2021-12-06

サイン会

サイン会ありました
 (c)Antoine Avignon
 
この前 パリの出版社Éditions Imogeneから出版された本のサイン会がありました。天気が悪すぎて、絶対誰も来ないと思っていたのだけど思いの外たくさんの人が来てくれた。。

私だけではなく、パスカルも一緒。彼女の絵画をまとめた本も、同じ出版社から出てます。
 
 
当日はエヴァとパスカルと私で巻き寿司を作りまくった!
たっくさんつくったら、最後はほぼ全部なくなった。
コロナがどうとか、あんまりそんな話しなかったな。。みんなしょっちゅう手の消毒はしていたし、マスクもけっこうちゃんとつけてた。

 (c)Antoine Avignon
 
 
 
しばらくナントでこういうイベントに参加していなかった。友人らに会えて嬉しさいっぱい。
 
本を買って私にサインをお願いしてくれた人がいて、どこかで出会ったことがある見覚えのある顔だった。
「どこかでお会いしましたよね?」と聞くと、10年前美術学校を卒業してすぐ初めて私がゲットしたアトリエで出会ったんだとか。そのときからずっと私の作品を追いかけてくれているそうだ。私がデザインしたマフラーも持っているし、今までに私がしてきた展示の内容もよく覚えていてめっちゃ感動した・・・世の中にこんな人がいたなんて!私はかなりウルっときました。。
 
このブログも10年以上書いているけど、いろんな人が長いこと読んでくれているのかもしれないと思うと、本当に感慨深いです。どこのどなたかわからないのだけど、本当にありがとうございます。今後もしどこかでお会いすることがあれば、こっそり「ブログ読んでまっせ」と教えてくださいね。

2021-12-02

悪魔とラーメン

もう回想になりますが、

クロッシュ(鐘)の上の部分に、この顔をつけようと思っていたけど、ボツになった。不要になった蜜蝋をとかしていたらこんな図がとれて笑ったー
 悪魔スープ!
 
トマッシュに誘われて SUKO The Sushi Kompanyに行ってきた。基本寿司が売りのようだが、ラーメンもいろいろアレンジができる。
見た目が鮮やかでいい感じだし、それなりに美味しいのだけど、なんかコレ!っていうのが足りない…気がする。
フランスで食べるラーメンは全部そんな感じがする。日本で同じもの食べたら「うまー!」ってなるのかもしれない笑 

ナントには3件ラーメン屋さんがあるので、もう一つ試していないところにまた今度トマッシュと行こうということになった。美味しいラーメンを探す旅続く!
 

2021-12-01

Villedieu les Poêlesとは

私が2週間半滞在した鋳造所Cornille Havardは、
Villedieu les Poêles (ヴィルデュー・レ・ポワル)という町にある。

直訳すると、
Villedieu=神の町
les Poêles=鍋(平釜)
だ。
 
鍋を意味するPoêleは「ポワル」と不規則に発音されるのだけど、「毛」を意味するPoil(ポワル)と同じ発音だ。
だから最初「ヴィルデュー・レ・ポワル」 と聞いた時

「え!神の町、毛????」と思って一人ちょっと動転した。笑
 
 
さてここで問題です。
Villedieu les Poêlesに住む人は、なんと呼ぶでしょうか?
 
パリだったらパリジャン・パリジェンヌ。
マルセイユだったらマルセイエ・マルセイエーズ。 
ナントだったらナンテ・ナンテーズ。。。
 
正解は、
Sourdin, Sourdine (スルダン、スルディーヌ)です!


仏語話者ならお気づきでしょうが、
もちろんsourd(耳が聞こえない人)から来ている。
 
そもそもこの町には(食器や壺などの)真鍮製品製造や、銅類製造が栄えていた。そこで銅を繰り返し叩くことで耳が聞こえなくなった人がたくさんいることから、そう呼ぶようになったとか。
 
 
なんか、ブラックユーモアすぎん???
理由を聞いて私あんまり笑えなかったケド。。
今は鐘専門の鋳造所があって鐘の音がしょっちゅうしているけど、そのせいで耳が聞こえなくなる人がいませんように。
 
 
コルテオ 太陽光発電