2023-12-14

リトグラフ

壁画はいったん中止して、Musée Atelier de l'Imprimerie de Nantes(ナント版画工房博物館)に行く。
この日はリトグラフ(石版画)のテストをする日。春に予定している美術館での個展に合わせて、ここで1月に版画制作を行うのだ。美術館の友の会の人からの「プレゼント」なのである。(なんて最高な贈り物だろうか!)

リトグラフは昔1度やったことがある。リトグラフは制作にお金がかかるので(石の用意など)大学ではやらなかったけども、当時 金沢市のとある工房で体験講座みたいなのがあり、神谷先生に教えてもらって参加した。石ではなく金属板(アルミ板・ジンク板)に絵を施したので、石に絵を描くのは今回が人生で初めてであった。

すべての材料が美しい。
面白すぎて 「あっ」という間に1日が終わった。。。
もっともっと時間をかけて作品を作りたいと思ったし、可能性が広すぎてもっと自分のやりたいことを絞らないと落ち着かない。次ここに舞い戻ってくるときまでの課題が色々。

工房の人フィリップは何十年とここで働いておりいろんな作家と対話してきた。そんな彼から「15年前に1度体験したことがあるだけにしては、Lavis(版画のテクニック)の扱いが上手い。見事だ」と褒められた。
最後の最後に、ふいに褒められてかなりびっくりしたし、工房の一番の古株的な彼から言われてとても誇らしく思った。やったー!ありがとー!!
ちなみに本番は水彩画とのミックスでつくろうと思っているので、色々試してみたよ。版画本当に面白い!!!
この間パリで制作したときも思ったけど、版画工房で出会う人らはみんななんか独特の雰囲気がある。毎回居心地がいいし、何よりゆったりとしてそれでいて強い芯を持った人らが多い気がします。(金沢美大の神谷先生もそうだった)


また後日ここに舞い戻ってくるのだが、今から楽しみでワクワクしている。


モエちゃんとも久々に会えたーーー
困難がありながらも、あれだけ前向きに生きられるのは本当に素晴らしい。毎回たくさん元気をもらえて、感謝してます…!!!ありがとうね。
(ガレットの写真撮ったつもりが撮れてなくてインスタの写真拝借するね、ごめんー!)


イルマともご飯食べたー
美味しいもの食べてばっかり、のようにみえるけど
確かに食べてばっかり笑

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