2013-11-20

裸婦デッサンなど

ひょんな理由から、ボザール(美術学校)にて
裸婦デッサンの授業に参加することになった。

ここでは一般市民に授業が開かれている。
(絵画教室のようなものというべきか)
小学生高学年の子どもから、おじいちゃんおばあちゃんまで多くの生徒が通う。


今回私が参加したのは中学生のクラスで、テーマはFeuillage(葉)だった。子供たちは思い思いに絵を描いていたのを、私は彼らと話をしながら見てまわった。面白かった。
金髪で髪の長い男の子が居て女の子かと勘違いしたり。フランス語は相手(男性/女性)によって単語を活用しないといけないので、勘違いして話していると、バレる。





その後今度は高校生のクラスに参加。
裸婦デッサンは(金沢美大時代の経験が私の基礎になっているので、それと比較することになりますが)、1時間半ノンストップだった(*o*)

金沢美大では
「20分ポーズ→10分休み」×6セットの3時間が毎朝(am9:00-12:00)
なのに対し、今回参加したクラスは
 「10分ポーズ」×8セット(1時間半のクラス)
だった。


10分ポーズを終えたモデルさんは
10秒くらい肩をポキポキ言わせて、
すぐ別のポーズに移る。

それを休まず8セットって
(一度お水を飲みにちょっと席をたったけど)
、、、体力あるなー!!!!(*o*)って 思ったのは私だけ?


描く方も1時間半みっちりデッサン(クロッキー)。
すごい良い感じ!ちょっと短いかもしれないけど
集中出来て、いいなぁと思った。


室内が寒くって、モデルさんは全身黒いぴちっとした服を着ていたのが少し残念だったけど・・・。

金沢にいたころはストーブを焚いてしっかり部屋を暖めて、
ポーズを始める時は「お願いします」と皆
声を揃えて言ったりしていたなぁ。
ポーズが始まる前にちょっと箒で埃をはらえば、S先生に
「埃が舞うだろ!そういうのは前日にやっておくんだよ!埃が舞った部屋で裸になれっていうのか!」と怒られたこともある。(モデルさんに対してのすごいリスペクト!)
ポーズの間は本当にしーーーんとしているのだ。


フランスでは、モデルさんがやっていることは仕事なのだから(お金をもらっているのだから)、ということで割り切られることは多くあって、やはり両国の扱いは違うなぁと今日つくづく思ったのだった。
(最後おしゃべりをしている生徒も居て気になったが、先生は注意していなかった。)



私が経験したのは、ただ1回のクラスだしフランスでも声を掛け合ってモデルさんを大事に扱っている所もあると思うけど・・・


ともかく、今日は久々に人物デッサン をして面白かった^^
そして金沢を思い出した。

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