2024-09-22

美術館でワークショップ

フランスにはjournée du patrimoine(文化遺産の日)がある。毎年9月の第3週末?にフランス全土で、さまざまな文化施設でいろんなイベントが開催される。主に施設の無料開放だけども、トゥーロンはほぼ全ての文化施設がすでに無料なので、特別感はない。

1年半も前のこと、美術館のスタッフからメールを受け取った。そこでアトリエに彼女たちを招待し、話を聞いた。すると2024年の文化遺産の日に牧子に一般向けのワークショップをしてほしい、と。なぜならその期間、水彩画の展示(主に18•19世紀のものだけど)がやっているから。

美術館!
 
まずは水彩画の展示をガイド付きで見学。
水彩画は当時「美術作品」として認められていなかったそうな。油彩やテンペラ画とかに比べてかなり痛みやすく水がかかったらおしまいだもんね。下絵とかラフ画として認識されていたそうな。わたしも大学の時(油画専攻にいた)水彩画を描いてたら日曜画家みたいなもの使って、と言われたことがあった。
 
展示会場の真ん中に、昔の画家が書き残したクロッキー帳?というのか、デッサンノートが広げてあった。水彩画はとにかく日光に弱い。なのでこういった「誰かに見せるように描いたものではない絵たち」が、 実は一番良い状態で保存されているとのこと。
 

そしてそのあとアトリエをするお部屋に移ってみんなで絵を描いた。定員は20人。キャンセル待ちをする人もいたんだって!すげー
スタッフのモルガンがこんな丁寧な片付けをしてくれて驚愕した。
 
アトリエが終わると本当にクタクタ。たくさんの人を前に話して色々見せるのは楽しいんだが
 
なのでレオとソニーと美味しいものを食べに行ったのだった。良い気分転換になったー
 
翌朝美術館に舞い戻り、前日出来上がった作品を、美術館の入り口に飾ってもらったよ。絵を描いてくれたこどもたち見てくれたといいなぁ
二日目はほとんどが大人の参加者。みなさんがめちゃくちゃやる気満々で、わたしも余計嬉しくてたくさんお話しちゃったー
 
トゥーロン市でこういったイベントに呼ばれて嬉しかった。普段あんまり南でお呼ばれしないもんね

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