2018-01-11

兼六園からいろいろ思う

先日友達から服をお下がりでもらったんですが、それがビニール袋に無造作に入っていて、ふとそのビニール袋を見たらコレだった!(*o*)
彼女はこの間私の前の同居人と一緒に日本にいったばかり。
金沢にも行ったので、袋を持っているのは当たり前のことなのですが、いやーまさかこんなところで徽軫灯籠に出会えるとは思ってもいませんでした。

実はここ数年前から、フランス人の友人がこぞって日本に旅行に行くようになりました。みんな帰ってきて口をそろえて言うことは
「思ったより、物価安いね。」
です。
日本の礼儀正しさとか清潔さとか食事のバラエティーや、すごいところをいっぱい話してくれるのはもう耳にタコができたのでいいのです。ただ私が気になるのは、日本は昔のように高級リゾート地ではないということ。
昔は高すぎて手が出なかった飛行機代が安くなったこともありますが、宿泊代や食費などはフランスよりも同等か安い場合が多く、フランス人たちはびっくりしています。日本経済の衰退が目に見えている今現在、私はとても複雑な気持ちでいっぱい。それなのに昔とサービスは変わらない。つまり日本人のお給料は減っているのに、仕事量は昔と同じ?そんなん辛いに決まってる。。

日本の素晴らしさを讃えるテレビ番組が多いと聞きますが、 その裏で起こっている過酷な現実に焦点を当てて少しずつ声にしていかないと、とても危険と思います。
日本は島国で、他の国に比べ外国語に通づる人の割合が少ないです。だからなおさら情報源は国内だけのものになって、外に目を向けられない。


日本という国は、世界の中でとても不思議な国だなぁと思います。それは決して肯定的ではありません。でも完全な否定でもない。思うところいろいろありますが、日本人たちを平和ボケさせている日本のマスメディア・日本政府の罪は本当に重い。それに気づかない日本人も本当にかわいそうなのだけど。


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