2010-06-26

久々の大ドヂ など

Fête de la Musique 音楽でフランス中が包まれる日。
6月21日は翌日の朝方まで音楽で国中が溢る。

ナントも盛り上がってました!
あそこの角ではロック、あちらはジャズ、あっちは民族音楽
こちらはテクノ、、、と、レベルも年齢もジャンルも別々の音楽がいっぱい。楽しかったです。
町中 人・音・お酒!


ちなみに今週は5年生の卒業検定プレゼン(と訳すのかな)週間でした。
来年は私か・・・気合い入りました。みんな頑張ってた。
外部から4人アーティストや美術館の人やらが来校して
その4人+美術学校の先生1人で審査。


さてさて、久々にやってしまいました、大ドヂ。


水曜日の夜23h30だったか、パリから私に会いに来る友達を探しに家を出ました。
風が強い日でした。家のサロンの窓をたまたま少し開けていました。

家のドアをあけると案の定まっくら。電気を付けようとする私。
そのとき風の勢いでドアが…

ばたん。

え、あ、ちょっと待って。。。?
私、鍵を中に入れたまんまじゃない?

う う う うそーーーーーー!!!!!


そう、同居人は今遠い遠いToulouseにいる。
展覧会のため南へ出稼ぎに。月曜日まで帰ってきません。
だからどうすることもできない。
おまけにもう深夜0時近く。
もーーーーどうしようもない!

半泣きで同居人にすぐ電話。すべて説明。

今まで「完璧な同居人」として二人で讃え合っていた仲でしたが
「なんて同居人だ…」と、ため息+呆れ声で言われる。
本当にどうしようもない絶望が襲う
しかもパリの友達は私が来るのを駅で待っている。

このとき、電話が無かったら本当どうしようもなかった。
充電もあったのが奇跡。普段あんまり充電無い私。

同居人に教えてもらった鍵壊し屋さんに電話するも、
夜中だから留守電。当たり前だよね。
途方に暮れる私だったけど友達にとにかく電話して、
ひとまず一晩泊めてくれる人を探す。
2人分。私とパリの友達。

結局本当に心優しい友人達に助けられ
一晩泊めてもらって、翌朝同居人が電話してくれた鍵壊し屋さんに来てもらった。

これまた鍵が少し厄介な代物でして
そのおじさんも四苦八苦。
途中で「もう開けられないから他の人にきてもらって〜」と投げだした。
けどパリの友達(フランス人)が上手く言ってくれて、
おじさんにもう一度頑張ってもらう。結局鍵を壊して無理矢理開けた。

支払いの時もその友達が私の代わりに全部ちゃんと確認してくれて
新しい鍵も買いに行ってくれて付け替えてくれた。
私に会いに+ナントを観光しにきてくれたのに
一日中鍵と格闘することになって
本当にもうしわけなかった・・・

こんな感じで私は本当いい人に恵まれているなぁ
幸せだなぁと思ったのと、
一瞬の過ちがこれだけ人を巻き込むことになるのだというミラクル(…)と、
ちゃんと自立してもっと大人になりたいという
色々な思いが交錯する2日間でした。

翌日外を歩いていたら友達にあって、
「鍵大丈夫だった〜?」と一言言われる。
(あれ?私彼女に何も話してないはず。)
そう、
私を泊める家を探すため、一人の友達が色んな人に電話をかけまくってくれたみたいで
私が話してない人もみんなすでに全部知っていた。

私の個人的な意見だけど、フランス人は
他人を人の家に泊めるっていう行為に日本人よりが抵抗ないんじゃないかと思う。あと「家がない」っていう人が多い(笑)だから友達に私が電話したとき「そうなの〜!分かったよー!」ってあまりにも自然だった。
助け合い。。。
すごいぜフランスの友情協力心。
普段あんな素っ気なかったりするのに、いざってときの連帯感・・・
感謝しなきゃ。

みんなありがとう。
これからは気をつけます。

2 commentaires:

mlle_kyon a dit…

いやはや鍵が開かない事件おつかれさまでした。私は今までそれになったことがないよ!運良く!!!

でもとにかく泊まる家もあって鍵も無事にあいてよかったじゃない!

確かにフランス人は自分の家に人を泊めるハードルは低いかもね。私も最近フランス人になってきたので人をよく泊めてます☆

Makiko Furuichi a dit…

他人と初対面でコミュニケーションとる能力高いよね。

本当、いっぱいの人に大感謝。
ありがとうを言い過ぎるとまたダメなので、ほどほどにしなきゃだめなんだけどね。

 
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