2024-06-11

シャモニー③

 シャモニー郊外から電車にのってシャモニーに戻る。この小さすぎる電車が、また素晴らしかった。
たった30分ほどの道のりだけど、風景はすさまじく美しい。
でも私の腕じゃ、写真でその美しさが伝わらないよー
切符を、乗る前にサイトで買おうとした。すると9,6ユーロ(たしか)と出ていた。ジョージが「ありえない、高すぎる!たしか車内で買うと7か8ユーロだったと思うから、乗って直接買ったほうがいいよ」というので、そうすることにした。

ジョージとバイバイして電車に乗り込む。


車掌さんが通ったので
「こんにちは、切符を買いたいのですが」と言った。
すると車掌さんが
「はーい、〇〇で乗られましたよね。ちょっと今値段確認するので少々お待ちください」
というので待っていると、ちょうど別の駅に着いた。
「失礼」といって彼はホームに出て点検などをし、
電車が再出発してから戻ってきた。

すると
「すみませんね。では4,6ユーロになります」
と言ったのだった。

え?安すぎん?
安いよなー?どう考えても安いよな?と思ったけど、車掌さんはこちらを見てニッコリしているし、そもそも値段をわざわざチェックしたのだからその値段なんだろう。

カードで支払い、ありがとうと伝えて、彼は別の乗客のところへ行った。




という話をのちにジョージにした。
「え!???そんなに安かった?レシートある?」と驚くので
レシートを見せると、爆笑し始めた。

「すごい!Geste commercial 8,40 EURって書いてある!こんなの見たことない!写真に撮らなきゃ!!」というではないか。

つまりは、車掌さんが勝手なご好意でめちゃくちゃ割引してくれたのだ👀

レシートによると正式値段は13ユーロ。
そこから8,40ユーロの車掌独断割引(?)がなされ、結局4,6ユーロになったというわけである。
なんでこんな割引してくれたんやろ?私そんなに良いやつそうに見えたんかな?それかすごくお金無さそうにみえた?😂
世間話もなんにもしてないけど、なんだったんだろう????


とにかくラッキーなわたし。やった〜
車掌さんありがとう〜!!!!
シャモニーの街はとにかくかわいいのだ。

どこを歩いても山がある。だから自然と顔が上を向く。前向きになる。
最初の地獄電車からは想像できなかった
こんな幸せな滞在になると思ってなかったー。
市内をうろうろするバス。
小さすぎて可愛すぎる。

別の日の朝

ロレンヌから連絡「今からちょっと歩くよ!」
私「革靴しかないよ」
ロ「大丈夫大丈夫!30−40分程度だから。私もサンダルで行こうか悩んでいるくらいだし」
私「そうなん、じゃあいいよー!」
ロ「おっけー!じゃあ今から車でホテル迎えにいくね」

というノリで、突然 森にやってきた。
30−40分程度登ったところに、小さなレストランがあるそうな。ということでそこまでレッツゴー!
最初はゆるやかだし気楽。
でも少しずつ道が険しくなっていく。

ぜーぜー

あのさ、絶対もう 30分、、たったよね?

(忙しい彼女は山登り中でも電話でミニ打ち合わせ)
少しずつ疑い始めるわたし。
もう40分たったよ??
けっこう登って、もう着くんじゃないかー?と思ったところで、そのレストランまでの道のりが「30分」と書かれた立て札みたとき、倒れそうになった笑
結局その後も歩き続け、
出発してから1時間半かかって ついたーーーー
このオムレツ、もう信じられないくらい美味しかったーーー
そのあとデザートとコーヒーもいただいて、ゆっくり。
でも午後イチでプロジェクトの内装デザインの人と約束あったよねぇ?今13時半だけど、大丈夫かな

下山。
こんな大変な山登りを革靴とジーパンでこなしてしまった自分がすげー。今考えたらありえない。足は疲れたが、口は全然元気。話題がありすぎて話の内容には全く困らなかった。彼女は本当に面白い人だ。
駐車場に着く頃少し小雨が降っていたけど大事には至らず。

そのあと仕事の打ち合わせ。
あんだけ歩いたあとだからクタクタだけど、みなさん本当に優しい。この街は裕福な街だからか?人がすごくのんびりして余裕があるんだわ。
そしてこんな可愛くてあんまり見ない犬がうようよしている。
この犬は内装インテリアデザイナーのエマニュエルの犬ちゃん。可愛すぎる。オフィスにこんな可愛いのいたら仕事頑張っちゃうよねー

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