2022-05-09

中国について知る

アーティスト・イン・レジデンスに週末はない。
 
住民の人による、住民のための講義なるものに呼ばれて参加した。初めての試みとなる今回は、7年間中国に住んでいた家族による中国の生活についてのプレゼンテーションだった。
 けっこうたくさんの方が来られていた。
 
私は日本以外のアジアの国に行ったとこがなく、かなり興味深々。知ってるようで知らない。
 
 
ここLes-Ponts-de-Céで教師をしていた夫婦が、子ども3人を連れて中国に赴任したのが2011年。それから7年間彼らは現地での生活を続けた。といってもフランスには大きなヴァカンスごとに帰ってきていたそうだし、日本やベトナムなど他のアジアの国にもたくさん旅行に行ったそうだ。奥さんが特にシャキシャキしており、やっぱこれだけエネルギッシュじゃないと、子3人(しかも当時めっちゃ小さかった)抱えて中国にいきなり住もうなんて思わないよなぁと思った。尊敬しかない。
 

これらは彼らが旅の思い出として持ち帰ったもの
こんなふうに待遇を受けながら海外赴任するって、本当に羨ましいなぁというのが最初の感想だった。子どもが3人もいたので、行く先々ですごく優遇されたそう。雇い主から現地での運転はしないで、という規約があったそうで、どこにいくにも運転手を雇っていたそうだ。
 
 
そういえば
金沢の美大時代、中国に行くことが大好きな先輩がいた。
ある日「なんでそんなに中国が好きなんですか?」 と聞くと
「中国に行くとね、『生きてる』って感じがするんよ」と言っていた。なぜかそれがめちゃくちゃ印象に残っていたのでそれをその夫婦に告げると、
「まさしくそれ!そうなの!!」と首がもげそうなくらい頷いていた。
 
 
講演が終わったあとは、みんなでシャンパンを飲みながら春巻きをいただいた。こういう地域の交流って、いいよね。コロナで旅行が出来ない日々が続いたので、なおさら。
 
そういえば先週お年寄りに囲まれてお昼ご飯いただいてたときも、数人の人に
「あなたの存在が、旅行に行ったような気持ちにさせてくれる」
「アジアに旅行行ったときを思い出す ありがとう」
と言われた。
私のアジアの顔でそんな嬉しい気持ちになってくれたのなら、良かったです〜。

Aucun commentaire:

 
コルテオ 太陽光発電