2017-10-14

在外選挙

在外選挙「郵便」投票、これで人生二回目。

在外選挙郵便投票をする人ひとりに対して、これだけのお金がかかっていることがまず衝撃的だと思います。高すぎ(*o*)


そもそも在外選挙人名簿登録の申請に数ヶ月を要するし、それをゲットしたとしても、地方に住むなどの理由で大使館で直接投票できない人は郵便投票をするのだが、それが本当に時間がかかる。
在外選挙人証をわざわざ自分の登録地の市区町村選挙管理委員会に郵送→その後投票用紙が送られて来て→それに記入して→送り返す。
もちろん、投票日に間に合わなかったらアウト。
投票用紙を受け取ったら本当翌日の朝には即行で送らないと本当危うい。


郵便事情が日本のように正確に機能する国がどれだけ少ないか。
それを知らないからこんな手続きが今も続けられているのではなかろうか?



私はフランスで選挙権はないけれど、
この国の代理投票のシステムは本当に便利。
信頼のできる人に自分の投票権を事前に渡しておき「⚪︎⚪︎に投票して」とお願いする。託された人は託した人の選挙区に行き、選挙権を提示して投票する。だけ(なはず。もし間違いがあったら指摘していただけると有難いです)。
フランスの投票システムについて丁寧に説明されているページを見つけました。

あと日本では候補者の名前をわざわざ書かなければいけないので間違いが増えるのも本当もったいない。もっと正確でお金をかけない投票システムの構築ができそうなものだけど。


2017-10-13

ゴールデンおじさん

この時期の恒例行事、滞在許可証の更新。。。
なんかもう文化祭みたいな。
ことしもやるかーって感じで夏から準備始めます。


でも今回は少し違いました。
8年前、私は学生としてフランスに数年滞在したのち、ボリスケとのパックス(+1年間の同居)を経ていわゆる配偶者ビザを得ました(毎年更新)。ことしがその5回目の更新となるのですが、本来なら配偶者ビザ所有者は、5回目には10年カードの申請が可能なはずなんです。でも県庁のサイト記述はすごく曖昧!結婚ではなくパックスでも10年カードの申請が可能なのか?だとしたらどんな書類が必要なのか?本当に曖昧に書かれているので実際よくわかりません。ほんとに。

去年の更新の際、「来年私は10年カードを申請できる立場にあるのですか?」と窓口で聞いたことがあるのですが、「あなた結婚はしてるの?え、パックス?じゃあ無理よ。」とソッコーで追い返され、他の担当の人に聞きたくても整理券さえくれない、というひどい仕打ちを受けました。



聞くところによると
昨冬からシステムが変わったそうで、1年間更新を義務づけていては県庁で働く人にあまりに仕事が増えすぎるために、1年/2年/4年もしくは10年の滞在許可証を与えられることになったそうな!
昨年ひどい対応をされた私はとても弱気になっていて、今年は4年もらえたらいいけど2年でもいいか…っていうか1年でも、とりあえず更新できればいいか…(-_-) と思いながら書類の準備をしていました。万が一の万が一のことを考え、10年の申請をする場合に必要なものもチェック、用意。



で、今日がそのアポイントメントの日だったわけですが、自分の名前が呼ばれ窓口に行く。おじさんは「じゃあパスポートと滞在許可証、オリジナルとコピーをお願いします」というので私、書類探す。
(あ、、、あれ、ちょっと待てよ。私、、、滞在許可証のコピーとってない!)
と、焦りに焦って泣きそうになる。すぐさま「コピーとってないので、今からコピーしてきます!」とおじさんに宣言したならば、彼は

「あ、そう。じゃあー、あとで僕コピーするんで、いいですよ。次の書類いきましょう」


(°o°)!???

え?は?

今、何と?

はぁあああああああ????????? (*o*)



いままでこんな対応されたことない。
これが足りない・あれが足りない!と言われてコピー機に猛突進する外国人申請者たちを数多く見てきた私は、拍子抜け。
窓口の人たちって、コピーとってくれるの?
うそでしょー いままでのひどい仕打ちをしてきた輩はいったいなんだったのだ。ただの嫌がらせ!?



そんなこんなで
そのあと住居証明とか色々必要書類を見せていったわけですが、ボリスケが思い切って「あの、マキコは今年が5回目の更新で、carte de résident(いわゆる10年カード)を申請できるか知りたいのですが。。。」と聞いた。するとおじさんは
「そういえばそうだね。できるかもしれない。ちょっと見てみましょう」
といって、一緒に書類チェックを続けました。



いちおう県庁のサイトでチェックした「10年カードのための必要書類」を集めていたつもりだけども、少しばかり書類が足りなかった。そもそもレターなんて、書いてなかったし。。。
本来ならその場でリジェクトされそうなものだけど、そのゴールデンおじさん(と私は呼ぶことにする)はその場で作成してくれたレセピセ(仮滞在証)の裏に足りない書類をもれなく全てメモしてくれ、さらにボールペンで自らの名前を書き、
「僕の名前ここに書いておくから、書類集まり次第また来てね。アポイント無くていいから直接来て!(笑顔)」と言ってくれたのでありました。






ゴールデンおじさんはゴールデンどころじゃなくてプラチナおじさんでした。こんな優しい対応されたことない!
まだ10年カードもらえるって決まったわけじゃないけど、こういう暖かい対応を受けて、私は心底嬉しく興奮しながら帰路につきました。

そもそも県庁って、私にとってものすごく粋がって行く場所。武装して行く戦場みたいな。だから相手が武器もってなくて、しかも暖かい毛布と食べ物用意して待っててくれることがあるなんて、想像さえしてなかった。



何度もいいますが更新はまだ全然確定したわけじゃないけどね。
ゴールデンプラチナおじさんによって私はフランスが少し好きになりました。ありがとう。

2017-10-09

いぬ。

先日キャプシーヌ(とその主人とその彼女)がうちに遊びに来てくれました。


栄養補給の時間。
彼女に癒されます〜
先々日、とあるオープニングパーティにて、キャプシーヌが私に気づいて駆け寄ってきてくれて(主人談)、嬉しすぎて主人の彼らに挨拶するのも忘れてキャプシーヌをナデナデ・イイコイイコしてしまいました。
そんなに好きなら犬飼えばいいのにってよく言われるのですが、こんなに可愛いって思える動物に簡単に会えるもんなのか?そしてなんだかんだ言って世話が大変そうで、そんな簡単な気持ちで飼えないですわよ

待て、の瞬間。
私の手の中の食べ物を見てます
 うさぎ?

 
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