去年だったか、友人に勧められてEric Rohmerの Ma nuit chez Maud (モード家の一夜/1969)を見た。ARTE(フランス・ドイツのテレビ局)で無料放送していたし、友人が言うにはとても美しい仏語が使われているから是非!と。
仏語の字幕を付けてじっくり見たけれども、本当に見て良かったと思った。仏語の勉強になった。そもそも画が美しいし、その時代のフランスの様子も見れて、これがいわゆるフランス映画か…と思った。(恥ずかしながら全然知らない)
そのあとは同じ映画監督の作品を数本を見て(題名忘れた)、
Le Genou de Claire (クレールの膝/1970)を見たけど、まずタイトルが気持ち悪い。大のおっさんと15くらいの少女の恋模様を描写する様はまさに吐き気がするほどで、胸糞悪いという印象が強い。。見ながら私はゾワゾワして同時に怒りも湧いてきて、映画が終わってソッコーこの映画を見るよう勧めた友人に抗議のメールを送ったくらいだ!笑
私はMUBIというサイトに登録しており、ここ何ヶ月もこのサイトの映画を一本も見れてなかった。おとといの夜、事務仕事をしていてふと「なんか映画見たいなー」と思ってこのサイトを開いた。すると
愛の昼下がり L'Amour l'après-midi
という映画が「今日の映画」として紹介されており、なぜかピンと来てそのまま見た。
途中で「これは…」
と察して確かめると、やっぱりEric Rohmerの映画だった…!!!
私的にEric Rohmerの映画を擬態語で表すと、
ジロジロ、、、もしくはネチネチ、、、だろうか。笑(こんなん言ったら誰も彼の映画見たくなくなる!笑)
「じっとり」という言葉も当てはまるかもしれない。
とにかく男女間の掛け合いや探り合いがすげー。そして女性がとびきり美しく、スタイリッシュでそれが見たくて最後まで映画を見てしまったというのもある。
女性が凛々しくて綺麗。
結局好きなのか嫌いなのかよくわからない。だからこそ
時間を見つけて他の作品も見ようと思う。
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