ジョルジュもシャモニーに戻り、プロジェクトも無事完成したということで、さて自分のことを大事に考える時間がやってきた!
夏にサーフィンの講習を受けたことは
ここで書いたけども、 あまりにそれが楽しかったので、秋冬ととても忙しいからそれが終わったら自分へのご褒美としてサーフィンをしに海に行こうかな?と実は前から着々と企んでいたのです。
でも冬の海は寒いし冷たいから、少しでも暖かいビアリッツとかに行こうかなーと思った。すぐにサーフィン学校とか宿とか検索。全てが高い。しかも学校に電話したら「12月は流石に閉める」と言われたので残念ながらやめた。
ところが突然思い出した。
そういえば以前展示したLes Sables d'Olonneの美術館の設営スタッフのアンヌがサーファーだったじゃないか!
思いたったが吉日、すぐにアンヌに電話をして事情を話す。
「牧子久しぶり!ぜひうちにおいでよ!個人レッスンしてくれる友達も知ってるよ!」と。その数分後彼女から折り返し電話があり「友達が12月でもレッスンするって!」と。
よっしゃあああああああああ
ありがとアーンヌ!!!!!
それが夏終わりの話。
サーフィンをするご褒美を自分に与えることで、この秋の凄まじい仕事予定を全てこなせた!自分よく頑張りました。
タダで家に泊めてもらうのは悪いから少しお金を払いたいと彼女に提案すると
「それは断るけど、代わりに牧子のアーティストとしての仕事を私の生徒たちに話してくれないかな?誰も『アーティストの仕事』が何か知らないし、アーティストに会ったこともないだろうから」
アンヌは美術館の仕事を辞めて今は高校の美術教師をしている。
え!そんなんでいいの!?
そんなん喜んでやるわーーー!と即オッケーし、フォントヴロー修道院を出発して直接アンヌの働く高校へ直行した。
授業中の写真はないけど、1時間x2私の経歴とかどんな風に制作しているかとかアーティストとしての日常の話をさせてもらった。カトリック系の私立高校なのだけど生徒らがすごく礼儀正しくてちょっとびっくりした。。
そしてその後校長先生にも会ったりして、しかも学校にランチ奢ってもらった。
ラッキー!めっちゃボリュームあってめちゃくちゃ美味しかったー!
おっしゃれ〜な学校だわ本当に。中もすごくてショッピングセンターかと思ったくらい。
午後はアンヌは授業があるので学校に残り、私は彼女の家へ。
久しぶりだなぁーーーーー
海はやっぱりいいなぁあああああ
面白い
その日早速アンヌの友達コンタンに会いにいき、そのままレッスンを受けました。初めての個人レッスン。
あまりに久しぶりで最初ちょっと心配だったけど、海があまりに美しかったんでそれだけで幸せだった。。彼のアドヴァイスもめちゃくちゃ的確で最後には結構安定してボードの上に立てるようになったし、感激だった。個人レッスンって本当に違う。
あと冬にサーフィンするのも良きかな。なぜなら家族連れの観光客とかがいないから危なくないし、人もめちゃくちゃ少ない。最高でした!
2時間あっという間。コンタンにお礼を行ってアンヌ宅に戻りました。