いやー壁画制作無事に終了しました。5日間朝から晩まで死に物狂いで描きまくった結果、自分がどんな過程で絵を進めたか全く覚えていないという不思議な現象が起こっております。
特に3日目がしんどくて、思うように進まないし寒いし(地下は年中ずっと11〜12度。今週は暑くて外は30度。この気温差に体がついていくのが大変だった)。
5日間ほぼ毎日頭痛薬を飲みながらの、自分との戦いでした。そんなしんどい制作中でも、やっぱり楽しくて嬉しくて制作が面白くて、こんな素晴らしい機会を頂けて嬉しくて勝手に一人で感動して泣いてしまいそうな瞬間が2・3回訪れた。(ははは、こうやって書くと変態みたいだ)
そして絵がいい感じにカチッと決まった時、無限大に幸福を感じるのだった。この感覚を味わうごとに「やってよかった」と思うし「またやりたい」と思う。
私のエネルギー源!
J夫妻はめちゃくちゃきさくな方々で私が驚いたくらい。元々私はだんなさんの方を知っていて、奥さんは知らなかった。今回ヴァカンスシーズンということもあり、週の最後には奥さんのご両親や妹さん、J夫妻の息子夫婦とさらには彼らの赤ちゃんとお食事をご一緒させてもらった。一緒に豪華なバーベキューだーい
最初のこれだけでほっぺた落ちた。
キノコにリエットもしくはシェーヴル乗せたもの
これを見た瞬間、J夫妻が私の壁画をどれだけ喜んでくれたか理解した。よかったぁぁ
よきかな。。
J奥さんのご両親はご年配だけどとっても元気。おじいちゃんは昔軍隊で働いた方で体も丈夫だ。つねに冗談が飛びかう最高に面白いご家族だ。私に対してもめちゃくちゃフレンドリーで途中「あれ私この家族の一員じゃ?」と思ったくらいだった。笑
J奥さんのご両親はご年配だけどとっても元気。おじいちゃんは昔軍隊で働いた方で体も丈夫だ。つねに冗談が飛びかう最高に面白いご家族だ。私に対してもめちゃくちゃフレンドリーで途中「あれ私この家族の一員じゃ?」と思ったくらいだった。笑
アペロ(食前酒)を始めてみんなで団欒中、息子夫婦と彼らの娘(ひ孫ちゃん・8か月)が家に到着した。驚いた。それはそれは美しい、かぐや姫みたいな可愛い女の子だった。品のある真っ白い綺麗な顔立ちをしていた。家族全員がひ孫ちゃんのトリコになって、それはそれは素敵な時間だったし、まさに「幸福」しかなかった。
そのときふと横を見ると、J奥さんのお父さん(ひ孫ちゃんの曽祖父にあたる)が、こっそり震えながら泣いていらっしゃるのを見た。J奥さんもそれを見つけて「お父さん!どうしたのー!」と駆け寄った。
彼はただ、「幸せだ。」と言った。
食事の前に、彼は軍隊で働いていた時のことを少し私に話してくれていた。楽しそうに話していたけど、決して楽な仕事ではなかったはずだ。87歳(だったはず)という長い人生で経験しただろう辛いことを経ての今の幸せを感じているのかな、と、私もなぜか嬉しくて泣きそうになったのだった。思わず私もJ奥さんと一緒に彼にかけよってハグをしたのだった。みんな笑っていたが、私はけっこう本気だったし、ハグできて嬉しかった。
最近気づいたのだけど、私は他人の家族の輪に(勝手に)とけこめる能力があるみたいだ笑。その能力のおかげで日本にしょっちゅう帰らなくても元気でやっていけている。けどやっぱ時々日本帰りたい。実家の香りを嗅ぎたいなーって思ったよ。
最高の5日間だった。
ありがとう。
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