2012-11-26

演劇1 演劇2

ナント三大陸映画祭が先週からやっています。明日で終わり。
昨年はこの映画祭でバイトをしました。
なつかしい。緊張したなぁ


で、今年は特にオファーも来なかったので(残念・・・)
何を見ようかなぁと調べたら想田和弘監督の「演劇1」「演劇2」 というのがあった。平田オリザ氏・その劇団員のドキュメンタリー映画。平田オリザ氏の名前を見てオッと思った。で、色々批評を調べると、あることに気づいた。

1と2、二つ合わせて上映時間 343分。




長っ!(*o*)




そんなん見てられないよ
だって5時間43分だよ。長いよ、上映中お腹空くし


なんて、だらしのないことを思って、
「観に行こうか悩んでいる、長すぎる」と ツイートしたならば
なんとしばらくして想田監督直々に
「あっという間ですから、是非」
と返信が来たのだった・・・



(↓ロワール。夜が長くなりました。)


私はツイッターをあまり利用していなかったし、
なんで登録しているのかな、面白くないし止めようかなーと思っていたけど ここになって一気にツイッターに感謝、有り難みを受けることになる。



というのも、監督に直々そう言ってもらったことで
じゃあ行こうかなと思い直し 観に行ったその映画が
とてもとても面白く「見て良かった」と心から思えたから。



それで、上映前に想田監督がマイクで舞台挨拶。
上映始まります前に、監督がなんと私の横の横に座られた!

ぎゃーなんてこった!と思えば、

そんなこと気にならず。
だって映画を観てて面白くって、笑いまくってしまった。



演劇1と2の間には1時間の休憩があったのだが
2の上映ギリギリに着いた私。ついに監督とお話をする機会を得る。
ミーハー心が邪魔をする・・・こういう嬉しさがマックスに達すると私はどうも喋り過ぎる。沈黙が出来ないくらいに、しゃべりすぎてしまうのできっと「面倒くさい日本人」だっただろうなぁと。
そして後悔していると上映始まる。

全部忘れてまた笑う。面白かった。




 (↓私のアトリエ。最近)
( これ入り口の広い空間)

色々映画について思うことはあるのだけど、
なかなか言葉に出来ないものだ。


私はあまり演劇に興味が無かった。
中・高校時代に行事で観に行った現代舞台演劇なども記憶にあるが
面白かったという印象が 全然無い。台詞もくさいし、いかにも"演技"って感じ。見ていてとても失礼だけど笑ってしまうような感じ。だからわざとらしいというか・・・
(大変失礼なことをいってごめんなさい)


今回上映後、想田監督が話していたが、
近代の日本演劇はヨーロッパから輸入されたもので、台詞も翻訳されたものだから何処か固い。メイクも高い鼻を付けるなど、西洋人に似せたようなものをしていたそうだ。
監督も演劇にはそこまで興味は無かったそう。
平田オリザ氏の作品を見るまでは!


(↓大きくなったなぁ)


想田監督が最後に話されていたことは本当に共感できることばかりで、ビックリしながら聞いていた。
今回演劇1と2を見ながら、私はどれだけ笑ってしまったか。
平田オリザ氏の作る演劇とやらは本当に自然に入って行けて、自分が驚くほどだ。あれはなんでなんだろう





色々とりとめもなく書きました。
本当はもっとしっかり感想を書きたいと思ったんだけども、このままじゃこの興奮を忘れちゃうと思って急いで・・・
金沢のシネモンドでも、12月に上映するらしいです。
確かに5時間43分はお尻が痛くなるけど是非観に行って欲しい作品です。
日本各地40カ所での上映だそうですので、皆さん是非
イメージフォーラムでもやってたみたい

Aucun commentaire:

 
コルテオ 太陽光発電