2024-12-12

ゆるゆる

市内はこんな感じで、山の表情は常に変化し続ける。圧巻です
甘いものを食べたり

そもそもわたしはここへ、プロジェクトのために来たのだった。
某ホテルが改装リニューアルするのだが1階部分に我々6人のアーティストが招待され、作品を設置する。わたしは入り口のサロン?人が待ち合わせや打ち合わせに使う場所に絵をかく。さらに印刷した布を設置する。

このプロジェクトのため 秋、わたしは印刷屋さんに連絡。10月末にシャモニーにいる裁縫師にわたしの絵が印刷された布を届けてもらった。12月わたしが現場に到着して絵を描くまで1ヶ月半あるから、それまでにその裁縫師さんが仕事できるようにと。

で、メールでお願いしていた12月9日、プロジェクトを担当してくれているロレーヌと一緒にホテルにやってきた。そして裁縫師に連絡したら

「今シャモニーにいない、水曜日に布を縫い始めて金曜日には設置できると思う」

え!!!????
一気に身体中の力が抜けた。。。。
シャモニーの人々は結構時間にルーズなのは知っていたけど、仕事でさえもこんなふうにゆるゆるなのかと愕然とした。。
壁画を進めようと思えば進められるのだけど、布がないとバランスが掴めないし他の家具との色の関係もあるから、金曜日まで待つことにした。

謝罪の言葉はまだ一度もいただいていないけど。。。

納まらぬ怒りは、こちらが楽しんで発散するしかない。
Librairie Sauvage
この本屋はジョルジュの友人カップルが経営しており、めちゃくちゃ素敵な本屋である。下にギャラリースペースもある。そこで友人からおすすめされていた本を購入し、同じものをジョルジュにもプレゼントで購入した。
すぐ後で本をジョルジュに渡したら、彼もわたしにプレゼントしてくれた。しかも同じ本屋で買ったものなので同じ包装(笑)二人で爆笑した

2024-12-11

東へ

パリのリヨン駅から東へ向かう。
 
6時間ほどかかってやっとシャモニー着いたー!
雪が降り始めていて、とても美しい。
全然違う世界にやってきた
ジョルジュに久しぶりに会えたーーー
おそらく1ヶ月半ぶりくらい。でも毎日電話してるし久しぶりに会った感じはあんまりなかった。
マグレドカナールを料理するジョルジュ
ジョルジュは1ヶ月前から日本語を勉強している。それをみてわたしは実はスペイン語をはじめた。フランス語でスペイン語を勉強しているので、フランス語のチェックにもなり、それもよし。これでお互い新しい言語を勉強出来て平等というか、お互い頑張れるかな。ジョルジュはスペインで1年間、法を勉強していたこともありとても堪能だ。なのでお互い教え合えていいよね!
頑張って浦島太郎を読んでいる。


ジョルジュの友人宅で夕食。
毎回どこに行っても、外に出た瞬間山が美し過ぎて顔を上げる。ただしとても寒い!

これを書いている今現在、外の気温はマイナス8度。最高気温はマイナス1度だ。

数年前わたしはたまたま、しっかりした冬用のコートとかなり立派な登山用の靴を買っていた。それを利用する機会に恵まれず時間が過ぎていき、わたしは1年前南仏に引っ越した。なのでそのコートと靴を売ってしまおうと考えていた。どうせ雪山なんかにはいかんだろうと。

すると人生というのは面白いもので、まさかシャモニーという場所に住んでいる人と出会ってしまった。なので今そのコートと登山靴がめちゃくちゃ役立っている。

2024-12-10

ルーヴル版画工房とオープニング

西駅。

ルーヴル版画工房を訪ねました。

https://fr.wikipedia.org/wiki/Chalcographie_du_Louvre

ギヨームの知り合いの方がここで働いていて、ご厚意でこっそりと。
このサイトに詳しい説明があるのでご参照ください。
この版画のアトリエは、フランス革命からまもない1797年にルーヴル美術館の創設に合わせて設立。ルイ14世の時代に文化政策を担った財務大臣コルベールの主導のもとで始められた銅版画の原版コレクションが時間をかけて現代にまで脈々と受け継がれ、その数は14,000点を超えるとされる。

こちらは「L’Atelier de Moulage ラトリエ・ド・ムラージュ」

もうね、圧巻です。
一般の方も見学できると思いますが、予約が必要です。

ホワホワした気持ちでギャラリーに戻り、オープニング・レセプションの用意。思ったよりも多くの人が来場してくださって感激!みなさんありがとうございました。

こちらは左からニコラ、画家のユゴ、わたし。
横山さんのYピースを練習している写真。



 
コルテオ 太陽光発電