思うことは色々あるが、2日前に書いた記事に大体のことは書いた。
今年はいろんな分野で生きている(働いている)人に会った。
たくさんの場所で展示をさせてもらったので、各所で得た出会いがとても印象的だ。南仏でも仕事をしたので、南の人と初めて交流できて面白かったし、ワインメーカーで働く人、フォントヴロー修道院で働く人、田舎のアートセンターの職員の皆さま、40年鐘を作り続けている職人のみなさんと社長夫妻、小学校の教諭・生徒、、、この出会いが今年一番の私の「嬉しかったこと」だ。
制作に明け暮れた1年だった。
まずスパークリングワインメーカーAckerman での洞窟制作。煌びやかな服装の人ばかりが働いていて、かなりびっくりした。一方私は2ヶ月間ずっとツナギ+全身ユニクロのヒートテック2枚+ニット帽+マスクという出で立ちで、天井画を描き続けていた。
実際制作期間中体力的にけっこうしんどくて、でも絵を完成させればそのあといくらだけ寝込んでもいい!!!と思っていた。当時の制作意欲は病的とも言える。やっぱりめちゃくちゃ楽しかったんだと思う、単純に。
1ヶ月半で53メートルの天井画を描き切ったというのがかなり自信になったし、そのあと個人カーヴの壁画制作、トゥーロン市から壁画依頼が来たり、現代アートセンターで個展、鐘の制作などと続いていった。本当にありがたかったしめちゃくちゃ忙しい1年だった。
人間どんなに死ぬ気でやっても、人間が本来持つ力はどうやっても使いきれないらしい。(危険な考え方。笑)ある程度無理しても大丈夫なんだと思っているけど、実はやっぱり所々しんどい時があった。心配してくれる友人や家族がいてくれて、彼らのおかげで癒されたり休まされたり(笑)したので、間違いなく私には彼らが必要なのだろう。(ありがとね…)
ワカメみたいに根っこをしっかり張りながら、
それでも豪快な波にいっぱい揺られて生きていきたいです。
目指せ立派なワカメ!
来年も皆さんにとって楽しい年になりますように。
みなさんいつもブログ読んでくれてありがとうございます。来年も懲りずに書きますのでよろしくお願いします。よいお年を!
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