは先週末。
急に、レオとソニーと一緒にマルセイユへ行くことになった。日帰り!
本当に近い。片道50分くらい?目的はここ!

Mucem

主にThéo Mercierの作品を見るためだった。
レオは彼の作品の動向を敏感に追っており、見なくては!と前から思っていたらしい。扱うテーマが類似することがよくあるからね。
Théo Mercierはまだ若干40歳ながらにしてものすごい多くの素晴らしい作品を発表している。フランスを大量する若き現代アーティストの一人である。


別の企画展も全部見るけど、この日めちゃくちゃ蒸し暑くて全然集中力が続かなかったー

へとへと

外に出るともっと蒸し暑い。
けれど美術館周りの景色は圧巻でした
天気悪かったけどね
ソニーが鼻の付け根にピアス開けている間に、私とレオで一緒に写真を撮った

最後にアイスー
ここ有名なところらしくて、めちゃくちゃ美味しかった!
黒いバニラ、食べた後口の周りちょっと黒くなる笑



その後トゥーロン戻ってきたら、Le Port des Créateursでダンスバトルやってた!こういうイベント、マジで活気溢れててみんな最高に幸せそうで、最高に嬉しかった。ダンスって、音楽のちからって、すごいね。
 
コルテオ 太陽光発電