2023-06-13

VenceとNice

先週末、ニースに車で行った。2時間弱。
行く途中、Venceにあるマティスのチャペル 
ロザリオ礼拝堂に寄りました。
今ちょうどチャペルに絵を描いている途中だから、興味あるよねー
チャペルに入る前に、テラスを見つけたけどひたすら素敵。
私もこういう感じで絵を描いている
こんなかっこいい写真撮って欲しい!

チャペルの中は撮影禁止なので、これは模型です。
このチャペル、マティスの傑作とまで言われているのだけど、実際は私はなんというか物足りない感じがしてしまいました。すみません
ステンドグラスはめちゃくちゃ美しくて大好きだけど、その横にある彼の洗練されすぎた線がなんとも簡素すぎて、、、それが良さでもあるんだろうけど。


上階にあるこの司祭の式服が大好き
なんとも現代的である。
 
そのあとは足早にニースへ。
グループ展のオープニングがあったのです!
場所はmercredi_samedi という中心地にあるところ。

そのあとお腹ペコペコでみんなで近くのバーへ。
食べ物を頼んだ矢先、横のテーブルのマダム達がたっくさん食事を残しているのをみて、友人の一人が思い切って
「マダム、あの、残っているなら僕たちで食べてもよろしいですか?」
と聞いた。
するとマダム達はかなり驚いていたようだが、状況を把握するとすぐに
「どうぞどうぞ!全部おたべなさーーーい」
といって、どしどし食事をくれた。。。 
人の残り物っちゃ残り物だけど、手をつけていない部分は全然食べられる。
彼女達はフロリダから来たアメリカ人観光客で、いかにもニースで見る「ザ・観光客」であった。そのうちの一人が私たち(私以外みんな「若い男」だったしね)にそうとう驚いて面白く思ったらしく
「みんなで写真撮ろう!yeahhhh!」 みたいな感じでからんできて(笑)、みんなで爆笑してバイバイしました。
 
でも私たちすでに食べ物頼んでたから、そのあとちゃんと食事したけどね。
 
あぁ面白かったー

2023-06-12

庭の写真

ここ最強スポット。
キッチンはあるけど、すごく簡素なものなので全然料理らしい料理はしていない。。あるものをそのまま食べる簡単なもの。生ハム、チーズ、サラダ(庭の)、とかとそば粉のビスケット?にいろいろ塗って食べたりしている。
楽園。

 

2023-06-10

チャペル制作2

Yucca ! ユッカ
本当にご立派!
アルティショの花!
モスクワ(仏語で呼ぶとモスクゥMoscou)は、初日の出会いから ほぼ毎晩・毎朝私に会いにきてくれるようになった。可愛すぎる!愛おしすぎる。。
可愛い顔しているけど、死んだ鳩が庭で見つかった。
「それ、どうしたの?」と私がスタッフの人に聞くと「猫がやったんだよ!」と言っていて、モスクゥ恐るべし…と思いました。猫のにゃあああ!という声が聞こえたそうな。
 
この写真、鳥の丸焼きみたいだな。 笑

とある日、庭師の一人、アントニーと話をしていたら
「牧子、ズッキーニとサラダいる?」と提案されて、喜んで頂いた。
 どんなサイズのどの種がいいのかも選び放題。本当にありがとう!
そのあと彼と同じ方向に歩きながら話をしていた。
池を通りかかったとき
突然、彼は
「まったく蛇のやつ・・・」
と言い、池の中に手を突っ込んで蛇を素手で掴み
そのまま外に投げ出した。
私は素手で蛇を掴むアントニーにかなり驚き絶句。
 
外に投げ出された蛇は実は2匹おり、蛙をまさに食べようとしていたところだった。カエルは蛇たちよりもはるかに巨大で、どうやって食べようと思っていたのか謎なくらいのサイズ差だった。
 
アントニーはその手で蛙を捕まえ、池に返す。
そのあと蛇を池の遠くに軽々「ブゥウウン!」と投げ、
 
「蛙が可哀想だよね」
 
と一言言ったのだった。
 
 
なんか、すんごいびっくりした。
これがここの日常です。
 
 

絵をかき進めるうちに、天井の部分がやっぱり届かない。なので足場の高さをあげてもらった。一番上で立つと、ちょっと怖い。なので竹に筆をくっ付けて描くマティス法を使うことに。
竹をホームセンターに買いに行こうと思ったけど、いちおうスタッフのギヨームに「竹なんて、まさか余ってないよね?」と聞いたところ
「あるある!今から採りにいこう」
というので
「え?どういうこと?」 と思ってたら
こういうことだった

竹、めっちゃあった。。。。新鮮で丈夫で天然のものが。。。
なんか ここの日常がすごい。
制作開始から1週間、だいたい全部の壁に一通り手をくわえたので、今度はもっと詳細を極めていきます!
 
 
コルテオ 太陽光発電