2019-03-05

お昼ゴハン

普段お昼は
前日の夕食の残りものだったり、
パンとチーズとハムとサラダを買ってサンドイッチにしたり、
おにぎりとスープだったり
簡単なものをテキトーに食べていますが、


例えば、今日のお昼ゴハン。
チップスとキノコスープとみかんと…?



今朝。
同居人エリーズが
「マキコ、これ作りすぎたからお弁当に持っていってー」
というので、何を作ってくれたんだろうと思ってウキウキしながらキッチンに行くと…

ん?

なんだこれ?


「ちりめんキャベツをにんにくで炒めたの。お米も余ってるから、一緒に持っていって」



(´Д`)???




言い換えれば野菜炒めなんだけど、つまりは
ざっくばらんに切ったちりめんキャベツを
にんにくとオリーブオイルで炒めたもの、
と白米。



日本の皆さんはこれをどう思うであろうか。




まず正直に、いっちばん最初に私が思ったのは
「私の分まで作ってくれてまじラッキー!」

だった。
その次に

「キャベツとお米だけって、すごいびっくりするほどシンプルやな…あ、ここフランスだった…じゃあこれでバッチリ」 笑



私の母は料理がとても上手で、小さいころもたせてくれたお弁当はいつも違うおかずが入っていたよう記憶しています。めっちゃ美味しくて毎日楽しみだった。そんな母のお弁当と比べてはいけないけども、やっぱびっくりはしたよね。



学生時代から今まで、年齢さまざまなフランス人たちと「持ち寄ったお弁当を食べる」機会を得ている私ですが、日本のお弁当とは本当果てしなく違う。とにかく簡単なもの。

今までで印象に残っているのは
ジャムの瓶に茹でたパスタとエビを放り込んだもの、とか
大量の茹でたそうめんの上に茹でた鶏肉ドカン、とか
大量の白米とハム数枚、とか

全部おっきい素っ気ないタッパーにガツンと入ってる。
そして忘れないデザート(ヨーグルトとか果物)。


だから白米にキャベツだけとかでも、とりあえず昼食は昼食なので、私はまず「作ってくれてありがとう!」と思いました。



もちろんカラフルでこだわった可愛いお弁当が一番いい。でもそういったものをみんながみんな作れない。だから人目を気にしないで何でも持ってこれるこの社会の方が、絶対楽だし生きやすいと思う。

朝時間の無い中「とりあえず食べ物を詰める」ことをしているだけで十分すごいんだから。

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