2024-08-30

パリ左岸

モスクで食事。初めてきた!
室内の写真をもっと撮りたかったのだが、ない!(ジョルジュに料理の写真を撮ってもらっただけ)
なぜならこのとき私の携帯のバッテリーがゼロに等しく、レストランの方に充電器と共に預けてしまったから。でもそのぶん携帯のことなど考えずに思い切り内装を堪能した。
Restaurant La Mosquée de Paris
で検索すると色んな写真が出てきますので、興味のある方はぜひ!
 

そのあとはMuséum National d'Histoire Naturelle 自然史博物館へ!

入った瞬間クジラ!すごい!!!!
圧倒的。

 めちゃくちゃ素敵!!!動物の見せ方も面白い。

見学途中、辺りが暗くなったと思ったら雨が降る音が。するとそれは激しくなり、嵐の中にいるみたいになった。セノグラフィ(舞台芸術?と訳すのか)の力、本当に素晴らしい。嵐があるということは晴天のときもあり、雪もあり、雷もあった。こども心がっちり掴んでナイスアイデアだ!
そのあとはパンテオンへ。
初めてきた。。。なんでいままで来たことなかった?
 
(お父さん、これ知ってた?知ってたらごめーん、あまりにも好きそうなテーマなもんで)
地球が自転していることがこれで分かるらしい。

 振り子はあのてっぺんから垂れている。


地下には偉人たちが埋葬されている。

おそらくこの瞬間が
ここ最近で一番感動した。
この国に貢献した偉人たちをこういう歴史的な場所に集めて祀るって、なかなか粋だ。歴史的著名人たちにこんなに手軽に会えるなんてしらなかった。
まだまだ空きがあって、どんな人が今後祀られるんだろうかとちょっぴり考えた。

左岸はジョルジュがたくさん時間を過ごした場所なので、いろんなところに連れて行ってもらったぞ


 

2024-08-28

パリ散策

 兄弟猫ちゃんと私のカバンが重なって3兄弟みたいになってる。
版画を無事終了し、本来なら翌日にトゥーロンへ帰る予定であった。しかしパリ滞在でしかもジョルジュと一緒にいるのに、あんまり二人の時間を楽しんでいない。なので急遽2日多く残ることにした。
彼の友人の家がたまたま空いていたので泊まらせてもらうことに。ラッキー!



関係ないけど、ペール・ラシェーズ墓地を散歩。
フランスで墓場の散歩は結構おすすめだ。なぜならお墓によってはとても独特で、彫刻も面白いし彫ってあるフレーズが素晴らしかったりもする。本当に面白い!


その後はパリ左岸を散策だ!

アラブ世界研究所
Institut du monde arabeを訪れた。初めてきた!
しかも私が6ヶ月滞在していたcité des artsからめちゃくちゃ近い。。。なんで来たことなかった?
ジョルジュがパリに住んでいた時よくここにきていたそうだ。知らなかったけど、彼は全盛期アラビア語が話せて読めたらしい。まじかよ
カリグラフィー、美しいよね
こんなところがあるなんて全然知らなかった。。。

その後は植物園をぶらぶら。続く

2024-08-27

版画レジデンス2とか

家主がいないと、ねこちゃんたちは急に私に懐くようになる。フランス家庭だけど、猫の名前はイサオとアキ。
4日間、版画アトリエと家を行き来する日々。色んな形の銅版を選び、色んなテクニックを試すべし!ギヨームは「銅板と戦う」と表現していたけど、わたしはどちらかというと「銅版と対話」したい。
 色んな線が、形が、思いもよらない様子で紙に現れるのをみて毎回驚かされる。

 
ジョルジュがパリに私に会いに来てくれた!アメリカ帰りで時差ボケがひどい状態だったが、頑張ってシャモニーから遠いところきてくれた。嬉しや〜ありがとう。
版画をやったことがないというので、ギヨームのご好意で彼もひと作品つくることになった。
彼がコンゴに住んでいた時のボスと会ってご飯を食べた。ボスはフランス人女性でわたしたちよりも7歳年上、17年もアフリカに住んでいたそうだ。とても気さくで、めちゃくちゃ話しやすい素敵な女性だった。彼女からアフリカの野生動物の話や情勢、紛争、自然の話などを聞いた。
彼女ほどエリートでしかも経験値が恐ろしく高い人に会えるわたしって、ものすごく幸運だと思う。。。彼女こそザ・出来る女。今までもそうだったけど、私の脳みそを揺すぶるのはこういう出来る女性ばかりだ。出会いに感謝、ありがとう。

2024-08-25

パリ 版画レジデンス

この夏は放牧(遠出のこと。牧子だけに)はしないと このブログで書いたはずだけど、1週間パリに行ってきましたー
オリンピックとパラリンピックの間の期間、どんな感じだろーと思ってたけど、いかにも8月のパリっぽくて(人が少なくて)最高でした。
この日特に何も考えずポンピドゥーセンターへ、バンド・デシネの展示を見に行った。オープニングでは全然全部見切れなかったから。。
そしたら地下のラゴン https://revuelagon.com/
の展示のところで、サミーとセヴリーヌを発見。なんと最後のヴィジット(ガイド付き展示ツアー)が10分後に始まるとか。全然情報に疎かった私だが、なんという偶然!

時間もあるし、彼らの丁寧な解説を聞いて展示を堪能した。ありがとう!
人も少なかったし質問もしやすかった。すごくいい時間だった。




日曜の朝プールに行ったんだけど、下駄箱?がこんな状態だった。「施設はいかなる場合の責任も負いません」つまり靴を入れると盗まれるから使わないでくださいと。笑
そういう国に私は住んでいる。




翌朝早速Atelier Morsureへ。
アトリエ近くの界隈は落書きでいっぱい
久々にきたー
やっぱいいなーーーー
ギヨーム、久しぶり〜
彼はこの夏フランス中を車で旅していたとかで、全部で3,000kmほど走ったって。ありえん
いつ来ても本当にここが好き。
12月に個展をする予定があるので、その時に見せる銅版画制作。
ギヨームが独断で好きなアーティストに声かけして成り立っているアトリエ。かなり特殊です。
4日間のレジデンス。

シャチョーの家に泊めてもらっていた。彼らは南仏にヴァカンスに行っていたので、代わりに猫ちゃんたちのお世話しました!

2024-08-18

携帯を持たない夜

アトリエの植物はスクスク育っている
とある日の夕方、私はソニーと街をぶらぶら歩いていた。そこでアトリエ近くにある、ソニーの友人の服屋に入った。そこで彼が勧めるワンピースを試着し、買わずもあーだこーだ楽しんで、そして店を出た。

その後他の友人も合流してバーに入り20分ほど時間が経った時、気づいた。


「携帯がない!」

服屋に入った時は持ってた。
なんなら、試着室の椅子に携帯を置いたのをちゃんと覚えている。
あそこに置いてきた?と、私はかなり動揺しつつも「服屋に絶対ある」と自分に言い聞かせ徒歩2分のところにある服屋に戻った。服屋はすでに閉まっており、なす術がない。一応アトリエに戻って探すも、もちろんない。

その日はちょうど、ジョルジュがアメリカから帰国した日で電話したかった日。ソニーとレオに携帯を貸してもらって連絡。
「携帯を服屋に置いてきたから今夜は連絡できません 牧子」


その後不安なまま帰宅。

結局翌朝までインターネットがない状態で過ごした。
自分の生活がいかにインターネットというかスマフォに侵食されていたか痛感した。誰にも連絡取れない。写真も撮れない、天気のチェックもできない、調べ物できない。仕事で家をよく留守にする私は家にインターネットが無いので、携帯がないと完全に世界との繋がりは消える。

その日は本を読んだり丁寧に料理をしたり、掃除したり、携帯がないなりに有意義に時間を過ごしたつもりだけども、やっぱり不安は拭えなかった。あんな小さな機械にこれだけ自分は支配されているのか!


翌朝オフィスで、パソコンからインターネットに繋げる。ロケーションシステムを使って(こんなのあるんだねー!)私の携帯が今どこにあるか調べる。するとやっぱり服屋にある。驚いたのが、私の携帯の充電がどれだけ残っているかも表示されてびっくりした。。。便利な世の中だね


ソニーが服屋の友人に連絡してくれていたおかげもあり、無事携帯を取り戻した。この時の安心感といったら。。。
これからもっと気をつけよう。


関係ないけど最近のお弁当たちです
タブレ、トマト、モッツァレラチーズなど
セロリ入り焼きそば、サラダ
チェダーチーズ、マッシュポテト、ドライトマトとセロリ、赤オニオン入りのサンドイッチ!

 
コルテオ 太陽光発電