2021-12-29

眠れぬ夜に書く

わたしは今34歳なのだけど、3〜4年ほど前から自分のことを前より少しだけ好きになれたと思う。これは私にとって大事件だ。
 
3〜4年ほど前って何があった頃だっけ?と思って一瞬考えたら、7年半付き合ったBの元を離れた頃だった。
今でも覚えている。自宅にあるアトリエで作業をしていてふと「別れたいな」と思った瞬間のことを。その1秒後、顔を上げて周りを見渡すと目に飛び込んできた。
今まで描き溜めてきた巨大なキャンヴァス群、
Bと一緒に買った家具・電化製品、
一緒に長い時間かけてペンキを塗った壁。
一緒に作って来た本たち。。
 
色んなものがヌリカベのように自分の前に立ちはだかる。デーン。
 
 
「やっぱ、無理だよなぁ・・・」


と思ったのだった。

でもその「別れたいな」という気持ちに嘘はつけなくて。
思い始めてしまったらもう戻れなくなった。そのときわたしはジョンという別の人のことを好きになっていた。でも今思えばジョンはBと別れる口実作りのようなものだったかもしれない。(今でもジョンのことは人間としてすごく好きだけど。恋愛感情は無いけど)
 
 
 
それまで私はBにとても依存していた。
書類関係はすべてお任せだったし、作品づくりも毎回彼の意見をものすごく大事にしていたし、何もかも彼の意見優先だった。実際Bにはたくさんお世話になったし今でもとても感謝している。
わたしは深く考えずに何でも手を出してしまうタイプなのだが、一方で彼は何かを始めるのにとても時間がかかるタイプだった。あと家事全般ほとんどわたしがやってて、それが何かもうめんどくせーと思っていた。(頼めば手伝ってくれたけど、なんでわざわざ頼まなあかんのか、とも思っていた。なんで私が全部やる前提なのだ、と。そういうのは最初に話し合うべきだったのだけど、それを怠ってしまったのがダメだったね)
 




心臓がえぐられるような思いをして彼の元を去った。そのとき初めてあんなに「つらい」気持ちを味わった。引越しで荷物を運びながらどれだけ泣いたか。こんな感情は今まで味わったことが無かったのだった。なるべくもうあんな気持ちを味わうのはご免だ。自分で別れを決意したからこそ、辛かった。
 
 
 
 
その辛さと引き換えに、というか。
自分がやっと「自分の足で歩いているんだ」って気づいた。
足はガクガクしてたしどこに進んでいるのかも分からなかったけど、本当に本当に本当に嬉しかったし、新しい人生を始めるような気分だった。
 
特に制作に関しては不安ばっかりだったけど、ようやく自分ですべてを決める人生が始まったのだ。それが楽しかったし、失敗しても自分が決めたことだから全て受け入れられた。それに私は全く一人じゃ無かった、助けてくれる友人がたくさんいたから。
 
Bは人前でベラベラと話すタイプではなく、私は毎度毎度友人と会うときはBにわざと話を振ったり、彼が話せるような話題をわざと出したり、誰にも頼まれてないことをやっていた。勝手に。そうでもしないと、Bは本当に一言もしゃべらないから。だけど彼はそれでよかったのだ。ある意味私はめちゃくちゃ自己中だった。。アホか。

でもやっぱり単純に、一緒に話してくれる人が良かったんだと思う。
 
 
 
そのあとジョン、そしてAと付き合ったけどうまく行かなかった。
それぞれ理由はあるけど、また今度気が向いたら書くと思う。時間必要。
 
ただこの間もずっと制作に関しては自分のやりたいことを貫いた。Aは少しモラハラっぽくて作品に口を挟んできたけど、美術は彼の専門ではなかったので私はそんなに耳を傾けなかった(笑)。



話が長くなったけど、
こういう色々なことを経て、やっと今自分のことが前よりも好きだと言える。そこまでやっとたどり着けたのは、自分が思い切って行動したから。ささやかながらも、自分に乾杯をしたい。
めちゃくちゃ怖かったしどうなるかと思ったけど、今行動しないと絶対後悔すると思った。そもそも自分の気持ちに嘘をついたまま人生を送ることなんて私には出来ない。そんなに強くない。




今私はジェレミーと付き合っているんだけど(サラリと言うけど)、彼はめちゃくちゃフットワークが軽いのだ。それだけじゃなくてなんか自分と似てるところが多い。
そして何より彼の前ではめっちゃ普段の自分でいられる… これすごく楽ー いままでの人たちは何だったんだというくらい楽だ。っていうか今までどれだけ相手に気を使っていたのだ。。。
 
 
まぁ今後どうなるかわかりませんけど、
まずは別府で面白いものを二人で作れるといいな。 


時差ボケと隔離生活で頭フル回転。
思ったことザザーっと書いちゃった。

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