2025-12-11

海を堪能

アンヌと2人でサーフィンしに行った。
彼女は10年前、元彼氏と別れた勢いで何か新しいことを始めたい!と、サーフィン合宿に参加。それからハマってしまった。パリで仕事をしていたけどサーフィンがしたくてこの Les Sables d'Olonneにあてもなく移り住んだところたまたま美術館での仕事を見つけたそう。
今は職を変えて美術教師として忙しい毎日を送っており、すごく充実している。楽しそう!


このウェットスーツ、コンタンから中古で買った。すごく嬉しい!!!
まだ初心者だからこの中古でバシバシ練習して、もっと上手くなったら新品を買おう。
この時のサーフィン中の写真はないけど、波がちょっと荒くて難しかったー

アンヌの手作りピザ、めちゃくちゃ美味しかったーーー!!ウェットスーツを着ていればある程度は寒さを凌げるが、それでも海から出て暖かいシャワーを浴びた後美味しい暖かい食べ物を食べるのは最高なのだ。



別の日には海沿いを散歩。



出発前日。一人で散歩
夜はアンヌと一緒に生牡蠣を食べに行きました!
最高のバカンスだった。
ちなみに滞在中ずっと鼻水が出まくっていたけど、海に入っていたら治ってきた。普段から走ってるし、それも効果あったのかもしれない。

2025-12-10

サーフィン個人レッスン2

翌朝。

アンヌと一緒に近所を散歩。生活の質が高いというのか、周りはお年寄りが多く静かで海も綺麗で、最高だなーと思いました。
もちろん若者が集まる文化施設みたいなものは全然ないけど、自然がある

ここ、登って二人でぼんやり波を見ていたら、不意に大きな波を顔面に喰らって二人で大笑いした。アンヌはかぶっていたニット帽がびちょびちょになり、私も同じく髪・顔・サングラス全てがびしょ濡れ。


午後、彼女は授業があるので仕事へいき、私はまたコンタンの元にプライベートレッスンを受けに。今回は満ち潮でしかも雨が降ったりしていた。波も荒くなかなか練習しずらい状況でしたが最後はなんとか。
アンヌが仕事終わりに見にきてくれて、写真撮ってくれた

ちなみにちゃんと立ててるから!


コンタン。
的確なアドヴァイスありがとう!本当はもっとレッスン受けたかったけど、彼はピアニストでもあり、翌日モンペリエへ行ってしまった
夜はみんなでバーで集まり、
若い人もいるんだなーと驚いた。

2025-12-09

自分にご褒美タイム

ジョルジュもシャモニーに戻り、プロジェクトも無事完成したということで、さて自分のことを大事に考える時間がやってきた!

夏にサーフィンの講習を受けたことはここで書いたけども、 あまりにそれが楽しかったので、秋冬ととても忙しいからそれが終わったら自分へのご褒美としてサーフィンをしに海に行こうかな?と実は前から着々と企んでいたのです。


でも冬の海は寒いし冷たいから、少しでも暖かいビアリッツとかに行こうかなーと思った。すぐにサーフィン学校とか宿とか検索。全てが高い。しかも学校に電話したら「12月は流石に閉める」と言われたので残念ながらやめた。
ところが突然思い出した。
そういえば以前展示したLes Sables d'Olonneの美術館の設営スタッフのアンヌがサーファーだったじゃないか!
思いたったが吉日、すぐにアンヌに電話をして事情を話す。
「牧子久しぶり!ぜひうちにおいでよ!個人レッスンしてくれる友達も知ってるよ!」と。その数分後彼女から折り返し電話があり「友達が12月でもレッスンするって!」と。


よっしゃあああああああああ
ありがとアーンヌ!!!!!



それが夏終わりの話。
サーフィンをするご褒美を自分に与えることで、この秋の凄まじい仕事予定を全てこなせた!自分よく頑張りました。



タダで家に泊めてもらうのは悪いから少しお金を払いたいと彼女に提案すると
「それは断るけど、代わりに牧子のアーティストとしての仕事を私の生徒たちに話してくれないかな?誰も『アーティストの仕事』が何か知らないし、アーティストに会ったこともないだろうから」
アンヌは美術館の仕事を辞めて今は高校の美術教師をしている。

え!そんなんでいいの!?
そんなん喜んでやるわーーー!と即オッケーし、フォントヴロー修道院を出発して直接アンヌの働く高校へ直行した。

授業中の写真はないけど、1時間x2私の経歴とかどんな風に制作しているかとかアーティストとしての日常の話をさせてもらった。カトリック系の私立高校なのだけど生徒らがすごく礼儀正しくてちょっとびっくりした。。
そしてその後校長先生にも会ったりして、しかも学校にランチ奢ってもらった。
ラッキー!めっちゃボリュームあってめちゃくちゃ美味しかったー!
おっしゃれ〜な学校だわ本当に。中もすごくてショッピングセンターかと思ったくらい。



午後はアンヌは授業があるので学校に残り、私は彼女の家へ。

久しぶりだなぁーーーーー
海はやっぱりいいなぁあああああ
面白い

その日早速アンヌの友達コンタンに会いにいき、そのままレッスンを受けました。初めての個人レッスン。

あまりに久しぶりで最初ちょっと心配だったけど、海があまりに美しかったんでそれだけで幸せだった。。彼のアドヴァイスもめちゃくちゃ的確で最後には結構安定してボードの上に立てるようになったし、感激だった。個人レッスンって本当に違う。

あと冬にサーフィンするのも良きかな。なぜなら家族連れの観光客とかがいないから危なくないし、人もめちゃくちゃ少ない。最高でした!

2時間あっという間。コンタンにお礼を行ってアンヌ宅に戻りました。

2025-12-08

月の後の話

翌日日曜日。ジョルジュ母が宿泊した民宿で3人で朝ごはん

ジョルジュ家族皆さんと美術館(フォントヴロー修道院には素晴らしい美術館が併設されている)を一緒に見学。

その後はみんなでレストランで昼食。
そして各々ボルドーに帰宅されました。
感慨深い1週間だった。。。

私の家族は日本にいるので、フランスでどんなに立派な展示のオープニングだったり展示があったとしても流石にわざわざ来れない。私の実父母は私を大応援してくれているし、毎回来れたらもちろん来たいだろうけどそれは難しい。
知らない土地での展示だったら私は一人、知っている土地だったら大切な友人らが駆けつけてくれて今までやってきたが、今回ジョルジュの家族が全員来てくれた。弟家族も合わせて、ボルドーから、全員!

私はジョルジュのご両親とは何度も会っており、とてもいい関係を築けているし、私をものすごく優しく迎え入れてくれている。それが分かっているので、今回彼らの存在はとても胸に響くものとなった。自分が頑張ってやり遂げた作品を家族のような存在の皆さんに見てもらうって、すごく嬉しいことなんだなぁと思いました。おそらく彼らは月の大きさにかなり驚いていたようだけど。笑

アーティスト、というよくわからない不安定な職業をしていると、家族の応援や理解が得られない人が多くいる。その点私はとても恵まれており、実父母そしてジョルジュの父母にとても感謝したい。みんなありがとうね。サポート、マジで嬉しい

ジョルジュと二人で周りを散歩。
この左に影絵があるけどそれも私の作品の一部
これは右下

2025-12-07

月の話⑤

11月29日土曜日、ついにオープニングの日がやってきました!

映像作家のルーシーもチームを連れてきてくれたし、

ジョルジュの家族が全員(!)ボルドーから駆けつけてくれた。
こんな素晴らしい機会に、パートナーのご家族が全員出動って、かなりすごいことだ!!!みなさん本当にありがとう!!!!
そしてブログでは伝わりきれないけど、アリーヌAline Gorisseの音の作品が月とマッチして、素晴らしい出来になっております。


当日は雨風すごくって、月がどうになってしまわないか常に心配。。
スタッフの皆さんもドキドキハラハラしていたが、なんとか無事乗り切りました。



そんなこんなで昼間はジョルジュ家族と修道院内を歩いてガイドをし、夕方オープニングがスタート!600−700人くらいの来場者と思われる。ちなみに忙しすぎて全然写真撮ってないけど、私以外にももちろん他のアーティストの作品が施設内の各所に設置されており、参加アーティストだけでおそらく10人ほど。
こちらは我らがニコラが、今回の展示に関わった人間全てをステージに上げる、の図。スタッフにボランティアのみなさん、これからアーティストらがみんなステージに登りました。

もう他の場所に移動しちゃったけど、エマニュエルも駆けつけた!病み上がりだけどこうしてみると元気そうな私。
ジョルジュ😊

この夜は関係者皆さんと食事、そしてアフターもあり、朝2時くらいに自分らの部屋に戻りました。クタクタだけど充実感でいっぱい。。

本当にこのプロジェクトが叶ったんだなぁと、感慨深くもあり信じられない気持ちもあり、不思議なひと時でした。みなさんありがとう
 
コルテオ 太陽光発電