2012-11-21

Châteaubriant

農家をしている友人(新婚カップルのアドリアン・オードレ)に、
「実家で豚を裁くから、見においでよ!」と誘われ
相方とChâteaubriant(シャトーブリアン)という
ナントから北東に75kmほど離れた小さな町に一泊してきました。

 ナントからはLilaのバスで1時間50分。片道2.30ユーロ
 (バスだからこんなに時間かかったけど、帰りは車で1時間でした)




結局ブタの裁きは延期になった。
あとで聞くと、ブタが十分に肥えていないから。
この知らせを聞いてちょっとホッとした(*o*)
それにしてもブタが殺されるところなんて、私は見れる自信がないよ!


これはボス↓ (さすがの風格です)

↓ この中のチビ達が、あと数ヶ月後に食べられる・・・
今回の訪問の目的はブタ以外にもあって、それは
アドリアンのご両親に会うことだった。(あとはアドリアンの歳の離れた妹・弟に会うため。彼らは日本が大好きなのだ)

ご両親はトゥールの美術学校出身。今から30年ほど前はどんな感じだったのか、色々面白い話が聞けそうで楽しみにしていた^^


着いてすぐ、お家の周りを散歩。
するとここは千と千尋の世界

光が綺麗でそれだけでも驚きなのに、
この臭い、そりゃ普段嗅ぎません
そして食べ続ける 山羊。
その他は、無音。

長靴必須。



カムラ。
日本人みたいな名前だ!女の子。

 牛もいまっせ
 羊もいまっせ
 するとアドリアン、突如「エデン」なる羊を呼び出す。

「えで〜ん」と呼び続けるアドリアンの図↓
 そしてやって来た!Eden!

このEdenという雌羊は、小さい時にアドリアンの家族と一緒に育ったそうだ。まるで飼い猫のように、家の中で寝て、家の中でご飯を食べていた。普通羊というのは人間から離れ群れになって生活するんだけど、このエデンは違う。
アドリアンが近づくと、
いそいそやって来て私たちにビズをする^^
生まれて初めて 羊をあんな間近に見たけど、
なんか神聖な時間だった・・・
羊ってあんなに美しい動物なのですね
毛並みも綺麗だった。

そして遠くで終始私たちを睨み付けるエデンの父。。。。(*o*)
父怖し!





そのあとはずっと霧、霧、霧で何も見えませんでした
今回私と相方が泊まったのはこのキャンピングカー笑^^
中は暖房がきいててものすご〜く心地が良かった。
そして朝は自然のニワトリ目覚まし付き。
本来ならこのキャンピングカーは馬が引くそうです。





田舎には田舎の忙しさ、難しさ、楽しさ、魅力がありますね。
アドリアンのご家族と共に素敵な時間を過ごしました。


ご両親は本当に感じの良い方々で、気取らない人!
まるで前から知っている人みたいに話をした。(こういうときいつも慣れ慣れし過ぎなかったかな・・・と後悔するのは日本人だからか)
沢山とは言えない、短い時間だったけど
ご両親のおっしゃることに、思うところがありました。
気づけば、息子アドリアン(プラスその嫁)を差し置いて話す私と相方・・・


あぁ、また会いに行きたいなぁ


今回は日本食を食べたことの無いご両親のために
私と相方はいつもの巻き寿司を大量に作ったのですが、
またきっと伺う機会がありそうなので
今度は別のレシピを考えよう。

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