2022-07-22

ベプニケーションのプレゼン

別府で制作したアニメーション、出来ましたー!その発表会をAtelier Bonusでさせてもらったのですが、その日はなんと今年一番の猛暑日で。43度まで気温あがりました。。。

 

 全編みれます!6分。

 
ひどい猛暑なので、きっと3人しか来ないだろなーと思ってたら、なんと15人くらい来た。。。びっっっっっっっっっくりした!
とあるアーティストから
「猛暑だから発表会を中止にすべきでは?」とメールで忠告を受けたりしたのだが、やってよかったー 暑かったけど、その分「来た甲斐あった」と思わせたくて、めちゃくちゃ話した。。。 彼らが来てくれたのには理由があって、来年ナントから一人、別府にアーティストを送るのだ。だからその情報収拾だと思うけど、本当嬉しかったよー!
 
後ろにはジェレミーと私の絵を飾る。

すんごい楽しかった。やっぱり 自分の経験話すの好きだな。
決して話がうまいわけではないが、一人で勝手に楽しむのである。
 
 
 
 
 

友人らと食事 !

みんな持ち寄り。身内で楽しい
これ、ずっとチーズかと思ってたらなんと肉だった


猛暑の日はアンジェに仕事で日帰り。滞在時間1時間というすさまじいとんぼ返り。
あつかったーーー
あつかったけど、、、
 
日本にいたとき、もっともっと暑かった、、、よなぁ
湿度がまず凄まじいし、気温ももっとすごかったような。
フランスも猛暑のときは暑いけど、そこまでひどくはないと思う。ただ、クーラーが普及してないのでそれが辛い。

 

2022-07-17

壁画

そんなこんなで、出来ましたー!
右上には、猿が覗いておる。
これまで具体的に人の意見を取り入れて絵を描いたのは初めて。いい経験になりました!


夜。
猫のいる生活、控えめに言って最高!
自分の分身のような猫の置物も、最初はかなり警戒していたらしいけど今はもう完全無視らしい。笑
もう一匹それはそれは美しい猫がいたのだが、彼は人見知りがひどく全然なついてくれなかった。。1週間いても全然状況は改善せず。悲しい!


帰り。空港で2人とお別れする時泣くまいと思っていたのだけど、マダムがボロボロと泣き出したのを見て わたしももちろんもらい泣き。むしろマダムより泣きに泣いてしまって、別れがこんなに悲しいなんて自分でも想像してなかったな…

滞在中ずっと一緒にいたので彼らの娘になったような感じだった。

特に嬉しかったのは、ムッシューがわたしを受け入れてくれたこと。マダムはとても気さくな方で誰とでも話が出来るタイプなのだが、ムッシューはさすがに大きな会社の経営者だった方だけあって、一筋縄ではいかない。人をよーーく見ているし、思ったことは素直に言う。忖度など絶対にしない。そんな彼が不器用なりにもわたしを受け入れてくれているとわかったときには、本当に嬉しかった。真顔でジョークを連発したときには、お腹をかかえて笑いまくった。というか最後はジョークばっかり言ってた。

彼らはわたしを何度も「牧子はきちんと教育されている」と言った。これ、時々言われるけど、日本人ならみんな言われるのではないだろか。
お礼を言う、
挨拶する、
人の話を最後まで聞く、
散らかさない、
残さず食べる、、、(他にもあるだろうけど今すぐ思いつかない)

こういった最小限のことを出来ない人が多いから、それさえ出来ればきちんと評価されるんだろうなぁ。
厳しくも暖かく教育してくれた両親に感謝。



また時間が出来たら会いに行きたいな。

2022-07-15

絵の個人注文

ブルターニュでの仕事が終わってすぐ、また南仏に飛んだ。
朝4時半起きも慣れたもんだ。
個人宅の居間に絵を描かせてもらう仕事です!

空港に着くと依頼主のムッシューが迎えに来てくれており、前総理大臣暗殺の話などをしながら家に向かった。
到着してすぐ絵にとりかかろうと思っていたら、家で私を待ちわびていたマダムに「牧子、絵は明日から取り掛かればいいんじゃない?せっかくだから、早速海に行きましょう!」と言われ、家に到着して20分足らずで海に向かった私たち。こんなに早く水着に着替えることになろうとは。
海に「向かった」と言っても、海とお家の間には道路も何もなくただビーチがあるのみ。だから徒歩0歩で海にいける。
海を楽しんだあとは家についている巨大プールで泳ぎ、日光浴をして昼前にやっと絵にとりかかった。
 
ちなみに初日から昼寝を2時間するという偉業を成し遂げ、依頼主を驚かせた私です(笑)。どんだけリラックスしてんだ…笑


自分の両親よりも年配の2人。知ってはいたけど彼らと私の社会階級があまりに違いすぎて、彼らの生活を目の当たりにして もう目が点になるしかなかった。こんな優雅な暮らしをしている人が世の中にいるなんて、本当にびっくりしたものだ。アーティストなんていう仕事をしていなかったら一生出会うことがない人々。最初どんな話をすればいいのかと不安だったけど、そんな不安もどこへやら。すぐに打ち解けて本当に色んな話をした。経済の話、アートの話、彼らが旅した世界中の話。大きな会社を動かして来た2人だからこそ、私なんかとも話をあわせられるのだね。
私は一体なんでここにおるんや、と何度思ったか分からないけど こんな私を寛大に受け入れて、さらに本当の家族のように扱っていただいた。
また新しい家族が出来た。
この出会いは本当に印象的だ。
 
絵も、彼らの要望を聞きまくって一緒にすすめたんだけど、マダムはしきりに「今日はもういいんじゃない?」「ゆっくり進めましょう」と言うので、本来なら1日半くらいで終わるような仕事をなんと6日もかけて仕上げた。ほぼ毎朝一緒に海へ行き、たわいのない話をして自然を堪能し、ちょっと仕事をしてお昼ご飯。ぐっすり昼寝をしてちょっと仕事をして、暑くなったらプールに入って。夕食後はたたみ1畳くらいあるんじゃないかっていう巨大テレビを、3人で寝っ転がって見ていた。
 


続く

 
コルテオ 太陽光発電