2014-01-30

常識。

1月8日から始まった展示も、今週土曜日で終わり。
ありがたいことに、多くの人が展示会場に
足を運んで下さっているそうです。嬉しいです!


このギャラリーは美術学校に付属しているので
学校関係者が多く出入りすると思っていたけど
一般の方の割合が断然多いそうだ。


1つ、意味の分からんことが起こった。



展示が始まって数日したある日のこと。
自ら画家と名乗る60歳くらいの男性がギャラリーに入ってきて、展示を見ていたそうだ。ギャラリーを管理している女性は、展示してある作品群についてその男性と話を始めた。ダヴィッドの作品の前で彼の作品の解説を始めると、その男性はためらいも無しに



べちょ。


と指を絵の中に突っ込んだ。



※ダヴィッドの作品は、リチウムの油を使ったもので
小さなキャンヴァスにソレがねっとりと着いているのだ。
リチウムの油はトラックの潤滑油として使われる、
めっちゃめちゃ毒性の強いものだ。色は真っ黒。




唖然として声も出せないギャラリーの女性を前に、

その男性は指に付着した真っ黒なリチウムを、
そのキャンヴァス上のリチウムが付いていない部分拭いて

「これで僕も現代アート作品に参加したなぁ あはは」
とか何とか言って、

そそくさと出て行ったそうだ。






全く、
持って、

信じられん!!!!!!




美術館やギャラリーに飾ってある作品を触ってはいけないことを、
60歳で大人のしかも「画家」と名乗る人が
知らないはずもない!!!!!

侮辱するにも程がある。
作品に対する敬意もあったもんじゃない。
しかもこっそりやるどころか
ギャラリー関係者の目の前で。



本当意味分からんすぎて 落胆した。

というお話。



また思い出してイライラーとしてきた

どうか皆さん美術館とかアートスペースで
展示作品を触ることだけは止めて欲しいです。


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