2024-12-11

東へ

パリのリヨン駅から東へ向かう。
 
6時間ほどかかってやっとシャモニー着いたー!
雪が降り始めていて、とても美しい。
全然違う世界にやってきた
ジョルジュに久しぶりに会えたーーー
おそらく1ヶ月半ぶりくらい。でも毎日電話してるし久しぶりに会った感じはあんまりなかった。
マグレドカナールを料理するジョルジュ
ジョルジュは1ヶ月前から日本語を勉強している。それをみてわたしは実はスペイン語をはじめた。フランス語でスペイン語を勉強しているので、フランス語のチェックにもなり、それもよし。これでお互い新しい言語を勉強出来て平等というか、お互い頑張れるかな。ジョルジュはスペインで1年間、法を勉強していたこともありとても堪能だ。なのでお互い教え合えていいよね!
頑張って浦島太郎を読んでいる。


ジョルジュの友人宅で夕食。
毎回どこに行っても、外に出た瞬間山が美し過ぎて顔を上げる。ただしとても寒い!

これを書いている今現在、外の気温はマイナス8度。最高気温はマイナス1度だ。

数年前わたしはたまたま、しっかりした冬用のコートとかなり立派な登山用の靴を買っていた。それを利用する機会に恵まれず時間が過ぎていき、わたしは1年前南仏に引っ越した。なのでそのコートと靴を売ってしまおうと考えていた。どうせ雪山なんかにはいかんだろうと。

すると人生というのは面白いもので、まさかシャモニーという場所に住んでいる人と出会ってしまった。なので今そのコートと登山靴がめちゃくちゃ役立っている。

2024-12-10

ルーヴル版画工房とオープニング

西駅。

ルーヴル版画工房を訪ねました。

https://fr.wikipedia.org/wiki/Chalcographie_du_Louvre

ギヨームの知り合いの方がここで働いていて、ご厚意でこっそりと。
このサイトに詳しい説明があるのでご参照ください。
この版画のアトリエは、フランス革命からまもない1797年にルーヴル美術館の創設に合わせて設立。ルイ14世の時代に文化政策を担った財務大臣コルベールの主導のもとで始められた銅版画の原版コレクションが時間をかけて現代にまで脈々と受け継がれ、その数は14,000点を超えるとされる。

こちらは「L’Atelier de Moulage ラトリエ・ド・ムラージュ」

もうね、圧巻です。
一般の方も見学できると思いますが、予約が必要です。

ホワホワした気持ちでギャラリーに戻り、オープニング・レセプションの用意。思ったよりも多くの人が来場してくださって感激!みなさんありがとうございました。

こちらは左からニコラ、画家のユゴ、わたし。
横山さんのYピースを練習している写真。



2024-12-06

またパリへ

Toulonで過ごした1週間は秒速で過ぎていき、また放牧の時間がやってまいりました。電車に乗る。
トゥーロン駅

今回の旅のお供はNina Childressの自伝書。読みやすいしめちゃくちゃ面白い。大学4年の時ナンシーに1ヶ月交換留学で行ったときに一回お会いしたことあるけどメガネがやたらデカくてそれしか印象に残ってない笑
パリに着いたらその足でAtelier Morsureへ。
今回はモノタイプに挑戦だ!!!
ここはいつもわたしを暖かく迎えてくれる。
ありがとうギヨーム、ありがとうトリストン。
あなたたち本当に最高だーーーー
そしてモノタイプが面白過ぎて、あと多分わたしの性格にとても合っていて、時間が経つのをすっかり忘れて作りまくった!!!

モノタイプとは
ガラスや金属板などの表面にインクや絵の具などで直接描画し、これに用紙をあててプレスする版画。作品は1点しか得られない


版に埃が付いてて、それを慎重に取り除くギヨーム。
全部一点もの、一回きりなのでかなり慎重です。

1日目飛ばしまくって、その日はクッタクタになってめちゃくちゃ早くベッドに潜る。(今回も友人宅にお世話になっている)
ところがモノタイプ制作があまりに面白くてめちゃくちゃ興奮していたのか、2時くらいに目が覚めて全然眠れなくなり、結局版画のことなど考えながら2時間ハーブティ飲んだり色々して4時にやっともう一度眠りにつけた。


2日目午前中は展示設営。
ギヨームとのコンビネーションがうまく行って、2時間足らずで全部終わった。めちゃくちゃスムーズでびっくりした!
みんなでご飯。
こういうのほんとうによきかな
午後はまたモノタイプをさせてもらった。
インクを取り除いたり載せたり、アルコールを垂らして混ぜたり、何もかもが楽し過ぎる。ギヨームもモノタイプはあまりやったことがなく、色々質問しても
「知らん、牧子全部好きなようにやってみて!そして一緒に学ぼう」という。それもすごくいい。

夕方みんなでとあるギャラリーのオープニングに行く。
制作で疲れまくっていたのでみんなを置いてわたしはそそくさと帰りました。
 
コルテオ 太陽光発電